和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

九年母/今日の俳句 ≪第1940号≫

2015年10月31日 06時34分56秒 | 今日の俳句

≪2015年(平成27年)10月31日(土)長月≫(旧暦9/19)



 九年母や住持おはして早五年
       炭 太祗

 九年母を丸ごと喰めば海まぶし
       前田貴美子

 芭蕉織る庭に九年母実らせて
       村山 澄子

 時じくの九年母の実や辺土岬
       沢木 欣一

 九年母につぶやきばかり多き日よ
       鈴木 容風


※ 九年母・香橙・くねぶ
 インドシナの原産で、おもに暖かい土地に栽培されるミカン科の常緑低木。高さは三メートルぐらい。葉はミカンに似て楕円形だが、やや丸く大きく、長さ十センチほど。先がとがっている。
 初夏に枝さきに白色の花をつけ、果実は秋に黄熟する。夏ミカンよりも小さく、外皮は厚くて、果肉と離れにくい。大きさは六センチばかる。良い香りがして甘い。

 【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※


 弘教に駆ける青年を
 皆で讃え励まそう。
 新入会の若き友にも
 最大のエールを。
 学会は人材で勝つ!

           10月31日



     ※☆*寸 鉄*※


 ネパール初訪問20周年。日蓮大聖人の太陽の仏法は学会ありて世界に燦然

        ◇

「に必要なのは、勇気と想像力」喜劇王。学会活動の中で磨け。日々前進

        ◇
 
「悲母の大恩ことに・ほうじがたし」。青年よ親孝行の人に。成長こそ恩返し

        ◇

 ネット銀行(バイキング)情報盗むメール増。身に覚えない相手の添付(ファイル)開くな。油断大敵

        ◇

 「スマホ老眼」で悩む若い世代多く。目の酷使が原因。休憩挟み賢く利用




     ※☆*名字の言*☆※


ハチの巣の断面を見ると、六角形が綺麗に並んでいる。六角形である理由は、隙間なく、かつ少ない材料で巣を作るのに、最も適した形だからだ



「ハチの巣」は英語で「ハニカム」。六角形を隙間なく並べた構造を「ハニカム構造」といい、トンボの複眼などにも見られる



「ハニカム構造」は軽くて頑丈。ニホンミツバチの巣では、一つ一つの壁は厚さ0・1ミリほどしかないが、4000ほどの穴をつくり、2キロもの蜜をためることができる。この自然界の知恵は、軽くて頑丈であることが必要な飛行機の翼、新幹線の床など、人工物にも活用されている



個々の組み合わすの妙によって思わぬ力を発揮するのは、人間の世界でも同じ。 古来、「天の時は地の利に如かず(及ばない)地の利は人の和に如かず」(孟子)。という。性格や得意分野が異なる一人一人であっとも、「心」を合わせるとき、全体で大きな力を創造することができる



御書に「日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて」(1463ページ)と。一人では弱くても、万人の幸福という「志」を「同」じくする「同志」が、互いにたたえ、励ましながら進むとき、巨大な力が生まれる。この「異体同心の団結」て、黄金の秋を進みたい。(芯)

【聖教新聞:2015年10月31日(土)付】





蜜柑/今日の俳句 ≪第1939号≫

2015年10月30日 04時59分07秒 | 今日の俳句

≪2015年(平成27年)10月30日長月≫(旧暦9/18)
(尾崎紅葉忌)


 蜜柑十貧しき包ほどきけり
       尾崎 紅葉

 海からの朝は明快青みかん
       大井 雅人

 海見えずして海光の蜜柑園
       野澤 節子

 起の国の北向く山も密柑山
       粟津松彩子

 密柑山ま白き雲の夜も満つ
       加倉井秋を


※ 蜜柑・青蜜柑・蜜柑畑・蜜柑山
 蜜柑の類は、柑橘類ともいい、日本で栽培される果樹のなかで最も重要なものの一つ。
 温州蜜柑は、中国で蜜柑の栽培の盛んな温州の名をとってあるが温州とはまったくかかわりがなく、日本で生まれた品種で、その栽培の歴史は三百年の長さに達し、特に明治以降に品種の改良や栽培法が発達し、在来種の紀州蜜柑を、しだいに駆逐し、蜜柑類の王座を占めるにいたったもの。
 果実は小型、扁球形で、径五~八センチぐらい。赤みのかった橙、色でなめらか、光沢が美しく、果皮は柔らかくてすぐにむけ、果肉は濃い橙色、柔軟で水けが多く、すこぶる美味。
 クエン酸をふくみピタミンCの含有量も多い。果肉もまた栄養に富んでいる。一般に冬暖かい地方が適し、鹿児島のように暖かすぎても、よいものは育たない。温州蜜柑に近縁の種に八代蜜柑・九年母がある。    

※ 紅葉忌
 10月30日。明治文壇の巨匠尾崎紅葉の忌日。
 慶応3年(1867)生まれ。東京の人。本名徳太郎。小説「金色夜叉」で有名。角田竹冷・伊藤松宇らと「秋声会」を起こし、俳句のうえでも活躍した。明治三十六年(1903)没。年三十七。

新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※


 乾燥による火災に注意!
 可燃物の放置や
 たこ足配線はしない。
 火の元点検も忘れずに。
 賢明な「前前の用心」を!

           10月30日



     ※☆*寸 鉄*※


 SGIには、青年の成長と自己変革の場があるー博士(インド)。未来創る平和の城

        ◇

 きょう「福島の日」。不屈の心で進む皆様こそ地域の希望。共に福光へ、前進

        ◇

 「日蓮が一門は師子のほうるなり」。仏意仏勅の我らは確信の対話を拡大!

        ◇

 女子部・婦人部の「10帰(デンキ)運動」を徹底。無事故が勝利。幹部は細心の配慮を

        ◇

 小学校でのいじめが最多の12万件に。家庭・地域で寄り添い、兆候見逃すな




     ※☆*名字の言*☆※


 超一流の選手は、参考にしたい逸話に事欠かない。米大リーグのイチロー選手は、新たなシーズンに臨む際、「首位打者になる」といった目標は立てないという。首位になるかどうかは、相手のあること。打率よりも安打数にこだわり、1試合、1打席を積み重ねる野球人生を歩んでいる



 野球だけではなく、人生でも“相手がどうか"に気をもむよりも“自分がどうあるべきか"に行動の規範、目標を据えた時、進むべき方向が明確となろう



 7児の母である婦人部員は、元気すぎる子どもたちに手を焼く日々だった。その中で、次女は物静かで手の掛からない子だった。だがある日、その娘が心の病に。実は多忙な母を思い、甘えられず、本当の気持ちを抑え込んでいたのだった



 「子どもを治そうとするのではなく、母のあなたが同苦して、愛情で包み込んで、親子で幸せになるのよ」。婦人部の先輩の励ましにハッとした。“変えるのは私の一念のほうだ"。以降、娘は健康を取り戻した。婦人は“子どもたちが私を「母親」に育ててくれた"と、感謝の一日一日を前進する



 仏法では「自他共」を強調する。自分が変わることで、相手に良い影響を及ぼす。相手に尽くすことで自身も心豊かになる。そこに幸福の道が開かれる。(白)

【聖教新聞:2015年10月30日(金)付】





栗/今日の俳句 ≪第1939号≫

2015年10月29日 08時36分29秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)10月29日(木)長月≫(旧暦9/17)


 下野や風雨いよいよ栗林
        鈴木真砂女

 山行の栗の毬より雨あがる
        石橋 秀野

 焼栗やまた近くなる雨の音
        長田 幹彦

 落栗やなにかと言へばすぐ谺(こだま)
        芝 不器男

 朝刊をとりて来し手に栗もてる
        高屋 窓秋


※ 栗・甘栗・焼栗・山栗・芝栗
 果実をとるために、畑に植えられたものがほとんどだが、野生もかなり多く、栗拾いは秋の行楽の一つ。野生の栗は、木が大きいが実は小さく、反対に栽培種は小さく、実は粒が大きくて味もすぐれている。
 山栗・芝栗はクリの別名。芝栗はささ栗ともいって、野生の小粒の栗である。いがの中に、たいていニ~三個の実があり、三個のものを「みつ栗」、中の平たいものを「中栗」、一個のものを「ひとつ栗」、などという。
 丹波地方から出る大きな栗が丹波栗で、昔から有名。栗は八月中ばごろから出はじめ、九月末から十月が出さかりで、十一月のはじめには終わり、正月用のカチクリは晩生種をたくわえたものである。

新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※


 会合は新鮮さが大切だ。
 入念な準備や
 創意工夫を怠るな。
 「さあ頑張ろう!」と
 皆が決意する集いに!

           10月29日



     ※☆*寸 鉄*※


 「我々青年は!」と70代の牧口先生。挑戦する魂は永遠に若い。溌剌と前進

        ◇

 青森県婦人部の日。「人材の森」を育む太陽の母!麗しき団結で幸福広げよ

        ◇

 折伏すれば偉大な生命力が湧き、生きる喜びがみなぎるー恩師。歓喜は万波と

        ◇

 「慈無くして詐(いつわ)り親しむは是れ彼が怨(あだ)なり」仏典。正邪を言い切るのが慈悲

        ◇

 3千の小中学校、消防設備の劣化を放置と。改善急務。最優先で子を守れ




     ※☆*名字の言*☆※


 地区・支部総会が全国で活発に行われている。都内の地区総会で、ある壮年が体験を披露したところ、終了後、普段はあまり会話を交わさない友に声を掛けられた。「あなたの体験に力をもらった。私も頑張らないと」



 壮年は3年前に病気で手術をし、後遺症が少しある。体験発表を頼まれた当初は「完治していないから-----」と、いったんは断った。だが、「後遺症と格闘しながら前向きに生きる姿を、ありのままに語ってほしい」と背中を押された



 驚くようなドラマはなくても、挑戦の途上であっても、信心根本に、地道に人生を開いてきた“等身大の体験"が、各地で新鮮な感動を広げている。ある未来部の会合では、勉学やスポーツに励む同世代、起業し社長として活躍する青年部員、担当の幹部まで、全員が体験を語った。「本当に刺激になった」と、参加者から喜びの声が上がっていた。



 御書に「道理証文よるも現証にはすぎず」(1468ページ)と。信心の喜びを確信やもって語る姿の中に、「現証」は光り輝く。またいわく「教主釈尊の出世の本懐は人の振舞にて候けるぞ」(御書1174ページ)。苦難に負けずに進む、その振る舞いが、信仰の力を表している



 体験を語り、体験を力に、地域広布をさらに広げていきたい。(側)

【聖教新聞:2015年10月29日(木)付】





胡桃/今日の俳句 ≪第1938号≫

2015年10月28日 08時21分02秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)10月28日(水)長月≫(旧暦9/16)



 晴れし日の胡桃の落つる音と知る
        中村 汀女

 切株に胡桃言葉を置くごとし
        宮下 翆舟

 胡桃割る燈の円光の一家族
        大野 林火

 胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋
        鷹羽 狩行

 胡桃落つ日の夜となれば月明かく
        中村 汀女


※ 胡桃・姫胡桃・鬼胡桃・胡桃割る

 普通にクルミと呼んでいるのは鬼胡桃で、属のちがうものに野胡桃・沢胡桃がある。鬼胡桃は、果実をとるかめ各地で栽培されている。
 球状の果実は、はじめ青く、秋に熟して黄緑色となり細毛をかむっている。径三センチ内外。中に皺溝のあるきわめて堅い核があり、そのなかに薄い種皮に包まれた肥厚した白い子葉がはいっている。食用になるのは、この子葉で多量の脂肪油をふくみ、栄養に富んでいて、すこぶる美味である。
 鬼胡桃の名は、核面のなめらかな姫胡桃に対し、凸凹があって醜いからである。野胡桃は、果穂を黄色染料とするほか、種々の用途に用いられるが、食べられない。沢胡桃は、藤胡桃・川胡桃ともいい、渓流のかたわらに多い高木。これもしとはならない。

新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※


 「努力を讃える」
 「長所を伸ばす」
 それが人材育成の鍵。
 相手をよく知り
 こに響く励ましを!

           10月28日



     ※☆*寸 鉄*※


 御聖訓のまま進む、これが学会精神ー恩師。任用試験通して信心の土台を

        ◇

 東京「杉並婦人部の日」。地域照らす幸の王女は朗らか。歓喜の連帯()スクラム)を拡大

        ◇

 何かに忙殺される人は何も遂行できずー哲人(セネカ)。祈りと知恵で賢く時間革命

        ◇

 首都直下地震の可能性知った人の9割何もせず。`『深き用心」と具体策こそ

        ◇

 笑う機会が少ない高齢者ほど健康状態悪いと。学会活動は生涯青春の源泉




     ※☆*名字の言*☆※


 今年、世界遺産に登録された鹿児島市の「関吉の疎水溝」を訪れた。薩摩藩による日本初の本格的洋式工場「集成館」の動力を担う水車に、水を送り込むためのものだった



 石造りの水路に沿って歩いた。水面を流れる一葉を見つけたが、水の流れが、ゆっくりで、すぐに葉っぱを追い越してしまう。疎水の長さ約7キロに対し、始点と終点の高低差は、わずか約8メートルといわれる



 しかし、人の足より遅い水も、流れ続けることで、工場をも動かす力になった。その事実と、それを可能にした往時の人々の仕事に、深く思いを致した



 鹿児島市に住むある婦人は、先天性の網膜色変性症のため徐々に視力が落ち、6年前、全盲になった。信心を始めて34年目だった。「くよくよせず、自分にできることをしよう」と決めた



 始めたのは、本紙を“聞く”ことだった。毎日、夫が1時間ほど音読してくれた。もう一つは毎月の座談会でハーモニカを演奏すること。前に進むスピードは遅くとも、一歩また一歩と歩みを重ねる姿勢、誠実な対話がみの、現在、共に唱題する4人の友がいる。


御書に「水のごとくと申すは・いつも・たい(退)せず信ずるなり』(1544ページ)と。水のごとく清らかに、たゆまず挑戦を貫く人には「勝利」が必ず待っている。(通)

【聖教新聞:2015年10月28日(水)付】





末枯/今日の俳句 ≪第1937号≫

2015年10月27日 11時18分44秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)10月27日(火)長月≫(旧暦9/15)

 末枯や身に百千の注射痕
        日野 草城

 末枯れてまた廃坑の現れる
        穴井 太

 末枯に一とき囲む燐寸の火
        沢木 欣一

 末枯の包みの先に灯りけり
        桜間三輪女

 末枯るゝ買物籠の銭見えて
        岸本 水馬


※ 末枯

 うらは梢のこと。艸木の枝梢の枯れることをいう。『清輔集』に『山里は庭の叢草うらがれて蝉の鳴く音も秋めきにけり』とあるとおり、ほんとうに枯れたことをいうのでなく、末のほうがいくらか枯れてきて、やや衰えを見せはじめた秋草ぐらいの意である。枯れるといえば冬になる。


新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※


 持続こそ力なり!
 小さな一歩でも
 前へ進み続ければ
 栄光の頂は近づく。
 悔いなく今日を勝て!

           10月27日



     ※☆*寸 鉄*※


 人を育てよ!それが未来につながる勝利の道だー恩師。全幹部(リーダー)が最前線へ

        ◇

 各地で「木枯らし1号」。無冠の友の皆様、健康第一で。無事故を強く祈る

        ◇

 今日から読書週間。「悪書は精神の毒薬」哲人(ドイツ)。良書を開けば心が豊かに

        ◇

 欠かせない情報源「新聞」が8年連続1位ー調査。本紙は正義と希望を発信

        ◇

 韓国識者9割「日韓の関係、改善すべき」と。草の根の民衆交流こそ力




     ※☆*名字の言*☆※


半世紀以上も前になるが、日本から南極観測隊が初めて派遣された当時、唯一の通信手段はモールス信号の電報だった。正月、日本にいる家族から年賀電報が届く。ある隊員の妻が送った電文は、わずか3文字だった。「アナタ」

妻は、夫の重要な任務を理解し、気丈に留守を預かっていたことだろう。それでも、離れて暮らす寂しさ、過酷な環境下で働く夫の身を案じる気持ちが、あふれてきたに違いない。この3文字には、何万語を尽くそうと伝えきれない思いが、凝縮されている

ある婦人部員は、学生時代からの友人に仏法対話を重ねてきた。幸福な人生を送ってほしいと、元気になる本紙の記事を渡すなど、何かと心を砕いてきた。それでも、友人は入会には至らなかった

ある日、また信心の話になり。婦人の口から、こんな一言がもれた。「あなたの幸せを20年間、祈ってきました」。友人の脳裏に、今日までの年月が去来した。“これほどまでに、私を幸せにしたいと尽くしてくれた人がいただろうか”。先頃、同志に祝福される中、友人は娘さんと一緒に入会した

本当の気持ちを伝えるために、冗舌である必要はない、相手の心に送りたい真心があればいい。その真剣さ、誠実さはいつか必ず届くものである。(城)

【聖教新聞:2015年10月27日(火)付】





草の穂/今日の俳句 ≪第1936号≫

2015年10月25日 06時39分10秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)10月25日(日)長月≫(旧暦9/13)
(十三夜)

 草の穂の触るヽや硬きくるぶしに
        藤田 湘子

 呆け越せり穂草収めし夜の坂
        藤村多加夫

 言葉みな逃げゆくごとし草の穂に
        丸山 哲郎

 晴天に身の軽くなり草の絮
        清水 径子

 穂絮とべ臨港線路のゆきどまり
        栗田せつ子


※ 草の穂・穂草・草の絮

 穂の出た秋の雑草をいう。花や実をつづっていて、背景に雲が浮かんでいたり、秋らしい風物の中で風にそよぐ姿がおもしろい。特にイネ科の植物は、秋に花穂をつづり、豊かな実りの秋に、いっそうのいろどりを添える。

新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※

 仏法対話とは
 「幸福の種」を
 友の心に植えることだ。
 祈りを根本に
 大誠実で語り抜け!

           10月25日



     ※☆*寸 鉄*※


学会は文化の力で社会に豊かな恵みをもたらすー識者。人間世紀の太陽と
        ◇
東京・足立「師弟原点の日」。不屈の前進が王者の誇り。民衆の栄光城築け
        ◇
道を開け!道を創れ!一切を勝利の劇に変えよー恩師。青年よ立ち上がれ
        ◇
「対面を遂げ」「見参を期す」と大聖人。会って語る。これ広布の生命線
        ◇
運転中の電話、ハンズフリーでも判断力が低下ー研究。無事故へ油断なく

【聖教新聞・2015年(平成27年)10月25日(日)





     ※☆*北斗七星*☆※


「何で女子はお中元とかお歳暮みたいにもらわれなあかんの?」。豪商の家に育つ少女あさは、嫁ぎ先が決まっていることに疑問を持つ。祖父忠政はあさを褒め「『何でや』と思う人間がな、世の中を変えていくねん」と答えた。NHK朝ドラマ『あさが来た』の一場面

2004年のきょう、新潟県中越地震が起きた。家を失った人の願いは住宅再建。そんな中、多くの人が「何でや」と思ったのが被災者生活再建支援制度の使いにくさ

住宅が全壊した世帯等に支援金を支給する同制度は、公明党などの推進で1998年にできた。その後、支援金は上限300万円に。しかし国は“個人財産である住宅本体の再建に税金は使わない”との考えから支援金の使い道を制限。手続きも煩雑で、限度額までもらう人は少なかった。公明党は、被災者の「何でや」の思いを胸に、制度改正を訴えてきた

2007年、能登半島地震と新潟県中越沖地震が発生。公明党の主導で同年、制度改正が実現した。支援金は使い道自由の定額支給にし、所得制限もなくした。改正前に起きた両地震にも適用。東日本大震災では約19万世帯に支給された

消費税の軽減税率。還付方式の財務省案は、公明党の「何でや」で撤回に。公明党は一人一人の「何でや」に耳を傾け、政治を変えていく。(直)


【公明新聞:2015年10月24日(土)付】





松虫草/今日の俳句 ≪第1935号≫

2015年10月24日 04時31分02秒 | 今日の俳句

≪2015年(平成27年)10月24日(土)長月≫(旧暦9/12)



 松虫草霧らひらがなに花明り
        石塚 友二

 那須野よし松虫草の花盛り
        三笠宮ゆかり

 恋の記憶数へいざなふ松虫草
        加藤知世子

 許されよ松虫草の種盗るは
        山田弘子

 人去りし高原風と松虫草
        三輪温子


※ 松虫草
 全国の日当たりのよい山地にはえるマツムシソウ科の越年草。中部以西ではとびとびに分布している。
 茎の高さ六〇~九〇センチぐらい。葉は対生、羽状に分裂し、下面は緑白色。秋のはじめに紫色の美しい頭状花を開く。
 花冠は五裂し、外側の裂片は発達するとくちびる状となって大きく、内部のものは四裂して小さい。高山の高嶺松虫草は、たけが低く花が大きい。
 関東地方の海岸には、茎の短い磯馴(そなれ)松虫草が見られる。観賞用に栽培されるのは西洋松虫草で、多くの園芸品種があり、切り花用に適し、紫黒・白・紅など美しい色がある。山蘿蔔と書いてマツムシソウと読ませるのは正しくない。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※

 因果具時の妙法だ。
 今の奮闘によって
 幸福と功徳の根は
 揺るぎなく張っていく。
 確信を抱き進もう!

           10月24日



     ※☆*寸 鉄*※


国連デー。「学会青年部は平和を築く希望の存在」元次長(チョウドリ)。新時代築く誇り
        ◇
第2総東京婦人部の日。師弟共戦で幸福の連帯を拡大!対話の花を万朶と
        ◇
悩んでも屈しない人こそ誠に崇高ー詩人(ロングフェロー)。題目に勝る力はなし。恐れなく
        ◇
「一切衆生の口にうたはれ給え」御書。信心即生活だ。誠実と忍耐で実証を
        ◇
65歳まで働ける企業増え72%に。経験や知恵は社会の宝。皆が輝く未来へ

【聖教新聞:2015年10月24日(土)付】




     ※☆*北斗七星*☆※


わが家のパソコンにウィンドウズ10を導入して1ヵ月が経った。ウィンドウズ10はマイクロソフト社が、不人気だったOS(ウィンドウズ8)を早々に切り上げて導入した新OSだ。OSとは「パソコン全体を管理するソフト」のことで、使い勝手の良し悪しを決める基幹ソフトだ

同社は今年7月末にウィンドウズ10を一般に公開。ウィンドウズ7、8の利用者には無償で導入できるようにした。公開から3ヵ月、各種報道でもおおむね好評価が目立つ

ウィンドウズは世界で15億人が利用しているともいわれる圧倒的なシェアを誇るOSだ。提供しているマイクロソフト社としても、研究・開発を進め自信を持って売り出したOSが不人気というのは、企業プライドを大いに傷つけられる話だが、早期撤回するのに、同社に躊躇はなかったようだ

“商売の神様”といわれた故・松下幸之助氏は「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永久の客を作る」という言葉を残した。商売は売った後こそが大事ということだ。購入者が製品をどこまで気に入っているか、改良して欲しい点はないかなど、企業が持つべき「目」を教示している

最近、大手企業の不正が相次いでいる。担当者が云々、という釈明が目立つ。トカゲのしっぽ切りでは再発は防げないと自覚すべきだ。(爽)

【公明新聞:2015年10月24日(土)付】





時鳥草/今日の俳句 ≪第1934号≫

2015年10月23日 04時01分07秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月23日(金)長月≫(旧暦9/11)



 ほととぎす草今日のむなしき手をのべぬ
        八木林之助

 杜鵑草活けて落柿舎女住む
        金子 翠羽

 山風のさらりとありし杜鵑草
        匹田のぶ子

 殉教の土の暗さ時鳥草
        後藤比奈夫

 墓の辺や風あれば揺れ杜鵑草
        河野 友人


※ 時鳥草・杜鵑草・ほととぎす草・油点草
 正しい名はホトトギス。中部以南の山地に多いユリ科の多年草。茎は直立し、時には崖からたれ下がることもある。
 長さは三〇~七〇センチ、円柱形で、あらい毛がはえている。葉は長楕円形が多く、基部は茎を抱き、長さ六~一一センチぐらい。
 十月ごろ、葉腋に花序を出し、漏斗状鐘形の、紅白の地に紫斑点のある花を二~三花ずつ開く。
 花被片の斑点を鳥のホトトギスの胸にある斑点に見立てて、この名がある。漢名を油点草は正しい使い方ではないが、俳句では慣用している。

新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※

 冷え込む季節。
 配達員の皆様の
 健康・無事故を祈る。
 偉大な無冠の同志に
 幸福と勝利あれ!

           10月23日



     ※☆*寸 鉄*※


SGIは地域の要望を的確に捉える共同体ー博士(ハーバード)。「良き市民」の絆を拡大
        ◇
広布の闘士は人間王者の誇りを持ち続けよー恩師。最高峰の哲学胸に堂々と
        ◇
若々しさの源は「感謝の心」「人に尽くす姿勢」と専門家。多宝の友が証明
        ◇
大麻の摘発者急増。4割が10~20代。若者を蝕む魔物。社会全体で根絶を
        ◇
暗証番号式のコインロッカー用いた詐欺が急増。声掛け密にして断固撃退





     ※☆*北斗七星*☆※


「何で女子はお中元とかお歳暮みたいにもらわれなあかんの?」。豪商の家に育つ少女あさは、嫁ぎ先が決まっていることに疑問を持つ。祖父忠政はあさを褒め「『何でや』と思う人間がな、世の中を変えていくねん」と答えた。NHK朝ドラマ『あさが来た』の一場面

2004年のきょう、新潟県中越地震が起きた。家を失った人の願いは住宅再建。そんな中、多くの人が「何でや」と思ったのが被災者生活再建支援制度の使いにくさ

住宅が全壊した世帯等に支援金を支給する同制度は、公明党などの推進で1998年にできた。その後、支援金は上限300万円に。しかし国は“個人財産である住宅本体の再建に税金は使わない”との考えから支援金の使い道を制限。手続きも煩雑で、限度額までもらう人は少なかった。公明党は、被災者の「何でや」の思いを胸に、制度改正を訴えてきた

2007年、能登半島地震と新潟県中越沖地震が発生。公明党の主導で同年、制度改正が実現した。支援金は使い道自由の定額支給にし、所得制限もなくした。改正前に起きた両地震にも適用。東日本大震災では約19万世帯に支給された

消費税の軽減税率。還付方式の財務省案は、公明党の「何でや」で撤回に。公明党は一人一人の「何でや」に耳を傾け、政治を変えていく。(直)


【公明新聞:2015年10月23日(金)付】





10月22日(木)のつぶやき

2015年10月23日 01時49分38秒 | 今日の俳句

【ニコ生タイムシフト予約(2015/10/22 08:30開始)】 #nicoch2611803 #虎8 【収録放送】虎ノ門ニュース 8時入り!木曜日 nico.ms/lv238600303



めはじき/今日の俳句 ≪第1933号≫

2015年10月22日 06時43分29秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月22日(木)長月≫(旧暦9/10)



 谷けぶり遠き山家の益母草
        鈴木宇亀雄

 めはじきをしごけば花のこぼれけり
坊城 中子

 めはじきや独り身に似し独り旅
        本多 静江

 めはじきの瞼ふさげば母がある
        長谷川かな女

 めはじきや伊賀の女の子の細瞼
        橋本 鶏二


※ めはじき・益母草
 野原や道ばたに多くはえるシソ科の二年草。茎の高さ五〇~一〇〇センチ(約一尺七寸~三尺三寸)ぐらい。茎と葉に細かい白色の毛を密生する。
 茎の上のほうの葉は線形で小さく、下方の葉は深く三裂した卵状心臓形。秋のはじめに、枝さきの葉のさきに、淡紅紫色の唇形花を数個ずつ段状に開く。
 こどもが茎を短く切ってまぶたにはりつけて、目をあかせて遊ぶので、《目弾き》という。花の咲いているときの全草を乾燥したものを漢方で、産前産後に用い、これを益母草という。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】




     ※☆*わが友に贈る*※

 多忙な中でも
 読書の暇をつくれ!
 学び続ける人には
 精神の輝きがある。
 向上の日々を!

           10月22日



     ※☆*寸 鉄*※


全ての障害は奮励努力によって打破されるー偉人(ダビンチ)。不屈の闘魂で広布を開拓
        ◇
福井「凱歌宣言」の日。関西の「北の砦」は厳然。新たな常勝の金字塔共に
        ◇
「仏はうへての如く衆生は田の如く」。下種とは究極の励まし。胸張り挑戦
        ◇
苦労した者が強くなる。青年は安逸を求めるなー恩師。鍛えの青年に栄冠
        ◇
学校・病院・劇場等、防火設備の点検強化。絶対無事故へ個々の意識も高く

【聖教新聞:2015年10月22日(木)付】




     ※☆*北斗七星*☆※


「日中、日韓の2カ国首脳会談へ道筋をつける絶妙のタイミングだった」。マスコミからこうした評価の声が上がった公明党訪中団と訪韓団。山口那津男代表が習近平国家主席、朴槿恵大統領と相次ぎ会談したことで、首脳会談の流れが確かなものになったことは間違いない

11月1日にソウルで日中韓の3カ国首脳会談が予定されている。その際に2国間の会談が実現できるかが注目されているタイミングで、与党・公明党が両首脳と会い、「会談実現を」と働き掛けた意義は大きい。両国との信頼関係を築いてきた公明党ならではの役割を果たした

もう一つの成果は、会談の際に示された両首脳の「笑顔」だ。本紙に掲載された山口代表との会談写真には、朴大統領と習国家主席の顔に満面の笑みがこぼれていた。外交では時に、言葉以上に表情が重要なメッセージを伝える

特に韓国とは関係が冷え込んでいた。朴大統領が終始にこやかに山口代表らを迎えた姿はニュース映像で流れ、両国に懸案はあるものの、韓国が関係改善に意欲を示しているとの印象が強く残った

訪中、訪韓は、平和安全法制について理解を求める機会にも。帰国後、山口代表は仙台市で「100の反対を言うより、一つの平和への行動を示すことが大切だ」と訴えた。平和の党を今こそ語り抜きたい。(辰)

【公明新聞:2015年10月22日(木)付】



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10月21日(水)のつぶやき

2015年10月22日 01時49分16秒 | 今日の俳句

.@komei_koho さんの @YouTube 動画を高く評価しました: youtu.be/LOOw1F_JDV0?a 公明ニュースPLUS(2015年10月号)

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ブログを更新しました。 『公明ニュースPLUS(2015年10月号) 特集「長野県飯田市の地方創生」』
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