和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

大道42/小説「新・人間革命」

2015年03月31日 10時10分58秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 3月31日(火)より転載】



【大道42】


 東京の歌「ああ感激の同志あり」についての山本伸一の解説に、皆、大きく頷きながら耳を澄ましていた。

 そして、新しい決意を込めて、区長の代表の指揮で、また大合唱した。

 この日、スピーチした伸一は、連日の猛暑のなかで活躍する全支部長・婦人部長に、心から感謝の意を表したあと、秋に開催される第一回支部総会の大成功に期待を寄せ、学会活動に取り組む姿勢について語った。

 「第一に、地道な個人指導を重ね、一人ひとりの支部員を、立派な人材に育てていこうと、深く心を定めていくことが肝要です。

 学会の財産は何か――。

 それは“人”です。人を育てることが、広宣流布を進めることにつながる。個人指導こそが、その人材育成の王道なんです」

 広宣流布の道には、越えなければならない幾つもの活動の峰がある。それを勝ち越えるには、一人ひとりが深い自覚と決意をもって、勇んで“戦い”を起こすことが大切である。

 世界の平和と人びとの幸福をめざす広宣流布の意義に共感し、活動に参加する人もいよう。自身の病苦や経済苦などの宿命を転換する突破口にしようと決意し、活動に取り組む人もいよう。強い信心の確信をつかみたいと、活動を始める人もいるにちがいない。

 個人指導の大事な目的の一つは、その人にとって、なんのための信心であり、活動であるかを明らかにしていくことにある。そして、意欲的に、希望に燃えて、仏道修行に、学会活動に励めるようにすることにある。

 「ひとたび、人が目的を明確にもてば、その人には歓喜が漲り、行動がともなうのである」(注)とは、南米・アルゼンチンの作家エドゥアルド・マジェアの言葉だ。

 大きな会合は、時間的な制約もあり、運動の打ち出しが中心となるが、その運動が軌道に乗るには、支部員との納得の対話によって、活動に取り組む自覚を促すことが必要不可欠である。この労作業を怠れば、広宣流布の聖業は、空転を余儀なくされる。


■ 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 エドゥアルド・マジェア著『アルゼンチン人の情熱の歴史』エスパサ・カルぺ(スペイン語)



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大道42/小説「新・人間革命」

2015年03月31日 10時09分49秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 3月31日(火)より転載】



【大道42】


 東京の歌「ああ感激の同志あり」についての山本伸一の解説に、皆、大きく頷きながら耳を澄ましていた。

 そして、新しい決意を込めて、区長の代表の指揮で、また大合唱した。

 この日、スピーチした伸一は、連日の猛暑のなかで活躍する全支部長・婦人部長に、心から感謝の意を表したあと、秋に開催される第一回支部総会の大成功に期待を寄せ、学会活動に取り組む姿勢について語った。

 「第一に、地道な個人指導を重ね、一人ひとりの支部員を、立派な人材に育てていこうと、深く心を定めていくことが肝要です。

 学会の財産は何か――。

 それは“人”です。人を育てることが、広宣流布を進めることにつながる。個人指導こそが、その人材育成の王道なんです」

 広宣流布の道には、越えなければならない幾つもの活動の峰がある。それを勝ち越えるには、一人ひとりが深い自覚と決意をもって、勇んで“戦い”を起こすことが大切である。

 世界の平和と人びとの幸福をめざす広宣流布の意義に共感し、活動に参加する人もいよう。自身の病苦や経済苦などの宿命を転換する突破口にしようと決意し、活動に取り組む人もいよう。強い信心の確信をつかみたいと、活動を始める人もいるにちがいない。

 個人指導の大事な目的の一つは、その人にとって、なんのための信心であり、活動であるかを明らかにしていくことにある。そして、意欲的に、希望に燃えて、仏道修行に、学会活動に励めるようにすることにある。

 「ひとたび、人が目的を明確にもてば、その人には歓喜が漲り、行動がともなうのである」(注)とは、南米・アルゼンチンの作家エドゥアルド・マジェアの言葉だ。

 大きな会合は、時間的な制約もあり、運動の打ち出しが中心となるが、その運動が軌道に乗るには、支部員との納得の対話によって、活動に取り組む自覚を促すことが必要不可欠である。この労作業を怠れば、広宣流布の聖業は、空転を余儀なくされる。


■ 小説『新・人間革命』の引用文献
 注 エドゥアルド・マジェア著『アルゼンチン人の情熱の歴史』エスパサ・カルぺ(スペイン語)



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桜蘂降る/今日の俳句 ≪第.1728号≫

2015年03月31日 07時08分37秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)3月31日(火)>■


     ◆現場の声から多くの実績◆


     統一選予定 候補勝利へ
     大阪、京都、福岡で



■井上幹事長、石井政調会長ら応援演説


※大阪市西淀川区

公明党の井上義久幹事長は29日、大阪市西淀川区で開かれた街頭演説会に出席し、ささき哲夫市議(市議選予定候補)の逆転勝利へ絶大な支援を訴えた。

井上幹事長は、東日本大震災後、「災害弔慰金」の対象に兄弟姉妹まで含める法改正を公明党が実現したことに触れ、「地方と国が連携し、現場の声に確実に応えられるのは公明党しかいない」と強調。

その上で「予算に反対しながら実績をかたる無責任な政党に地域を任せるわけにはいかない」と述べ、「市民2700人との膝詰め対話から実績を築いてきた、ささきさんを再び市政へ」と呼び掛けた。

ささき市議は、太田昭宏国土交通相(公明党)に直談判し、区内の堤防耐震化を推進した実績などを紹介しながら、「議員は何を実現したかが勝負だ。断固、地域の声をカタチにし続ける」と必勝の決意を表明した。


※京都市北区

ひおき市議の必勝へ絶大な支援を訴える石井政調会長=京都市北区石井啓一政務調査会長は29日、京都市北区で開かれた街頭演説会に出席し、ひおき文章市議(市議選予定候補)の激戦突破に向けて絶大な支援を呼び掛けた。

石井政調会長は公明党が主張し、今年の秋口までに与党が制度案をまとめる軽減税率の導入に言及。「粘り強く努力し、国民と約束したことを確実に前進させてきたのが公明党」と強調するとともに、「京都市の発展に欠かせない存在が経験豊富なひおき市議だ」と訴えた。

ひおき市議は「公明の主張を反映し発行が決まったプレミアム(割増)付き商品券で京都経済を活性化させる」と主張し、逆転勝利への決意を披歴した。


※福岡市中央区

必勝を誓い参加者と握手を交わす大しろ県議=福岡市中央区佐々木さやか、河野義博の両参院議員は29日、福岡県議選(福岡市中央区選挙区)に挑む大しろ節子県議と共に、福岡市内で行われた「青空語る会」に参加し、必勝への支援を呼び掛けた。

佐々木さんは「青年が活躍できる社会づくりに取り組んできたのが大しろさんだ」と力説。大しろ県議は「これからも皆さんの声を受け止め、県政に届けていく」と決意を述べた。



【公明新聞:2015年3月30日(月)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150329_16590


     ※今日の俳句※



  桜蘂ふる夢殿のにはたづみ
       清水利子



  桜蘂散りつくづくと地べたなる
       宮澤明寿



  桜蘂降るあきらめないは彼のこと
       近藤千雅



※  桜蘂降る(さくらしべふる)。
萼「がく」についている細かな蘂が、風に誘われてひそやかに降るのを云う。晩春の静かな景である。
落花とは違う趣きがあり、地面を赤く染める風情もまたよい。花の後のこの風情を愛する俳人も多い。
大樹の下(もと)は紅のじゅうたんを敷いたかのように見える。

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」雄山閣・より転載】





     ※わが友に贈る※


  偉大なる人材の天地

  中国方面の友よ

  正義と信念の叫びを

  万波と広げゆけ!

  共に新時代の夜明けを!


       3月31日



【聖教新聞:2015年3月31日(火)付】



     ※名字の言※


兵庫・姫路城の大改修が終わり、27日から内部の一般公開が再開された。「白鷺城」の別名にふさわしい優美な城は、大勢の人でにぎわう



千数百年にわたって天下の中心だった関西には、名城が集まる。幕末の大政奉還の舞台となった京都・中京区の二条城、楠木正成ゆかりの大阪・岸和田城――



中でも商都・大阪の中心にある大阪城は105ヘクタールの広大な公園となり、存在感は絶大。天守閣の展望台に上ると、北区の大阪駅や「梅田スカイビル」、阿倍野区の「あべのハルカス」、寝屋川の流れから、遠く生駒や六甲の山並みまで、四方を一望することができる



大阪城は、学会の歴史にも縁が深い。名誉会長が大阪を初訪問した1952年8月、淀川鉄橋から見たのが天守閣。57年7月3日、公職選挙法違反の容疑で不当逮捕された「大阪事件」の際、出頭したのが、大阪城公園内の府警本部だった。「錦城」の別名のある大阪城に、関西の同志は、難攻不落の「錦州城」への思いを重ねてもきた



大阪城は2度焼失し、28年に再建が始まったのが現在の姿。名誉会長が生まれた年である。権力の城ははかないが、我らは永遠不滅の民衆の城、師弟の城を築く――桜花らんまんの城に、「常勝関西」の心意気を仰ぐ思いがした。(飛)


【聖教新聞:2015年(平成27年)3月31日(火)付】



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3月30日(月)のつぶやき

2015年03月31日 01時42分56秒 | 日本

J1広島FW佐藤寿人来た「何が何でも黒田さんの復帰戦は生」 ― スポニチ Sponichi Annex 野球 sponichi.co.jp/baseball/news/…



大道41/小説「新・人間革命」

2015年03月30日 07時49分46秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 3月30日(月)より転載】



【大道41】


 山本伸一は、「ああ感激の同志あり」の合唱が終わると、歌詞を解説していった。

 「この歌は、四国で制作を進め、中部の地で仕上げました。曲名にも入っていますが、『感激』ということが歌の主題です。信心に励んでいくうえでも、幸福を確立していくうえでも、それが最も大事だからです。

 『感激』できる人は、何事にも感謝していける、清新で謙虚な、豊かな生命の人です。反対に、傲慢で、人が何かしてくれて当然であると考えている人には、『感激』はない。

 日々、『感激』をもって生きている人は幸せです。その『感激』を生み出す根本は、清らかな久遠の生命に立ち返ることです。それは、朝の朗々とした勤行から始まります。

 一番の『おお東天に 祈りあり 元初の生命の 曙は』というのは、そのことを示しています。満々たる生命力をたたえた朝の太陽を浴びながら、すがすがしい心で、力強く、一日の行動を開始していくんです。そのころには、『聖教新聞』の配達員さんは、既に新聞を配ってくださっているでしょう。

 また、『感激』は、受け身になり、義務的に信心に取り組んでいたのでは生まれません。率先して行動を起こし、真剣勝負でぶつかっていく、その実践のなかにあるんです。

 二番の『おお中天に 燦々と』は、昼間です。婦人の皆さんが、さっそうと自転車を漕いで、頑張ってくださっている。婦人部は、本当に健気で清らかであり、学会の宝です。

 三番の『夕陽をあびて 尊くも』というのは、それぞれの仕事を終え、夕陽に照らされて、一生懸命に会合等に駆けつけてくださる尊い姿です。皆、地涌の使命の人です。疲れもあるだろうが、学会活動は、すべてが充実感に変わり、明日への活力になっていきます。

 そして四番の『夜空に満天の 星座あり』は、星空を仰ぎ、あの友、この友を思いながら、歓喜を胸に家路に就く様子です。互いの幸せを願い、祈り、誠心誠意、励まし合う――こんな世界は、学会しかありません。だから、『ああ感激の同志あり』なんです」



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落花/今日の俳句 ≪第.1727号≫

2015年03月30日 07時17分28秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)3月30日(月)>■


     ◆国・地方の連携で政策実現◆


     山口代表、大口国対委員長 大勝利へ支援訴え
     兵庫県の街頭演説で




公明党の山口那津男代表は28日、兵庫県川西市で開かれた街頭演説会に、赤羽一嘉党兵庫県本部代表(衆院議員)とともに出席し、しの木和良県議(県議選予定候補=川西市・猪名川町、推薦)の逆転大勝利へ絶大な支援を訴えた。

山口代表は、「公明党の最大の持ち味は、国と地方の各議員がネットワークを生かして政策実現することだ」と強調。学校の耐震化やドクターヘリ配備などの事例を示しながら、「こういう仕事ができるのは公明党しかない」と力説した。

また山口代表は、「暮らしの向上へ、自公政権はさまざまな手を打っている」と指摘。プレミアム(割増)付き商品券の発行に続き、消費税の軽減税率導入に全力を挙げる考えを示した。

赤羽氏は、「地方創生は、地域の課題に通じている人でなければできない」と強調。しの木県議は、普通高校と併設の特別支援学校を全国で初めて開設した実績を示し、「現場第一主義で、一人の声を施策に反映する」と決意を述べた。

一方、公明あしだ県議への支援を呼び掛ける大口国対委員長=28日 神戸市北区党の大口善徳国会対策委員長(衆院議員)は28日、神戸市北区での街頭演説会に出席し、あしだ賀津美県議(県議選予定候補)への支援を訴えた。

大口国対委員長は、公明党が国・地方の連携で、地域包括ケアシステムの整備や初期対応に重点を置いた認知症対策などを前進させたと強調。あしだ県議は、北神急行の運賃値下げなど交通課題を解決してきたとし、「子どもを産み育てやすい環境づくりに全力で取り組む」と述べた。


【公明新聞:2015年3月29日(日)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150329_16590


     ※今日の俳句※



  風に落つ楊貴妃桜房のまゝ
       杉田久女



  大阪の落花落日モツを焼く
       坪内稔典



  ちるさくら海あをければ海へちる
       高屋窓秋



※ 落花・散る桜・花吹雪・飛花・花散る・花屑・花の塵
 散り落ちる花のことであるが、特に桜の花についていう。桜の花は散り際が潔く美しいので、古くからその風情を愛されてきた。「花吹雪」は桜の花が風に散り乱れるさまを吹雪にたとえたものである。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




     ※わが友に贈る※


  「弥(いよいよ)はげませ給うべし」

  不屈の祈りと行動が

  仏天を揺り動かす。

  執念と同志愛の団結で

  創価桜を満開に!


       3月30日



【聖教新聞:2015年3月30日(月)付】



     ※北斗七星※


今月5日付の本紙4面「部屋をきれいにする知恵」を読まれた主婦から「フローリングの床にガムがこびり付いて困っています」とのはがきが届いた。紙面では、フローリングを米ぬかで拭く掃除法を取り上げたが、「ガムが取れる良い方法があれば……」と                        



早速、筆者の「NPOおばあちゃんの知恵袋の会」をご紹介し、連絡してもらったところ、同会から「ガムがこびり付いた箇所にチョコレートを載せてドライヤーで熱して溶かし、乾いた布で拭き取って下さい」と丁寧に書かれた返事が届いた                



すぐ試してみたところ、ガムはきれいに取れて元通りの床に。先日、同会の「きめ細かい対応」への感謝の思いなどを記したはがきを編集部に届いた



きめ細かい対応の大切さで思い浮かんだのが、公明党が主導した生活困窮者自立支援法が4月から施行されることだ。病気や失業、借金などで生活に困窮している人を生活保護を受ける手前から支えることを目的に、福祉事務所がある自治体(市区、町村は原則都道府県)に相談窓口が設置される



窓口の支援員は一人一人の状況に合わせて就労訓練、住宅確保給付金の支給、子どもの学習支援などの支援プランを作成する。困窮者に適した支援が「きめ細かい対応」で実行できるよう、公明党は各地域で後押しを続けたい。     (翼)



【公明新聞:2015年(平成27年)3月30日(月)付】



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3月29日(日)のつぶやき

2015年03月30日 01時42分13秒 | 日本

広島東洋カープのジョンソンが、素晴らしいピッチングで、勝利してくれました。


「広島2-1ヤクルト 古巣復帰の黒田が日本球界で8年ぶり白星」:イザ! iza.ne.jp/kiji/sports/ne…



:遅桜/今日の俳句 ≪第.1726号≫

2015年03月29日 06時32分16秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)3月29日(日)>■


     ◆ブラック企業から若者守る◆


     党青年委訴え、初の法制化へ
     立入調査実現で厚労相「まさに公明の提言実行」
     参院予算委で長沢、杉氏




■労基法改正案

※ 裁量労働制の拡大 単純な営業は対象外
  高度プロ制度 年収など法律で限定

参院予算委員会は27日、安倍晋三首相らが出席して経済・財政・国際問題に関する集中審議を行い、公明党から長沢広明参院国会対策委員長と杉久武氏が質問に立った。

長沢氏は、政府が今国会での提出を予定している労働基準法改正案に関して、「働き過ぎの防止へどのように取り組むのか」とただした。塩崎恭久厚生労働相は、有給休暇の取得義務化など「実効性ある対策を検討している」と答えた。

続いて長沢氏は、労働者に働く時間などを委ねた上で、一定時間働いたとみなした額の賃金を支払う「裁量労働制」に言及。改正案で「課題解決型提案営業」を対象に加えることから、「ほとんど全ての営業職が対象になるとの論調がある」と指摘した。塩崎厚労相は「法人を相手に、全社的に重要な位置付けの商品やサービスを取り扱う業務」などに対象を限ると説明。個人が相手の業務や、得意先を定期的に訪問するルートセールスなどの単純な業務は認めないと述べた。

さらに長沢氏は、高度専門職を労働時間規制の適用外とする「高度プロフェッショナル制度」の創設に触れ、対象者や制度の意義を尋ねた。塩崎厚労相は、法案に「高度の専門的知識などを要する」「労働時間と成果との関係性が強くない」「年収が平均の3倍超」などの要件を定めるとして「法改正しない限り対象拡大はできない」と答弁。安倍首相は、同制度が「アイデアが湧いたときに集中して働くなど、創造性を存分に発揮できる環境をつくるもの」であるとの考えを示した。

一方、杉氏は、公明党青年委員会の提言を反映し政府が今国会に提出した、ブラック企業被害を防ぐための若者の雇用促進法案(青少年雇用促進法案)【表参照】青少年雇用促進法案について質問した。

杉氏は「高齢者や障がい者、女性を対象とした雇用対策法はあったが、若者に光を当てた法律はなかった」として、同法案の意義を強調。安倍首相は、同法案の成立と併せてきめ細かな就労支援を実施し、「若者が安心してチャレンジできる環境づくりに全力で取り組みたい」と答えた。

また杉氏は、企業と求職者のミスマッチ解消へ、同法案で職場情報の提供を義務付けたことを評価した上で、「さらに積極的な企業側の(情報)開示を促す仕組みが必要」と主張した。

このほか杉氏は、全国28万人超への調査を基に党青年委が2013年6月、安倍首相にブラック企業対策を強く求めた結果、同年9月に若者の使い捨てが疑われる事業所への立ち入り調査が実現した点に言及。「ブラック企業対策を前進させ、国を動かしてきたのは公明党だ」と訴えた。

塩崎厚労相は「まさに公明党(青年委)の提言が実行に移された」と述べた。



【公明新聞:2015年3月28日(土)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150328_16581



     ※今日の俳句※



  山坂や風傷みして遅ざくら
       秋元不死男



  観音の在す湖北の遅桜
       岩崎照子



  雨降れば冷ゆ山中のおそざくら
       関 成美



※ 遅桜
 花時に遅れて咲く桜のこと。八重桜も遅れて咲くが、これに限らず、一般的に遅れて咲く桜のことをいう。




【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




     ※わが友に贈る※


  行動こそ仏法の魂だ。

  大きく動こう!

  会って語れば心が弾む。

  境涯も大きくなる。

  今日も勇気の一歩を!


       3月29日



【聖教新聞:2015年3月29日(日)付】



     ※名字の言※


桜よりやや大きなナシの白花が、まもなく各地で咲き薫る。中国では古来、「百課の宗」(果物の王)といわれ、ナシは食用のほか、薬用としても重宝されてきた



日本でも炭化した種が静岡の登呂遺跡から出土し、『日本書紀』にも栽培の記録がある。現在、多くの種類が出回っているが、明治後期から昭和初期までは、品種改良で誕生した「長十郎」が隆盛を極めた。この「長十郎」発祥の神奈川・川崎市では、今でも、北部で多様なナシの栽培が盛んである



古くから続くナシ農家に嫁いだメンバーがいる。24年間、良き妻、良き嫁として、未入会の夫と姑の理解を深めながら、学会活動に取り組んできた白ゆり長。農作業の繁忙期でも、畑仕事の前に一人、終わってきた一人と、友好対話に励む。その姿に接し、同志は躍進への闘志を燃え上がらせている



「梨子(なし)一籠」などを御供養した女性信徒への、励ましの御文が御書にある。「初めは気づかないが、だんだん月が重なれば、心中に宿った仏がおぼろげに見えるようになり、喜悦の心が次第に出てくるのです」(1395頁、通解)と



信心の醍醐味は歓喜である。「師子王の心」で幾多の難を乗り越え、最後まで自分との戦いに挑戦し続ける人に、三世の栄光は必ず輝く。     (杏)



【聖教新聞:2015年(平成27年)3月29日(日)付】



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3月28日(土)のつぶやき

2015年03月29日 01時44分51秒 | 日本

緒方カープ初勝利 ジョンソン初登板初完封 (2015.3.28) goo.gl/9B8sem


ブログを更新しました。 『緒方カープ初勝利 ジョンソン初登板初完封 (2015.3.28)』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…



:大道40/小説「新・人間革命」

2015年03月28日 07時59分21秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 3月28日(土)より転載】



【大道40】

 東京の歌「ああ感激の同志あり」の歌詞が紹介されたあと、壮年部の「地涌合唱団」、婦人部の「白ゆり合唱団」、男子部の「しなの合唱団」、女子部の「富士合唱団」による合唱となった。歌の初披露である。

 指揮を執ったのは、この歌の作曲をした青年であった。彼は、小学校の音楽教諭で、混声「創価合唱団」でピアノを担当していた。

 長身の彼の指揮に合わせ、荘重でありながら明るく、力強い歌声が場内に響いた。皆、歌を聴きながら、“これまでの学会歌にはない、新しい感覚の歌だ”と思った。歌詞の意味を噛み締め、感動しているうちに合唱は終わった。

 山本伸一が言った。

 「もう一度、今度は全員で歌おう!」

 東京の幹部が指揮を執ることになり、扇を手にした。すると、伸一の声がした。

 「扇子というのは、いかにも日本的ですね。タクトにしませんか! 歌に国境はないんですから。タクトの方が、世界的でしょ」

 拍手が起こった。

 その幹部は、タクトで指揮を執ったことなどないために、いささかぎごちなかったが、それでも、はつらつとした大合唱が始まった。

  

 [歌記号]おお東天に 祈りあり

  元初の生命の 曙は……

  

 歌いながら、皆が決意を新たにしていた。

 “「汝の勝利は 確かなり」とあるように、必ず宿命を転換し、幸福という勝利の実証を示すことができるのだ。確信の火を燃やし続けていくのだ”と、自分に言い聞かせる婦人部もいた。

 “三代の会長が一人立ち、死身弘法の実践をもって、広宣流布の大道を開いてきた本陣・東京だ。その東京で活動できるということは最高の誉れだ”と、感激を深くしながら、勝利への誓いを込めて熱唱する壮年部もいた。

 学会歌は決意と共にある。ゆえに、その歌声の轟くところに、勝利の太陽が昇るのだ。



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八重桜/今日の俳句 ≪第.1725号≫

2015年03月28日 05時14分21秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)3月28日(土)>■


     ◆統一選全員当選へ総力◆


     公明が「地方創生」担う
     ネットワークの力を生かし
     中央幹事会で山口代表


 第18回統一地方選挙は26日、10道県で知事選が告示された。公明党の山口那津男代表は同日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、統一選について「地方創生を担う人を選ぶ選挙」と強調した上で、党のネットワークを強化する重要な戦いに断固勝利していくと訴えた。


■プレミアム商品券、子育てや介護支援など多彩な実績訴え

 一、10道県の知事選を皮切りに統一地方選がスタートした。公明党としては議会選挙に挑む。前半戦は、4月3日告示、12日投票の道府県議選と政令市議選で、道府県議選に170人、政令市議選に175人、合計345人が立候補を予定。26日投票の東京特別区議選と一般市議選(19日告示)、町村議選(21日告示)の後半戦を合わせると、現時点で1593人が挑む予定だ。


【統一選の意義】

 一、今回の統一選の意義は、日本の社会構造の変化にどう対応するかという意味も含め、「地方創生」を担う人を選ぶ選挙だ。人口減少社会を迎え、少子高齢化が同時に進むという大きな変化に対応するため、社会保障制度を持続可能にし、新しい仕事をつくり出し、行政サービスも維持していく。こうした社会、地域を築くため、その担い手を選ぶことが重要だ。

 一、公明党はこれまで地域に密着し、現場のニーズをつかみ、政策を実現するというモットーで歩んできた。全国津々浦々にネットワークを形成し、たとえ一つの議会に1人の議員であっても、孤立した議員ではなく、党の横と縦のネットワークを駆使して政策実現にまい進してきた。

 一、また、国政では与党を担う立場だ。「現場第一主義」「一人の声を大切にする」―というように、政策の種をつかむところから始まり、それを政策に昇華して、各議会でそれぞれが役割を果たし、予算や法律、条例などに仕上げる。そして、それを実施し、改良・改善する。公明党はこの政策のサイクルを担っており、日本政治になくてはならないものだ。今回の選挙は、そのネットワークをさらに強化する重要な戦いだ。


【訴えのポイント】

 一、選挙戦で訴えたいのは、まず、成立した補正予算に盛り込まれた各自治体への交付金を現場でいかに活用するかだ。数多くの自治体がプレミアム付き商品券を発行し、住民の生活支援に役立てる。そのさまざまな実施方法や、地域のニーズに合った商店街振興と生活者支援、子育て支援なども含め、さまざまなアイデアが競われている。これが今後の政策のバリエーションを増やす結果に結び付いている。

 一、また、社会保障と税の一体改革の一環として、消費税率を8%に引き上げたことで得た財源を、どの分野に優先して使うかということでは、わが党が主張してきた「子ども・子育て支援新制度」で、待機児童の解消や放課後児童クラブの充実に使う。さらに、介護現場で働く人の給与水準引き上げや、認知症対策として初期対応の充実にも使われる。難病の支援対象も大幅に拡大され、高額療養費の自己負担限度額の引き下げと相まって、苦しんでいる人たちの救済に役立つことは間違いない。われわれのきめ細かな取り組みと、その成果である具体的な政策を訴えたい。


※がん対策、学校耐震化推進も

 一、個々の議員や候補者の訴えには、その地域のニーズに対応した政策もある。例えば、われわれが国会で制定した「がん対策基本法」を地域の現場で応用し、(検診の受診率向上などで)具体的な施策を展開している。学校耐震化も計画的・継続的に推進し、当初は44.5%程度の耐震化率だったが、2015年度予算を執行すれば、ほぼ100%に達する。これらは、ネットワークを生かした継続的な取り組みの成果だ。

 一、各議会選挙では、公明党の伝統であるネットワークを強化すべく、全員当選をめざして力いっぱい頑張っていきたい。一致団結して、断固勝利していこう。


【公明新聞:2015年3月27日(金)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150327_16576




     ※今日の俳句※



  山に出て山に入る日や八重桜
       成瀬櫻桃子



  八重桜ちらし占ふ恋せし日
       神田とみ子



  海神に日輪淡し八重ざくら
       斉藤梅子



※ 八重桜
 サトザクラの八重咲き品種の総称。桜のうちでは咲くのが最も遅く、満開になると枝が見えないほど重く垂れ下がって咲く。
 平安時代の歌人伊勢大輔が「いにしへの奈良のみやこの八重桜けふ九重ににほひぬるかな」(『詞花集』)と詠んだのは奈良八重桜。花後に結実する珍種で、奈良市の知足院のものは国の天然記念物に指定されている。


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




     ※わが友に贈る※


  車の事故に注意!

  疲れや油断など

  心の隙に魔は競う。

  互いに声を掛け合い

  安全第一の運転を!


       2015年3月28日



【聖教新聞:2015年3月28日(土)付】



     ※北斗七星※


多くの日本人が愛し、格別な思いを寄せる花、それが桜だ。代表格のソメイヨシノは、江戸時代の末期に江戸・染井村の植木屋が売り出した。。全国に広まった時代は、幕藩体制が終わり、東京を首都とする中央集権体制が確立されていく時期と重なる



ただ、森林生態学が専門の農学博士、勝木俊雄氏は「東京に対抗意識を持つ都市、例えば京都や大阪では比較的、少ないように思われる」(「桜」岩波書店)という。関西の人々のこだわりは本当なのか。開花宣言が出たばかりの大阪に飛んでいき、調べたくなるような興味深い話だ



染井村は、現在の東京都豊島区にあった。民間機関が東京23区で唯一、人口減少によって消滅の可能性があると推計した自治体である



同区は今、完成した新庁舎を区民に公開中だ。区役所の上層部に、民間マンションを併設した超高層複合ビルで高さは約90メートル。老朽化が進み、耐震性や防災面からも不安が多い現庁舎に代わる建物である。財政事情を考え、マンションの販売や現庁舎の跡地の活用などで事業費を賄った。一度は建設を断念する状況に追い込まれるが、見事やり遂げた。素晴らしいアイデアと執念に拍手を送りたい



地方創生は、自治体の知恵比べでもある。地域再生の妙案を探し続ければ、地道な努力は必ず花開き実を結ぶ。     (明)



【公明新聞:2015年(平成27年)3月28日(土)付】



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大道39/小説「新・人間革命」

2015年03月27日 09時04分40秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2015年(平成27年) 3月27日(金)より転載】

【大道39】

 八月二日夜、東京・荒川文化会館に、さわやかで、力強い歌声が響いた。東京支部長会の席上、東京の歌「ああ感激の同志あり」が発表されたのである。歌の披露に先立って、山本伸一が見守るなか、第二東京本部長で副会長の山道尚弥が登壇した。

 「皆さんは、“『東京の歌』は、いったい、いつ発表されるのか”と、気をもんでおられたのではないかと思います。ところが、昨日の『聖教新聞』に掲載された、東京の歌『ああ感激の同志あり』の歌詞と楽譜を見て、山本先生が作詞してくださったことを知り、大喜びされたのではないでしょうか。

 大変におめでとうございます!

 それでは、ここで、私たちが待ちに待っていた、山本伸一作詞、東京の歌『ああ感激の同志あり』の歌詞を発表いたします。

  

  一、おお東天に 祈りあり

    元初の生命の 曙は

    春の桜の 匂うごと

    喜び勝たなん 力あり

  

  二、おお中天に 燦々と

    日天我等を 護らんと

    いざや戦士に 栄あれ

    汝の勝利は 確かなり

  

  三、夕陽をあびて 尊くも

    地涌の友等は 走りゆく

    彼方の法戦 満々と

    ああ感激の 同志あり

  

  四、夜空に満天の 星座あり

    満たせる胸は 高鳴りて

    仏の使いに 誇りあり

    ほまれの東京 光あれ」


 「感激の同志」という言葉が、皆の心をとらえた。新鮮味を感じた。

 感激――それは、人と人との触れ合いのなかにある。勇んで行動するなかに生まれる。そして、感激こそが、前進の活力となる。



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:山桜/今日の俳句 ≪第.1724号≫

2015年03月27日 05時45分10秒 | 今日の俳句


■<2015年(平成27年)3月27日(金)>■


◆インドの人道団体が”非暴力の伝道者”にラマチャンドラン・イケダ賞授与◆


 マハトマ・ガンジーの高弟であった故・ラマチャンドラン博士と池田SGI(創価学会インタナショナル)会長の名を冠した「ラマチャンドラン・イケダ賞」の授与式が12日、インド・ニューデリーのガンジー平和財団の講堂で挙行された。

 今回の受賞者は、インドが独立する前年の1946年にガンジーが4カ月間滞在し、対話によって暴動を沈めた地に立つ、バングラデシュ「ノアカリ・ガンジー・アシュラム(研修所)」のラハ・ナバ・クマール館長。クマール氏は25年間にわたり館長を務め、非暴力の精神を社会に広く伝えてきた“伝道者”である。

 同賞は、南インドのケララ州にある平和・人道・教育団体「ラマチャンドラン民衆福祉財団」が創設。非暴力、平和、人権、学術等の分野で卓越した貢献が認められた人物・団体に、98年から授与されてきた。

 ラマチャンドラン博士(1905~95年)は、ガンジーのみならず、詩聖タゴールからも薫陶を受けた独立運動の闘士である。独立後は、閣僚・国会議員などの要職を歴任し、大学やガンジー主義の機関を創立。“近代インドの建設者”の一人に名を連ねる。

 一方、池田SGI会長は、「ガンジーが提示した非暴力の手段で、戦争と暴力のない世界、地球規模の人類家族をつくる」人物として、同財団の要請で栄誉にその名を冠している。

 式典には、調和国立基金のアショク・シャジャンハー長官、ガンジー研究評議会議長のN・ラダクリシュナン博士、ラマチャンドラン民衆福祉財団のシスター・マイシェリー議長ら、120人が列席した。

 同賞の選考委員会委員長を務めるラダクリシュナン博士が、賞に名を刻む2人の事績を紹介。「私が池田博士と出会ってから30年目となり、その間、博士に関する多くの書籍を執筆してきました。私たちはガンジーに直接会うことはかないませんが、池田博士が非暴力の精神を現代に展開されているのです」と述べた。

 受賞者のクマール館長は、「偉大な2人の人間主義者に連なり、名誉ある賞の名に恥じないよう、今後も社会と民衆のため、労を惜しまず貢献していきたい」と喜びと決意を語った。


【聖教新聞:2015年3月26日(木)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/03/1217284_5057.html


     ※今日の俳句※



  山桜西行の頭直撃す
       森下草城子



  山国の空に山ある山桜
       三橋敏雄



  目洗ひの滝はいづこに山桜
       舘野翔鶴




※ 山桜
 関東より西部の山地に自生し、また広く栽植されている落葉高木で、春、葉と同時に淡紅白色の花をつける。
 古来詩歌に詠まれてきた桜はこの山桜が多い。古くから桜の名所として知られる奈良県吉野山の桜は現在でもほとんどが山桜であり、吉野の桜を移植したといわれる京都市の嵐山の桜も山桜が多い。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


     ※わが友に贈る※


  広布開拓こそ

  三代城・ふっ街道の使命だ。

  師子奮迅の勢いで

  勇んで仏縁を広げよう!

  功徳満開の春を飾れ!


       2015年3月27日



【聖教新聞:2015年3月27日(金)付】



     ※名字の言※


フランスで考案された「ユマニチュード」と呼ばれる認知症ケアが関心を集めている。「見つめる」「話しかける」「触れる」「寝たきりにしない」を要素とするケアの技法だ                              



例えば、「見つめる」といっても、さまざまな見つめ方がある。車いすに乗る相手に対して「上から見つめる」ことは、“支配されている”感情を引き起こす。正面から、同じ高さで見つめることが何より肝要という



「ユマニチュード」の考案者であるイブ・ジネスト氏は、この手法には、人と人との間に生まれた「絆」を根幹にする哲学がある、と強調する。「その人がそこにいる、人間として存在しているということに、もう一度、立ち返る必要がある」(『ユマニチュード』角川oneテーマ21)と



10年後の2025年には、認知症の高齢者が700万人前後に達すると予測される。家族の介護負担を軽減し、社会全体で担う「介護の社会化」は、喫緊の課題だ。この実現にあたっては、「人間の絆」という根本からの思考が求められる。人のつながりを強めることが、認知症対策に限らず「地域の安心・安全」の土台をつくることになるからだ                    



私たち創価の対話運動の意義も、そうした土台を築くことにある。深い使命を胸に、地域を歩こう。     (芯)



【聖教新聞:2015年(平成27年)3月27日(金)付】



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