和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

元琴風・尾車親方/北斗七星

2013年10月30日 15時02分27秒 | 北斗七星
元琴風・尾車親方/北斗七星

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    【北斗七星】
    公明新聞:2013年10月30日(水)付

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便利な世の中にいると、何でも簡単にできるような錯覚に陥りがちになる。しかし、現実は思い通りにならず、"そうは問屋が卸さない”ことが多い。
結局、岐路に立った時にどう振る舞うかで結果は大きく分かれていくものである。



不屈の魂で人生を戦い続ける人がいる。スピード感ある力強いがぶり寄りで相手力士を圧倒、昭和の時代に一世を風靡した元琴風の尾車親方である。
20日付本紙日曜版3面「素顔」にご登場願った。



2度の大けがを負い、幕下まで陥落しながらも大関まで上り詰めた。“最強の大関”とも言われる親方を、みたび試練が襲った。
日本相撲協会の巡業部長に就任した直後の昨春、巡業先で転倒。首を強打し、頚髄を損傷した。一時は社会復帰さえ危ぶまれるほどの状態にもなった。



「弟子も待っている。このままでは終わらない」。厳しいリハビリに耐えて昨年11月、現場復帰を果たした。
これでもかと押し寄せる困難に直面しても負けない生き方に「自分も頑張らねば」「奇跡の復活に生きる力をもらった」など、数多くの反響が寄せられている。



親方が発揮した驚異の回復力。それを支えたのは家族の絆だ。「自分一人だけだったら躊躇していたはず。いつも、妻が背中を押してくれました。おかみさんへの感謝の思いは尽きることはない。
        (広)


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“突撃”/北斗七星

2013年10月26日 12時44分09秒 | 北斗七星
“突撃”/北斗七星

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    【北斗七星】
    公明新聞:2013年10月26日(土)付

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「突撃!隣の晩ごはん」と言えば、“あの番組”と思い出す人も多いはず。ヨネスケ(高座名・桂※助)が夕食時に一般家庭を予告もなく訪ね食事内容などを云々する。
ヨネスケの軽妙なトークで人気を博したが、残念ながら2011年に終了となった。復活を望む声も多い



突然の訪問に驚く家庭のあわてぶりと、ほのぼのとした団らんのひとときが同番組の魅力。
ヨネスケは食べ物がまずかった時は「なかなかですね」と表現していたという。家族が食卓を囲み笑顔に包まれる"安心の風景”は、政治がめざすべき目標でもあろう



自公政権は貸金(給料)上昇を図るため、企業にも協力を依頼し政労使(政府・労働者・企業)会議を設置した。
家庭まで実感が届いてこそ真の景気回復、という目標達成のためだ。三者一体となって賃金上昇へのルールづくりを急いでほしい



「奉仕を主とする事業は栄え、利益を主とする事業は衰える」とは、米国の自動車王ヘンリー・フォードの残した言葉で、彼は企業の目的は利益追求ではなく、大衆への奉仕にあると考えていたという。
言説どおり彼は大恐慌時(1929年)でも従業員を解雇せず賃金を上げ社員第一の経営方針を貫いた



“安心の風景”を日本中の家庭に広げるため、企業は賃金上昇へ力強く、“突撃!”してもらいたい。



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政策実現の党・公明党

2010年03月30日 08時49分23秒 | 北斗七星
   ■ 北斗七星 ■

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つい先日、党員支持者の会合で国政の現状などについて説明させていただいた。



育児休業中の社員に雇用保険から支給される「育児休業給付」が4月から、公明党の主張で育休中に全額一括支給されることになったことを「本当に必要な時期に全額もらえるので、大助かりの改善策。利用者の立場に立った政策を着実に進めてくれる公明党の政治姿勢を自信を持って友人に話したい」と



育児休業給付は現在、育休中に賃金の30%、職場復帰の半年後に同20%の計50%が支給されている。だが、そのご婦人の場合、家族が増えることから購入したマンションのローンもあり、「家計は育休中が一番大変なだけに、一括支給で安心して5月から休暇が取れる」と喜んでくれた。



同じく4月からスタートする「保育ママ」や、マザーズハローワーク整備など、きめこまやかな政策実現を積み重ねてきた公明党は今、保育施設の整備・増設、保育ママの倍増などによる「待機児童ゼロ」や、幼児教育の無償化、出産育児一時金の引き上げにも全力で取り組んでいる。



結婚・出産後も女性が生き生きと活躍できる社会へ、野党であっても「政策実現の党・公明党」の闘いは変わらない。


               (翼)


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2010年(平成22年)
 3月30日(火曜日)
 【公明新聞より転載】

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こちらも、和井弘希が渾身を込めて、発行しています。宜しくお願いします。


桜梅桃李の詩(週刊)

http://mobile.mag2.com/mm/0001104380.html


和井弘希の文芸政談(日刊)

http://mobile.mag2.com/mm/M0095690.html

民主党よ良く聞け!!公明党は「反対のための反対」などはしないのだ。

2010年03月25日 09時25分14秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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国会審議で声を荒げ大臣や与党を批判するのは反対討論の定石だが、16日の衆院本会議場に響いた怒りに満ちた甲高い声は、政府提出の「子ども手当法案」に対する賛成討論だった。壇上の主は公明党の古屋範子さんである。



賛成理由は、名称こそ「子ども手当」だが、「中身は児童手当の拡充版」「支給対象を中学卒業まで拡大」「給付額もほぼ倍増」したからだ。要は公明党のマニフェストを実現したのである。ただ、それでは気が済まなかった。



だから「最後に民主党に一言申し上げる」となった。児童手当拡充のための4回の法改正すべてに反対した唯一の党であり、選挙目当て、バラマキと言って公明党を批判してきた民主党に猛省を促したのだ。



委員会質疑でも、長妻厚労相が児童手当に対する公明党の取り組みを評価した場面があったが、「何を今さら」と元厚労相の坂口力さんが切り返した。「児童手当を拡充していくごとに各党は賛成してくれたが、民主党だけはただの一度も賛成したことがない。これだけは私の心の中に焼き付いて離れない。怨念として残っている」と



公明党は結党以来、『福祉の党』だ。困っている人の一助となるかどうかで政策を判断する。これまでの民主党のように「反対のための反対」などはしないのだ。


           (流)


2010年(平成22年)
 3月25日(木曜日)
 【公明新聞より転載】

公約のつじつま合わせの民主党!

2010年03月24日 10時11分43秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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「名を取って実を捨てる」のが現在の民主党だ。マニフェストで掲げたガソリン税など暫定税率廃止は「制度は廃止するが、税率水準は維持」。高速道路の無料化は、地方の交通量の少ない区間での「社会実験」にとどまる。



2010年度限りの子ども手当法案は、支給額がマニフェスト提示の半額で、地方負担を存続させるなど、従来の児童手当の拡充版だが、民主党は「子ども手当」の名称にこだわった。参院選が終わるまで「11年度から満額」の旗を降ろさないだろう。



名も捨て実も失ったのが、官房長官が自由裁量で使える官房機密費(内閣官房報償費)である。野党時代は「機密費流用防止法案」を提出するなど、記録作成や公開に熱心だったはずだが、今や完全に後ろ向きだ。



国会答弁も迷走中だ。平野長官は、鳩山政権発足後、国庫からの官房機密費について「月6000万円」と答弁(3月10日)していたが、15日には草川昭三副代表が内閣官房の資料をもとに追及すると、「6000万円」とは別に「月1680万円~2160万円があることを認めた」(日本経済新聞3・16付)



政権発足から半年が過ぎ、「政治とカネ」をめぐる不透明な対応が目立つ民主党。公約のつじつま合わせで、国民に失望感が広がるのは当然である。

           (山)


2010年(平成22年)
 3月24日(水曜日)
 【公明新聞より転載】

「公明バンフ」を御一読下さい。

2010年03月15日 10時23分28秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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坂本龍馬や西郷隆盛といった幕末の志士たちの言動には、現代の公明党に相通じるものが多いーー。このほど完成した「公明バンフ」で作家の童門冬ニ氏と公明党の山口那津男代表は、示唆に富む対談を繰り広げている



龍馬が多くの支持を集めて薩長連合や大政奉還を導くことができた理由について童門氏は、「国民のため」という視点があったからだと指摘。山口代表も、特定のイデオロギーや利害関係にとらわれない公明党は、「真に国民のために働く力ある人材を政界に送り出してきた」と応じている



また童門氏は、政治家に必要な資質として「金もいらず、名もいらず、命もいらず」という趣旨の隆盛の遺訓を紹介。山口代表は、政治改革には「政治家改革」が不可欠であり、国民奉仕こそ公明議員の根本精神であると強調している



対談を読んで強く感じることは、「人」の重要性だ。いくら制度を変えても、政治家に高い倫理観や責任感がなければ政治は変わらない。「政治とカネ」の問題が後を絶たない現実は、そのことを如実に物語っている



このほか童門氏は、公明党が掲げる「地域主権」や「協働型福祉社会」に期待を寄せ、そのモデルケースが江戸時代にあったことにも触れている。ぜひ本編をご一読あれ。





                   (幸)  




2010年(平成22年)
 3月15日(月曜日)
 【公明新聞より転載】

65年前の、東京大空襲!

2010年03月10日 15時11分27秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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「大空襲により浅草一帯は火の海となる。地をなめるようにして這う火焔と、秒速30米をこす烈風にあおわれ、親は子を呼び、子は親を求むれど、なすすべもなし」(浅草大平和塔 建設趣意書から)



1945年(昭和20)年の今日10日、日米戦争終結の年、米軍機B29の大群が房総半島の沖合から低高度で東京の下町に侵入。大量の焼夷弾が投下され、一般市民10万人が犠牲となり家屋27万戸が焼失。無差別本土空襲の始まりだった。



当時、筆者の家族も下町に住んでいたが直前に、群馬県内に疎開。辛うじて東京大空襲を逃れた。母が生前、「あの時、疎開先から100キロ以上も離れた東京方面の空が夕焼けのように真っ赤に染まったのを見た。怖かった」と話していたのを記憶している



「日本の歴史で最大の凶事は、いうまでもなく大敗戦であった」(「死言状」小学館文庫 山田風太郎)ことに異論はないだろ。戦争の被害者は、多くの一般市民に及ぶ。それは家族、友人、恋人など大切な存在を断ち切る悪魔の行為だ。



戦後、日本は奇跡的な復興を遂げ、紆余曲折を経て今日に至る。戦争体験者は少なくなった。65年前、苛烈な爆撃で灰燼と帰した地にも、また桜が咲き誇る。忘れまい。あらゆる戦争の非情有さ、無意味さを語り継ぐことを。


                   (志)  




2010年(平成22年)
 3月10日(水曜日)
 【公明新聞より転載】

一体化の検討を批判

2010年03月05日 05時55分24秒 | 北斗七星
 所得補償とFTA

  一体化の検討を批判

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   「農業に重大な危機及ぼす」井上幹事長

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公明党農林水産部会(石田祝稔部会長=衆院議員)は4日、衆院第2議員会館で部会を開き、農林水産業が抱える当面の課題について意見交換した。これには井上幹事長が出席した。



 井上幹事長は、政府が「成長戦略」の政策課題として、「戸別所得補償制度をテコに農産物の関税を引き下げ、FTA(自由貿易協定)を推進」することを盛り込んだとの一部報道に言及。「事実であれば、民主党が『戸別所得補償は(貿易)自由化とセットではない』と主張していたことと相違する」と批判した。



 さらに井上幹事長は、関税が引き下げられると、外国産の農産物の国内流入で日本の農業生産が低下するとして、「国内の農林水産に悪影響を与えるようなFTAの交渉は断じて認められない。自給率確保の観点からも由々しき事態だ」と指摘した。その上で「担い手の意欲を失わせることにもなり、日本の農業にとって極めて重大な危機をもたらす」と訴えた。



2010年(平成22年)
  3月5日(金曜日)
 【公明新聞より転載】

公明党ここにあり!

2010年02月25日 11時31分20秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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最近、地域の党員・支持者の方々から同じような報告が相次いだ。いずれも友人・知人の言葉に溜飲を下げたという。それ「民主党にやらせてみたが、やっぱり駄目だった」との一言



昨年の衆院選では公明支援の訴えに耳を貸さず、「一度は民主党に政権をとらせてもいいのでは」と譲らなかった。それから半年後、失望と後悔の念が強くなるばかり。「何かが変わると期待したが、何も変わらなかった」「君の言った通りだった」との声も聞かれた




衆院選で民主党に一票を投じた有権者の多くが今、同じ思いを抱いているのではないか。内閣支持率は低下を続け、長崎県知事選や東京・町田市長選では、民主党が支援する候補が予想外の大差で敗北した。無党派層をはじめ政権交代の熱気は冷めてしまったようだ。



しかし、先の党員・支持者の方は、衆院選の悔しさが少しばかり晴れたからといって、それで良しとは思っていない。民主党に対する失望が政治全体の不信につながってはならないからだ。「『公明党なら日本をこう変えます』というビジョンや政策を分かりやすく示してほしい」との要望も寄せられた



国民の気持ちを代弁できる政党、政治家が渇望されている。今こそ、「公明党ここにあり」と打って出ていきたい。



        (幸)


2010年(平成22年)
 2月25日(木曜日)
 【公明新聞より転載】

鳩山首相の施政方針演説

2010年01月30日 16時42分13秒 | 北斗七星
 首相施政方針
 際立つ理想と現実の落差

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西日本新聞( 社説)

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 当たり前のことだが、政治が追い求める理想を見失っては、おしまいである。同時に、きっちり現実を直視しなければ、そもそも政治は始まらない-とも言えるのではないか。




 鳩山由紀夫首相が就任後初の施政方針演説を行った。官僚が用意した作文を寄せ集めるのではなく、自らの思いを包み隠さず国民に伝えるという意味で、確かに型破りではあった。



 首相は、インド独立の父と呼ばれるマハトマ・ガンジーの言葉を引用しながら、政治の理想を高らかに説いた。それは演説の冒頭と結びに用いた「いのちを守りたい」という表現に集約されている。



 首相によれば、守るべき「いのち」は多義的である。

 働くいのちを守りたいとして「雇用の確保」を喫緊の課題に位置付けたかと思えば、「世界のいのち」や「地球のいのち」に広げ、「核の脅威」「飢餓や感染症」「生態系の破壊」など人類が立ち向かうべき危機や脅威にも目を向けた。



 首相が掲げる「友愛政治」に通じる理念なのだろう。理想を語る首相は多弁であった。

 では、そんな理想を実現させるため、具体的に何をどうするのか。



 厳しい現実と折り合いを付けねばならない政治や政策の課題になると、目新しさは影を潜め、国民が共感するような説得力を欠いた。図らずも、理想と現実の落差を浮き彫りにしてしまった。




 例えば「いのちを守る予算」と首相が命名した新年度予算案である。公共事業費を2割近く減らし、社会保障費は約1割増やした。首相は「大きくメリハリをつけた」と自画自賛した。

 しかし、歳出規模が過去最高に膨らみ、国債の大量発行で急場をしのぐありさまなのに、「国民が選択した政権交代の成果」だと胸を張って言えるのか。



 マニフェスト(政権公約)で「廃止」を明言したガソリン税などの暫定税率は実質維持された。公約の撤回や修正、優先順位の見直しは今後もあるのか。もっと踏み込んで首相は語るべきだった。



 危機感が足りないのは、政権中枢を直撃している「政治とカネ」の問題だ。
 首相は自身の政治資金問題について「国民に多大な迷惑と心配をかけた」とわびたが、通り一遍の釈明だった。



 また、検察の事情聴取を受けた小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体をめぐる問題に一切触れなかったのは、どういうわけか。不自然な印象は否めない。



 政権交代の躍動感や高揚感は、すでに過去のものとなりつつある。「あの夏の熱狂」をいつまでも懐かしがっている場合ではあるまい。多くの国民は冷静に鳩山政権を見詰めようとしている。



 気高い理想を語るのも結構だが、もっと現実に立脚した問題解決の決意と指針を明快に示してほしい-。



 そんな国民の声を首相は率直に受け止め、政権運営の糧としてもらいたい。

2010/01/30付
「西日本新聞朝刊」より転載

偽装献金疑惑で秘書に泥を……

2010年01月30日 09時11分38秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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宮崎の冬の風物詩である大根干し。高さ約6メートルはある三角形のやぐらに大根をつるして乾燥。その様は、白く輝くカーテンのようで壮観。




今年は大根の育ちが良く「例年より、やや大きい」と農家。大根を干すには、霧島おろしと呼ばれる乾燥した西風が最適で、旨みの素になる。厳しい気候の移り変わりに勝ったものが高品質の漬け物として店頭に並ぶ。ほかに「千切り大根」も有名た。




ところで、政界もいま、烈風吹きすさぶ冬将軍に襲われている。一国の総理と政権与党の幹事長が引き起こした政治とカネの問題は「観測史上」まれに見る出来事といえる。国民の信頼度は低下する一方だ。混迷する沖縄の普天間基地問題で、日米の間は、ぎくしゃくし、底が見えない景気の冷え込みは、失業率の大幅アップとなって国民の不安感が募る。




未曽有の経済不況、政治不信を乗り切るドラマを演じる主役は、「大根役者」には務まらない。大地に根を張る大根のように、寒風に耐え抜く度量と勇気、そして潔さが必要ば。




今年の干支は「虎」だが、実質は平凡なのに外観だけが立派なことを指す「羊質にして虎皮す」(揚子法言)という言葉が思い浮かぶ。前言を翻し、偽装献金疑惑で秘書に泥を被せて知らぬ顔を決め込んでいては、「大根」に笑われまいか。


                   (尚)

2010年(平成22年)
 1月30日(土曜日)
 【聖教新聞より転載】

今夏の参院選、公明党は議員全員が候補者の自覚で戦う!、

2010年01月28日 05時53分52秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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日本航空のグループ社員・有志らが羽田、成田両空港などで手書きのメッセージを配り、利用を呼び掛ける姿が報道されていた。安全運航の決意や乗客への感謝の言葉がつづられているそうだ。経営再建にかける気持ちが伝わってくる。




パイロットの世界には、「タイタニック症候群」という戒めがある。あの豪華客船が海難事故に遭遇するまで、多くの船が氷山の南下を無線で警告していた。しかし、艦長は航行海域にはあまり関係がないと判断、進路を少し南寄りに変えるだけで全速力で航海を続ける。その結果、見張り役は危険を察知するが、遅すぎて衝突を回避できなかった(「ジャンボ機長の状況判断術」PHP新書)




さまざまな理由をつけて、目に見える事実を合理化しようとすることへの教訓だ。いつの間にか日本航空も、この状況に陥っていたのかもしれない。




同著によると、航空界では失敗を減らすためにCRMという方法も導入されている。何か気づいたこと、気になったことは言葉にする。誰も何も言わないからいいだろう、という心理が働くのを防ぐためである。




今夏の参院選、公明党は議員全員が候補者の自覚で戦う。目の前の出来事には機敏に反応し、気になることは妥協せず、とことん語り抜いていきたい。

                   (明)

 2010年(平成22年)
 1月28日(木曜日)
 【聖教新聞より転載】

   

ラベルの見栄えより!中身が大事

2010年01月14日 10時31分55秒 | 北斗七星
                北斗七星

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  親元を離れて暮らした学生時代は、よく食用缶詰の世話になった。今も缶コーヒー、缶入り茶などで、のどを潤す。

  缶詰の誕生は、ナポレオンの時代にさかのぼる。長期遠征に臨む兵士が携行できる食品をフランス政府が公募、調理品をビンに入れ密封、加熱殺菌し長く保存する発明が採用された。その後、イギリスでピーター・デュランがブリキ缶による世界初の商品を開発、工場での大量生産に踏み切る。ちょうど200年前の話だ。(「冒険缶詰」kkワールドフォトプレス)

  鳩山政権は、国家戦略室を「局」に格上げするための法案を通常国会に提出する。と報道されている。スタッフを多少テコ入れする程度で、政策の企画・立案の「司令塔」として期待されながら不発に終わった部署が果たして機能するだろうか。既に、いぶかられている。

  経済成長率や失業率の改善をめざす経済成長戦略の基本方針を昨年末の発表したが、肝心の具体策や工程表は見当たらない。二酸化炭素(CO2)排出量を2020年までに25%削減する国際会議での約束も、数値目標を掲げただけで実現への道筋は描かれていない。

  容器やラベルの見栄えにこだわるが、中身は皆無。少しは、官邸や大臣室でカンヅメ状態になって、政策論議に汗を流してほしい。



                                            (明)



        【2010年(平成22年)1月14日】

        【聖教新聞より転載】



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プロスポーツの世界

2010年01月07日 06時29分34秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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2010年1月7日(木曜日)


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 背番号「55」といえば、すぐに大リーグ・エンゼルスに移籍した松井秀喜選手が頭に浮かぶ。新天地での活躍が楽しみだ。もう一人、同じ背番号を背負い、日本のプロ野球で今季、捨て身の覚悟でマウンドに立つ男がいる。



 古巣、西武に入団した工藤公康投手である。1963年5月5日生まれ。今季47歳となるベテランは、マウンドに立った瞬間、現役最年長記録を更新することになる。



 ドラフト6位で西武に入団。野球選手としては、恵まれた体格ではないが、長く投げ続けるための身体理論に基づく練習スタイルを編み出し、第一線で投げ続けてきた。「成功体験を捨てて、つねに新しいことに挑戦しなければ第一線で生き残れない」(「現役力」PHP新書)。変化を恐れず限界への挑戦が続く。



 大リーグには、かって人種の壁を乗り越え、最後の登板は59歳という伝説の黒人大投手。サチェル・ペイジがいた。という記録がある。(「史上最高の投手はだれか」佐山和夫著 潮出版社)。「人はだれでも人生という大切なマウンドに立っている」とは、”まさかり投法“で40歳まで投げ続けた村田兆治氏の言だ。



 厳しいプロスポーツの世界。今季、過去の栄光を捨て新たな挑戦をする選手も多い。それは厳しい不況に立ち向かう人々に勇気をくれる。            



                   (志)                    

野口さんの「宇宙滞在」は地球の尊厳

2009年12月23日 07時11分15秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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ー2009/12/23(水)ー

   公明新聞より転載 


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 野口聡一さんらを乗せたソユーズ宇宙船は、23日午前、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングする。来年5月まで145日の長期滞在に胸が躍る。

          ◆

 本紙でのインタビューが縁で今も交流が続く宇宙開発ジャーナリスト・若居亘氏の20年前の言葉が忘れられない。「宇宙から見た地球の尊厳さは言語に絶するものがあるようです。米ソ首脳会談も、宇宙で、地球を眺めながらやると、一挙に合意に達するでしょうね」

          ◆

 その年の12月、宇宙ではなくマルタ島での米ソ首脳会談で冷戦終結が合意された。だが、地球環境の破壊を防ぐ合意については、今回のコペンハーゲンでのOPC15に見られるように前途は厳しい。やはり、宇宙から地球を見ながら議論しないと合意はできないのか。

          ◆

 若居氏によると、奇跡と言う以外にない地球の尊厳さに感動した宇宙飛行士たちは、誰もが異口同音に語ったという。「この素晴らしい美しい地球は何としても守らなければならない!」と

          ◆

宇宙に行くと思想が一変するという。宇宙から地球を見ることは、国家の枠組みを超え、人類益、地球益の観点から地球を見ることだ。野口さんの宇宙滞在が、日本人のみならず世界の人々の心に「地球の尊厳」への畏敬の念を沸き上がらせる日々となるよう期待したい。                                        (鈴)