和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

白鳥/今日の俳句 ≪第1970号≫

2015年11月30日 06時34分33秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)11月30日(月)霜月≫(旧暦10/19)




 にぎやかに湯浴む白鳥を月に呼ぶ
        野沢節子

 白鳥のゐてたそがれの深くあり
        平井照敏

 白鳥の声のなかなる入日かな
        桂信子

 恋白鳥つらら垂る胸反らしけり
        鷲谷七菜子

 頸たてし白鳥に雪晴れわたり
        山口いさを



※ 白鳥→スワン・鵠(くぐひ)・大白鳥・黒鳥。
 ガンカモ科の大型の水鳥で、大白鳥や小白鳥などの種類がある。嘴と脚を除き全身純白で、上品な雰囲気が漂う。
 夏、ユーラシア大陸北方で繁殖し、冬、日本に渡ってきて湖などに棲む。新潟県の猪苗代湖、島根県宍道湖などにも小白鳥の群れを見ることができる。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





       ※☆*今週のことば*※



 今日の課題は何か。
 今週の目標は何か。
 祈りは具体的に
 挑戦は粘り強く!
 日々、仏法勝負の息吹を

          11月30日





       ※☆*寸 鉄*☆※



新・東北文化会館が待望の定礎式。復光の春へ!建設の槌音とともに前進
        ◇
広宣流布は女性で決まるー恩師。男性幹部は婦人・女子部の知恵に学びゆけ
        ◇
「必ず大なる・さはぎが大なる幸となる」。逆境を勝利の因に!深き祈りで
        ◇
農家の高齢化に歯止めかからずと。青年力・女性力で光る農漁光部に期待大
        ◇
高速道路の逆走事故が最多、高齢者が大半。危うきは運転せず。皆で注意


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月30日(月)付】




      ※☆*名字の言*※


その瞬間、参加した多くの学生の目に、涙が浮かんでいた。民音などが主催した関西留学生音楽祭でのこと。世界12カ国・地域の留学生が民族舞踊などを披露し、最後に、司会を務めたフランスの女子留学生があいさつに立った

音楽祭に向けて練習に励む最中、パリで凄惨な同時テロが起こった。彼女は知人を失い、深い悲しみに沈んだ。今、舞台に立つのは酷ではないかーーそう周囲は考えたが、彼女は立つと決めた。“音楽祭を平和発信の舞台にしたい”という強い思いがあったからだ

彼女はあいさつした。「暴力には負けません。国や人種が違っても、分かり合えると信じています。音楽には、人と人をつなぐ力があると私は強く思います」

音楽に国境はない。平和を願う心にもまた、国境はない。テロという、人と人を分断する強烈な力に彼女は負けなかった。人を信じ、つながり続けようと誓った。そこに、一筋の希望がある。

万人が持つ「慈悲の心」。それを引き出すための、地道な実践こそ、真の意味で「暴力に対抗する」ことになる。過日の池田SGI会長のメッセージに「いかなる『暴力の連鎖』にも屈しない『人道の連鎖』を」と。時代の混迷が深まるほどに、人間の善性に呼び掛ける対話の連帯を強めていこう。     (芯)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月30日(月)付】



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水鳥/今日の俳句 ≪第1969号≫

2015年11月29日 07時15分15秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)11月29日(日)霜月≫(旧暦10/18)




 浮寝鳥桜田門の日向かな
      滝井孝作

 浮寝鳥洲に汐満ちて夕べかな
      松村蒼石

 山かげや水鳥も無き淵の色
      原石鼎

 水は息つめて水鳥をねむらする
      瀧春一

 雪のせて軽くゆれをり浮寝鳥
      堀葦男



※ 水鳥(みずとり)→浮寝鳥。
 水辺に棲息する鳥の総称。川、水田、湖沼、湿原、海岸などに棲息する。指の間に水かきをもち、水上、または水中での行動に適した体形に進化しており、陸上や樹上での敏捷性にかけるものが多い。羽毛は断熱と撥水のため多くの空気を含む性質を有することから、防寒着や寝袋などの中綿に利用されている。
 俳句では冬の季語になり、冬の水上の鳥を総称していう。鴨、鳰、千鳥、都鳥、鵞鳥などが入る。また、水に浮いたまま眠っている鳥を浮寝鳥という。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




       ※☆*わが友に贈る*※



 青年は大いなる
 理想に生きよ!
 その苦闘の中にこそ
 無限の成長がある。
 信念の道を走り抜け!

          11月29日


       ※☆*寸 鉄*☆※



未来部の日。幹部会中継行事に家族で参加!励ましの光の中で鳳雛を育め
        ◇
無冠の友の皆様、雨の日も雪の日も有難う!お体を大切に。無事故第一で
        ◇
創価班・牙城会の大学校生が勇戦!不屈の闘魂で「我、勝てり!」の大旗を
        ◇
「かつへて食をねがひ・渇して水をしたうがごとく」。祈りはひたぶるに
        ◇
降込詐欺被害者の8割、「まさか自分が」と。手口は狡猾。確認、相談で撃退


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月29日(日)付】





      ※☆*名字の言*※


インドネシアでイスラム系の幼稚園や小・中学校を創立したフェラ・レナ・デヴィ理事長一行が先日、東京・創価学園を訪れた

一行が授業などを視察し、高校の「蛍雪図書館」に入った時のこと。彼女は、1冊の本を見つけた途端、大粒の涙をこぼした。「そう、この本です!」。それは、池田SGI会長の創作童話『ホタルかがやく』だった

1987年に発刊された同作品は、主人公の貴志が母・千里の幼いころの戦争体験を聞く物語。千里は、中国から命懸けで引き上げる際、ホタルの光の不思議な世界に遭遇する。ホタルは「命」を守る清らかな心の象徴として、描かれている

理事長は、学生時代にこの本と出あい、感動したという。大学の卒業論文も、物語を題材に執筆。99年に夫と学校を創立した後も、命の尊さを説いた作品の精神を、子どもたちに教えてきた。今年、インドネシアに留学した創価大学生と出会って著者の足跡を初めて知り、創価学園との交流が生まれた

童話や絵本は、子ども向けだが、だからこそ、人生の基盤、人間としての基本となる「哲学」に満ちている。国や宗教の違いを超え、人間の良心に訴え掛ける力を持っている。命こそ宝ーー同作品の主題も、現代の大人が問い直したい教訓である。     (朋)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月29日(日)付】



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梟(ふくろふ)/今日の俳句 ≪第1968号≫

2015年11月28日 05時32分02秒 | 今日の俳句

≪2015年(平成27年)11月28日(土)霜月≫(旧暦10/17)




 梟や尾上の月に森移り
      村上鬼城

 梟や机の下も風棲める
      木下夕爾

 梟のはなしして母子の夕餉
      中山純子

 梟が来ては古戸に目をつける
      広江八重桜

 梟をみにゆき一人帰り来ず
      宇多喜代子



【季語の解説】
※ 梟(ふくろふ)→ふくろ。
 フクロウ科の鳥の総称で、羽角(飾羽)のない丸い顔をしている。全体に灰白色か褐色で、顔には目の上部に眉斑状の黒斑がある。
 ゴロッ、ゴロッ、ゴロッボーコーと鈍い声で鳴く。低山帯の森林に生息するが、近年は数が減少した。夜間に巣から出て、野鼠や昆虫などを捕食する。
 冬の夜に梟の声を聞くと凄惨な感じがするので冬季になっているが、梟は留鳥で、四季を問わない。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





       ※☆*わが友に贈る*※



 会合に出られない人に
 温かな訪問激励を!
 悩みを聴くことが
 偉大な慈悲の実践だ。
 共に一歩でも前へ!

          11月28日


       ※☆*寸 鉄*☆※



平和貢献の人材を育むには池田哲学が必要ー識者。創価の哲理は時代の潮流
        ◇
魂の独立記念日。学会は世界へ未来へ飛翔。広布破壊の宗門は凋落の一途
        ◇
「かくれたる事のあらはれたる徳となり候なり」。陰の奮闘が大成長の因に
        ◇
努力そのものが幸せを与えてくれるー文豪(トルストイ)。学会活動こそが究極の幸福道
        ◇
気象災害死者が増。20年間で60万人ー国連。温暖化防止へまず意識改革を


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月28日(土)付】





      ※☆*名字の言*※


全国に仏法研さんの喜びが広がった教学部任用試験。受験者から“十界論がためになった”の声が多く聞かれた

御書には、同じ環境に身を置いても、生命の境涯によって見え方が変わってくると説かれる。銀行のATMを監視する部署に配属された人の、こんな話を読んだ。業務は、ATM近くにある電話からの問い合わせに対応すること。客によっては、お金の出し入れができず、怒りをぶつけてくる。繰り返し聞く痛烈な言葉に、退職さえ考え始めた

上司に胸の内を告げると、同僚が客に対応している録音を聞いてみようと提案された。同時に、客が“ありがとう”と言った回数、自分が“この客は嫌だ”と思った回数を数えるよう指示された

約70件の録音のうち、嫌だと思ったのは5件。「ありがとう」は40回も耳の入ってきた。日頃は“この仕事は怒られるもの”と思い込み、客の感謝の言葉を聞き流していたのだ「『対話の達人�』出版文化社)

任用試験で学んだように、縁に触れて喜怒哀楽が移ろいゆくのが生命。大切なのは、生命の“基底部”をどこに置くか。崩れざる幸福境涯を目指して、自分を鍛えようと決めた人は、試練の中にも、成長の喜びを見いだせる。この強い心をつくり、鍛えるために、信心はある。     (馨)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月28日(土)付】



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竈猫/今日の俳句 ≪第1967号≫

2015年11月27日 04時19分46秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)11月27日(金)霜月≫(旧暦10/16)




 しろたへの鞠のごとくに竈猫
      飯田蛇笏

 厨戸に柿の葉ふれば竈猫
      柴田白葉女

 何もかも知ってをるなり竈猫
      富安 風生

 かまど猫家郷いよいよ去りがたし
      鈴木渥志

 きつちりと脚ををさめてかまど猫
      櫂 未知子


※ 竈猫(かまどねこ)→炬燵猫・かじり猫。
 猫は寒がりで、冬は暖かい場所を探してうずくまる。
 火を落としたあとの生暖かい竈の中へ入って、ぬくぬくと灰にまみれて寝ている光景が見られたりした。
 現在では、竈が少なくなったのであまり見られないが、ユーモラスな語感があることから季語として愛されている。
 富安風生の造語である。

【「俳句歳時記・第四版増補・冬/角川学芸出版」より転載】





       ※☆*わが友に贈る*※



 友の幸福を願う対話が
 自他共の人生を変える。
 誠実に真心こめて
 一人また一人と
 心を結びゆく日々を!

          11月27日


       ※☆*寸 鉄*☆※



SGIの皆様の対話運動こそ人類の苦悩癒やす道ー市議(ブラジル)。恒久平和の光源
        ◇
「一人もかけず仏に成る」御書。あらゆる人に開かれた「世界宗教」の旗高く
        ◇
成長は絶えず未来に進んでいく過程ー哲人(デューイ)。苦難をバネに前へ!若獅子よ
        ◇
2030年の就業者800万人減と。高齢者ら皆が働ける環境整備を急げ
        ◇
日本の教育支出、先進国(OECD)で5年連続最下位。未来築く百年の大計に総力を


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月27日(金)付】





      ※☆*名字の言*※


「世界核被害者フォーラム」が今月21日から広島で開かれ、青年部のメンバーも参加した。広島、長崎の原爆投下をはじめ、ウラン採掘、核実験などの「核」による被害者、研究者が世界から集った。

オーストラリアの核実験場付近に暮らした先住民族の女性は「放射能降下物は、祖母の命だけでなく、逃げ延びた部族の土地や生活を奪いました。それを取り戻すため世代を超えて戦います」と。核の力が一度解き放たれると、その影響は何世代にもわたる。被害の状況は多様でも、この冷酷な事実は世界共通である

広島、長崎でも、被爆者の平均年齢が80歳を超え、核兵器廃絶の使命は、子や孫の世代に託されつつある。この「時」にあたり、広島青年部が1冊の本を世に問うた。『家族から見た「8・6」--語り継ぎたい10の証言』(第三文明社)。4人の被爆者に加え、6組の被爆2世の家族から話を聞いている

今夏に発刊された『語り継ぐナガサキーー原爆投下から70年の夏』(創価学会長崎平和委員会編、同)と同じく、日本語と英語の併記である

“拾った命を使命に変えて”“父たちの生きた証しを残したい”--証言には、核兵器廃絶への思いがあふれる。それを現実にする挑戦に終わりはない。核の脅威がある限り。     (志)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月27日(金)付】



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鯨/今日の俳句 ≪第1966号≫

2015年11月26日 06時18分53秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)11月26日(木)霜月≫(旧暦10/15)




 情事に似たりこもりて鯨煮ることよ
        草間時彦

 鯨潮船かたむきて南進す
        柴田白葉女

 この浦の鯨の墓に舸子(かこ)案内
        向野楠葉

 たつぷりと香料振って鯨鍋
        清水恵山

 皮鯨出すとて酒家を覗きけり
        西岡甲子




※ 鯨は哺乳類で、体長数メートル以下のものは海豚(いるか)と呼んでいる。白長須鯨は体長25メートルにもなり、現存する生物中最も大きい。長須鯨は21メートル。
鰯鯨や座頭鯨は14メートルで、春から夏にかけて日本近海を群れをなして泳いでくる。鰯鯨は鰯や甲殻類を追って移動する。座頭鯨は性質温和。
抹香鯨は10数メートルで、腸内の結石から竜涎香(りゅうぜんこう)と称する貴重な香料を採取した。肉は食用にもなるが、現在、世界的に捕獲が禁止されている。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





       ※☆*わが友に贈る*※



 中継行事に携わる
 尊き役員の方々
 寒い中、ありがとう!
 温かな笑顔の対応で
 皆に希望と安心を!

          11月26日


       ※☆*寸 鉄*☆※



全国で11・18記念表彰。師と共に広布の道を開く英雄万歳!諸天も大賛嘆
        ◇
山口女性の日。婦女一体の行進は賑やか!愛する地域に友情の花園を拡大
        ◇
真に大切なのは決然として実行することー哲人(ヒルティ)。まず行動!青年よ勇んで
        ◇
「人のために灯をともせば・我がまへあきらか」。友に尽くせる人こそ幸福
        ◇
昼夜の気温差大きく。体調管理に留意を。本年の総仕上げへ生き生き前進


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月26日(木)付】





      ※☆*名字の言*※


北国ではこれから、山がすっぽりと白雪に覆われ、冬のたたずまいになっていく。木々は極寒の氷点下でも、なぜ凍らないのか。ツバキやマツのように、季節の移ろいにも、緑の葉を茂らせる木もある

だが、木の姿は変わらないように見えて、内部では絶えず変化し、外の厳しい環境と戦っている。木は糖度を上げることで、凍りにくくなる。見た目では分からないが、いわば内面を鍛え、春を待つのだ。

かつて中学、高校と、動作が遅いことを理由に、いじめに遭っていた男子部員がいる。社会人になっても職場で冷遇され続けた。それでも彼は笑顔を絶やさなかった。周囲に、いつも変わらず励ましを送り続ける、同志の存在があったからだ

その真心に彼は応えた。創価大学通信教育部を10年かけて卒業。仕事も忍耐強く励み、信頼を勝ち取った。男子部でもリーダーとなり、“苦難に負けるな”と、自身の姿を通して友を励ましている

誰人も、人生の試練の風雪は避けられないし、それがしばらく続くこともある。だが、信心という根を深く張り、同志の励ましを糧として、挑戦の心を脈動させている人は、すぐには変わらなくても、長い目で見れば、強く、揺るがぬ大樹の人になっている。それを「人間革命」と呼ぶのだろう。     (仲)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月26日(木)付】



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11月25日(水)のつぶやき

2015年11月26日 01時43分18秒 | 今日の俳句

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伊勢海老/今日の俳句 ≪第1965号≫

2015年11月25日 06時55分32秒 | 今日の俳句


≪2015年(平成27年)11月25日(水)霜月≫(旧暦10/14)




 伊勢海老の月にふる髭煮らるると
       加藤楸邨

 生きて着く伊勢海老に灯をともすべし
       清水径子

 伊勢海老のしんそこの紅の夜ぞ
       岡井省二

 伊勢海老の尾のしたたかに笊(ざる)を打つ
       山村政子

 伊勢海老のびくんとたかが二千年
       櫂未知子


※ 伊勢海老
 節足動物。甲殻類イセエビ科。太平洋岸の岩礁の浅いところにすみ、日本海がわには産しない。大きいものは体長36センチにも達し、黒褐色の堅い甲羅をもち、頭・胸・甲にするどく小さな棘が一面にはえている。五対の胸脚は丈夫で歩行に適し、第一脚はハサミを形成していない。
 夏に産卵し、約一ヶ月抱卵するので、その期間は各府県とも捕獲を禁じる。孵化後一ヶ月もしくは一ヵ月半で成育し、海岸に近い岩礁のかげにひそみ、夜間に捕食のためにはい出す。夕方、岩礁のまわりに、目の粗い刺網を網棚のように張りめぐらし、朝になって引き上げ捕獲する。
 旬は冬で、刺身・鬼殻焼き・具足煮・酢の物・サラダなど。特に正月用として賞美される。正月の鏡餅または飾りに、これを湯蒸しして真紅色になったものを用いる。海老の老にちなみ、長寿を保つという縁起を祝って飾るのである。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】





       ※☆*わが友に贈る*※



 「今いる場所」が
 人間革命の本舞台!
 一念が変わった時
 環境は大きく変わる。
 断じて勝利の実証を!

          11月25日


       ※☆*寸 鉄*☆※



人間の無限の可能性示す会長(SGI)の事績に驚嘆ー韓国識者。師の大闘争に続け
        ◇
「他人にはにず多くの人に見て候へ」と大聖人。会って語る。拡大の鉄則
        ◇
先輩は、後輩の模範たれ。後輩は、先輩を超えゆけ。切磋琢磨し互いに飛躍!
        ◇
「一念随喜」の大仏法。愚痴・怨嫉で福運消すな。歓喜と感謝で広布へ邁進
        ◇
全国の空き家、6割が腐朽・破損と。事故・事件のもと。抜本対策を急げ


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月25日(水)付】





      ※☆*北斗七星*※


少し前に朝日新聞の『歌壇俳壇』で『ランドセル俳人の五・七・五』(ブックマン社)の著者小林凜君の名を見つけた。不登校だった少年。2年前に〈いじめられ行きたし行けぬ春の雨〉の句に引かれ同書を読んだことがある

そこに記されていた母親の言葉にはぞっとした。「子どもが訴えても教師に隠ぺいされては子どもに救いはない」「学校の冷酷な対応にともすればくじけそうになった」「いじめから保護されぬ無法地帯」……

同じ教師でも次のような人もいる。「先生に会わなかったらおそらく違う人間になっていた」と感謝の思いを語るのは、コメディアンの池乃めだかさん。幼いころ父が家出し、中2から独り暮らし、新聞配達や生活保護で学校に通った

彼の支えは小学5、六年時の担任。担任は池乃さんの通知表に余白がなくなるほどメッセージを書き励ました。中学進学後も「がんばってるか」と家を訪ねた。『わたしの失敗』(産経新聞)で知った

文部科学省の再調査によると全国の小中高などで把握されたいじめは約18万8千件。小学校では初めて12万件を超え過去最多。いじめを苦にした自殺も残念ながら後を絶たない

「この日本には、いじめられている人がたくさんいる」(前掲の小林君)。そんな社会はやはり異常だ。政治の責任は重い。      (六)

【公明新聞:2015年(平成27年)11月25日(水)付】



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柳葉魚(ししゃも)/今日の俳句 ≪第1964号≫

2015年11月24日 06時59分41秒 | 今日の俳句

≪2015年(平成27年)11月24日(火)霜月≫(旧暦10/13)




 飄々と紙よりかろき柳葉魚喰ふ
      勝又木風雨

 むしり食ふ柳葉魚地酒の杯重ね
      光明寺三郎

 手の甲の老斑ふえし柳葉魚干し
      大類孝子

 膨れ来し河口の潮やししゃも群来(くき)
      堀内素耕

 晩学の灯を疎みては柳葉魚焼く
      善方みつる
      



※ 柳葉魚(ししゃも)
 ワカサギ科。ワカサギ・キュウリウオに似ているが、二つに分かれた尾鰭のうち、下のほうが長く大きいので区別できる。上方淡褐色。下方は白い。
 雄は体長14~15センチ。ぐらい。雌はひとまわり小さくて12~13センチぐらい。繁殖期の雄は全体が黒ずみ、側面にウロコの隆起した一本の線ができる。
 北海道の太平洋岸にだけすみ、11月ごろ産卵のため釧路川・十勝川・鵡川などをさかのぼる。そのとき目の粗い刺網を、一定の間隔をおいて海中に張りめぐらし、とらえるのである。全滅を避けるためという。
 味は淡白で、薄塩で干したものを東京のデパートなどで売っており、また飲み屋などでは冬の酒のさかなとして需要が多い。
 アイヌ語で《シュシュ》はヤナギの葉、《ハモ》は魚。《シュシュ・ハモ》がつまって《シシャモ》のなった。アイヌは、神が飢饉を救うために、柳の葉を、この魚にかえてくださったものと信じている。

【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】





       ※☆*わが友に贈る*※



 励ましは
 スピードが肝心。
 電光石火で
 悩める友のもとへ!
 勇気と希望を送れ!

          11月24日





       ※☆*寸 鉄*☆※


日蓮仏法の哲学に世界の危機を転じる崇高な道がー学者(インド)。我らの使命は大
        ◇
全国の「新聞長」の活躍に深謝!社会に希望と正義の光広げる言論勇者と
        ◇
功徳の喜びを百回語ればさらに百倍の功徳ありー恩師。心弾ませ対話拡大
        ◇
リーダーは常に「一歩先」を考えよ。支部・地区の勝利へ、果敢に手を打て
        ◇
大事故の陰に300の小さな異常ー法則(ハインリッヒ)。兆候(サイン)見逃すな。無事故へ警戒心強く


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月24日(火)付】





      ※☆*名字の言*※


“一書の人を恐れよ”とは、哲学者トマト・アクィナスの言葉といわれる。多読・乱読よりもかえって、一編の書を大切にし、それを人生の節目節目でひもとく中に、賢者の知恵が得られるーこれは一つの真理だろう。読者家にも、繰り返し参照する本を手元にそろえている人は多い

「これが私の『座右の書』です」。そう言って、和歌山のある壮年が取り出したのは小説『人間革命』だった。荒れた青春を過ごし、結婚後は仕事を転々とした。生活苦が続き、“今の自分を変えたい”との思いを募らせていた時、学会の先輩に『人間革命』の熟読を勧められた

師を支え、同志に励ましを送る山本伸一の激闘に、胸を熱くした。“自分も真剣に祈ろう”。御本尊に向かう姿勢が変わると、苦しかった生活も安定の方向へと変わり始めた

壮年は、全12巻の読了を、何度も繰り返したという。「『人間革命』を読み続けたことが、私自身の人間革命に直結しました」。それだけでなく、広布の生き字引として、、『人間革命』『新・人間革命』を手に、無数の友を励ましてきた

小説『新・人間革命』第27巻が11月18日に発刊された。この長編の中に、人生を勝ち開く知恵が、広布推進の要諦が、そして師弟の精神の真髄が詰まっている。     (芯)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月24日(火)付】



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11月23日(月)のつぶやき

2015年11月24日 01時44分36秒 | 今日の俳句

はてなブログに投稿しました
氷下魚(こまい)/今日の俳句 ≪第1963号≫ - 浩洋子の四季 knowinglykunchangtan.hateblo.jp/entry/2015/11/… #はてなブログ



氷下魚(こまい)/今日の俳句 ≪第1963号≫

2015年11月23日 07時07分14秒 | 今日の俳句
≪2015年(平成27年)11月23日(月)霜月≫(旧暦10/12)
(小雪・勤労感謝の日)




 ぶな山に朝日さしくる氷下魚釣
       大西八洲雄

 氷下魚釣る橇の鈴鳴る彼方にて
       木村孝子

 愛されてあれば忙し氷下魚釣
       鈴木六林男


 氷下魚網氷上雪のつもりたる
       松原地蔵尊


 氷下魚釣る夜明けの海霧(ガス)は月孕み
       西東三鬼




※ 氷下魚(こまい)→氷下魚釣・氷下魚汁。 
 鱈科の食用魚。からだの形はスケトウダラに似ていて、長さ三〇センチぐらい。北海道に分布している。
 背面は灰褐色で下方は銀白色。からだ全体に不規則の斑紋がある。凍った海面に穴をあけて釣ったり、網を入れたりしてとる。
 『動物図鑑』には「味甚しく美味なるに非ず」などとあるが、地もとでは冬の最上の味覚としている。味噌汁・刺身にし、また乾物にして食べる。


【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】

※ 小雪
 小雪(しょうせつ)は、二十四節気の第20。十月中(通常旧暦10月内)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が240度のときで11月22日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から11/12年(約334.81日)後で11月21日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の大雪前日までである。西洋占星術では、小雪を人馬宮(いて座)の始まりとする。

※ 勤労感謝の日
 勤労感謝の日は、国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としている。1948年(昭和23年)に公布・施行された同法により制定された。 農業国家である日本は、古くから神々に五穀の収穫を祝う風習があった。また、その年の収穫物は国家としてもそれからの一年を養う大切な蓄えとなることから、収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まった新嘗祭(にいなめさい、しんじょうさい)の日が第二次世界大戦後のGHQの占領政策によって天皇行事・国事行為から切り離される形で改められたものが「勤労感謝の日」である。
新嘗祭は1872年(明治4年)までは旧暦11月の2回目の卯の日に行われていた。1873年に太陽暦(グレゴリオ暦)が導入されたが、そのままでは新嘗祭が翌年1月になって都合が悪いということで、新暦11月の2回目の卯の日に行うこととした。それが1873年では11月23日だった。しかし、翌1874年からは11月23日に固定して行われるようになった。11月23日という日付自体に深い意味はなく、たまたま日本が太陽暦を導入した年(1873年)の11月の2回目の卯の日が11月23日だっただけのことである。
休日としての歴史は1873年公布の年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム(明治6年太政官布告第344号)から続いている。
一時は5月1日のいわゆるメーデーに勤労感謝の日を移動させる案が浮上したが、現在は頓挫している。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】




       ※☆*今週のことば*☆※


 「妙とは蘇生の義なり」
 信心は無窮の活力。
 祈りきって壁を破れ!
 生まれ変わった勢いで
 新時代へ出発だ!

          11月23日





       ※☆*寸 鉄*☆※


人類貢献謳ったSGI憲章20周年。「良き市民」の連帯は未来照らす太陽と
        ◇
試みるのに早すぎることはないー大統領(アメリカ)。決意即実践へ!善は実践ありて
        ◇
名聞名利の風はげしく仏道修行の灯は消えやすしー御書。水の如き信心を
        ◇
「マイナンバー」詐欺に警戒!番号漏洩している等の電話は嘘。すぐに通報
        ◇
勤労感謝の日。働く喜びは人生の宝。政治は雇用と労働環境の改善進めよ


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月23日(月)付】





      ※☆*名字の言*※


毎日の暮らしに必須の天気予報。その利便性が増している。ウェブサイトで雨雲の動きを確かめ、移動時間を決めることも多くなった。観測技術や伝達方法の発達の恩恵である

気象庁の「緊急速報メール」が今月19日から、これまでの地震、津波に加え、大雨、暴風、津波、高潮、大雪または暴風雪、噴火の特別警報に対しても行われるようになった。これで、気象庁が特別警報に位置づける全てが「緊急速報メール」の対象となる

だが、こうした防災の環境整備の一方、重大災害は頻発している。9月に茨城県を襲った鬼怒川の氾濫は記憶に新しい。考えてみれば、特異な気象は、無人の地域で起これば、ただの「現象」であり、人間と関わって初めて「災害」となる。その意味では、防災対策の効果が十分に発揮されるかどうか、最後は人間自身にかかっているといえる

危険が迫っても“人間はなかなか逃げられない”ことが分かっている。避難を決心してから実行するまで、平均93分という調査結果もある。(東京大学・総合防災情報研究センター「災害時に命を守る情報の伝え方」

間もなく本格的な冬。これからは、大雪や暴風雪などの危険が高まる季節だ。「生命尊厳」は自身と周囲の絶対無事故から始まる。先々の用心を怠るまい。     (由)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月23日(月)付】



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11月22日(日)のつぶやき

2015年11月23日 01時43分31秒 | 今日の俳句

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鰰(はたはた)/今日の俳句 ≪第1962号≫

2015年11月22日 07時06分55秒 | 今日の俳句

≪2015年(平成27年)11月22日(日)霜月≫(旧暦10/11)


 鰰に眉うすく立つ母の齢
       土岐錬太郎

 青き目玉透きてはたはた切られけり
       古川京子

 鰰のみひらきし目にまた雪来
       山上樹実雄

 鰰の寄る波色となって来し
       国安一帆

 鰰の腹裂くるとも卵抱く
       殿村菟絲子



※ 鰰(はたはた)→雷魚(はたはた)・かみなりうを。
 ハタハタ科の海産魚で体長15センチ前後。平べったく、体長に鱗はなく褐色の斑紋がある。日本海側では秋田近海などに多かったが、現在は減っている。
 初冬の雷の多いころに獲れるため「雷魚」の異名がある。 

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



       ※☆*わが友に贈る*※



 生命尊厳の哲理を
 学び広げる創価の運動は
 人類の希望なり!
 わが地域から
 平和の光を社会へ!

          11月22日




       ※☆*寸 鉄*☆※


きょう伝統の任用試験!求道の挑戦に功徳絶大。心から全員の大健闘祈る
        ◇
山形が「支部結成の日」。対話の拡大こそ希望の拡大。広布の理想郷(アルカディア)断じて
        ◇
全国の壮年部が雄々しき奮闘!実力と確信光る歴戦の将。頼もしき黄金柱
        ◇
「鉄(くろがね)は炎打てば剣となる」真の人材は魂の打ち合いありて。真剣勝負で挑め
        ◇
いい夫婦の日。相手に求める一言は「ありがとう」と。感謝の声は自分から

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月22日(日)付】





      ※☆*名字の言*※


先の戦争のさなか、戦場の父から家族のもとに一葉のはがきが届いた。文面は「元気か」の一言だけ。その3文字に家族はくぎ付けになった

「留守を守り、子どもを託す妻への感謝と、子を思う父性愛のほとばしり出た一言だったのだ。厳しい検閲の中で、やっと出て来た文章ではなかったか」「それを受けた家族は、『文字は文字にして文字にあらず、言葉にして言葉ならず』の強靭な、いのちの結び付きであったのだ」

弊紙の企画「マンスリーウオッチ」(今月のテーマは「情報社会と『言葉』)に寄せられた、87歳の読者の体験である。家族は、たった3文字から、異郷の地で生死の境にありながら、自分たちを思う父の魂の叫びを聞いた。父そのものを「見た」とさえいえる。言葉の力とは、言葉を生み出す人の「心」の強さであるにちがいない

文豪トルストイが書き残した格言に、「銃弾で受けた負傷はまだ治るけれど、言葉によって与えられた傷は、けっして治らない」(北御門二郎訳)と。言葉は「武器」である。人の不幸に追い込む凶器にもなれば、心と心を結びつけ、生きる力にもなる

「心こそ大切なれ」(御書1192頁)。言葉が氾濫する社会だからこそ、相手を思う心が結晶した言葉を、紡ぎ出していきたい。     (川)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月22日(日)付】



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/今日の俳句 ≪第1962号≫
≪2015年(平成27年)11月22日(日)霜月≫(旧暦10/11)




 檜扇の如く並べし潤目かな
       青木月斗

 一合を愉しむ潤目鰯かな
       日野草城

 黄泉醜女潤目鰯を食べていた
       金子兜太

 うるめ焼く人にたのしく皿はあり
       永田耕衣

 うるめ干す路地の続きの魚市
       吉村靖子


※ 潤目鰯(うるめいわし)→うるめ
 ウルメイワシ科の海産の硬骨魚。形は真鰯に似ているが、丸みを帯び、目が潤んだように見える。
 上部は暗青色。下部は銀白色で美しい。脂肪が少なく、味は淡白で、煮つけや塩焼きはうまくないが、干物にすると美味。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



       ※☆*わが友に贈る*※



 言葉の力は
 心の深さで決まる。
 相手の幸せを
 真剣に願い語ろう!
 誠実は必ず届く!

          11月22日


       ※☆*寸 鉄*☆※


新しい世界、新しい場所へ決然と進むのだー文豪(ドイツ)。師弟の勝利峰へ心一つに
        ◇
地域部の日。友好と信頼広げる創価の全権大使!仏法即社会の模範と光れ
        ◇
信は理を求め、理は信を深からしむー恩師。教学は信心の柱。大いに研鑽
        ◇
きょう「七五三」。全員が未来の大事な宝なり。大成長と健康を深く祈念
        ◇
「歩きスマホ」で衝突・怪我、2割が経験と。即刻やめよう。大事故の前に

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月22日(日)付】





      ※☆*名字の言*※


日蓮仏法は「不可能を可能にする信心」。だが魔法のように他力本願で奇跡を起こすのではない。信心を源泉に自ら「戦う心」を奮い起こし、困難に立ち向かった結果である。今年、全国で開かれた「創価体験談大会」に、その実証があふれていた

愛知のある地域で登壇した女子部員は、高校1年の春に脳出血で倒れた。一命は取り留めたものの、目も見えず、言葉も出ない寝たきり生活。リハビリの病院に移った際、医師の見解は「半年後に退院するときは『車いすで帰る』までが限界でしょう」

しかし彼女は、負けなかった。「生きてやるぞ」と奮起した。信心があり、学会の同志、高校の先生や仲間の励ましがあったからだ。失語症のため、初めは題目三唱に30分かかった。徐々に30遍、50遍と唱えられるように。懸命なリハビリで医師の判断を覆し、つえを突いて自分の足で退院した

復学後も、記憶障害のため「進級は絶対に不可能」と言われたが、必死の努力と、その挑戦の姿に心を動かされた教師のサポートもあり、卒業を果たすことができた。今、彼女は就職という夢に向かって進む

絶対に諦めないと決め、人一倍の努力を一歩一歩重ねるーーその人にのみ、「不可能を可能にする道は開かれていく。(靖)

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月22日(日)付】



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11月21日(土)のつぶやき

2015年11月22日 01時43分24秒 | 今日の俳句

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ブログを更新しました。 『『テロする予定でもあるのか』民主党枝野幹事長がテロ対策の法整備に憤懣焦躁 よほど都合が悪いようだ』
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潤目鰯/今日の俳句 ≪第1961号≫

2015年11月21日 04時58分52秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)11月21日(土)霜月≫(旧暦10/10)




 檜扇の如く並べし潤目かな
       青木月斗

 一合を愉しむ潤目鰯かな
       日野草城

 黄泉醜女潤目鰯を食べていた
       金子兜太

 うるめ焼く人にたのしく皿はあり
       永田耕衣

 うるめ干す路地の続きの魚市
       吉村靖子


※ 潤目鰯(うるめいわし)→うるめ
 ウルメイワシ科の海産の硬骨魚。形は真鰯に似ているが、丸みを帯び、目が潤んだように見える。
 上部は暗青色。下部は銀白色で美しい。脂肪が少なく、味は淡白で、煮つけや塩焼きはうまくないが、干物にすると美味。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】



       ※☆*わが友に贈る*※



 「時」を逃すな!
 立つべき時に立てば
 わが境涯も福徳も
 大きく拡大する。
 今こそ飛躍への一歩を!

          11月21日





       ※☆*寸 鉄*☆※


会長(SGI)の詩は一時代にとどまらぬ勇気の言葉ー詩人(モンゴル)。我らも励ましの対話更に
        ◇
生きるとは呼吸の事ではなく行動する事ー哲人(ルソー)。信仰こそ価値創造の本源
        ◇
「大海の初は一露んばり」御書。青年よ一人立て!地域と職場で希望の光に
        ◇
40~60代、若者と交流・協力したいー調査。老若男女集う学会こそ最先端
        ◇
低温やけどに注意。カイロ、こたつなど身近な物でも重症化。賢く利用を


【聖教新聞:2015年(平成27年)11月21日(土)付】





      ※☆*名字の言*※


創価学会の神奈川文化会館からは、横浜の山下公園に係留された「氷川丸」の優美な姿を見ることができる。池田SGI会長も、たびたびカメラに収めてきた

米シアトル航路の主力船として活躍し、太平洋を245回横断した同船は現在、85歳。創価学会と同い年である。1930年(昭和5年)に建造された

戦中は傷病兵を運ぶ病院船、終戦直後は復員兵の輸送船としてフル回転し、貨客船に復帰したのは47年(同22年)。SGI会長が入信した年だった。渡航の主流が飛行機に移った50年(同35年)に引退。同年は、池田第3代会長が就任し、世界広布への第一歩をしるした年である

会長を辞任したSGI会長は79年(同54年)5月、氷川丸と横浜の海を見つめながら、対話による世界平和創造への挑戦を心に期した。学会と同じ時を歩んできた氷川丸を見つめつつ、世界の民衆を平和の港へと運ぶ、私たちの壮大な使命を思う

御書に「生死の苦悩に満ちた大海を渡ることは、妙法蓮華経の船でなければ、かなわない」(1448頁、通解)と。そして、創立85周年にSGI会長は詠んだ。「人道と 平和の大船 創価桜かな 先師の夢は 民衆の力で」。大誓願を胸に、創立100周年へ、出航の汽笛を鳴らそう!

【聖教新聞:2015年(平成27年)11月21日(土)付】



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11月20日(金)のつぶやき

2015年11月21日 01時44分38秒 | 今日の俳句

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河豚(ふぐ)/今日の俳句 ≪第1960号≫ - 浩洋子の四季 knowinglykunchangtan.hateblo.jp/entry/2015/11/… #はてなブログ


ブログを更新しました。 『【佐藤優】くにまるジャパン パリのテロ犯人死亡確認など... 2015年11月20日』
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北の湖理事長が死去、62歳 元横綱・優勝24度(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-… #Yahooニュース