和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

4月7日(月)のつぶやき

2014年04月08日 01時45分48秒 | 今日の俳句

韓国の青年がYouTubeで「日本人の皆さん地震で死んで下さい」とメッセージ (0:50) nico.ms/sm17233801 #sm17233801
日本のおかげで勧告は成り立っているのに、何を“寝惚けているんだ”と、言いたい!



4月6日(日)のつぶやき

2014年04月07日 01時42分58秒 | 今日の俳句

【韓国食品】 韓国食品工場で糞尿車で糖蜜を運び摘発・・・工場関係者は『吸入力が良いため糞尿車を使用した。食品の原料としては使用してない』と釈明: youtu.be/QjZjahqzhYg @YouTubeさんから


ブログを更新しました。 『皆さん韓国産の食品は、絶対に食べないでください! 【韓国食品】 韓国食品工場で糞尿車で糖蜜を運び』 amba.to/1mNlev6


原監督は不快感「正々堂々と勝負するのがスポーツの原点」 ― スポニチ Sponichi Annex 野球 sponichi.co.jp/baseball/news/…


『皆さん韓国産の食品は、絶対に食べないでください! 【韓国食品】 韓国食品工場で糞尿車で糖蜜を運び』 amba.to/1fPd3Nz


「DeNA、今季初の零敗 中畑監督「点に結び付けられないと苦しい」」:イザ! iza.ne.jp/kiji/sports/ne…



出代/今日の俳句≪No.1541

2014年04月04日 06時14分55秒 | 今日の俳句
     ☆出代/今日の俳句☆  

☆★☆*≪No.1541≫☆彡★……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
 2014年(平成26年)4月4日(金)


○ 交通反戦デー
1989年のこの日、東京都の交通遺児を励ます会が交通反戦大会を開き、この日を「交通反戦デー」とすることを決めた。
児童や生徒も参加できる春休み期間中の覚えやすい日で、また、「死(4)死(4)を返上」の語呂合せから。

○ トランスジェンダーの日
1999年2月に性同一性障害者の自助グループ・TSとTGを支える人々の会が制定。
「男と女」だけではとらえきれない性の多様性について、広く社会的な理解を深める日。
「おかまの日」と言われていた日をそのまま「トランスジェンダーの日」としたことにより、「おかま=トランスジェンダー」という誤った認識がなされる恐れがあることから、当事者の間で日附を変更もしくは廃止すべきという声が上がっている。

○ ピアノ調律の日
国際ピアノ調律製造技師協会が1993年に制定。日本では日本ピアノ調律師協会(ニッピ)が1994(平成6)年から実施。
Aprilの頭文字が調律の基準音Aと同じで、その周波数が440Hzであることから。

○ 沖縄県誕生の日
1879(明治12)年のこの日、琉球藩を廃し沖縄県とすることが布告され、沖縄県が誕生した。

○ あんぱんの日
1875(明治8)年のこの日、明治天皇が水戸邸の下屋敷を訪れる際に、木村屋のあんぱんが出された。
木村屋の木村安兵衛が当時の侍従・山岡鉄舟に「これまでは京都の和菓子をお出しすることが多かったが、純日本製のパンをお出ししたらどうか」ともちかけられた。木村安兵衛は、それまでのあんぱんに工夫をこらし、日本を代表する花である八重、日本を代表する花である八重桜の塩漬をいれた桜あんぱんを開発した。

○ どらやきの日
米子市の丸京製菓が制定。
「桃の節句」と「端午の節句」に「はさまれた」日であることと、「みんなで食べて、みんなで幸せ(4合わせ)」の語呂合せから。



【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】


4月4日
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



  ■※今日の俳句※■



  出代も頭巾でゆくや花の頃
       杉田久女



  出代のひと日にせまるまこと哉
       かや・しらを



  出代の酒しゐられて泣にけり
       かや・しらを



※出代(でしろ)
機械などにおいて出っ張っている部分のこと。この場合の「出」は「突き出る」などの意味であり、「代(しろ)」は、「代」は「糊代(のりしろ)」「縫い代(ぬいしろ)」「伸び代(のびしろ)」などと同様に、「余白や余地」などのことを指す。
【「実用日本語表現辞典」より転載】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)4月4日(金)より転載】



 ■※わが友に贈る※■

 何事も勢いが大事だ。

 「やってみせる」と

 まず祈り 動こう!

 誓いの一人から

 勇気と歓喜の連鎖を!

      4月4日


彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



   ■※名字の言※■


(4/4)
 東京富士美術館が企画協力した写真展「101年目のロバート・ギャバ」を見た(5月11日まで東京都写真美術館)



7万点に及ぶネガから厳選した作品、ギャバの肉声や母親に宛てた自筆書簡、友人の証言等を通して、彼の魅力と実像に迫る。展示を担当したデザイナーは「ギャバといえば『戦争写真家』という、これまでの印象がかなり崩れるかもしれません」と



人は、いろいろな、“顔”を持っている。ある人についての印象は、自分の心のレンズで捉えた、自分なりの見え方に過ぎないかもしれない。瞬間に見えた、一つの“顔”だけで、人を判断することは戒めたい。それが全人格を表すわけでもないし、人は変わるものだ。“努力の人は三日離れているだけで、見違えるほど成長する”との中国の言葉もある



カメラマンが撮る対象に、さまざまな方向からレンズを向けるように、対話においても、さまざまな角度からその人を見て、自分との接点を探り、長所を見つけたい



ーーそんな事を考えていると、展覧会でギャバのこんな言葉を見つけた。「ここで二枚の写真を撮らせてくれたら、数千語の言葉より多くのことを表現できるのに」(野中邦子訳)。一枚でなく、「二枚」というところに意味がある。   (側)     


彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



4月3日(木)のつぶやき

2014年04月04日 01時45分55秒 | 今日の俳句

麗か/今日の俳句≪No.1540   

2014年04月03日 07時11分37秒 | 今日の俳句


     ☆麗か/今日の俳句☆  

☆★☆*≪No.1540≫☆彡★……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
 2014年(平成26年)4月3日(木)


○ 日本橋開通記念日
1911年のこの日、東京の日本橋が木橋から石橋に架け替えられた。
日本橋は、江戸時代から現在まで日本の道路交通の中心となっている。橋の中央に、国道の起点となる「日本国道路元標」が設置されている。

○ 愛林日
1934年から実施。
1895(明治28)年に来日したノースロップ博士が講演で「愛林日(Arbor Day)」の精神を説き、1898(明治31)年、本多静六林学博士の提唱により神武天皇祭の4月3日が「植栽日」となった。1933(昭和8)年に大日本山林会会長・和田国次郎、農林次官・石黒忠篤らにより、4月2日から4日までの3日間を「愛林日」として、全国一斉に愛林行事を催すことが提唱され、翌年、日本初の中央植樹行事が茨城県の「鬼が作国有林」で行われた。この中央植樹行事は現在「全国植樹祭」となっている。

○ いんげん豆の日
1673(延宝元)年のこの日、いんげん豆を日本に齎 したとされる隠元禅師が亡くなった。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



  ■※今日の俳句※■



  春うらら葛西の橋の親子づれ
       北條 誠



  うららかや岩場高きに忘れ潮
       鷹羽狩行



  うららかや涌き立つ鐘のするが台
       入江亮太郎



※<うららかや涌き立つ鐘のするが台 入江亮太郎>


 河台(東京・神田)の鐘といえば、昔からニコライ堂のそれと決まっている。にぎやかな音でうるさいほどだが、涌(わ)き立つ感じは希望の春に似合っている。作者の母の生地でもあり、この鐘の音には特別な思い入れがあっての一句だろう。
「ニコライの鐘や春めく甲賀丁」とも詠んでいる。戦後の流行歌に「青い空さへ小さな谷間……」という歌い出しの「ニコライの鐘」というヒット曲があって、この鐘が全国的に有名だった時代もあった。
「うるさいほど」と書いたが、これは私の実感で、受験浪人時代に鐘のすぐそばの駿台予備校(現在とは違う場所にあった)に通っていたことがあり、鳴りはじめると講師の声が聞こえなかった思い出がある。
したがって、間違ってもこの句のような心境ではなかったのだが、今となってはやはり懐しい音になった。ひところ騒音扱いされて鳴らさなくなったと新聞で読んだ記憶があるが、今はどうなのだろうか。
駿河台界隈には、めったに行かなくなってしまった。『入江亮太郎・小裕句集』(1997)所収。
(清水哲男)

【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)4月3日(木)より転載】



 ■※わが友に贈る※■


 新たな出会いが
 自分を変える。
 良き友情が
 人生を豊かにする。
 成長の歩みを共に!

      4月3日




彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



   ■※名字の言※■


(4/3)
「うぐいすの木(こ)伝ふ梅のうつろえば桜の花の時がたまけぬ」(万葉集)。梅のあとは桜。いよいよ、その時が来た。しかも一気に



路傍に匂う花。車窓から見る花、青空に伸びる木々の花、畑の土塊を彩る草花ーーどの花も、その花にしかない美しさで、力いっぱい咲いている。花は、人の心を浮き立たせる



先日の座談会で聞いた、功徳の花咲く体験談に「世界広布新時代」の息吹を実感した。ある友は、一家のルーツが南米にあるという。ある友は、アメリカ各地に親族がいる。ある青年が働くのはアジア系の企業。皆、それぞれの地の同志と交流を重ねていた。病気や人生の不如意にも、「必ず変毒為薬できる」と朗らかだった



桜の花芽は、いつから準備されるか。それは既に、前年の夏ごろからという。いったん休眠に入り、厳しい寒さで目を覚まし、暖かくなると咲く。冬がなければ、桜は咲かない。人間も同じだ



池田名誉会長はしばしば、桜に寄せて、友に励ましを送ってきた。「悲しみや苦しみを、いくつも乗り越え、勝ち越えた人こそが、偉大な大樹のごとき、自分自身を鍛え上げ、皆を励ますことができる」と。時が来れば、必ず花は咲く。それを知れば、嵐や吹雪にも、たじろぐことはない。  (会)



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



4月2日(水)のつぶやき

2014年04月03日 01時41分49秒 | 今日の俳句

暖か/今日の俳句≪No.1539

2014年04月02日 06時36分18秒 | 今日の俳句


     ☆暖か/今日の俳句☆  

☆★☆*≪No.1539≫☆彡★……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
 2014年(平成26年)4月2日(水)


■ 今日の主な記念日 ■

○国際こどもの本の日(International Children's Book Day)
 国際児童図書評議会(IBBY)の創設者・イエラ・レップマンの提唱により、国際児童図書評議会が1966年に制定。
デンマークの童話作家・アンデルセンの誕生日。

○週刊誌の日
 1922年のこの日、『週刊朝日』と『サンデー毎日』が創刊された。

○図書館開設記念日
 1872(明治5)年のこの日、東京・湯島に日本初の官立公共図書館・東京書籍館が開設された。

○世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)2007年12月の国連総会で制定された国際デー。

○五百円札発行記念日
 1951年のこの日、岩倉具視の肖像の500円札が初登場した。1982年に500円硬貨が発行され、現在では見かけなくなった。

○歯列矯正の日
 歯列矯正医院専門のマネージメント会社・オーシーエージャパンが2001年6月に制定。(し)0(れ)2(ツー)で「しれつ」の語呂合せ。

○CO2削減の日
 リサイクル部品による自動車修理を行う浜松市の富士金属工業が制定。
「シー(4)オー(0)ツー(2)」の語呂合せ。

※光太郎忌,蓮翹忌
 詩人・歌人・彫刻家の高村光太郎の1956年の忌日。
アトリエの庭に咲く連翹の花を大変愛していたことから連翹忌とも呼ばれる。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



  ■※今日の俳句※■


  
  過ぎ去つてみれば月日のあたたかし
       山田弘子



  かごめかごめだんだん春の近くなる
       横井 遥



  あたたかきドアの出入りとなりにけり
       久保田万太郎



※<あたたかきドアの出入りとなりにけり 久保田万太郎>

 朝日文芸文庫新刊(97年4月刊)結城昌治『俳句は下手でもかまわない』所載の句。うまいですねー。この無造作な語り口。一歩誤れば実につまらない駄句になる所を、ギリギリの所で俳句にできる作者の腕の確かさ。
まさに万太郎俳句の精髄がここにある。季語は「暖か」。この句の舞台はビルでしょうね。すると、ドアは回転ドアか。くるっと回れば、もう外は春です。杉の花粉も飛んでくるけど……。
(井川博年)

※<かごめかごめだんだん春の近くなる 横井 遥>
 まだまだ寒さ本番とはいえ、どこかで春の大きなかたまりがうずくまっているのではないか、と予感させる日和もある。夏も冬もどっと駆け足で迫りくる感じがあるが、春だけは目をつぶっている間にゆっくりゆっくり移動している感触がある。
掲句はそのあたりも含んで、「かごめかごめ」という遊びがとてもよく表しているように思う。輪のなかの鬼が目を覆う手を外したとき、またぐるぐる回っている子どもたちが立ち止まったとき、春はさっきよりずっと近くにその身を寄せているような気がする。
「後ろの正面」という不可思議な言葉と、かならず近寄りつつある春のしかしその掴みきれない実態とが、具合よく手をつないでいる。明日は立春。「後ろの正面だぁれ」と振り返れば、不意打ちをされた春の笑顔が見られるのではないだろうか。
〈あたたかや歩幅で計る舟の丈〉〈大騒ぎして毒茸といふことに〉『男坐り』(2008)所収。
(土肥あき子)

【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)4月2日(水)より転載】



 ■※わが友に贈る※■


 今日もまた
 新たな挑戦を!
 自身を磨く努力を!
 若さとは情熱と
 永遠の向上の精神だ!!

     4月2日




彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



   ■※名字の言※■


(4/2)
「十年一剣を磨く」という言葉は、武田信玄と上杉謙信の「川中島の戦い」を詠んだ頼山陽の詩の中にあり、そこから広く知られるようになった。長く鍛錬を積み、忍耐強く、力を発揮する機会を待つ生き方を言う



『天才1』(マルコム・グラッドウェル著、講談社)という本を読んでいると、「世界レベルの技術に達するにはどんな分野でも、一万時間の練習が必要」とある。1万時間は、1日に三時間以上を練習に充てると、およそ10年となる計算。頼山陽の言葉も、あながち当て推量ではないと思った



中国の伝統演劇である京劇にも、「舞台の三分間を支えるのは十年の稽古」という言い方があるそうだ。名優の評価を確固たるものにしながら、40代半ばで歌舞伎の道に入った香川照之さんが、著書『市川中車 46歳の新参者』(講談社)の中で紹介していた



芝居の稽古を始めて、その厳しさに五臓六腑をちりちりと萎縮させ、身をすくませる思いがする。その苦しみも、自分だけが味わえると思えば、楽しくさえあるーーその言葉を励みに取り組んでいる、と



一度決めたら貫く。一事を貫くことで、万事に通じる力がつく。ここに人生の妙があろう。新年度が始まった。一歩を踏み出す時である。  (啓)


彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



4月1日(火)のつぶやき

2014年04月02日 01時43分23秒 | 今日の俳句

ブログを更新しました。 『四月馬鹿/今日の俳句≪No.1538   』 amba.to/1mrvMjq



四月馬鹿/今日の俳句≪No.1538  

2014年04月01日 06時38分17秒 | 今日の俳句


     ☆四月馬鹿/今日の俳句☆  

☆★☆*≪No.1538≫☆彡★……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡
 2014年(平成26年)4月1日(火)


◇エイプリルフール,万愚節
 罪のない嘘をついて良いとされる日。日本では「四月馬鹿」とも呼ばれる。
その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのがエイプリルフールの始まりとされている。
また、インドでは悟りの修行は春分の日から3月末まで行われていたが、すぐに迷いが生じることから、4月1日を「揶揄節」と呼んでからかったことによるとする説もある。

○売春防止法施行記念日
 1957年のこの日、「売春防止法」が完全施行された。この前日までに、売春が行われていた「赤線」の店は一斉に廃業した。



※三鬼忌,西東忌
 新興俳句運動の旗手・西東三鬼[さいとうさんき]の1962年の忌日。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



  ■※今日の俳句※■


  
  ばね指のテープを切らす四月馬鹿
       安永圭子



  四月馬鹿転勤辞令の軽さかな
       北村春美



  四月馬鹿煙草の軽さのみを売り
       三宅隆



※<ひつ込まぬびつくり箱や万愚節 北野平八>
プレゼントにもらった箱を楽しみに開けた途端に、何やらヒュルルッと飛び出してきた。びっくり、した。そういえば「今日はエイプリル・フールズ・デイであったわい」と、かつがれたことに苦笑する。
ところが、飛び出してきた物を箱にしまおうとするのだが、どういう仕掛けになっているのか、元の箱におさまらない。いろいろやってみるのだが、どうしても元どおりにならない。
そのうちに、大の男がびっくり箱と一心不乱に苦闘している滑稽さにふと気づき、再び苦笑したところでこの句が生まれた。いつまでも子供の一面を持つ男という生物の様子に、私もまた苦笑しつつも共感を覚えた次第である。『北野平八句集』所収。
(清水哲男)

※<部屋ごとに時の違へる万愚節 金久美智子>
万愚節(ばんぐせつ)、四月馬鹿、エイプリールフール。といっても、実際に他愛ない嘘をわざわざこの日のために用意している人は、少なくともわたしのまわりにはいない。
起源はヨーロッパとも、インドともいわれるが、日本では「嘘」や「馬鹿」など、マイナスイメージの言葉を使っているせいか、いまひとつ浸透していない祭事のひとつだろう。
しかし、俳句になるとその文字が持つ捨てがたい俳味が際立つ。身の回りの「愚かであること」はたやすく発見できるものだが、それは排除につながらず、どこか愛おしくなるようなものが多い。
掲句は時計が時計の役目を果たしていないという現実である。しかし、そこには時を刻むことが唯一の使命のはずの時計に、それぞれ進み癖やら遅れ癖を持っているという人間臭さを愛おしむ視線がある。
さらには「リビングは少し早めに行動したいから5分進めて」「寝室のはぴったり合わせて」という人為的な行為と相まって、ますます時計は時計の本意から外れていく。
結局テレビに表示される時計を見るだけのために、テレビを付けたりしているのである。それにしても現代の家電にはあらゆるものに時計が付いている。微妙に狂った時計たちが休むことなくせっせと時を刻んでいるのかと思うと、ちょっと切ない。「続氷室歳時記」(2007・邑書林)所載。
(土肥あき子)

【「『増殖する俳句歳時記』(検索エンジン」より転載】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



※わが友に贈る/名字の言※
【「聖教新聞」2014年(平成26年)4月1日(火)より転載】



 ■※わが友に贈る※■


 新生の4月が到来!
 大いなる飛躍へ
 わが目標を定めよ!
 みずみずしい生命で
 日々、黄金の歴史を!

     4月1日




彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



   ■※名字の言※■


(4/1)
友人の教育関係者に勧められて大阪府内の「夜間中学校」を訪れた。就学年齢の時に、戦争や貧困など、さまざまな事情で勉強できなかった人に、義務教育を保障するためにできた学校だ。全国に35校、大阪には11校ある



訪れた学校では、125人が7クラスに分かれ、国語や社会や理科を学んでいた。文字の読み書きは苦手だが、人生経験豊かな「生徒」さんたち。地元の歴史や地理は、「先生」より詳しく、どちらが先生か分からないことも、しばしばあった



振り仮名を振った手作りプリントで、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を学ぶ。私語・しわぶき一つない国語の授業。「学ぶことの原点」を見た思いがした。アフガニスタンやパキスタンなどの教育関係者が見学に訪れる。識字について、ユネスコとの意見交換も行う。世界にもつながっている



感動を、なにげなく教育本部のメンバーに伝えてみて、驚いた。「実は私も、母があまり字の読み書きができず、手紙や、学校から保護者への案内を読んであげていたんです」と。聖教新聞を書き写して、文字を覚える母の姿に触れ、教師になることを決意したという



創価学会は「校舎なき総合大学」。そこで晴れやかに学ぶ庶民こそ、われらの誇りであり模範である。  (哉)



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡



3月31日(月)のつぶやき

2014年04月01日 01時43分48秒 | 今日の俳句