和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

奮迅24/小説「新 ・人間革命」

2013年05月31日 10時47分46秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月31日(金)より転載】

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奮迅24(5/31)
 藤川多恵は、汗と涙にまみれながら、慣れぬ溶接の仕事を続けた。
技術の習得もできていない主婦が、受け継いだ家業である。注文を受け、納品しても、不適格だといって返品されることも多かった。
 
心細かった。生きていく自信さえも失いかけていた。そのころ、仏法の話を聞いて、創価教育学会に入会したのだ。
一九四二年(昭和十七年)九月、初代会長・牧口常三郎の時代である。
 
 信心を始めてからは、不思議と周囲の人から守られ、仕事も順調に伸びていった。彼女は、信心の功徳を実感した。
 
 東京・豊島区目白の牧口の自宅で行われた座談会で、多恵は初めて牧口会長と会った。
 
 牧口は、彼女の夫が出征していることを聞くと、慈愛のこもった眼差しを向けた。
 
 「ご主人には、毎日、手紙を出すんですよ。
戦地では、それが、どれほど嬉しいか。妻として心を通じ合わせていくことが、折伏になります」
 
 そして、仏法は生活法であり、人の生き方、振る舞いのなかに仏法があることを、訴えていったのである。

 多恵は、牧口の指導を実践した。最初の手紙に、彼女は記した。

 「南無妙法蓮華経と三度お唱え下さい。一切の病魔、災難は近寄ることができません」

 夫の秀吉は、戦地にあって、欠かさず題目を唱えるようになった。

 彼女は、毎日、手紙を書き続けた。

 また、牧口は、ある時、多恵に、御書を拝して、こう決意を促した。

 「正法を行ずるならば、必ず難が競い起こります。それは、この信心が正しい証明です。
その時に、決して恐れてはならないし、一歩も退いてはなりませんぞ。難を乗り越えてこそ、成仏できるんです」

 事実、それから一年もたたぬうちに、会長の牧口をはじめ、理事長の戸田城聖ら幹部が、軍部政府の弾圧によって、次々と捕らえられたのである。


仏桑花/今日の俳句 第1300号

2013年05月31日 04時57分01秒 | 今日の俳句
    ◇仏桑花/今日の俳句◇

    ◇※第1300号※◇


 2013年(平成25年)5月31日(金)


※5月31日※
■ 世界禁煙デー(World No-Tabacco Day)
 世界保健機関(WHO)が1989年に制定。
 禁煙週間 5月31日~6月6日
 嫌煙運動の日 2月18日

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】

■ 青峰忌
 俳人・嶋田青峰の1944年の忌日。
 新興俳句弾圧事件の犠牲になった俳人・嶋田青峰が1944年のこの日に亡くなったことによる。夏の季語の一つ。

※ 嶋田青峰 (しまだ-せいほう )
 『1882年-1944年(明治15年~昭和19年)』大正-昭和時代前期の俳人。
 明治15年3月8日生まれ。41年国民新聞社にはいる。
 高浜虚子のあとをうけ,昭和3年まで学芸部長。その間「ホトトギス」の編集にあたり,大正11年篠原温亭と俳誌「土上(どじょう)」を創刊。
 昭和16年新興俳句弾圧事件で検挙された。昭和19年5月31日死去。63歳。三重県出身。」 東京専門学校(現早大)卒。本名は賢平。句集に「青峰集」など。
【格言など】一舟を窓にしてひたに黙ふかし(「南総漁村断唱」)

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】



       ■


   ■※今日の俳句※■


 
 島の唄流れ来る夜の仏桑花
        小田尚輝


 恍惚と旅の寝不足仏桑花
        渡辺千枝子


 島人の血はかくも濃し仏桑花
        青柳志解樹


【季語の解説】
※ 仏桑花→ハイビスカス・ぼさつばな・琉球むくげ・アカバナー(沖縄県)。
 中国原産の常緑小潅木で、多くは温室花として栽培する。幹は高さ1・2メートル程で、葉は広卵形または卵形の光沢ある新緑である。
 夏から秋にかけて葉の腋から長い柄を出し、漏斗形の大きな花をつける。五片の花片から、赤く長い蕊(しべ)をつき出して咲く。
 花色には赤・白・黄・絞りなどがあり、朝に開き夕にはしぼむ。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】



       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)5月31日(金)より転載】


     ※わが友に贈る※


  草創の同志の

  汗と涙の奮闘ありて

  創価学会は大発展!

  広布開拓の魂を

  永遠に忘れるな!

 
      ◇5月31日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 一人を大切にするSGIに全人類が感謝をー市長(ブラジル)。世界の良識は深く洞察

        ◇

 福井が「県の日(-6・5-)」40周年月間。友情の緑野を拡大。気概に燃えて歴史を築け

        ◇

 「命限り有り惜む可からず」。今日は何人に会い、励ませたか。日々挑戦で

        ◇

 梅雨前線の北上で気温・湿度も変化。体調管理を聡明に。健康第一で前進

        ◇

 交通事故死の半数以上が高齢者と。慣れた道でも用心を。地域で声掛けも


5月30日(木)のつぶやき

2013年05月31日 01時36分08秒 | 広島カープ

    ◇梯梧の花(でいごのはな)/今日の俳句◇

    ◇※第1299号※◇

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      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月30日(木)より転載】

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奮迅23/小説「新 ・人間革命」

2013年05月30日 07時24分03秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月30日(木)より転載】

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奮迅23(5/30)
 「善と悪のあいだには一瞬の休戦もない」(注)とは、十九世紀のアメリカの思想家ソローの箴言である。

 広宣流布の活動は、仏の軍と魔軍との熾烈な攻防戦である。
ひとたび戦いを起こしながら、油断し、手を抜けば、悪の跳梁を許してしまい、待っているのは敗北である。
ゆえに、全力で戦い続ける以外にない。

 山本伸一は、二月に入ってからも、広布第二章の「支部制」を軌道に乗せるために、矢継ぎ早に手を打ち続けた。

 学会の草創期を担ってきた先輩幹部たちが、支部長をいかに支えるかに、勝敗の大きなカギがあると考えた彼は、そのメンバーの集いにも、万難を排して出席するようにしていた。

 二月九日には、草創の足立支部出身者の代表からなる「足立会」の初会合に臨んだ。 

 草創の十二支部が一九五一年(昭和二十六年)四月にスタートした時、世帯数や実績に基づき、各支部はA級、B級、C級に分けられた。
当時、足立はB級であり、この年の十二月末時点での会員世帯数は五百であった。
それに対して、たとえばA級の小岩支部は千世帯を超えている。

 しかし、足立支部は着実に弘教の力をつけ、それから一年半後の五三年(同二十八年)六月には四千二百世帯を超え、大支部に発展していた。
さらに、五七年(同三十二年)三月には“弘教日本一”の栄冠に輝くのである。


 ――その栄光の歴史を刻んだ足立支部の、初代支部長・婦人部長が、藤川秀吉・多恵夫妻であった。

 秀吉は、かつてタクシー会社を営んでいたが、戦争の激化とともにガソリンの入手が困難になったために、やむなく会社を整理し、溶接業を始めた。
だが、ほどなく、彼に召集令状が届いた。
年老いた父母と三人が暮らしていくために、妻の多恵は、夫に代わって溶接業を受け継ぐことになった。
といっても、入営直前に、器具の扱いや溶接の仕方を、たった一日、教わっただけであった。


※ 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 ソロー著『森の生活』飯田実訳、 岩波書店



梯梧の花(でいごのはな)/今日の俳句 第1299号

2013年05月30日 06時12分29秒 | 今日の俳句
    ◇梯梧の花(でいごのはな)/今日の俳句◇

    ◇※第1299号※◇


 2013年(平成25年)5月30日(木)


※5月30日※
■ 消費者の日
 日本政府が1978年に制定。経済企画庁(現在の内閣府)が主催。
 1968年のこの日、「消費者保護基本法」が公布・施行された。

■ ゴミゼロの日
 「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」の語呂合せ。
 豊橋山岳会会長・夏目久男さんの呼び掛けにより豊橋市で530(ゴミゼロ)運動が開始され、1975年に官民一体の530運動推進連絡会が設立。5月30日のゴミゼロの日と11月11日の市民の日を中心として全市一斉の清掃活動が行われるようになった。
 「530(ゴミゼロ)」というネーミングのユニークさから530ゼロ運動は全国に広がり、1993年には厚生省がこの日を初日とするごみ減量化推進週間を制定した。
 「ごみ減量化・リサイクル推進週間 5月30日~6月4日」

■ 掃除機の日
 日本電機工業会が1986年から「お掃除の日」として実施し、1997年に「掃除機の日」に改称。

■ 文化財保護法公布記念日
 1950年のこの日、「文化財保護法」が公布された。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句※■


 
 デイゴ咲き口中赤き魔除獅子
        中嶋秀子


 火の国に日のいろ保つ海紅豆
        角川照子


 遠き日の直情しんと花梯梧
        福谷俊子


【季語の解説】
※ 【季語の解説】
※ 梯梧の花(でいごのはな)→刺桐・海紅豆(かいこうず)。
 沖縄地方の海岸に多く見られるマメ科の落葉高木である。近年は本州の暖かい海辺にも植えられている。
 3月から6月にかけて、南国の情緒を感じさせる真紅の花を開く。
 花はマメ科の花に似ており、葉は小葉が三枚一組になった複数で幹には短い棘がある。そのため刺桐ともいう。
 
【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】



       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)5月30日(木)より転載】


     ※わが友に贈る※


  御書は広布の原動力!

  勇気と希望の源泉!

  行き詰まった時こそ

  御金言を拝し

  法華経の兵法で前へ!

 
      ◇5月30日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 名誉会長の初訪中の日。信義で築いた「金の橋」は不朽。友誼の心を継承

        ◇

 群馬が「県の日(‐6・10-)」40周年へ拡大の大旋風!新時代を開く「太陽の国」の勇者よ

        ◇

 良き交友ほど優れた味方はないー詩人(インド)。善友の輪を広げよ。広布の生命線

        ◇

 「副役職」が奮い立てば勢いも倍加。長と心一つに!皆様は完勝の決定打

        ◇

 きょう「ごみゼロ(-5・30-)」の日。一人一人の意識が地球を守る。身の回りから実践


5月29日(水)のつぶやき

2013年05月30日 01時37分55秒 | 広島カープ

自衛隊法改正の今国会成立目指すことで自公が一致(テレビ朝日系(ANN)) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?…


「今のこの状況でメリットなし」橋下代表が訪米断念(テレビ朝日系(ANN)) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?…


    ◇凌霄の花(のうぜんのはな)/今日の俳句◇

    ◇※第1298号※◇

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      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月29日(水)より転載】

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奮迅22/小説「新 ・人間革命」

2013年05月29日 11時06分06秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月29日(水)より転載】

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奮迅22(5/29)
 山本伸一は、車で荒川文化会館の周辺を巡りながら、話を続けた。

 「会員七十五万世帯の達成は、戸田先生の人生の総仕上げとなる戦いだった。
なんとしても、この昭和三十二年(一九五七年)中には、それを成し遂げ、先生にご安心していただきたかった。

 そして、私は、その原動力になろうと思ったんです。
それは同時に、未来にわたって、広宣流布の拡大の在り方を示すことにもなる。

 師匠の総仕上げの戦いというのは、弟子の大成を見届けることです。
つまり、弟子が、『先生! わが勝利を、ご覧ください!』と、師匠に胸を張って報告できる実証を示すことなんです。
それが、師弟不二です。

 私は、そう心を定めたからこそ、力が出せた。勇気と智慧を湧かせることができた。
 “広宣流布の師匠に応えよう!”と、弟子が燃え立つ時、師匠の師子王の生命が、わが胸中に脈打つんです。
つまり、師弟不二の自覚に立てば、師と共に広宣流布の大使命を担う、久遠の自身の生命が脈動する。
そこに、最大の力がみなぎるんです」

 家々の屋根の向こうに、荒川文化会館が見え隠れしていた。
伸一は、その白亜の建物を眺めながら、感慨を込めて言った。

 「荒川区には、人情がある。
庶民の心の温もりがある。
しかし、近年、次第に、その心が失われつつあるようだ。
道路は整備され、外観は美しくなっても、それがなくなれば、無味乾燥な町になってしまう。

 だから、学会員が、人と人とを結び、温かい人情を通わせ合っていくんです。
これが、地域広布ということなんです。

 荒川文化会館が落成したら、私は真っ先に訪問します。
楽しみだな」
 こう言うと、彼はメモ用紙に歌を記した。


 「あの道に
   また この路に
   わが歴史
  荒川城に
    勝鬨轟け」





社会の勝利者と光れ《御書とともに・二》(2)

2013年05月29日 07時14分19秒 | 今日の俳句
    《御書とともに・二》

       (2)

【「聖教新聞」2013年(平成25年5月29日(水)より転載


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   名誉会長が指針を贈る


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   社会の勝利者と光れ


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【御書】
 天晴れぬれば地明(あきら)かなり法華識る者は世法を得可(うべ)きか
(観心本尊抄、254頁)


【通解】
 天が晴れるならば、地はおのずから明らかとなる。同様に、法華経を知る者は世間の法をも、おのずから得るであろう。

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【同志への指針】
 妙法は太陽である。社会の大地を明るく照らす、本源の智慧の光である。
 我らは生命尊厳の正しき法理の上から、世間の事象の本質を鋭く見極め、自在にリードしていくのだ。
 現実の荒波の中で奮闘する友よ、断じて負けるな!題目に勝る力はない。
 勇気凛々と断じて社会で勝ち光れ!
 

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凌霄の花(のうぜんのはな)/今日の俳句 第1298号

2013年05月29日 07時03分54秒 | 今日の俳句
    ◇凌霄の花(のうぜんのはな)/今日の俳句◇

    ◇※第1298号※◇


 2013年(平成25年)5月29日(水)


※5月29日※
■ 呉服の日
 全国呉服小売組合総連合会が制定。
 五(ご)二(ふ)九(く)で「ごふく」の語呂合せ。

■ こんにゃくの日
 全国こんにゃく協同組合連合会が1989年に制定。
 種芋の植えつけが5月に行われることと、五(こ)二(に)九(く)で「こんにゃく」の語呂合せから。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】

■ 多佳子忌
 俳人・橋本多佳子の1963年の忌日。
 はしもとたかこ【橋本多佳子】 1899‐1963(明治32‐昭和38)
 俳人。東京都生れ。本名は多満(たま)。1922年に俳句に手を染め,35年から山口誓子に師事した。
 48年に創刊された俳句同人誌《天狼(てんろう)》で特に活躍,戦後の代表的女流俳人と評価されている。
 35年以前の習作期に,〈わが行けば露とびかかる葛の花〉(《海燕(うみつばめ)》1941)のような大胆な把握が示されていたが,その大胆さが多佳子の句法として確立するのは,第3句集《紅糸(こうし)》(1951)においてである。

【「デジタル版・日本人名大辞典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句※■


 
 のうぜんの花の明りに蜑(あま)の家
        今井杏太郎


 閂(かんぬき)を抜かぬ門なり凌霄花
        大高弘達


 凌霄の花が引っ張る蔓の先
        中畑耕一


【季語の解説】
※ 【季語の解説】
※ 凌霄の花(のうぜんのはな)→凌霄花(のうぜん)・のうぜんかずら。
 中国原産の蔓性落葉木で、古くから渡来し観賞用として庭園に植えられている。
 茎は長く伸び、所々に生じる根により垣根や樹木にからみながら3~6メートルまで繁る。
 葉は鋸歯のある羽状複葉で、有毒植物であり、花蜜は眼に有毒といわれている。
 7月ごろ、オレンジ色のラッパ形の花を数多く咲かせる。
 「全き花多し凌霄の下掃かず 遠藤はつ」のように地上の落花も趣きに富んでいる。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】



       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)5月29日(水)より転載】


     ※わが友に贈る※


  聡明な女性の輝きが

  広布の未来を照らす!

  婦人部・女子部の友よ!

  今日も無事故第一で

  使命の人生を進もう!

 
      ◇5月29日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 他者と同苦する学会の活動は貧困と紛争解決の力ー教授。平和世紀へ先駆

        ◇

 スリランカで法華経展。生命の尊厳説く「経王」慈悲と智慧の光は世界へ

        ◇

 万人の幸福を目指す人こそ真の幸福を得るー賢帝(アウレリウス)。立正安国の大道を勇んで

        ◇

 「信用」こそ青年の財産。地域や職場でなくてはならない人に。誠実第一で

        ◇

 児童虐待が増加。周囲の関わりが予防のカギ。子ども最優先の社会へ共に



5月28日(火)のつぶやき

2013年05月29日 01時36分44秒 | 広島カープ

奮迅21/小説「新 ・人間革命」

2013年05月28日 09時10分55秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月28日(火)より転載】

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奮迅21(5/28)
 山本伸一は、言下に答えた。

 「みんなに、絶対に幸せになってもらいたいという一念です。
あのころ、どの人も貧しく、失業や病、家庭不和など、さまざまな悩みをかかえ、宿命に押しつぶされそうだった。

 それを打ち破り、宿命を転換していく道は、皆が地涌の使命を自覚し、広宣流布の戦いを起こす以外にない――私は、同志と会っては、そのことを叫び抜いたんです。

 皆、期間は短かったが、“この戦いで、弘教を成し遂げ、悩みを乗り越えてみせる”と懸命に唱題した。
勇気をもってぶつかり、必死になって戦った。
誰かに言われての戦いではなく、自身の生命の内から噴き上がる闘魂の実践になっていったんです。

 幸せになるための信心であり、学会活動ではないですか。
全部、自分のためであり、それがそのまま、社会の繁栄を築いていくことにもなるんです。

 この活動のさなかも、その後も、多くの人から、苦悩を克服したという功徳の報告を受けました。

 学会の勝利の歴史といっても、同志が仏法への確信を深め、歓喜と幸せを実感してこその勝利であることを、リーダーは決して忘れてはならない」

 同行の幹部は、自分が忘れていた、いちばと言葉を噛み締めながら語り始めた。

 「あの年(一九五七年)の夏、戸田先生は、夕張炭労事件、大阪事件と心労が重なり、体調を崩しておられた。
学会は、六月末には会員約六十万世帯となり、先生が生涯の願業とされた七十五万世帯達成の頂は見え始めていた」



南天の花/今日の俳句 第1297号

2013年05月28日 05時45分04秒 | 今日の俳句
    ◇南天の花/今日の俳句◇

    ◇※第1297号※◇


 2013年(平成25年)5月28日(火)


※5月28日※
■ 花火の日
 1733(亨保18)年のこの日、隅田川で水神祭りの川開きが行われ、慰霊を兼ねた花火が打ち上げられた。

■ ゴルフ記念日
 スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが1994年に制定。
 1927年のこの日、第1回全日本オープンゴルフ選手権大会が横浜の保土ヶ谷ゴルフ場で開催された。

■ 3000本記念日
 1980年のこの日、ロッテオリオンズの張本勲選手が日本プロ野球史上初の通算3000本安打を記録した。
 1981年の引退までに3085安打を記録し、2009年にイチローに抜かれるまで日本記録であった。


【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


       ■


   ■※今日の俳句※■


 南天の花のこぼるるお鷹道
        勝又一透


 花南天実るかたちうぃして重し
        長谷川かな女


 引越の荷が南天の花こぼす
        加藤水虹


【季語の解説】
※ 【季語の解説】
※ 南天の花→花南天・白南天。
 難を転ずる縁起木として、日本人には馴染みのふかい樹木。
 メギ科の常緑低木で、高さは2~3メートル、株は叢生する。
 葉の先端に白い小花が円錐状に集まって咲き、冬には赤く結実する。
 白い実をつける白南天と呼ぶ品種もある。


【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】


       ■


※わが友に贈る/寸鉄※
【「聖教新聞」2013年(平成25年)5月28日(火)より転載】


     ※わが友に贈る※


  リーダーは

  報告や相談に対して

  電光石火の対応を!

  迅速・誠実の行動で

  広布は勢いを増す。

 
      ◇5月28日◇



       ■



    ◇※寸 鉄※◇


 アメリカ創価大学で晴れの卒業式。人類貢献の英才が世界の大舞台へ飛翔

        ◇

 宮城婦人部の日。母の祈りに勝るものなし。皆が希望広げる福光の太陽に

        ◇

 学会は校舎なき総合大学ー恩師。日々の学会活動こそ幸福博士の直道なり

        ◇

 闘いの中に飛び込むんだ待ってちゃだめだー文豪(ロラン)。青年は率先の行動で光れ

        ◇

 各地で火災多発!火の元注意、建物周辺には可燃物置くな。心の守り固く


5月27日(月)のつぶやき

2013年05月28日 01時34分53秒 | 広島カープ

      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月27日(月)より転載】

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【夏場所】白鵬、2場所連続全勝 朝青龍に並ぶ25度目優勝:相撲:スポーツ:スポーツ報知 hochi.yomiuri.co.jp/sports/sumo/ne…



奮迅20/小説「新 ・人間革命」

2013年05月27日 13時47分55秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)5月27日(月)より転載】

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奮迅20(5/27)
 各方面や県などで、新出発の支部長会が行われ、さらに支部結成大会が盛大に開催され、広布第二章の「支部制」は、好調なスタートを切っていった。

 二月一日、山本伸一は、宗門との打ち合わせのために、東京・墨田区向島の寺院を訪れた帰途、三月末に落成する、荒川区町屋の荒川文化会館周辺を車で視察した。

 荒川区は、一九五七年(昭和三十二年)八月の夏季ブロック指導で、伸一が最高責任者として指揮を執った思い出の天地である。

 大通り沿いにはビルが建ち、町の景観は大きく変わってはいたが、それでも当時の名残をとどめる建物もあり、車窓を眺めるだけで懐かしさが込み上げてきた。

 荒川文化会館は、白亜の建物であり、既にその威容を現していた。

 「すばらしい文化会館になるね。
庶民の町の“庶民の大城”だね」

 伸一が、車窓から建物を仰ぎながら言うと、車に同乗していた幹部が告げた。

 「荒川のメンバーは、『弘教の大勝利をもって、文化会館の落成を祝賀しよう』と言って、喜々として仏法対話に全力を注いでいるとのことです」

 「嬉しいね。一人ひとりの“信心城”“勇気城”“勝利城”の建設があってこそ、“広布城”たる新会館の完成になるんです。
個人の人生の勝利なくして、学会の勝利はない。

 学会の会館は、広宣流布の本陣です。
御殿ではない。本陣は、戦いのためにある。
したがって、本陣の完成を最大に祝賀するものは、戦いの勝利なんです。
荒川の同志には、なんとしても民衆の凱歌の調べを轟かせてほしいね。
私と共に戦い、私が魂を注いで築き上げた広宣流布の模範の天地だもの」 同乗していた幹部が、伸一に尋ねた。

 「先生は、昭和三十二年の夏季ブロック指導で荒川区を担当し、わずか一週間で区の会員世帯の一割を超える二百数十世帯の弘教を成し遂げられました。
その戦いの原動力は、なんだったんでしょうか」



創価大学柔道部

2013年05月27日 11時12分24秒 | 今日の俳句
創価大学柔道部 女子 全国大会出場へ(5/27)

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 創価大学柔道部(写真)が26日、東京学生柔道優勝大会(日本武道館)に出場。女子が3人制の部で準優勝に輝き、全国大会出場を決めた。男子は団体戦の初戦で2対3と惜敗したが、健闘が光った。
 女子は初戦と準々決勝を3対0のストレート勝ち。準決勝も2対0と相手を寄せ付けなかった。決勝は強豪・東京学芸大学と対戦。先鋒、中堅戦と取られるが、続く大将戦は1回戦から全て一本勝ちを収めてきた後藤美和さんが、押さえ込み一本で奪い返した。後藤さんは大会の優秀選手にも選出された。
 全国大会は来月下旬。石橋監督は「創立者をはじめ、応援してくださる方々のために勝利します!」と語る。