和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

「名字の言」9月26日(月)

2011年09月26日 10時28分04秒 | 名字の言
「名字の言」9月26日(月)

「名字の言「聖教新聞・2011/9/25(日)より転載」
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125


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 あす41歳になるプロ棋士・羽生善治氏には確信がある。〝60歳、70歳になっても伸びる能力はある〟と。それは、たゆみない精進を重ねていく決意の表れである





▼“アマチュア初段クラスの人が四段になるには?”との質問には、こう答えた。“3カ月間、毎日、練習すること”。羽生氏の考える「才能」とは〝地道に、確実に、一歩一歩進み続けられること〟なのである





羽生氏は、公式戦で400局以上の負けを喫してきた。そのすべてを改善点と捉え、一つ一つ変えようと挑んだ(『大局観』角川書店)。一対一の勝負では、成功も失敗も、すべて自分で背負うしかない。将棋タイトルの獲得数で最多記録に並んだ底力は、この厳しさと妥協なく向き合うなかで育まれた






かのナポレオンは言う。「天才とは勉強ということだ」。彼が百戦百勝したのは偶然ではない。百方から研究を尽くし、すべての起こりうる最悪の場合を想像して準備に当たった。戦う前から勝っていたのだ(鶴見祐輔著『ナポレオン』潮出版社)





偉大な勝利の陰には、人知れず積み重ねた努力の礎がある。そこには人頼みの姿はない。どんな状況であ
れ、自らの足で進む。だから、その一歩ごとに成長の節が刻まれる。努力の人に道は必ず開ける。
                    (馨)



【「聖教新聞・2011/9/26(月)」より転載】
http://m.seikyoonline.jp/top/top?t=805&sk=377037b65d04f4e970507bffe8ed9125

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「餓鬼は恒河を火と見る・人は水と見・天人は甘露と見る」御書(1050ページ)

2011年07月27日 13時06分33秒 | 名字の言

「餓鬼は恒河を火と見る・人は水と見・天人は甘露と見る」御書(1050ページ)「名字の言(聖教新聞・2011/7/27)より転載」

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 砂漠や南極を舞台に、数々の“極地マラソン”を走破している市民ランナーの赤坂剛史さん。世界で最も過酷といわれるサハラマラソンの挑戦中、衝撃的な出会いがあったという





埼玉県から参加していた71歳の女性ランナー。日の出前にスタートし、区間ゴールは、いつも日が暮れてから。それから一人で、ごはんを作り食べていた。彼女はコースのほとんどを歩くため、もちろん到着は人より遅い





ところが、ある時に気づいた。「もしかしたら、彼女の方が、レースを楽しんでいるのかも」。先を急いで早く休憩するより、時間をかけて、その場所でしか味わえない魅力を感じ取る。以来、レース自体はもちろん、途中で起きるトラブルさえも楽しめるようになった





就職難にリストラ……。閉塞感に満ちあふれた現代社会では、何をやっても無駄だと思える局面も多い。しかし、人生、無駄なことは何もない。渦中の苦しみはあるが、乗り越えた時、何らかの糧になったことが分かる





御書に「餓鬼は恒河を火と見る・人は水と見・天人は甘露と見る」(御書1050頁)と。同じ川の水でも、境涯が変われば、その見え方が変わることを教える。「ピンチはチャンス
」。困難の時こそ成長の時と、勇気を奮い起こしたい。
         (供)


【「聖教新聞・2011/7/27」より転載】


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勝利の花を満開に咲かせるのが、創価の対話運動である。

2010年04月07日 07時12分49秒 | 名字の言
   ■ 名字の言 ■

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 人口4000人の島、北海道・天売島。今春、この島から創価大学生が誕生した。創立者の池田名誉会長も、入学式で温かい励ましを送った。



 島唯一の高校で、全校生徒6人の定時制高校の出身。働きながら夜学に通った。大学進学の資金は、自分で準備した。進学をあきらめかけた時もあったが、創大出身の男子部員が足繁く彼の家に通い、激励した。



 「苦労した人が人生の勝利者になるんだぞ」と、その先輩は何度も訴えた。「あの先輩のようになりたい」と、彼は進学の夢を捨てなかった



 人は皆、だれかの期待を背負っている。だれかに励ましを受け、だれかの祈りに背中を押されて生きている。そのことを感じた時、人は無限の力を発揮する。



 名誉会長が常日ごろ、創大生や創価学園生に呼びかける「親孝行」や「報恩」。身近な指針だが、これこそ人生の土台を築き、青年を大成へと導く、希望の哲学ではなかろうか。そこに心ある識者ひ注目し、絶賛を寄せている。



 桜の季節。御書には「秋冬枯れたる草木の春夏の日に値うて枝葉・華菓・出来する」(944頁)と。人の可能性も、人の真心に触れてこそ開花する。一人一人の心に幸福の種を植え、勝利の花を満開に咲かせるのが、創価の対話運動である。



               (鉄)


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2010年(平成22年)
 4月7日(水曜日)
 【聖教新聞より転載】


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出会いの季節。新たな友と幸の歩みを進めたい。

2010年03月31日 13時56分35秒 | 名字の言
   ■ 名字の言 ■

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 五十音村に住む『あ』から『ん』までの文字たちが言った。「五十音で唯一、音を持たない、小さい『つ』は役立たずだから要らないな」



その日から、小さい『つ』の姿が消えた。村は大混乱。「かえった(帰った)」が「かえた(変えた)」になってしまう。「うったえる(訴える)」は「うたえる(歌える)」、「いった(行った)」は「いた(居た)」……絵本「小さい『つ』が消えた日」(三修社)の話だ。



一見、無駄と思えても、存在する深い意味が必ずある、と物語は教える。人生勝利への広宣流布の活動にも一切、無駄はない。



ある友が転入してきた。多忙な仕事を理由に、信心から遠ざかっていると聞いた。地元同志が何度となく足を運ぶも、会えない日が続く。1年後の座談会。会場に見慣れない男性。同志が声をかけた。「初めまして」。彼は答えた。「初めてじゃありませんよ。あなたでしょう、ずっと、置き手紙で私を励ましてくれたのは。だから、『お待たせしました』です」。皆は喝采で、彼を歓迎した。



同志のもとへ足を運ぶのは、連絡などのためだけではない。生命の触発によってしか育まれない、幸福への生きる力を届けるためなのだ。出会いの季節。新たな友と幸の歩みを進めたい。

               (城)


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2010年(平成22年)
 3月31日(水曜日)
 【聖教新聞より転載】

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   ■編集後記■

☆いつもご購読ありがとうございます。


【第三文明】5月号あす4/1日に発売。………連載対談「希望の教育 平和の行進」第4回「キング博士との出会い」


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人と生命のための組織ーこれが「創価」の魂だ。

2010年03月29日 08時49分38秒 | 名字の言
   ■ 名字の言 ■

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「ひとりひとりの人間はいまや複数の帰属関係を生きる豊かな個人なのです。個人はその複数の帰属関係のどれかひとつに還元してしまうことはできません」ーーフランス現代作家の指摘である。(R・ドゥブレほか著『思想としての(共和国)』みすず書房から)



職場、学校、地域、家庭と、人はさまざまな関係のなかで生きている。どれもが大切な絆である。優劣をつけることはできない。



私たちの「創価の世界」とは、そうした関係性のすべてを生き生きと活性化させる舞台といえる。色とりどりの草花を育む「豊かな大地」にも例えられよう



戸田第2代会長は、創価学会の組織は「戸田の命より大事」と語った。人間の絆をよみがえらせ、世界の人々を結びゆく民衆組織が、学会である。創価とは、いわば「メタ(=超)組織」。すなわち『組織を生かす組織』といってもいい



脳科学者・茂木健一郎氏との往復書簡で、池田名誉会長は「組織といっても、その本質は、人と人の繋がりであり、生命と生命の連帯」と綴っている(「中央公論」4月号)。人と生命のための組織ーーこれが「創価」の魂だ



ゆえに、朗らかに友情の絆を広げよる。友の笑顔のために尽くす。それが私たちの使命であり、誉れである。

               (濤)


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2010年(平成22年)
 3月29日(月曜日)
 【聖教新聞より転載】

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未来部の成長に、真心の励ましを送りだい。

2010年03月11日 06時49分17秒 | 名字の言
   ※ 名字の言 ※

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 沖縄に語り継がれる伝説を中高生が役者になって演じる現代版組踊「肝高の阿麻和利」。これまで10万人以上を夢中にさせた「奇跡の舞台」と評される



 この 沖縄版ミュージカル を演出するのが文芸部員だ。「地域の繁栄は、目の前の子どもたちを元気にすること。そのために舞台を通し、地域を知り、自身の可能性を知ってほしい」と、活動を始めて10年になる。かかわった子どもたちは各地で延べ数千人。「地域が明るくなった」など、喜びの声が多数も寄せられている。



 先日、その模様が全国ネットで放映された。当初は「子どもたちを利用している」等の批判も。だが、「舞台は人づくり」との信念と、子どもたちの「善の可能性」を開きたいとの情熱が道を開いた。彼の行動に続こうと、舞台を経験した子どもたちの中に、地域の活性化に尽くす人も出てきた




 池田名誉会長は「希望の若芽を、どう育んでいくか。その清新なる生命の力を、どう伸ばしていくか。ここに、21世紀の命運がかかっている」と綴る。創価の大発展の原動力は、常に 若い新しい人材を育む 一点にあった



 進学や就職など、大きな一歩を踏み出す春。未来部の友の成長は、社会を発展させる力である。真心の励ましを送りたい


                   (碧)  




2010年(平成22年)
 3月11日(木曜日)
 【聖教新聞より転載】

ブロックフェスティバル

2010年03月09日 02時40分36秒 | 名字の言
来る、14日、ブロックフェスティバルを行う事になった!


昨夜は、その打ち合わせがあった、


今年は、舞踊団、8人による踊りや、リンゴゲームなどがある。



会場一杯になり、盛り上がることを祈る。



私は、裏方で頑張ろう。


3月6日より「メルマガ」【桜梅桃李の詩】(無料)を発行致します。
内容は古今東西の作家の名句(歌)を解説し、作家の人となりを文献により、掘り下げて解説致します。
ぜひ「桜梅桃李の詩」を購読下さい。

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被爆65年ーー今こそ民衆の大連帯を!

2010年01月29日 18時13分37秒 | 名字の言
ー1・26「広島原点の日」記念ー

 「核兵器廃絶への挑戦と
                人間精神の変革」


  日時=1月23日(土)~2月7日)
場所=広島池田平和記念会館   



  今回の、この展示は、創価学会・戸田城聖第2代会長が1957年(昭和32年)に発表した「原水爆禁止宣言発表」から50周年となる2007年(平成19年)に制作。ニューヨークでの公開後、これまでジュネーブの国連欧州本部やニュージーランドの国会議事堂をはじめ、中南米や東南アジアなど、世界21カ国・地域、50都市以上で開催され、各地で大きな反響をよんでいる。


創価学会ホームページ

http://www.google.co.jp/gwt/n?u=http%3A%2F%2Fwww.sokanet.jp%2Fsg%2Fsn%2Findex.html&hl=ja&mrestrict=chtml&q=%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%AD%A6%E4%BC%9A&source=m&output=chtml&site=search

創価学会 sokanet

http://www.google.co.jp/gwt/n?u=http%3A%2F%2Fwww.sokanet.jp%2Fsg%2Fsn%2Fmobile_top.html&hl=ja&mrestrict=chtml&q=%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E6%AD%8C&source=m&output=chtml&site=search

! 師への求道心 !

2010年01月29日 09時07分23秒 | 名字の言
       名字の言

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 日本画の平山郁夫氏が、最後の著書に、大伯父(美術工芸の第一人者・清水南山)から贈られた言葉を書き残している。「先生というのは梵鐘みたいなものだ。たたけばいい音がでるが、たたかなければ鳴らない。だから自分から求めていって、どんどん鐘を鳴らすんだぞ」



東京の美術学校に進学するため、故郷を離れる時にかけられた言葉。平山氏は、「自分からどんどん鐘を鳴らしていくことで、道は開けてくるのです」と綴っている。(『ぶれない』三笠書房)



座談会で御書講義に触れ、教学に興味をもった壮年、求道の心を燃やし、教学部初級試験に挑戦した。試験当日まで、地区部長と一対一の勉強会は計32時間にも、晴れて合格を手にした壮年は、「次は、『実践の教学』に挑戦です」と、学会活動に励む。



偉大な師匠や法に巡りあえたとしても、「求める心」がなければ、何も生じない。御聖訓には「よき師とよき弟子とよき法の三つが合致すれば祈りを成就できる」(御書550頁)と



池田名誉会長は、「私は毎日、胸中の戸田先生と対話しながら前進している」と語る。「師への求道心」がある限り、いつでも、どこでも学び、成長しながら、新しい道を切り開いていくことができる。



        (糀)

2010年(平成22年)
1月29日(金曜日)
【聖教新聞より転載】

命に刻印すべきは、戦争の悲惨さ、残酷さである。

2010年01月27日 09時25分10秒 | 名字の言
       名字の言

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 ヒトラーとは誰か?子どもたちが答えた。「重力の発見者」13・5%、「ドイツのサッカー代表監督」7%ー昨年、英国の9~15歳を対象に、20世紀の二つの大戦について聞いた調査の結果である(AFF、多項選択式)。77%は「ナチスの党首」と正解したが、風化が進んでいるのは明白だ。




では、初めて核兵器を使用した国は? なんと「日本」と回答したのは31%。常識といえる史実でさえ、このありさま。まして、語られない事実は永久に忘れられかねない。




『ヒトラーの特攻隊』(三浦耕喜著、作品社)には、ドイツにも、日本のカミカゼ特攻隊に酷似した攻撃があったと明かされている。「こんなはかげたことを!」と叫びながら出撃し、奇跡的に生き残った元隊員。体の傷、心の傷も癒え、娘に自身の体験を語れたのは、ようやく、ベルリンの壁崩壊(1989年)のころという。




 統一ドイツのヴァイツゼッカー初代大統領は訴えた。 「過去と向かい合うことがどんなに困難か、だがぜひとも、必要であり、結局は未来のために役立つ」(永井清彦訳)




語り継ぐ勇気と、受け継ぐ決意。老いも若きも、命に刻印すべきは、戦争の悲惨さ、残酷さである。世界大戦や核爆弾を全盛紀の遺物とするために。


                   (杏)  


20110年(平成22年)
1月27日(水曜日)

【聖教新聞より転載】

学会活動は、心の財宝を積む実践である。

2010年01月26日 13時10分41秒 | 名字の言
       名字の言

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 福岡市博物館で開催されている「ポンペイ展」を鑑賞した。約1900年前、イタリア南部のヴェスヴィオ火山が噴火して、ポンペイの町は火砕流や土石流の厚い堆積物の下に埋まった。



 死者はおよそ2000人と推定されている。富豪の家に死者が多く、両手に金貨や宝石を持って息絶えた人も見られたという。噴火が一時収まりかけたのを見て、自宅へ行き、財宝を運び出そうとしたのかもしれない。



 人生は何に価値を置いて生きるのであろう。ある会合で、がんと闘う婦人部員の体験談を聞いた。 「がんになって全てのことに感謝できる自分になりました。同じような病気で苦しんでいる方々に勇気と希望を送れる人に成長しようと決意しました」と。自分が苦しんだ分だけ、人の苦しみが分かる。



 人生は何に価値を置いて生きるのであろう。ある会合で、がんと闘う婦人部員の体験談を聞いた。 「がんになって全てのことに感謝できる自分になりました。同じような病気で苦しんでいる方々に勇気と希望を送れる人に成長しようと決意しました」と。自分が苦しんだ分だけ、人の苦しみが分かる。



 わが人生を何に使うのか。地位や名誉に生きる道、財産をなす人生もある。しかし、それらはいつか消えてなくなってしまう。残るのは、心に積んだ財宝だけである。



「広布に戦えば、生命は健康になる。法のため、同志のために行動した人は、生死を超えて、無上の『心の宝』を積んでいける」と池田名誉会長。学会活動は永遠に心の財宝を積む実践である。はるかな、



「広布に戦えば、生命は健康になる。法のため、同志のために行動した人は、生死を超えて、無上の『心の宝』を積んでいける」と池田名誉会長。学会活動は永遠に心の財宝を積む実践である。はるかな時空を越えての展示を前にあらためて、そう思った。

                   (敬)


 2010年(平成22年)
  1月26日(火曜日)           

 (聖教新聞より転載)       

人間練磨の王道がある!

2010年01月25日 11時25分54秒 | 名字の言
       名字の言        


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 黒澤明監督の映画に出演が決まった新人俳優の山崎務氏。「僕に務まるでしょうか」と不安げな青年に、監督は笑顔で語った。「映画ってね……みんなで苦労して、これが限界だというところまで頑張って、一カット一カット積み重ねて作っていくもんでね」。無名の新人に「一緒に苦労しよう」と呼びかける世界の巨匠。青年の胸が熱くなった(都築政昭著『黒澤明と「天国と地獄」』)



 学会にはなぜ青年が多いのか。ラジオ局の取材に、戸田第2代会長は、「哲学が深いからです」と答えた。そして「だんだんと山を登るように、青年は哲学を究めようとする」と語り、『山を目指して一緒に歩こう』と言っているのです」と



 人間主義の哲学を掲げ、全民衆を幸福に導く「広宣流布」の大山脈。その峰を目指して、共に励まし、一歩ずつ踏みしめて登攀するところに、青年の成長があり、師弟の道がある。  



 新入会者の入会動機は十人十色。しかし、紹介者の真心と情熱を挙げる声は多い。「一緒に頑張ろう!」と、手を差し伸べる友の存在は、何物にも替えがたい善知識(善友)だ。



 「恐るるな/また恐るるな/世界まで/妙法流布の/旅路楽しく(池田名誉会長)師と共に、同志と共に。そこに人間練磨の王道がある。



                                        (弘)



2010年(平成22年)

 1月25日(月曜日)

  【聖教新聞より転載】





           

〝師のために勝つ〟新たな「金字塔」

2010年01月21日 08時37分46秒 | 名字の言
              名字の言 

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 エジブト・ギザにあるクフ王のピラミット近くで、建設に従事した労働者の複数の墓が、また新たに見つかった。歴史家ヘロドトスが記して以来、ピラミッドは「奴隷建設説」が通説だった。が、近年、その説を覆す発見が相次いでいる。

 エジブト学の権威であるジャン。ルクラン博士は、池田名誉会長と対談した際、王の栄光を永遠ならしめるとの使命感、信仰と正直さをもった心によって、ピラミッド建設は成し遂げられたと語っている。

 ピラミッドの異称は、 ”不滅の業績〟を意味する「金字塔」。民衆である労働者が建設の ”主体者〟だったからこそ、後世に残る「金字塔」が築けたのではないか。

 昭和31年、わずか1ヶ月で、「1万1111世帯の折伏」という不滅の「金字塔」を打ち立てた「大阪の戦い」。当時、戦った先輩が異口同音に語るのは、「戦うこと自体が、とにかく楽しかった」。その歓喜の原動力は、”師に応えん〟との若き池田名誉会長の一念と、共戦を誓う友の”主体者〟としての喜びにほかならない。

 「大阪の戦い」について、「『戸田先生のために断じて勝たせてください』と、私は祈って祈って祈り抜きました」と名誉会長。”師のために勝つ〟との真剣な行動に、新たな「金字塔」はそびえ立つ。
                            (芯)

               2010年(平成22年)1月21日
                  【聖教新聞より転載】




 



 

「箱根駅伝」に見る、人生勝利の道

2010年01月08日 05時53分25秒 | 名字の言
 ※ 名字の言 ※

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               201年1月8日(金)


              聖教新聞より転載          



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 新春伝統の箱根駅伝。関東学連選抜に選ばれた、創価大学の2人が疾駆した。3区を努めたのは、4年生の尾関誠さん。最終の10区は、3年生の福島法明さん。さわやかな感動が広がった。



 愛知県出身の尾関さんは、昨年も選抜メンバーに入った。だが、残念にも、直前になって出場できなかった。創立者の池田名誉会長をはじめ、両親や同志の励ましに、「来年こそ、だれもが認める実力をつけてみせます!」と奮い立った。倍する努力で、今年は晴れて出場。2人を抜き去る快走を見せてくれた。



かつて、三重研修道場を訪れた名誉会長が、広布後継を誓う未来部の友に贈った言葉がある。「負けるな 断じて 前に そして前に」「今日 負けたら 明日は勝て この連続の戦いが 勝者の心だ」と



「逆境ほど人を育てるものはない」(英国の名宰相デイズレーリ)と言われるが、人はともすると、挫折を味わった時、もうダメだと自信をなくし、次への大事な”一歩“が踏み出せなくなるもの。そんな時”万の力“と書く”励まし“こそが、背中を押してくれる力となる。



 創価の世界には”励まし“が満ちあふれている。だから強く、負けないのだ。箱根の山ならぬ、人生勝利の山坂を、力強く走り抜けたい。                       


        (和)

広宣流布への女性の使命

2010年01月05日 15時25分10秒 | 名字の言

 
 
 イタリアの詩人ダンテの生誕は1265年。今年は750周年にあたる。混迷の中世後期を生きたダンテが、光明を見いだしたのは「女性}の存在であっつた



 ダンテ研究者の矢内原忠雄氏は言う。「ダンテほど深く女性の価値を認識した人はあまり多くありません。」(『ダンテ神曲講義』みすず書房)と。例えば『神曲』地獄篇の第4歌。ここでは古代ローマ建国の歴史が描かれており、建国に功労のあった男性と共に、その母や妻や娘の名前が明記され、平等に名誉が与えられている。



 また、『神曲』はラテン語ではなく、当時の一般女性が読めるように、日常の話し言葉であるイタリア語(トスカナ語)で書かれた。さらに、『神曲』の執筆自体が、一人の女性への敬慕に導かれていた。信強く心清き女性こそが、世界を変える力の源泉であることを、ダンテは確信していた。



 同じ13世紀に日蓮大聖人が、あえて御書を「かな文字」で書かれ、「男女はきらふべからず」(御書1360頁)と述べ、広宣流布への女性の使命を重んじた点とも深く響きあう。



 今また、時代の転換期にあって、生命尊厳の哲学を実践する婦人部、女子部こそ、平和と文化のルネサンス(復興)の主役だ。ここに世界を照らす光がある。



                                           (進)



 【2010年1月5日(火曜日) 聖教新聞より転載】