和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

除夜の鐘/今日の俳句 ≪第.1638号≫

2014年12月31日 05時11分26秒 | 今日の俳句
■<2014年(平成26年)12月31日(水)>■


     ◆「未来部ジャーナル◆
(少年少女きぼう新聞)

 未来部機関紙の新年号が完成した。

 中学・高校生向けの「未来ジャーナル」で好評を博している池田名誉会長の「未来の翼」。第10回は「ネパールの頂――君よ、粘り強く最高峰の青春を」である。

 小学生向けの「少年少女きぼう新聞」で名誉会長が連載する「希望の虹」。第10回は「物理学者 湯川秀樹博士――みなさんの挑戦が平和の一歩に」である。

 両紙ともに月刊、オールカラー12ページ。定価54円(税込み)。

〔SEIKO online〕
http://www.seikyoonline.jp/bs/book.html




     ※今日の俳句※


  わが撞きてわが音として除夜の鐘
         加倉井秋を


  つくつく鐘をつくつく除夜の鐘
         鈴木榮子


  年の夜やもの枯れやまぬ風の音
         渡辺水巴


※ 除夜・除夜の鐘・除夕・年の夜。
 大晦日の夜。年の夜,大年,年越しなどともいう。神社では大祓(おおはらえ)といって人形(ひとがた)に託して罪穢を流し,寺院では百八煩悩の鐘をつき鳴らす。
除夜の鐘は午前零時の前後につかれ,ここに年の境のあることが一般に認められているが,一日の境を日没時とする日本の古い考えでは,除夜はすでに新年に属し,来臨する年神をまつる神聖な夜であった。
このため神社では篝火が焚かれ参籠が行われるが,一般家庭でも,かつては年神の前で家族揃って正式の食膳を囲んだあと,いろりに大火を焚いて終夜起きているべきとしていた所が多い。
【「世界大百科事典 第2版の解説」より転載】



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年越/今日の俳句 ≪第.1637号≫

2014年12月30日 08時20分13秒 | 今日の俳句
■<2014年(平成26年)12月30日(火)>■


     ◆「未来部ジャーナル◆
(少年少女きぼう新聞)

 未来部機関紙の新年号が完成した。

 中学・高校生向けの「未来ジャーナル」で好評を博している池田名誉会長の「未来の翼」。第10回は「ネパールの頂――君よ、粘り強く最高峰の青春を」である。

 小学生向けの「少年少女きぼう新聞」で名誉会長が連載する「希望の虹」。第10回は「物理学者 湯川秀樹博士――みなさんの挑戦が平和の一歩に」である。

 両紙ともに月刊、オールカラー12ページ。定価54円(税込み)。

〔SEIKO online〕
http://www.seikyoonline.jp/bs/book.html




     ※今日の俳句※


  猪垣の月光年を越えむとす
         千代田葛彦


  年越しの鐘撞く衆に川漁師
         中川志帆


  炭窯が火を蔵しゐて年を越す
         三好あさ子


※ 年越しそば

 師走にそばといえば、年越しそばにとどめをさすといっていいだろう。江戸時代から定着した食習慣とされ、いまも歳末の風物詩になっている。

 年越しそばは、大晦日の夜に行う年越しの行事を総称して年取り、またはお年取りということから「年(歳)取りそば」ともいう。大晦日の夜に吉例として使う塩ブリや塩ザケを「年取り魚」と呼ぶのと同じである。また、大晦日の別称から「大年そば」「大つごもりそば」ともいう。「つごもり」とは 「月ごもり」が詰まった言葉で、月の末の日の意味。

 古くから続く食習の起源、由来ははっきりとしないことが多いが、大晦日の夜にそばを食べるという年越しそばも例外ではなく、いくつかの説が伝えられている。

 そのうち最も広く知られているのは、そばは細く長くのびることからの縁起説だろう。寿命を延ばし、家運を伸ばしたいという願いがこめられている。

 そばは切れやすいことから、一年の苦労や厄災、あるいは借金を断ち切るという意味があるともいわれる。

 また、金箔を使う細工師は飛び散った金粉を集める時に練ったそば粉を使う。そこから、そばは金を集めるという縁起で食ベるようになったという説もある。いかにも現世利益が繁盛した江戸時代らしい発想の由来説といえよう。



【「麺類雑学辞典」より転載】
http://www.nichimen.or.jp/zatsugaku/21_01.html



     ※今週のことば※
【聖教新聞:2014年12月29日(月)付】


  歴史に輝く1年

  本当にありがとう!

  苦労は永遠の福徳なり。

  生まれ変わった息吹で

  新年も共々に快走を!


      2014年12月29日



     聖教新聞社より


  本年も、本紙をご愛読いただき、
誠にありがとうございました。
 明2015年は「世界広布新時代 躍進の年」。創価学会創立85周年、池田名誉会長の第3代会長就任55周年、SGI発足40周年など、幾重にも重要な佳節を刻みます。
 本紙の年内発行は、きょうまで。30、31日付と、明年1月2、3日付は休刊とさせていただきます。
 明年も「人間の機関紙」との信念を掲げ、勇気と希望を送る紙面づくりに尽力してまいります。ご愛読、ご支援をよろしくお願いいたします。
 聖教新聞社

◇ 正月三が日 総本部に来訪される皆さまへ
 接遇センター:接遇受付会場(午前10時~午後7時半)
 創価文化センター:記念勤行会場(午前10時~午後5時)※1日、2日のみ。
 信濃平和会館:休憩会場(午前9時~午後7時半)
 ※3日のみ、記念勤行会場(午前10時~午後5時)となります。

 正月三が日は、全国各地から多数の方々が、東京・信濃町の総本部に来られます。
 皆さまが、晴れやかに新年を迎えられるよう、明年1月1日(木)~3日(土)の期間は、次の通り、会場の用途を明確にして対応させていただきます。

〈接遇センター〉
 接遇受付会場(午前10時~午後7時半)

〈創価文化センター〉
 記念勤行会場(午前10時~午後5時)
 ※1日、2日のみ。

〈信濃平和会館〉
 休憩会場(午前9時~午後7時半)
 ※3日のみ、記念勤行会場(午前10時~午後5時)となります。

     ◇ 

 なお、来訪にあたっては以下の点にご注意ください。
 「創価文化センター」は、12月24日(水)から明年1月5日(月)までの期間、三が日の記念勤行会など諸行事のため、「展示見学」は「休止」とさせていただきます。
 安全・無事故を期すため、車での来訪はご遠慮いただきますようお願いいたします。

【聖教新聞:2014年12月29日(月)付】
http://www.seikyoonline.jp/



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Fw:広宣譜35/新・人間革命

2014年12月29日 20時22分21秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2014年 12月29日(月)より転載】


【広宣譜35】

 関西の記念幹部会は、やがて、山本伸一のあいさつとなった。

 彼は、懇談的に話を進め、二十一年前に、選挙違反という事実無根の容疑で逮捕・勾留された折、関西の同志が共に悔し涙を流しながら、さまざまな面で真心の応援をしてくれたことに対して、深く感謝の意を表した。

 伸一の着替えや食事に心を砕き、差し入れをしてくれた人もいた。かなわぬ面会を願い出て、大阪拘置所に通った人もいた。単身、抗議に出向いた人もいた。

 「私は、皆さんの真心を、終生、忘れません。その健気な姿を思うにつけ、感謝で胸がいっぱいになります。そして、庶民を苦しめる権力の魔性とは、永遠に戦い続けることを、愛する関西の皆さんに宣言しておきます!」

 次いで、二十一世紀への展望を語った。

 六月度の本部幹部会で伸一は、明一九七九年(昭和五十四年)に「七つの鐘」を打ち終えたあと、二〇〇一年から、再び二回目の「七つの鐘」を打ち鳴らし、二十一世紀の新たな前進を開始する旨、発表していた。

 彼は、それを再確認し、二十一世紀の「七つの鐘」を鳴らしていくのは、男子部、女子部、学生部、未来部の友であると述べ、後継の人材育成に心血を注いでいくなかに、永遠なる「常勝」の大道があることを力説した。

 また、「一人ひとりが、仏法の正義と力を証明しゆく人に」と呼びかけ、「世界模範の関西であれ!」と訴えて指導としたのである。

 関西は、雄壮なる広布の歌声とともに、二十一世紀の大海原へ雄々しく船出したのだ。

 八月上旬、伸一は、「関西の歌」に、「常勝の空」という題名をつけた。祈りを託して。

 ――“常勝の空”は、晴れやかである。そこには、苦悩の暗雲を突き抜けた、大歓喜の光彩が満ちあふれている。勝つのだ! 断じて勝ち続けるのだ! 常勝ありてこそ、崩れざる自他共の幸福があるからだ。常勝ありてこそ、広宣流布があるからだ。

 「常勝の空」は各地で歌われ、歓喜の歌、前進の歌、団結の歌となっていくのである。



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大晦日/今日の俳句 ≪第.1636号≫

2014年12月29日 07時21分42秒 | 今日の俳句

■<2014年(平成26年)12月28日(日)>■


     ◆「次の50年」へ勇躍前進◆
    
 
【公明新聞:2014年12月28日(日)付】
https://www.komei.or.jp/news/


     山口代表インタビュー

結党50年を迎えた公明党は「次の50年」に向け、緒戦となった衆院選を勝利し、勇躍スタートを切りました。衆院選の結果をあらためて総括するとともに、24日に発足した第3次安倍内閣が取り組む課題と公明党が果たすべき役割、来春の統一地方選に向けた決意などを山口那津男代表に聞きました。


     衆院選勝利し緒戦飾る

     党員、支持者に心から感謝。新人議員は現場知る即戦力



――衆院選について。

 まず、公明党は今年、結党50年という節目を迎えることができました。長年にわたって公明党を支えてくださった党員、支持者の皆さまに心より感謝を申し上げます。

 「次の50年」への緒戦となった衆院選では、年末の大変慌ただしい中、また寒風が吹きすさみ、大雪が降りしきる中、党員、支持者の皆さまに本当に懸命になって応援していただきました。おかげさまで、9小選挙区を完勝し、比例区では4人の新人を含む26人が当選と、現行の衆院選挙制度で過去最高の35議席を獲得させていただきました。重ねて感謝を申し上げます。

  全国各地を回る中で、党員歴50年の方が喜々として応援してくださった姿に触れました。また、党草創期に公明党議員として活躍され、引退後も党勢拡大に奔走する議員OBの方々にも接しました。「大衆とともに」の立党精神が脈打つ公明党のネットワークの強靱さ、温かさを肌身であらためて感じることもできました。


――初当選した4人の新人議員の顔ぶれについて。

  衆院選で初当選した新人議員は、地方議員、国会議員秘書の経験者と、いずれも公明党のネットワークの最前線で実践を積み重ねてきた人です。地方議会と国政との結び付きを新たに強固にし、党の陣容に厚みを増す即戦力として、「地方創生」が大きなテーマとなる明年の統一地方選に追い風を送ってもらえると期待しています。


     連立政権の重要課題

     経済の好循環」を中小企業、家計に。軽減税率導入必ず


――重要政策課題である自公連立政権合意の内容について。

自公政権の経済政策である「アベノミクス」を引き続き力強く進めていきます。特に、企業の収益を賃金に反映させ、消費を呼び起こし、新たな企業の収益を生み出すという「経済の好循環」を、地方や中小企業に広げ賃金の底上げにつなげます。「アベノミクス」の恩恵を全国に行き渡らせる取り組みは、地方創生とも軌を一にします。


――「経済再生」以外では。


  「社会保障と税の一体改革」に基づく安定的な社会保障制度の構築です。消費税率10%への引き上げが2017年4月に延期され財源の確保が懸念されていますが、社会保障の充実に可能な限り努めるとともに、財政再建の基本的な方針も維持していきます。

  同時に、国民の“痛税感”を和らげるため、消費税率10%引き上げ時に、食料品など生活必需品の消費税率を低く抑える軽減税率の導入をめざします。

  東日本大震災被災地の復興加速や閣議決定を受けた安全保障法制の整備、1票の格差を是正する参議院の選挙制度改革も重要な課題です。これらを含めた計8項目の政権合意について、連立政権で力を合わせて推進していきます。


――公明党が果たすべき役割は。


 「アベノミクス」の動きから遠い方々にも目配りする、きめの細かい政治が大事です。明年はひつじ年ですが、羊が自ら身を削り羊毛で人々を温めるように、政治にも身を粉にして働き人々を温めようという姿勢が大切だと思っています。公明党はそうした役割を担っていきたい。

 そして、多様な民意を幅広く受け止め、多くの国民が納得できる合意をつくり出す。そこにも、公明党の持ち味を生かした役割があると思います。



     明年4月の統一地方選

     地方議会に軸足置く公明議員こそ「創生」担う原動力


――明年4月の統一地方選挙に向けて。


  統一地方選は、国政選挙以上に、地域ごとに多様な民意が示される選挙です。それだけに、政治家の政策や実績の真価はもちろん、政治姿勢や日頃の活動、人柄まで有権者から注目を集めます。

 また、社会全体を見渡せば、大都市圏、地方の双方が抱えている人口減少という大きな課題に直面しています。政治家には、わが地域の将来像を具体的にどのように描くか、自治体の垣根を越えた「構想力」が求められます。国と地方、または地方同士のネットワークを持つ公明党議員の果たす役割が、地域でますます重要になっています。


――公明党の戦いは。


  「地方創生」が叫ばれていますが、何よりもその地域に住む「人」が生きる内容にならなければなりません。公明党は、生活する人、仕事をする人の実感を大事にしながら、住民のニーズ(要望)をより的確につかみ、政策を立案し、実現に向けて奔走してきました。この立脚点は今後も揺らぎません。

 また、地域の未来を切り開く党構築へ、議員、党員が一丸となって、(1)議員力アップ(2)ネットワーク強化(3)公明新聞拡大(4)女性・青年運動の強化―の四つの取り組みを展開してきました。統一地方選は、こうした草の根活動の成果を発揮するチャンスでもあります。

 公明党の「大衆とともに」の立党精神、ネットワークの力が生かされるのは地方議会があってこそです。公明党議員が「地方創生」を担う原動力となるよう、そして「次の50年」へ、党の強固な基礎をつくるため、衆院選の勝利に続き、統一地方選に完全勝利を期してまいります。




     ※今日の俳句※


  大晦日シャンパンの栓弾け跳ぶ
         尾上有紀子


  父祖の地に闇のしづまる大晦日
         飯田蛇笏


  滞在のホテルに馴れて大晦日
         今井千鶴子


※ 大晦日・大つごもり・大三十日。
 十二月の末日。陰暦・陽暦いずれにも用いられる。陰暦でつきの末日をつごもり(月隠の変化したもの)というので、この日を「大つごもり」という。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



     ※今週のことば※
【聖教新聞:2014年12月29日(月)付】


  歴史に輝く1年

  本当にありがとう!

  苦労は永遠の福徳なり。

  生まれ変わった息吹で

  新年も共々に快走を!


      2014年12月29日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2014年12月29日(月)付】



年の初めが寒い時期であることをよしとしたのは、希代のコラムニストといわれた深代惇郎だった。寒さが空気を引き締め、人の身も心も凛とさせる季節こそ、新しい決意で新しい年を迎えるのに、ふさわしい



真冬に送る年賀状でも、「新春」「迎春」と書く。旧暦の季節感の名残だが、そこから人は、喜びあふれる一年に、との思いを受け取る。厳冬の中、決意を抱き、鍛錬に励む人の心の中に、希望の春は鼓動を始めるのだろう



昼が最も短い「冬至」を過ぎた。立冬と立春の中間にあたり、これからは、日ごとに昼が長くなっていく。天の運行は、冬から春へ助走を開始している



本年の念頭の座談会で、無冠の友(本紙配達員)の壮年が語っていた。ほぼ毎日、同じ時刻、に配達へ出掛け、帰宅する彼は、ある朝、風景の変化に気が付いた。「先週まで、この場所では夜明け前だったはずだが」。風は身を切るように冷たいが、少しずつ日の出が早まっていることを知った。「グイグイと春を引き寄せているように感じます。ますます健康で配達に励みます」。壮年の心意気に、友は感謝の拍手を送った



無冠の友は本年も、四季を通し、本紙と共に「希望」を読者に届けてくださった。その尊き姿に襟を正し、新たな年へ向かいたい。(城)


【あとがき】

本年も、あと三日となりました。
今年の師走は、例年よりも寒さを感じます。健康に留意し無事故で新たな年を迎えたいと思います。
20億円より「カープ愛」を貫いてくれた黒田投手に感謝すると共に、来季、「カープ優勝」に向けて、フアン・選手一体となって突き進みたいと思います。
日本の野球界には、多くの広島カープ出身者が活躍しております。育てては獲られ、育てては獲られてきましたが、人の心までは変えることが出来ません。
無名の選手を補強して、一流の選手に育て上げてきた、広島カープならではの朗報であります。
人生でも同じと思います。私も、逆転ッホークラン目指してがんばります。

彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★

12月28日(日)のつぶやき

2014年12月29日 01時48分29秒 | 日本

広島カープ、黒田投手が8年ぶりに「帰りまーす」。嬉しくて、嬉しくて、ほんとこまっています。
今まで、広島カープは育てては、鳶にさらわれてばかりでした。それが、米大リーグの年俸の五分の一の4億円で帰ってくれます。
彼の「男気」に感謝します。

和井弘希(kouki wai)さんがリツイート | RT

平成26年4月9日の #産経新聞#朝の詩 』(新川和江さん選)は、大阪市平野区の竹中昇さん(74)の『あの日の桜』でした。「戦争が終わった年の/明くる年の4月/桜の花が満開の/小学校へ入学した/はだしの友がいた/わらぞうりの友がいた」という部分が味わい深く感じられます。

和井弘希(kouki wai)さんがリツイート | RT


行く年/今日の俳句 ≪第.1635号≫

2014年12月28日 07時30分41秒 | 今日の俳句
■<2014年(平成26年)12月28日(日)>■


     ◆経済最優先で政策断行◆
    
 
【公明新聞:2014年12月27日(土)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141227_15859


     「好循環」を家計、地方に

     政府・与党が結束確認 全員が復興担当の意識で

     山口代表ら力説


 政府と自民、公明の与党両党は26日昼、首相官邸で第3次安倍内閣発足後初めての連絡会議を開き、8項目にわたる連立政権合意の実現に努力していくことを確認した上で、安倍晋三首相と公明党の山口那津男代表は、政府・与党が結束して「経済最優先」で政権運営に当たることで一致。山口代表は経済再生の取り組みに関して、「これからさらに地方へ、中小・小規模企業へ、個人の家計へ、と(経済の)好循環を及ぼしていくことが重要だ」と力説した。

 連絡会議の席上、山口代表は、第3次安倍内閣の発足に先立ち交わした自公両党の連立政権合意を踏まえ、「政府・与党が結束して政権合意の実現に今後も努力していきたい。与党として安倍政権をしっかり支えていきたい」と表明した。

 連立政権合意の第一に掲げられた「景気回復、経済再生の実現」に向け、安倍首相は「先の総選挙でも、国民から、今まで通り『経済最優先』で、景気回復の温かい風を全国津々浦々まで届けろとの声をいただいた。今後とも大胆に、スピード感をもって、(成長戦略の実行などを含む)3本の矢の経済政策を進めていく」と強調。

 さらに「2年前に、経済を何とかしてほしいという国民の声に押されて(自公連立)政権を出発した。その初心を忘れず、一層身を引き締めて謙虚に職責を果たしていく決意だ。今後とも、自民党と公明党の強固な安定した基盤の上に立ち、政策を前に進めていきたい」と力説した。

 その上で、「個人消費をてこ入れし、地方経済を底上げする力強い経済対策を取りまとめ、ただちに補正予算の編成作業に取り掛かる」と表明。来年度の税制改正大綱や予算編成に向けた与党内の精力的な議論に謝意を表し、引き続きの尽力を要請した。

 また、東日本大震災からの復興と福島再生について山口代表は、首相が新内閣発足に当たって「全閣僚が復興相」との方針をあらためて指示したことに言及し、「与党も(その意識を)共有する。復興に向けて頑張りたい」と強調。公明党の井上義久幹事長も「来年は復興集中期間(5年間)の最終年なので、十分な予算を確保し、成果を挙げていかなければならない」と訴えた。

 このほか、山口代表は社会保障と税の一体改革に関して、延期した消費税率の引き上げ分を財源とする社会保障制度の拡充策について、「可能な限り財源を確保し、優先順位を決めて当たるべきだ」と強調。「特に、子ども・子育ての新しい施策、認知症対策、介護で働く人たちの処遇改善、難病対策などをしっかり進めてほしい」と述べた。

 地方創生に関しては、先の臨時国会で「まち・ひと・しごと創生法」が成立したことを踏まえ、「あくまでも『まち』も『しごと』も『ひと』が中心になる。『人が生きる、地方創生。』になるよう、中長期的な視野も含めて努力していきたい」と主張した。




     ※今日の俳句※


  ゆく年の硯を洗ふ厨かな
          三好達治


  行年の浅草にあり川を見て
          田川飛旅子


  行く年やわれにもひとり女弟子
          富田木歩


※ 行く年・年の内・数へ日・年の暮・歳暮・歳末・年末・年歩む・年の瀬・年の果・年暮るる。

※ 昔は、大晦日に師の家に挨拶に行く風習があった。正岡子規の「漱石が来て虚子が来て大三十日」の句は、つとに有名だ。まことにもって豪華メンバーである。
 そこへいくと木歩の客は地味な女人だ。が、生涯歩くことができなかった彼の境遇を思うと、人間味の濃さの表出では、とうてい子規句の及ぶところではない。
 たったひとりの女弟子のこの律儀に、読者としても、思わずも「ありがとう」と言いたくなるではないか。(清水哲男)
【「増殖する俳句歳時記」より抜粋】
http://zouhai.com/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=19961231,19981216,19981229,20011223,20071226,20111226,20121031,20121226&tit=%8Ds%82%AD%94N&tit2=%8BG%8C%EA%82%AA%8Ds%82%AD%94N%82%CC




     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2014年12月28日(日)付】


  気高き無冠の友の皆様

  通信員、新聞長はじめ

  本紙を支えて下さった

  全ての方々に最敬礼!

  新たな前進を共々に!


      2014年12月28日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2014年12月28日(日)付】



明年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」は吉田松陰の妹・杉文を中心に、幕末・明治を生きた人間群像を描く。高杉晋作や久坂玄瑞ら、維新の花形とともに、後に文の夫となる楫取素彦にも光が当たることになろう



楫取は、初代群馬県令として活躍した。群馬は、徳川家との関係の深さなどから、統治の難しい土地といわれた。だが楫取は県政の先頭に立ち、範を示した。自ら政府に訴え、富岡製糸場の閉場の危機を救う。全国でも名をはせた道徳の教科書を編さんさせ、序文を執筆した。共に歩み、汗する楫取は県民に“至誠の人”と慕われ、県令を退任する際、留任運動が起こるほどだった



松蔭は、捕らえられ、江戸へ送られる直前、後事を託した手紙を楫取に送る。その冒頭に記されたのが、有名な「至誠にして動かざる者は、未だ之れあらざるなり」(孟子)である



勝海舟は「正心誠意」と言い、西郷隆盛は「人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」と言った。幕末・明治の英雄たちは、権謀術数の渦巻く革命の動乱に身を投じただけに、何が最後に人の心を動かすかを、身に染みて知っていた



信頼を築き、味方をつくるのに「誠実」に勝る武器はない。私たちの人間革命運動にとっても、永遠不変の原則である。(江)






彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★

広宣譜34/新・人間革命

2014年12月27日 09時33分48秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月27日(土)より転載】

      ◆正月三が日◆


    総本部に来訪される皆さまへ

 皆さまが、晴れやかに新年を迎えられるよう、明年1月1日(木)から3日(土)までの期間は、次の通り、会場の用途を明確にして対応させていただきます。
 ▲接遇センター:接遇受付会場(午前10時~午後7時半)
 ▲創価文化センター:記念勤行会場(午前10時~午後5時)※1日、2日のみ。
 ▲信濃平和会館:休憩会場(午前9時~午後7時半)
 ※3日のみ、記念勤行会場(午前10時~午後5時)となります。
詳細はこちら。
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2014/12/1216013_4448.html


【広宣譜34】


 「関西の歌」を発表した大阪長の不破城泰敏は、叫ぶように訴えた。

 「私どもは、山本先生の真心こもるこの歌を、声高らかに繰り返し歌いながら、常勝の空を、さらに晴れがましく翔ていこうではありませんか!」

 怒濤を思わせる賛同の大拍手が、いつまでも、いつまでも鳴りやまなかった。

 「さあ、それでは、全員で元気いっぱい、『関西の歌』を大合唱しましょう!」

 司会が言うと、壇上に、歌詞を記した巨大な幕が下りてきた。

 「おおっ!」

 驚嘆の声が広がった。縦約五メートル、横約二十メートルの幕に、一文字が二十五センチ四方の大きさで歌詞が書かれていたのだ。

 幕の左側には、二十一年前、あの大阪大会が行われた、レンガ造りの中之島・大阪市中央公会堂が大きく描かれている。「関西鉄人会」のメンバーによる渾身の力作である。

 力強い調べに合わせ、同志の手拍子が新生の鼓動を奏で、歓喜の大合唱が始まった。

  

  今再びの 陣列に

  君と我とは 久遠より……

  

 皆、心に熱い血潮をたぎらせながら、声を限りに歌った。ある人は、「君と我とは 久遠より」の一節を歌いながら、感涙に眼を潤ませた。ある人は、「愛する関西 勇み立て」との言葉に、胸を揺さぶられる思いがした。ある人は、「いざや前進 恐れなく」に、無限の勇気を覚えながら熱唱した。

 壇上には、共に戦い、常勝と不敗の歴史の礎を築いた山本伸一がいた。皆、涙に霞む目で、その姿を見つめつつ、再びの出発を誓うのであった。伸一もまた、関西の不二の同志に熱い視線を注ぎながら、心で叫び続けていた。

 “愛する、愛する関西の同志よ! 未来永劫に関西は、正義の旗が高らかに翻る常勝の都であれ! 民衆を守り抜く人間讃歌の都であれ! 関西がある限り、学会は盤石だ!”



☆彡------☆★☆★☆*------彡☆o☆:*:.♪

数へ日/今日の俳句 ≪第.1634号≫

2014年12月27日 05時38分27秒 | 今日の俳句

■<2014年(平成26年)12月27日(土)>■


     ◆軽減税率 実現に道筋を◆
    
 
【公明新聞:2014年12月26日(金)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141226_15849


     大綱策定へ本格議論開始
     党税調

 公明党税制調査会(斉藤鉄夫会長)は25日、衆院第2議員会館で麻生太郎財務相、高市早苗総務相が出席して総会を開き、来年度与党税制改正大綱の取りまとめに向け、本格的な議論を開始した。自民、公明の与党両党は各党、与党間での議論を精力的に行い、30日の大綱決定をめざす。

 冒頭のあいさつで山口那津男代表は、来年度税制改正の焦点について「(自公政権の経済政策である)アベノミクスを強く進め、景気回復の実感をもたらすことに税制がどう寄与するかだ」と指摘。同時に、「総選挙でわが党は、軽減税率導入をアピールし、有権者から、かなりの手応えを感じた。実施に向け、どう道筋をつけるかも大事な議論だ」とした上で、「国民のために働く精神をみなぎらせ、期待に応える」と訴えた。

 総会では、法人税改革や車体課税などについて活発な議論が行われ、出席議員から意見が相次いだ。

 具体的には、法人実効税率引き下げの代替財源として、資本金1億円を超える企業を対象に「外形標準課税」(赤字企業にも賃金などに応じて課税する課税方式)を強化することに言及。地方の中核企業は「それほど利益が出ていないが、踏ん張っている。激変緩和をやるべきだ」と主張した。

 資本金1億円以下の中小企業への外形標準課税の導入に関しては、中小企業への影響を懸念し、慎重な議論を求めた。

 一方、太陽光パネルなどへの投資を目的に、子や孫に贈与した場合、贈与税が軽減される「緑の贈与制度」の実現を強く要望。

 さらに、燃費性能を考慮した軽自動車税の減税措置の導入について、「軽自動車は“生活の足”であり、特に、地域では大事な交通手段だ。減税は実現しなくてはならない」と強調した。




     ※今日の俳句※


  数へ日の町に伸びゐる山の影
         伊藤通明


  
  あれあれと入りし数へ日とどまらず
         宮津昭彦
  


  数へ日の素うどんに身のあたたまり 
         能村登四郎



※ 数へ日・年の暮・歳暮・歳末・年末・年歩む・年の瀬・年の果・年暮るる。


★年の瀬★

 クリスマス・イブの昨日は三井アウトレットに行き、その後、モールに寄る。チキンやケーキ、飲み物などを買い求める人達で店内は賑わっていた。駐車場に5時過ぎ戻ると、西の空が何となくネオンとマッチしているように見えた。デ・キリコのシュール・リアリズムな絵、ポール・デルボーの月と夜の絵をちょっと思い出した。

 今日も河原の土手へと歩く。途中にある田畑はチューリップの球根が植えられた畝がつづいている。白い雲が丘陵や田畑や土手の上を力強く流れているように見えた。

 今年も足早に過ぎようとしている、そんな晴れた日々の年の瀬である。


※GOOブログ
   【わたしの随筆「雪 地 風」2014年12月25日より転載】
 

     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2014年12月27日(土)付】


  子どもたちの笑顔は

  平和と幸福の土台。

  親子の絆を強く

  宝の思い出を刻む

  有意義な冬休みを!


      2014年12月27日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2014年12月27日(土)付】



机に積まれた本は300冊になろうか。新聞の切抜きや心に残った言葉を書きとどめたメモは床から机の高さまで達している。それらを整理していて、あるメモを見つけた



「勝負の神様は細部に宿る」。サッカー・ワールドカップの日本代表監督を2度努めた名将、岡田武史氏の言葉だ。昨年12月2日、NHK「プロフェッショナル・重圧に打ち勝つ必勝術」で放送されたとある。目にとまるよう蛍光ペンで文字が塗られていた



結党50年から「次の50年」へ。衆院選に加え、各地方選でも公明党は勝ち進み、あす投票の福岡・福津市議選を残すだけとなった。しかし、勝利を重ねても決して忘れてはならないことがあろう。岡田氏の言葉には、大切な原理が込められているように思う



実は衆院選の公示前、党の支持者から1枚のファックスをいただいた。電車を待っていた数分間、ある予定候補の街頭演説を聞き、「失望した」というのだ。演説中、通行人へ言葉を掛けるたびに、前後の内容がつながらなくなっていたらしい



「演説をまともに聞いている人なんていないと思われていないか。小さな場面での言動を大事にしてもらいたい」。文面は厳愛に満ちていた。「たびたび、些細なことから重大な結果が生じるものだ」とはカエサルの箴言だ。気を引き締め何事にも全力で、と誓い進みたい。(田)



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★

広宣譜33/新・人間革命

2014年12月26日 18時55分59秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2014年 12月26日(金)より転載】

      ◆正月三が日◆


    総本部に来訪される皆さまへ

 皆さまが、晴れやかに新年を迎えられるよう、明年1月1日(木)から3日(土)までの期間は、次の通り、会場の用途を明確にして対応させていただきます。
 ▲接遇センター:接遇受付会場(午前10時~午後7時半)
 ▲創価文化センター:記念勤行会場(午前10時~午後5時)※1日、2日のみ。
 ▲信濃平和会館:休憩会場(午前9時~午後7時半)
 ※3日のみ、記念勤行会場(午前10時~午後5時)となります。
詳細はこちら。
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2014/12/1216013_4448.html


【広宣譜33】

 高らかにこだまする歓喜の歌声!

 軽快に鳴り響く躍動の調べ!

 新しき旅立ちの誓いを込めて、全身に情熱をたぎらせ、関西の同志は熱唱した。

 「大阪の日」にあたる七月十七日の夜、関西戸田記念講堂で行われた記念幹部会は、晴れやかな“学会歌の集い”となった。

 幹部会は、会長・山本伸一の導師による厳粛な勤行から始まった。

 万歳三唱、支部幹部への記念品贈呈などのあと、「広布に走れ」の大合唱となった。

 次いで、女子部が、華やかに、はつらつと、「星は光りて」を披露した。

 続いて、男子部が雄壮に「友よ起て」を力唱すると、婦人部が「今日も元気で」の快活なリズムを響かせ、壮年部は荘重に「人生の旅」を歌い上げた。

 どの顔も、皆、紅潮していた。どの瞳も、皆、決意に燃え輝いていた。

 ここで、大阪長の不破城泰敏が登壇した。

 「皆さんも、既にご存じのことと思いますが、このたび山本先生が、私たち関西のために、歌を作ってくださいましたので、発表させていただきます」

 会場を揺るがさんばかりの、大歓声と大拍手が轟いた。不破城は、拍手がやむのを待って、「関西の歌」を読み上げていった。

 「一、今再びの 陣列に

    君と我とは 久遠より

    誓いの友と 春の曲

    愛する関西 勇み立て

  

  二、我等の誉れ 錦州城

    常勝の空 晴ればれと

    凱歌の友の 雄叫びは

    波濤の如く 天に舞え

  

  三、ああ関西の 行進に

    諸天の旗も 色冴えて

    護りに護らん 我が友を

    いざや前進 恐れなく」

 歌は力である。歌は希望である。



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年の暮/今日の俳句 ≪第.1633号≫

2014年12月26日 06時58分21秒 | 今日の俳句

■<2014年(平成26年)12月26日(金)>■


     ◆切れ目なく政策を実行◆
    
 
【公明新聞:2014年12月25日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141225_15839



【写真】実感できる景気回復や復興加速へ、誠実に政策実現に努めることを誓い合った両院議員総会=24日 国会内


     特別国会召集 公明が両院議員総会

     山口代表ら強調


 衆院選を受けた第188特別国会が24日、召集された。会期は26日までの3日間。公明党は24日昼、国会内で衆参両院議員総会を開き、山口那津男代表、井上義久幹事長は、緊急経済対策と税制改正大綱の年内取りまとめに全力を挙げる考えを示し、「切れ目なく政策を実行していく。
これは政権に課せられた期待であり、責務だ」と強調。明年春の統一地方選の勝利に向け、「次の50年へ、党の揺るぎない基盤をつくる戦いだ。結束してスタートしよう」と呼び掛けた。魚住裕一郎参院会長、石井啓一政務調査会長、大口善徳国会対策委員長があいさつした。


     党幹部あいさつ要旨

◆景気回復の実感届ける


     国民の期待に応え 経済対策、税制に全力


 山口代表は冒頭、衆院選で現行制度最多の35議席を獲得したことについて、「党員、支持者、国民の皆さまのご支援のたまものだ」と述べ、深く謝意を表明。その上で「誠実に謙虚に政策実現に努めることが重要だ」と語り、与党として、景気回復の実感を国民に届けるためにも緊急経済対策をまとめ、「補正予算などに的確に反映できるよう、早速、仕事に取り掛かろう」と訴えた。

 さらに、自民、公明両党の連立政権合意の前文に、与党が多数の議席を獲得したことに対して「決しておごることなく」と明記したことに言及し、「民意のありどころをよく見極め、政権運営には謙虚に丁寧に対応しなければならない」と力説。

 今後は「間髪入れずに仕事をする。国民の期待に応え、心配を減らし、なくしていくという仕事ぶりを示していかなければならない」と語った。

 統一地方選に関しては、「『大衆とともに』の立党精神、ネットワークの力が生かされるのは、地方議会があってのことだ」と強調し、「『次の50年』に向け“公明党ここにあり”との姿を国民に見せていこう」と呼び掛けた。

 一方、井上幹事長は、衆院選結果に関して、公明党の一貫した生活者目線に立った政治姿勢に対する期待感が表れたと指摘。同時に、政党のあり方や役割が問われ、離合集散が激しい中で多様な民意を受け止め、政策や政権運営に反映するなど、公明党の役割が支持につながったと強調し、「50年間、公明党が積み上げてきたものに誇りを持ち、時代の要請でもあると自覚して、次の闘いに臨まなければならない」と訴えた。

 また、連立政権合意に盛り込まれた震災復興と防災・減災対策にも言及。来年度が復興集中期間の最終年度に当たることを踏まえ、「被災地の生活再建、住宅再建を一層加速させなければいけない。引き続き、党全体で支援したい」と力説した。

 来年1月に予定される通常国会に向けては、「与党として、税制改正、予算編成が主戦場となるので、国民にしっかり応える闘いを開始したい」と述べた。



     ※今日の俳句※


  年暮ぬ笠きて草鞋はきながら
         芭 蕉


  出歩きて無用の用や年の暮
         山崎房子
  

  年の瀬の火の粉を飛ばし舟世帯 
         中尾寿美子


※ 年の暮・歳暮・歳末・年末・年歩む・年の瀬・年の果・年暮るる。
 年の終わり。12月も押しつまって、街は歳末売り出しで賑い、家庭では信念を向かえる用意に忙しい。年の瀬ともなれば、全てが慌しく、しかも活気を帯びてくる。
→行く年。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



   

     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2014年12月26日(金)付】


  この一年を振り返り

  明年の目標を定めよう!

  いつも「これから」が

  人生の本舞台だ。

  共に新たな躍進を!


      2014年12月26日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2014年12月26日(金)付】

ローカル線の待合室。女性が持つバックから顔をのぞかせている小型犬が話題の主人公になった。「ぬいぐるみのよう」「おとなしいですね」。列車を待つ女性の間から褒め言葉が相次いだ



まんざらでもなさそうに愛想を振りまく犬。「褒められるのが分かるみたい。得意げになるから」と飼い主が言うのを聞き、「人間と同じように、犬にも心や気持ちがあります」と話す人がいるのを思い出した



その人は『犬の気持ち、通訳します。』(東邦出版)の著者アネラさん。そして彼女は「人間が犬の気持ちに寄り添うことで、今よりもっとしあわせな関係をつくることができるのです」と訴えていた



実は同著を手にしたのは、仕事中に犬にかまれた友人が職場の先輩に「なぜかまれたのか犬の気持ちになって考えてみろ」と叱責されたと憤慨していたのが印象に残っていたからだった



今年は、飼い主を襲ったクマを愛犬が撃退したというほほ笑ましい出来事があった一方で、犬の死体が数十匹も相次いで見つかったといういたたまれないニュースも伝えられた



動物愛護に取り組む女優の杉本彩さんは本誌の対談で、「一番の弱者は動物です。その動物が守られないようでは、子どもや障がい者、高齢者が守られる社会を実現することは絶対にできません」と。(六)




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広宣譜32/新・人間革命

2014年12月25日 19時24分12秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月25日(木)より転載】


【広宣譜32】

 山本伸一は、青年に作曲のアドバイスをしながら、歌詞にも手を加えていった。

 一番の四行目「愛する関西 この姿」は、「愛する関西 勇み立て」に、二番の一行目は、「我等の誇り 金の城」としていたが、「我等の誉れ 錦州城」とし、二行目の「常勝の道 晴ればれと」を「常勝の空 晴ればれと」とした。

 曲作りでは、結びとなる四行目をどうするかで、青年も、伸一も、悩みに悩んだ。

 呻吟の末に、躍動感に満ち、力強い抑揚のある歌に仕上がった。

 笑みを浮かべて、伸一は言った。

 「まず、これを関西に送ろう。

 曲もよくできたと思う。点数をつければ、九十八点だね。あとの二点は、関西の同志の魂なんだよ。歌に、関西の同志の魂が入った時に、百点満点になる」

 手を加えた歌詞は、関西に伝えられた。

 関西からは、大阪で記念の幹部会を行う七月十七日付の方面版に、歌詞と楽譜を発表したいと言ってきた。

 伸一は答えた。

 「記念の幹部会で大合唱するために練習したいだろうから、発表することはかまいません。しかし私は、さらに、推敲に推敲を重ねるつもりです。したがって歌詞にも曲にも、手を入れることになるかもしれません」

 「7・17」前日の七月十六日、伸一は、朝から、新しい気持ちで、もう一度、曲について真剣に検討し始めた。

 翌十七日は、午後二時発の便で、空路、大阪へ向かう日であったが、この日も、出発直前まで推敲を続けたのである。そして、同行する幹部に、楽譜と歌詞を手渡して言った。

 「『関西の歌』は、リズムもいいし、このままで直すところはありません。これでいきます。皆が待っているだろうから、その旨、関西に伝えてください」

 中途半端な仕事は、泡のようにはかない。“もう、全生命を絞り尽くした”といえる仕事であってこそ、本当の仕事といえる。



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師走/今日の俳句 ≪第.1632号≫

2014年12月25日 07時05分26秒 | 今日の俳句

■<2014年(平成26年)12月25日(木)>■


     ◆一丸となり復興“倍速”へ◆
    
 
【公明新聞:2014年12月24日(水)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141224_15829


【写真】福島復興加速化会議で決意を述べる真山氏=23日 福島・郡山市


    公明への期待に応え抜く

    党福島県本部が新出発

    若松、浜田、真山氏出席


 公明党福島県本部(甚野源次郎代表=県議)は23日、福島県郡山市で福島復興加速化会議を開き、衆院選比例東北ブロックで“悲願の2議席”を成し遂げた勢いのままに、震災と原発事故からの復興・再生をスピードアップさせ、被災者の期待に応えていくことを固く誓い合った。

 会合には、党福島県東日本大震災復興加速化本部の若松謙維議長(参院議員)、浜田昌良復興副大臣(公明党)、衆院選で初当選した真山祐一衆院議員、県本部所属の議員らが出席した。

 冒頭、甚野代表は「わが福島県から若松参院議員、真山衆院議員の2人の国会議員が誕生した」と強調。震災から3年9カ月がたった今も、約12万人が県内外に避難している状況を重く受け止め、「『公明の旗ここにあり』との闘いで、復興を倍加して進めたい」と力を込めた。

 次いで当選の御礼に立った真山氏は、全町避難中の浪江町民が暮らす二本松市の仮設住宅でいち早く懇談会を開いたことを報告。復興へ、地域の課題解決へ「福島中を、東北中を駆け巡り、現場の声を国政に届けていく」と決意を述べた。

 浜田副大臣は、(1)除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設(2)避難区域が設定された12市町村の将来像の検討(3)仮設住宅の延長期間(4)全町民が避難している楢葉町の避難指示解除―など、福島再生へ乗り越えなければならない七つの問題があると説明。「被災者に寄り添い、一つ一つの課題に立ち向かっていく」と力説した。

 若松議長は、福島担当の国会議員12人と引き続き連携を深めながら、今回の衆院選で得た「2倍の力」で復興の“倍速”に向けて「県本部の議員が結束して現場の声を実現していこう」と訴えた。




     ※今日の俳句※


  

  うすうすと紺のぼりたる師走空
         飯田龍太


  日暮里へ師走のみちのつゞきけり
         久保田万太郎
  

  メモ書きを忘れて走る師走かな 
         鏡山千恵子


※ 師走・極月・臘月・春待月。

※so-net
 【「さらまわしさんのブログ」より転載】
http://saramawasi-poem.blog.so-net.ne.jp/


   【師走時間 [短詩]2014-12-04 10:27 】

  師走の時の流れは早く

  刻む秒針加速するよう

  刻々過ぎ行く戻らぬ時間

  悔いを残さず大切に

  時計見つめてそう想う

  生かされ生きるこの命

  鼓動も時を刻んでる

  今日一日の重さ感じて

  今の歩幅で歩みたい

  寒い季節の冬なれど

  感謝の心捧げるならば

  寒さも力に変わると信じて


■さらまわしさんのプロフィール
 私は、1960年代後前半に8カ月の未熟児で生まれました。体重は1320グラムだったと聞いています。現在の医療では問題なく成長出来る体重ですが、当時はかなり危険な状態だったと思います。
 その為、「脳性マヒ」と言う障がいが残ってしまいました。この障がいは、運動神経の未発達が原因で身体全体の力のコントロールが上手く出来ず、手足の緊張や震えなどの状態(アテトーゼと言います)があり、言語にも多少影響が出ています。歩くことも出来ないので、電動車いすでの生活です。
 現在は妻と娘の3人暮らしで、あとペットのワンコ(パピヨン「チョコと言う名前です」)がいます。「家族だぞ!」と吠えまくっている男の子です。




     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2014年12月25日(木)付】


  弘教への挑戦の中で

  わが境涯は開かれる。

  創価班・牙城会の

  大学校生よ 頑張れ!

  今こそ飛躍のときだ。


      2014年12月25日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2014年12月25日(木)付】


夏目漱石の私信5通が、文豪ゆかりの東京・新宿区に寄贈された。正岡子規宛てのはがきが4通と、もう1通が、新たに見つかった未公開書簡。面識のない学生が「漱石論」を英語で演説し、その原稿を送ったことへの返礼と見られる



日付は明治42年(1909年)12月10日。手紙には「私の作物から一種の感化を受けてそれがあなたの処世上もしくは思想上に役に立ってゐるなら甚だ嬉しい」「あなたの手紙を読んで多大の愉快を感じた」等とあり、自分の小説が若い読者に役立ったことを素直に喜んでいる



この年、漱石は“面倒で死にたくなる”と日記に記すほどの重い胃病に苦しみ、仕事も多忙を極めた。その文豪に、一青年の手紙がこれほどの喜びを与えたことに、新鮮な感動を覚える



多忙で個性派ぞろいの文士と付き合ってきた。編集者の大庭登氏。彼等を説得する「殺し文句」があったという。それは「読者が待っています」の一言だった(『文士あの日あの時』』第三文明社)



自分の文を読む人の反応ほど、最もうれしく、最も怖いものはない。文豪でなくとも、文を書く全ての人に共通の心理だろう。今、年賀状書きと格闘する人も多いはず。文は人なり、心なり。思いを込めた分だけ相手に伝わる。心の労を惜しむまい。(潔)



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★

広宣譜31/新・人間革命

2014年12月25日 05時34分40秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月24日(水)より転載】


【広宣譜31】

 関西総合長の十和田光一の要請を聞くと、山本伸一は語った。

 「『金の城』の方が、斬新的だと思うんだが、『錦州城』とすることで、関西の皆さんが喜んでくださるなら、検討します。私は、関西の同志が永遠に歌い継いでいける、最高の歌を贈りたいんです。

 まだ推敲を重ねますが、歌詞の基本は変わらないので、早速、作曲が上手な人に曲を作ってもらうようにします。

 歌の正式な発表は、七月十七日の『大阪の日』を記念して行う幹部会にしよう。これには、私も必ず出席します」

 翌九日、神奈川県音楽祭に出席するために神奈川を訪れた伸一は、音楽祭の前に、これまでに学会歌などの作曲を手がけてきた青年に来てもらった。そして彼に、「関西の歌」の歌詞を渡し、作曲を依頼した。

 伸一は、その場で曲想を語り、実際に自ら口ずさんでみせた。

 「こんな感じの曲にできないだろうか」

 音楽祭終了後、出来上がった曲を聴いた。

 晴れ晴れとした、力強い感じにはなっていたが、納得しかねる箇所もあった。

 「大変だろうが、まだ工夫してください。私も考えてみます」

 伸一は、翌日から、青年が作った曲を聴き、自分でも曲を練っていった。

 十四日、創価大学での諸行事に出席していた彼は、行事の合間を縫い、作曲を担当する青年に、節をつけて歌ってみせるなどしてアドバイスを重ねた。

 作曲を進めながら、難航したのは、「誓いの友と 春の曲」の箇所であった。

 そこは、苦楽を分かち合った元初の友と幸の調べを奏でる「歓喜」を表現しなければならないところである。

 青年が、メロディーの案を出しても、「ちょっと違うね。明るくしたいね!」と、伸一は首を縦に振らなかった。

 労苦と挑戦あってこそ、新しき創造がある。苦闘は創造の母である。



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12月24日(水)のつぶやき

2014年12月25日 01時49分17秒 | 日本

今、やぼ用があり、広島市南区役所に行き、市電宇品線に乗って、広島駅に向かっています。


エアバッグ、国内でも調査リコール もう「タカタ任せ」にできない - j-cast.com/2014/12/242238… pic.twitter.com/YVdfeQD11v

和井弘希(kouki wai)さんがリツイート | RT