和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

2月26日(水)のつぶやき

2014年02月27日 02時48分55秒 | 今日の俳句

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春の鹿/今日の俳句≪No.1509≫

2014年02月23日 06時58分20秒 | 今日の俳句
     ☆春の鹿/今日の俳句☆


彡------☆★☆*≪No.1509≫------☆★☆*☆------☆☆彡
2014年(平成26年)2月23日(日)

○ 税理士記念日
 日本税理士会連合会が1969(昭和44)年に制定。
1942(昭和17)年のこの日、「税理士法」の前身である「税務代理士法」が制定された。
国民・納税者への申告納税制度の普及・定着を図り、税理士制度の意義をPRすることを目的とし、この日には各地で無料税務相談が行われる。
日本税理士会連合会
行政書士記念日 2月22日

○ 富士山の日
 パソコン通信NiftyServe内の「山の展望と地図のフォーラム(FYAMAP)」が1996(平成4)年1月に制定。これとは別に、山梨県河口湖町が2001(平成13)年12月に、静岡県が2009(平成21)年12月に制定。
「ふ(2)じ(2)さん(3)」(富士山)の語呂合せと、この時期、富士山がよく望めることから。

○ ロータリー設立記念日
 1905年のこの日、アメリカ・シカゴで、青年弁護士ポール・ハリスが友人3人とともに世界初のロータリークラブを設立した。
ロータリークラブは、「会員同士の親睦を深め自己啓発を進めながら自分の職業を生かして世界や地域に奉仕して行くこと」を目的としている。現在では161の国や地域に約3万のロータリークラブがあり、約120万人の会員がいる。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



  ■※今日の俳句※■


  春の鹿水のひびきが木の間より
       友岡子郷


  肌ぬくきまで孕み鹿寄り来たる
       山崎ひさを


  あたらしき鹿のあしあと花すみれ
       石田郷子

※ 〈仔馬跳ね宇宙に満つる微光かな 石田郷子〉
 ひらがなの表記と軽やかなア音の韻律がきれいだ。春の鹿と言えば、その語感から柔らかでふくよかな姿を思い浮かべるが、「美しい秋の鹿とくらべてきたなく哀れなものが春の鹿である」(平井照敏『新歳時記』)と歳時記の記述にある。
実際のところ、厳しい冬を乗り越えたばかりのこの時期の鹿はやつれ、脱毛したみじめな姿をしているようだ。調べてみて自分の思い込みと現実のずれに少しとまどいを感じた。鹿といえば観光地や動物園にいる人馴れした姿しか思い浮かばないが、掲句の鹿は容易に人前に姿を見せない野性の鹿だろう。
「あたらしき」という形容に、朝まだ早き時間、人の立ち入らぬ山奥を風のように駆け抜けて行った生き物の気配と、土に残るリズミカルな足跡を追う作者の弾む心が感じられる。そこからイメージされる鹿の姿は見えないだけにしなやかで神秘的な輪郭を持って立ち上がってくる。
山に自生するすみれは長い間庭を彩るパンジーと違って、注意していないと見過ごしてしまうぐらい小さくて控えめな花。視線を落として「あしあと」を追った先で出会った「花すみれ」は鹿の蹄のあとから咲き出たごとく、くっきりと作者の目に映えたのだろう。
シンプルな言葉で描き出された景から可憐な抒情が感じられる句である。『現代俳句一〇〇人二〇句』(2001)所載。
(三宅やよい)

【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月23日(日)より転載】


 ■※わが友に贈る※■


 「其の国の仏法は貴辺に
 まかせたてまつり候ぞ」
 誠実の振る舞いで
 信頼の絆を広げよう!
 地域の幸福責任者たれ!


       2月23日



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   ■※名字の言※■


(2/23)
東日本大震災で被災した福島県いわき市の塩屋埼灯台が22日、約3年ぶりに一般公開を再開した。ここに赴任した灯台守の夫人の手記を基に作られた映画がある。木下恵介監督の「喜びも悲しみも幾歳月」である



映画の中で、灯台守の妻が嘆くシーンがある。“光を守るために私たちがどれほどの労苦を重ねているか、誰も分かってくれない”と。「俺の苦労は、お前が知ってる。お前の苦労は、俺が知ってる」と答える夫に、妻は目を潤ませる。心に寄り添ってくれる人が「一人」でもいれば、人は、生きる力を見いだせる



大震災直後、仙台市の東北文化会館に届いたおむすびに、手紙が添えてあった。中越地方を襲った2度の地震を乗り越えた、新潟の女子未来部員からだった。一人でも多くの人に思いを伝えたいと、急いで何枚も書いたのだろう。青い便箋に走り書きで、「絶対に大丈夫。共に頑張りましょう」とあった



先日、手紙を書いた本人に話を聞いた。“少しでも東北の皆さんの心が晴れるように”と青い便箋を選び、いつまでも無事を祈っています、との思いを込めたという



苦労を味わい、励まされた人は、今度は、苦労と戦う人を励ませる存在になる。自身が光り輝けば、人生に闇はない。(白)


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春の馬/今日の俳句≪No.1508≫

2014年02月23日 00時34分23秒 | 今日の俳句


     ☆春の馬/今日の俳句☆


彡------☆★☆*≪No.1508≫------☆★☆*☆------☆☆彡
2014年(平成26年)2月22日(土)

○ 世界友情の日
 ボーイスカウト・ガールスカウトの創始者ベーデン・パウエル卿(B-P)夫妻の誕生日に因んで、1963年のボーイスカウト世界会議で制定し、1965年から実施。

○ 猫の日
 英文学者の柳瀬尚紀氏らによる「猫の日制定委員会」が1987(昭和62)年に制定。ペットフード工業会が主催。
 「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合せ。全国の愛猫家からの公募でこの日に決まった。

○ 竹島の日 [島根県]
 2005年3月16日の島根県議会で記念日を定める条例を制定。
 1905(明治38)年のこの日、日本政府が日本海上の島・竹島を島根県の所管とする旨を公示した。
※ 竹島の領有権に関する我が国の一貫した立場
1, 竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土です。
2, 韓国による竹島の占拠は、国際法上何ら根拠がないまま行われている不法占拠であり、韓国がこのような不法占拠に基づいて竹島に対して行ういかなる措置も法的な正当性を有するものではありません。
※ 韓国側からは、我が国が竹島を実効的に支配し、領有権を確立した以前に、韓国が同島を実効的に支配していたことを示す明確な根拠は提示されていません。
※ 外務省HPにも従来から同内容を掲載しています。

○ 風生忌
 俳人・富安風生の1979(昭和54)年の忌日。
【1885年(明治18年)-1979年(昭和54年)】明治18年4月16日生まれ。
 逓信省にはいり,昭和11年逓信次官。在任中から高浜虚子(きょし)に師事し,「ホトトギス」同人。昭和3年「若葉」の選者となり,のち主宰。
 軽妙洒脱から内省的句風へとうつり,自在な境地に到達した。芸術院会員。昭和54年2月22日死去。93歳。愛知県出身。東京帝大卒。本名は謙次。句集に「草の花」「晩涼」など。
【格言など】むつかしき辭表の辭の字冬夕焼(「晩涼」)

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



  ■※今日の俳句※■


  仔馬跳ね宇宙に満つる微光かな
       石母田星人


  耳袋の赤鮮しや春の駄馬
       沢木欣一


  大利根の堤を頼む母子馬
       落合水尾
 

※ 〈仔馬跳ね宇宙に満つる微光かな 石母田星人〉
 何の映画か忘れたが雷鳴の夜に誕生した仔馬が生れて間もなく立ち上がろうとするシーンがあった。そんな健気な仔馬も母馬について初めて戸外に出たときにはなかなか親馬のそばを離れないが、いったん走るコツを覚えると喜々として駆け始める。
 初めて受ける風も光る青葉も仔馬にはあふれんばかりにまばゆい世界に思えよう。まだ走る動作に慣れない仔馬がぎくしゃく脚を蹴りあげるたび命の躍動が微光となって暗黒の宇宙に満ちてゆく。今ここにある生命の全てはどこかで宇宙の営みと繋がっているのかもしれない。
 星人と名乗る作者にとって「地球に乗る」ことは季感のみなもとを見つめることであり、それは太陽系、銀河系を感じることである。とあとがきにある。その通り句集には自分の存在と宇宙の関係を大きな流れで捉える句が多く収録されており、小さくまとまりがちな季の捉え方に新しい方向性を指し示しているように思える。
 「掌に包みたる宙木の芽晴」「脊髄をはしる曙光や山桜」『膝蓋腱反射』(2009)所収。
(三宅やよい)

【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月22日(土)より転載】


 ■※わが友に贈る※■


 リーダー率先の行動で
 2月闘争の総仕上げを!
 「断じて勝つ」との
 決定した一念が
 栄光の歴史を開く!


       2月22日



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   ■※名字の言※■


(2/22)
立春を過ぎてからの大雪は、集落の孤立、交通や物流の寸断、ビニールハウスの倒壊など甚大な被害をもたらした。心からお見舞いを申し上げたい。厳しい冬のすぐ隣には暖かい春が来ていると信じたい



今月を中心に行われた中継行事「農漁村ルネサンス体験主張大会(ヒューマン体験プラザ)」。3人の信仰体験が、日本の津々浦々を感動で包んだ



この大会に招かれることを多くの人が“誉”と受け止めている地域が千葉県にあり、かつて小欄で紹介した。今回は同地域で130人の来賓が出席。回覧板で大会の開催が告知されたという。北海道には、800人以上が参加し、その2割が友人だった会場も



参加者の声。「自分が変われば、周囲も変わる。この思想に共感しました」「農業にかける情熱に感動。後継世代に勇気と希望を与える体験」「自分の幸福だけでなく、他者の幸福と一緒になったときに本当の幸福がある――この言葉に感銘を受けました」



雪が降るといつもの景色が一変するように、人生にも心の風景を変える出あいがある。今回の体験主張が、その機会となったなら、うれしい。良き出あいを重ねた分だけ、人生は豊かに耕され、人間復興の力となる。新しい友、新しい喜びに出あいたい。(側)


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2月20日(木)のつぶやき

2014年02月21日 02時36分43秒 | 今日の俳句

ブログを更新しました。 『山桜/今日の俳句≪No.1506≫   』 amba.to/1nOwDtv



山桜/今日の俳句≪No.1506≫  

2014年02月20日 06時03分48秒 | 今日の俳句


     ☆山桜/今日の俳句☆


彡------☆★☆*≪No.1506≫------☆★☆*☆------☆☆彡
2014年(平成26年)2月20日(木)

○ 旅券の日
 外務省が1998(平成10)年に制定。
 1878(明治11)年のこの日、「海外旅券規則」が外務省布達第1号として制定され、「旅券」という用語が日本の法令上初めて使用された。
 それまでは、「御印章」「海外行免状」と呼んでいた。

○ 交通事故死ゼロを目指す日
 日本政府が「生活安心プロジェクト」の一環として2008(平成20)年から実施。
 2月20日と、春・秋の全国交通安全運動の期間中の4月10日・9月30日。
 交通事故死ゼロを目指す日 <4月10日>・交通事故死ゼロを目指す日 <9月30日>

○ 歌舞伎の日
 1607(慶長12)年のこの日、出雲の阿国が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で初めて歌舞伎踊りを披露した。

○ 普通選挙の日
 1928(昭和3)年のこの日、日本で初めて普通選挙が実施された。
 納税額に関係なく、すべての男性に選挙権が与えられた。女性も参加した完全な普通選挙が実施されるようになったのは1946(昭和21)年4月10日の総選挙からである。
 婦人参政記念日・女性の日 <4月10日>

○ アレルギーの日
 日本アレルギー協会が1995(平成7)年に制定。
 1966(昭和41)年のこの日、免疫学者の石坂公成・照子夫妻が、ブタクサによる花粉症の研究からアレルギーを起こす原因となる免疫グロブリンE(lgE)を発見したことを発表した。

○ 尿もれ克服の日
 排尿障害の病気を克服した女性らで作る団体「ひまわり会」が2005(平成17)年に制定。
 「尿(2)も(英語でtoo=2)れ(0)」の語呂合せ。

※ 多喜二忌
 プロレタリア作家・小林多喜二[こばやしたきじ]の1933(昭和8)年の忌日。
 東京・赤坂で特高警察に捕らえられ、その日のうちに拷問によって虐殺された。一九〇三年、秋田県の農家に生まれる。
 「蟹工船」の発表で、プロレタリア文学を代表する作家となる。戦時下、非合法活動で逮捕され、特高警察の拷問により殺された。昭和八年没、二十九歳。

※ 鳴雪忌,老梅忌
 俳人・内藤鳴雪[ないとうめいせつ]の1926(大正15)年の忌日。別号の老梅居から「老梅忌」とも呼ばれる。
「 弘化4.4.15 (1847.5.29) ~ 昭和1.2.20 (1926)」
 明治大正時代の俳人。本名素行。伊予松山藩士内藤同人の長男として江戸に生まれる。漢学を修めたのち,京都へ遊学。長州征討の従軍などを経て官吏となる。
 明治25(1892)年に正岡子規に俳句を学び,南塘,破焦の号で句作を始めた。和漢の学識と明治の情調にあふれた「初冬の竹緑なり詩仙堂」などの句は国民的に親しまれている。
 また,飄々乎として円満洒脱な人柄は万人から敬慕された。その死は,明治俳句の終焉を象徴するものであったともいえるであろう。著書に『鳴雪句集』(1909),『鳴雪自叙伝』(1922),『鳴雪俳句集』(1942)などがある。
(平石典子)

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



  ■※今日の俳句※■


  山桜兵士のころの夕ごころ
       保坂加津夫


  山桜の俳句車椅子の囲みししだれ桜かな 田中呑舟
       田中呑舟

  山桜輪吊りにまはし売り軍手
       加倉井秋を


※ <やまざくら一樹を涛とする入江 安東次男> 
 ひっそりとした入江に、一本の山桜の姿が写っている。あまりにも静かな水面なので、涛(なみ)がないようにも見えるのだが、山桜の影の揺れている様子から、やはり小さな涛があると知れるのである。
 いかにもこの人らしい、いわば完璧な名調子。文句のつけようもないほどに美しい句だ。すでにして古典の趣きすら感じられる。「俳諧」というよりも「俳芸」の冴えというべきか。そこへいくと同じ山桜でも、阿波野青畝に「山又山山桜又山桜」というにぎやかな句があり、こちらはもう「俳諧」のノリというしかない世界である。
 次男の静謐を取るか、青畝の饒舌を取るか。好みの問題ではあろうけれど、なかなかの難題だ。ここはひとつ、くだんの山桜自身に解いてもらいたいものである。『花筧』(1991)所収。
(清水哲男)

※ <山桜輪吊りにまはし売り軍手 加倉井秋を>
 雪かと見紛う真っ白い山桜が咲きはじめた。取り合わせて、真新しい白い軍手(ぐんて)。「輪吊りにまはし」とは面白い言い回しだが、小さな洗濯物を干すときに使う輪状の物干しにぐるりと軍手が吊り下げられている。
 この白色と白色との取り合わせに、何を思うか。それは、読者が「軍手」に何を思うかによって決定されるだろう。大きく分ければ、二通りに読める。農事に関わる人ならば、軍手は労働に欠かせない手袋だ。
 ちょうど山桜が咲く頃に農繁期に入るので、万屋(よろずや)の店先で新しい軍手を求めているのである。店の裏山あたりでは、山桜がぽつぽつと咲きはじめているのが見える。毎春のことながら「さあ、忙しくなるぞ」と、自分に言い聞かせている。
 また一方で、ちょっとした登山の好きな人ならば、登山道の入り口ちかくに軒を連ねている店を連想するだろう。軍手は、山菜採りなどで怪我をしないために使う。これから登っていく山を見上げると、そこここに山桜がまぶしい。軍手を一つ買い杖も一本買って、準備完了である。
 さあ、わくわくしながらの出発だ。いずれの読みも可能だが、私の「軍手」のイメージは、どうしても農作業に結びついてしまう。ごわごわとした真新しい軍手をはめるときの感触は、いまだに記憶に残っている。ちなみに、なぜこの手袋を「軍手」と呼ぶのだろうか。旧陸海軍の兵士たちが使っていたからというのが、定説である。『俳諧歳時記・春』(1968・新潮文庫)所載。
(清水哲男)

【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月20日(木)より転載】


 ■※わが友に贈る※■


 我らの座談会は
 地域の心のオアシスだ。
 あの友に希望を!
 この友に勇気を!
 歓喜の語らいを共に!

       2月20日



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   ■※名字の言※■


(2/20)
「アフリカの皆さんの顔がとっても輝いていて、引き寄せられるように一気に読みました」。本紙で連載したアフリカ座談会に寄せられた声だ



座談会の中で、はっとさせられる発言があった。「自分は何のために生きているのか」。ある国のリーダーは入会前、こう悩んでいた。そのとき、池田SGI会長の書籍を手渡され、「自他共に幸せになっていく」ことが人生の目的と知り、人を幸福にしていくため、入会した



“宗教とは、人間が生きる、この神秘的な世界の地図のようなもの”と表現したのは、英国の歴史家トインビー博士だ。さらに博士は「それは人生に不可欠なものです」(『池田大作全集第3巻』所収『21世紀への対話』)と



確かに人生は神秘的だ。どうしようもない不幸な出来事も起こる。しかし、そうした荒波をも乗り越えて、幸福の港へと進みゆく、確かなる軌道が必ずあるはずだ。それを指し示し、導いてくれるものこそ真の宗教であろう



今月の座談会拝読御書に「殿一人に かぎるべからず」(1557頁)と。「あなた一人が信じるだけでなく、信心をすすめて人を救っていきなさい」。妙法という“人生の地図”が教えるのは、自他共の幸福の生き方。その大道を勇気を持って歩んでいきたい。(進)

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2月19日(水)のつぶやき

2014年02月20日 02時29分24秒 | 今日の俳句

ブログを更新しました。 『枝垂桜/今日の俳句≪No.1504≫  』 amba.to/1bIJHAW


ブログを更新しました。 『桜/今日の俳句≪No.1505≫』 amba.to/1cnelxA



桜/今日の俳句≪No.1505≫   

2014年02月19日 07時30分22秒 | 今日の俳句


     ☆桜/今日の俳句☆


彡------☆★☆*≪No.1505≫------☆★☆*☆------☆☆彡
2014年(平成26年)2月19日(水)

○ 万国郵便連合加盟記念日
 1877(明治10)年のこの日、日本が、郵便の国際機関・万国郵便連合(UPU)に加盟した。
 万国郵便連合ができたのは1874(明治7)年で、日本は独立国としては世界で23番目、アジアでは最初に加盟した。戦前に一度脱退し、1948(昭和23)年6月1日に再加盟した。

○ プロレスの日
 1954(昭和29)年のこの日、日本初のプロレスの本格的な国際試合、力道山・木村組対シャープ兄弟の試合が開催された。

○ 強制収容を忘れない日
 1942(昭和17)年のこの日、ルーズベルト大統領の命令により、アメリカ在住の日系人11万2千人が強制収容所へ転住させられた。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



  ■※今日の俳句※■


  古都巡るしだれ桜をふりだしに
       冨岡新太郎


  車椅子の囲みししだれ桜かな 田中呑舟
       田中呑舟

  五月雨ややうやく湯銭酒のぜに
       蝶花楼馬楽



※ <五月雨ややうやく湯銭酒のぜに 蝶花楼馬楽>

 五月雨は古くから俳諧に詠まれてきたし、改めて引用するのもためらわれるほどに名句がある。五月雨の意味は、1.「さ」は稲の植付けで「みだれ」は雨のこと、2.「さ」はさつき、「みだれ」は水垂(みだ)れのこと――などと説明されている。長雨で身も心もくさくさしている売れない芸人が、湯銭や酒を少々買う金に不自由していたが、なんとか小銭をかき集めることができた。
 湯銭とか煙草銭というものはたかが知れている。さて、暇にまかせて湯へでも行って少々の酒にありつこうか、という気持ちである。貧しいけれど、むしろそのことに身も心も浸している余裕が感じられて、悲愴な句ではない。さすがは噺家である。「銭(ぜに)」は本来、金や銀で造られた「お金」ではなく、小銭のことを意味した。
 「銭ぁ、こまけえんだ。手ぇ出してくんな…」で知られる落語「時そば」がある。芭蕉の「五月雨の降り残してや光堂」のような、立派で大きな句の対局にある捨てがたい一句。晩年に発狂したところから「気違い馬楽」とも呼ばれた三代目馬楽は、電鉄庵という俳号をもっていた。妻子も弟子もなかったが、その高座は吉井勇や志賀直哉にも愛された。
 「読書家で俳句をよくし(中略)…いかにも落語家ならではの生活感にあふれた句を詠んでいる」(矢野誠一)と紹介されている。他に「ご無沙汰の酒屋をのぞく初桜」がある。矢野誠一『大正百話』(1998)所載。(八木忠栄)



※ <初花となりて力のゆるみたる 成瀬正俊>

 この時期、ソメイヨシノを見上げて立ち止まること幾たびか。花を待つ気持ちが初花を探している。今にも紅をほどかんとしているたくさんの蕾を間近でじっと見ているとぞわぞわしてくるが、それは黒々とした幹が溜めている大地の力を感じるからかもしれない。
 初花、初桜は、青空に近い枝先のほころびを逆光の中に見つけることが多い。うすうすと日に透ける二、三輪の花は、まさにほっとゆるんだようにも見える。そしてほどけた瞬間から、花は散るのを待つ静かな存在になる。蕾が持っていた力は一花一花を包みながら、やがて満開の桜に漲っていく。『花の大歳時記』(1990・角川書店)所載。(今井肖子)


【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月19日(水)より転載】


 ■※わが友に贈る※■


 仲良き団結の中に
 妙法の偉大な力用は
 生き生きと躍動!
 広布への心一つに
 功徳あふれる行進を!

       2月19日



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   ■※名字の言※■


(2/19)

すし店の店長から聞いた話。修業時代、やっともらえた休暇で、久々の帰郷をすることに。とはいえ、新米ゆえの薄給。往復の汽車賃で財布は底をつき、土産を買う余裕などない。そこへ親方から数個の卵を渡された。“玉を焼いて手土産にしろ”と



いつもは饒舌な母が目を潤ませ、黙って箸をつけていたという。母がかみしめたのは、親方の真心、そして、息子が自分で決めた道を真っすぐに進んでいることへの喜びだろう。母にとって、わが子の成長した姿以上の贈りものはない



厳しい寒さが続く秋田県から心温まるエピソードが届いた。ある支部婦人部長が18年越しの対話を実らせ、母を入会に導いた。座談会の席上、その喜びを語った。“最高の親孝行がしたい”と祈り続けた彼女の思いを知る同志は、大きな拍手でたたえた



その時、会場の少年少女部から高等部まで、未来部員が立ち上がり、「母」を歌い始めた。広布の母を祝福する“サプライズ(驚かせる)演出”だった。大人たちは笑顔で、未来部員に歌声を重ね、最後は全員での合唱となった



母を思う気持ちに、国の違いも、時代の違いも、世代の違いもない。全ての人の心をつなぐ。報恩に生きる大人の姿は、次代への確かな道しるべとなる。(城)

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2月18日(火)のつぶやき

2014年02月19日 02時42分16秒 | 今日の俳句

枝垂桜/今日の俳句≪No.1504≫    

2014年02月18日 07時10分21秒 | 今日の俳句


     ☆枝垂桜/今日の俳句☆


彡------☆★☆*≪No.1504≫------☆★☆*☆------☆☆彡
2014年(平成26年)2月18日(火)


○ 嫌煙運動の日
 1978(昭和53)年のこの日、東京・四谷で「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立された。
 既に札幌市に「非喫煙者を守る会」があったが、「日照権」をヒントにして作られた「嫌煙権」という新語のアピールによって嫌煙運動が全国に広まった。

○ エアメールの日
 1911年のこの日、インドで、飛行機によって初めて郵便物が運ばれた。
 アラハバードで開かれていた博覧会のアトラクションとして、会場から8km離れたナイニジャンクション駅まで6000通の手紙が運ばれた。ナイニジャンクション駅からは普通に列車で運ばれた。

○ 冥王星の日
 1930年のこの日、アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが、1月23日と1月29日に撮影した写真との比較研究から、太陽系第9惑星・冥王星を発見した。
 内側の天王星の運行の乱れからもう1つの惑星、即ち太陽系の一番外側の惑星の存在は予言されていたが、予想を遥かに下回る15等星という暗さのため、発見が遅くなった。
 その暗さから、ギリシア神話の冥府の神に因みplutoと名附けられた。
 2006年に「惑星」の定義が定められ、冥王星は惑星ではなく準惑星に分類されることとなったが、この年はトンボーの生誕100年であった。

○ 方言の日 [鹿児島県大島地区]
 鹿児島県大島地区文化協会連絡協議会が2007年に制定。
 衰退しつつある奄美方言の保存・伝承のための広報啓発活動が行われる。記念日の名称は各島ごとの方言でも定められており、奄美大島では「シマユムタの日」、与論島では「ユンヌフトゥバの日」などとなっている。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



  ■※今日の俳句※■


  まさをなる空よりしだれざくらかな
       富安風生


  高麗の里枝垂桜が紅潮す
       細見綾子

  神苑を八重紅枝垂桜染め
       粟津松彩子


【季語・解説】
※ 枝垂桜→各地の山地に自生し、また鑑賞されるエドヒガンの園芸種で、枝が長く伸びて垂れたろうになるものをいう。
 一名、糸桜、白色、淡紅色の色があり、八重咲の種類もある。神社などの境内に植えられることだ多く、京都市の平安神宮神苑の紅枝垂桜は有名。
 

【「新版・俳句歳時記(第四版/監修・桂信子ほか)」(雄山閣)より転載】


※<まさをなる空よりしだれざくらかな 富安風生>
 まさに至福の時。見上げると、快晴の空から、さながら神の手が降し給うたように満開の花が枝垂れている。私などは京都祇園の枝垂桜が頭にあるから、ついでに「祇園恋しや だらりの帯よ」という歌の文句も連想してしまう。
 垂れている現象に美を感じる心は、日本人独特といってもよさそうだ。上五から下五にかけて作者の目線がすっと下りているところに注目。漢字が一字という技巧にも。かくのごとく豪華絢爛に詠まれた花は、もとより以て瞑すべしというべきか。
(清水哲男)

【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】


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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月18日(火)より転載】


 ■※わが友に贈る※■


 会場提供者のご家庭に
 心から感謝の言葉を!
 近隣への配慮も大切だ。
 地域広布の宝城を
 皆で守り支えよう!

       2月18日



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   ■※名字の言※■


(2/18)

先輩と共に初の仏法対話に挑戦した男子部員。「この信はは“無敵の信心”なんだ」と語ると、先輩が「マリオに出るスターだよ。“もう何でも来い!”さ」と合いの手を入れた



例えに出たのは、「世界一売れたゲーム」としてギネスブックにも認定された、ゲームの名前。敵を乗り越え、ゴールを目指す主人公は、星形のアイテム“スター”を取ると、軽快な音楽とともに輝きだす設定だ



こうなったら無敵である。普段、敵に触れられるだけで倒れる主人公が、どんな敵も体当たりで倒せる。いつもはひるむ相手にも、大胆に立ち向かえる強さを得る



先日、沖縄・石垣島の集いで壮年が体験発表した。昨年2月、「悪性リンパ腫」と診断されるが、「徹して強気で」との池田名誉会長の呼び掛けを胸に刻んだ。担当した医師の声が弱々しいと感じ、ぐっと手を握った。「私は絶対に治しますから、先生は最良の治療をお願いします!」。強い祈りで治療を乗り越え、昨秋、ついに寛解になったという体験だった



本紙の「新・生き生き川柳」欄に「確信を 持てる幸せ 恐れなし」とあった。“絶対に大丈夫!”“必ず勝てる!”と、信心の「無敵の力」を信じ抜くところから、勝利へのドラマは始まる。(険)


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2月17日(月)のつぶやき

2014年02月18日 02時34分21秒 | 今日の俳句

ブログを更新しました。 『彼岸桜/今日の俳句≪No.1502≫   』 amba.to/1frrlQj



彼岸桜/今日の俳句≪No.1502≫    

2014年02月17日 06時12分36秒 | 今日の俳句


     ☆彼岸桜/今日の俳句☆


彡------☆★☆*≪No.1502≫------☆★☆*☆------☆☆彡
2014年(平成26年)2月17日(月)



  ■※今日の俳句※■


  江戸彼岸ざくらの下の寺の燈
         小澤克己


  咲き満ちし小彼岸桜の古刹かな
         星 アヤ


  この一本地震知る彼岸桜かな
         稲畑廣太郎


【季語・解説】
※ 彼岸桜→小彼岸・江戸彼岸・姥彼岸。
 春のお彼岸ころに咲くのでこの名がある。花はやや小さく一重咲の淡紅色。本州の中部から西のほうに多く見られる。
 高さ五メートル内外。エドヒガンは別種で、これは巨木となる。
 姥彼岸はまだ葉のないときに開くので、葉がないのを歯がないにひっかけて、姥と命名。
 信州の高遠桜は彼岸桜である。 

【「新版・俳句歳時記(第四版/監修・桂信子ほか)」(雄山閣)より転載】



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※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)2月17日(月)より転載】


 ■※わが友に贈る※■


 今日一日の使命を
 今日果たそう!
 あるがままの自身で
 決めて祈り動くとき
 最高の力が発揮される。

       2月17日



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   ■※名字の言※■


(2/17)

俳優の仲代達矢さんが、まだ無名のころ、黒澤明監督の映画「七人の侍」に出演した。せりふがなく、数秒だけ登場する浪人役。だが、監督から何度もげきが飛ぶ。歩くだけの撮影に6時間も要し、その間、他の役者らを待たせた。屈辱を感じ、“うまくなってやる”と誓った



7年後、「用心棒」の出演依頼が届いた。黒澤監督は、仲代さんに役者として光るものを感じていた。だから「七人の侍」のとき、あえて演技の厳しさをたたき込んだのだ(高橋豊著『幻を追って』毎日新聞社)



35歳で飲食店に転職した大阪の男子部員。アルバイトから始め、月収は前職の半分以下に。20歳前後の“先輩”に顎で使われる日々が続く▼悔しかった。だが、転職を決断したのは自分。言い訳はしなかった。家族のため、真剣に祈り、必死に働き続けた。1年たたずして正社員になった。彼の働きを社長が見ていた。今では、関西圏で売り上げトップを競う店長だ



19歳の池田名誉会長は詠んだ。「希望に燃えて 怒濤に向い/たとい貧しき 身なりとも/人が笑おが あざけよが/じっとこらえて 今に見ろ」。人生には輝ける時と、苦闘の時がある。そして、苦闘の時こそ実は、最も輝ける時と知ることを、幸福と呼ぶのだろう。(芯)


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2月14日(金)のつぶやき

2014年02月15日 02時42分50秒 | 今日の俳句

聖バレンタインデー/今日の俳句≪No.1500≫

  goo.gl/si3b2M


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ブログを更新しました。 『正義37/新・人間革命       』 amba.to/1kGKBk4



記事のタイ正義37/新・人間革命  

2014年02月14日 19時47分51秒 | 新・人間革命

      
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2014年(平成26年)2月14日(金)より転載】


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 正義37(2/14)

 山本伸一は、個人に即して、創価学会の合唱運動、“合唱祭”の意義を語っていった。

 「“合唱祭”に出演された皆さんは、歌の練習に取り組むなかで、苦手な課題を克服しようと懸命に努力されてきた。それを通して、挑戦の心を育んでこられた。

 また、合唱というのは、自分が上手ならば、それでいいというものではない。大事なのは全体の調和です。したがって、最高の合唱にしようと努力していくなかで、広宣流布への異体同心の団結も培われていきます。

 さらに、皆さんは、“合唱祭”の大成功をめざして、真剣に唱題してこられた。その題目は、信心向上の力となります。自身の大生命力を涌現させ、幸福境涯を開く偉大なる功徳の源泉となっていきます。

 そして、家事や仕事、学会活動をしたうえで、忙しいなか、合唱の練習に通われた。

 それは、有意義な時間の使い方を身につけ、すべてをやりこなす力を引き出す訓練になったことでしょう。

 私どもは、何があろうが、どんな宿命の試練にさらされようが、“希望の歌”“勇気の歌”“喜びの歌”を、さわやかに、さっそうと口ずさみながら、幸せの航路を、勇躍、進んでまいろうではありませんか!」

 文化合唱祭のあと、伸一は、会場を東大宮会館(現在の南大宮会館)に移して、文化合唱祭に招待した十人ほどの僧侶と懇談した。

 彼は、学会は日蓮大聖人の御遺命である世界広宣流布をめざし、重層的な布石をしながら、一途に折伏・弘教の大波を起こしてきたことを語った。そして、今後も、力の限り宗門を守り、僧俗和合して広宣流布、令法久住のために進んでいきたいと訴えた。

 また、僧侶方には、仏の使いである健気な会員を、慈悲の衣で包み込むように、大切にしていただきたいと念願したのである。

 僧の反応は、さまざまであった。頷く僧もいれば、下を向いて視線を合わせぬ僧などもいた。しかし伸一は、心の扉を開こうとするように、誠意をもって語りかけていった。



■語句の解説

◎令法久住/「法をして久しく住せしめん」と読む。法華経見宝塔品第十一の文。未来にわたって、妙法を伝えていくこと。



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