和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

大道16/小説「新・人間革命」

2015年02月28日 07時13分33秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 2月28日(土)より転載


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【大道16】


 山本伸一は、さらに、長井夫妻に語った。

 「四国の歌もできたので、今度は、島の先駆として、小豆島の歌を作ってはどうでしょうか。私も応援します」

 それから四国長の久米川誠太郎に言った。

 「私は今年、もう一度、四国に来ます。四国が大発展するための、盤石な礎を築きたい。いよいよ四国の時代です」

 伸一が、島の大勢の同志に見送られ、土庄港を発ったのは午後四時五十分であった。滞在時間は、わずか二時間半にすぎなかった。しかし、人びとの胸には、小豆島広布に生きる誇りがみなぎり、決意が燃え盛っていた。

 伸一の乗った船が桟橋を離れると、見送りに来た人たちが、口々に叫んだ。

 「先生! また来てください!」

 「頑張ります! 見ていてください!」

 「小豆島を、必ず福運の島にします!」

 その声が、瀬戸の青空に溶けていく。

 伸一も、盛んに手を振って応えた。桟橋が見えなくなるまで、いつまでも、いつまでも手を振り続けた。

 彼は、この年の秋、「小豆島の歌」を作詞して島の同志に贈った。作曲を担当したのは香川県の女子部員であった。

 「オリーブ薫る 小豆島」から始まるこの歌には、幸の花咲く福運島の建設を願う、伸一の思いがあふれていた。

 「二、萌ゆる緑の 幸の島

    願う我らの 声澄みて

    見よや爛漫 この島に

    功徳の宝樹 開きけり」

 「四、朝日も夕日も 絵のごとく

    この海原は 世界まで

    祈る響きは 通わんと

    ああ愛するは 小豆島」

 一つの島がどれだけ栄え、人びとが幸せになるか――それこそが、広宣流布の縮図であり、実像である。そして、そのモデルが出来上がれば、日本中、世界中に広がっていく。ゆえに伸一は、この小豆島を盤石にしていくために、全精魂を注いだのである。






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:鳥雲に入る/今日の俳句 ≪第.1697号≫

2015年02月28日 06時42分01秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)2月28日(土)>■



     ◆プレミアム付き商品券◆



【公明新聞:2015年2月27日(金)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150227_16351



     公明が活用リードを!
     山口代表


 公明党の山口那津男代表は26日、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、3日に成立した2014年度補正予算に盛り込まれたプレミアム付き商品券の発行支援について、「公明党のネットワークを生かし、情報交換を密にして、それぞれの地域で最大の効果が出るように取り組んでいこう」と訴えた。

 この中で山口代表は、プレミアム商品券に関して、「各自治体が競ってアイデアを出している。今回の補正予算を活用して2割分、3割分のプレミアムを付けるところも出てきた」と強調。

 また、18歳未満の子どもがいる家庭が割引価格で購入できる商品券の例などを紹介しながら、「地域の実情をよく見た上で、工夫やアイデアを競うくらいに知恵を出すことが本来の補正予算の趣旨にかなう」と力説した。



     ※今日の俳句※



  手をのべてクラーク立てり鳥雲に
       佐々木あきら



  鳥雲に身は老眼の読書生 
       松本たかし



  少年の見遣るは少女鳥雲に
       中村草田男



※ 鳥雲に入る・鳥雲に
 春、越冬して北に帰る渡り鳥が雲に入るように見えることで、「鳥帰る」の比喩的な表現。また、このころの曇りかちの日を「鳥雲」という。
→鳥雲
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)2月28日(土)付】


  卒業・進学を控えた

  未来部員に励ましを!

  大事な節目の時期。

  心の声に耳を傾け

  希望と確信を送ろう!


       2015年2月28日



     ※北斗七星※
【公明新聞:2015年(平成27年)2月28日(土)付】



<「いのち」の終わりに三日下さい。母とひなかざり。貴男と観覧車に。子供達に茶碗蒸しを>。ひな祭りのころになると思い出す手紙の文言。数年前、朝日新聞の連載『家族』で知った「日本一短い手紙」の一つだ                               



「人は手紙を書くとき、真剣に相手と、そして自分と向き合う」(ノンフィクション作家の春名徹)。だから、「今、会って話しておかなければ。」との帯の文句に引かれて志村ふくみさんと石牟礼道子さんの「『遺言』対談と往復書簡」(筑摩書房)を求めた



石牟礼さんが祖父を語ったくだりがあった。道路工事などした石工の棟梁。「世の中が開ける、最初の手助けをするんだという気持ちだった」と祖父の心を代弁する石牟礼さん。「根石を埋(い)けるのが一番大事ぞ」という祖父の言葉を幼いながら覚えていた、と



「根石」は道路の一番下に敷く石。上からは見えない。それを「疎かにしたら地崩れするぞ」と言う祖父は、「人は一代、名は末代ぞ、そういう仕事をせにゃならん」と。新しい時代を開く先人の熱い息吹が伝わってくる



公明党でいえば、「根石」に当たるのは「議員のネットワーク」か。それを一層強化する戦いが来る統一地方選。次の50年への諸戦でもある。断じて負けられない。「名は末代」との思いで勝利してまいります。     (六)





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2月27日(金)のつぶやき

2015年02月28日 01時44分42秒 | 日本

ブログを更新しました。 『【KSM】パナソニックが中国撤退 国内生産に切り替えへ パナを襲った反日デモの「恩知らず」』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…



大道15/小説「新・人間革命」

2015年02月27日 07時10分14秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 2月金日(木)より転載


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【大道15】


 日蓮大聖人は、仰せである。

 「弥菩提心強盛にして申せば・いよいよ大難かさなる事・大風に大波の起るがごとし」(御書三二二頁)

 信心は、難との戦いである。

 山本伸一の声は、力強さを増していった。

 「広宣流布をしようと思えば、反対され、何かと苦労も多いことでしょう。しかし、その行動は、仏の使いの、地涌の菩薩の行なんです。ゆえに、勇んで信心の行動を起こす時、わが生命は歓喜に変わっていきます。それが煩悩即菩提に通じていきます。そこに、崩れざる幸福境涯を築く大道があるんです。

 広布に生き抜いた福運は、現実に自分の人生のうえに現れ、また、子孫をも遍く潤していくことを強く確信してください。そして、明るく、はつらつと、“団結の小豆島”“福運の小豆島”を建設していってほしいんです。

 いかに生きても、一生は一生です。それならば、勇気をもって最高の一生をめざし、共々に、励まし合いながら、使命の大道を突き進んでいこうではありませんか!」

 「はい!」

 参加者の決意の声が一つになって響いた。

 彼は、大きく頷きながら言った。

 「これからも私は、小豆島の皆さんに、お題目を送り続けます。どうか、皆さんは、うんと長生きして、うんとお題目を唱え、うんと福運を積んでください」

 最後に伸一は、明年、小豆島本部として地域フェスティバルを開催してはどうかと提案。賛同の拍手が湧き起こった。

 終了後も彼は、小豆島の壮年と婦人の本部長である長井岩雄・花夫妻と懇談した。

 「小豆島といえば、小説『二十四の瞳』の作者・壺井栄の故郷として有名です。『二十四の瞳』には、平和への祈りが込められています。その平和と、人びとの幸福を実現するために皆さんがいるんです。小豆島こそ、皆さんにとっての“我等の天地”です。皆さんの手で、この島を“広布先駆の勝利島”にしてください」


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鳥帰る/今日の俳句 ≪第.1696号≫

2015年02月27日 05時18分52秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)2月27日(金)>■



◆大阪経済活性化に貢献◆



【公明新聞:2015年2月26日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150226_16340


     総合取引所の設置早く
     衆院予算委で樋口氏



 25日の衆院予算委員会で公明党の樋口尚也氏は、過去10年間で世界の商品先物取引(将来の一定期日に、事前に決めた価格で商品を売買する取引)の出来高が約6倍に伸びているのに対し、日本では約5分の1に減少している実情を指摘した。

 その上で、株式や金融商品、農産物をまとめて取引できる総合取引所について「低迷する、わが国の商品先物市場の活性化や利用者の利便性向上に資する。可及的速やかに実現するべきだ」と訴えた。

 麻生太郎金融担当相は「実現に積極的に取り組んでいく」と応じた。

 また、樋口氏は「関西、大阪の経済再生の突破口は、総合取引所(の設置)にある。金や原油、農産物の商品先物も、大阪で取引ができれば、大阪、関西の活性化に必ずつながる」と強調した。

 一方、樋口氏は、国と地方を合わせた基礎的財政収支(政策実行などに必要なお金を借金に頼らずに賄えるかを示す指標)を2020年度までに黒字化するという政府の財政健全化目標について、今後も堅持していく方針を確認。今夏までに政府が取りまとめる財政健全化計画では、「財政健全化、経済成長をともに追求していく形で策定してほしい」と要望した。




     ※今日の俳句※



  流木は海の骨片鳥帰る
       横山悠子



  鳥帰るいづこの窓も真顔見え  
       今井 聖



  磯近き出湯に浸れば鳥帰る
       大綱信行



※ 鳥帰る・小鳥帰る・鳥引く・引鳥
 雁・鴨・白鳥・鶸(ひわ)・鶫(つぐみ)などの秋冬に飛来し越冬した鳥が、春に北方の繁殖地に帰ること。「引く」は帰るの意。
→渡り鳥(秋)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)2月27日(金)付】


  新たな人材の活躍こそ

  未来の発展の力なり。

  新入会の友らと共に

  対話拡大に挑戦を!

  そこに歓喜が広がる。


       2015年2月27日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)2月27日(金)付】



なんとなくたくましい、希望に満ちあふれた歌声だろうか。多くの人がそう感じたに違いない。神奈川池田記念講堂で行われた本部幹部会で、「正義の旗 平和の心」などの曲を披露した「神奈川銀河少年少女合唱団」。結成40周年を飾る晴れ舞台だった                   



メンバーが準備を始めたのが、幹部会の1ヵ月ほど前。世界から集う同志に、どうしたら応えられるのかーーメンバー同士が語り合い、「毎朝30分の題目に挑戦」という目標を自主的に決めたという



重い病と闘う母を歌声で励ましたいと入団した小学5年生の友は、毎回の練習に、自分でつくった弁当をもって参加していた。そのほか全員が、唱題根本に、勉強や親孝行に真剣に挑み、練習を重ねて本番に臨んだ。その挑戦の息吹と、同志を迎える真心が、聴く側の心に真っすぐに響いたのだろう



合唱団が歌った、池田名誉会長の長編詩をもとにした曲「正義の旗 平和の心」には、「『正義』 必ずしも勝つとはかぎらぬ」とあった。そして次の歌詞が、聴く人の心を打った。「『正義』 なるがゆえに 断じて勝たねばならない」



近づく春の足音と共に、正義が報われる社会の建設へ、対話運動の足音を高めよう。それが、未来っ子たちの本舞台を開きゆく力になると信じて。     (聖)



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大道14/小説「新・人間革命」

2015年02月26日 07時37分11秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 2月26日(木)より転載


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【大道14】


 仏法で説く因果の理法は、大宇宙を貫く生命の根本法則であり、誰人も、そこから逃れることはできない。しかし、ともすれば目先の現象に心を奪われ、それに気づかないところに、人間の不幸の要因がある。

 山本伸一は、草創期の先輩たちの姿を通して、話を進めていった。

 「因果の理法に照らして、信心に従順か、違背かの結末は、まことに厳しい。われわれ凡夫には測りがたいものですが、二十年、三十年たってみれば、その差は歴然です。

 真面目に、黙々と信心を貫いてきた人は、途中で大変な事態に遭遇したとしても、見事に乗り越え、幸福に満ち満ちた境涯を確立しています。ゆえに、信心の世界にあっては、要領主義に走ったりするのではなく、仏法の因果の理法を確信して、どこまでも一途に、誠実に、生き抜いてください」

 そして、信心とは何かに言及していった。

 「信心の基本は、『信行学』です。『信』は、御本尊を信じること。『行』は、自行化他であり、唱題とともに、弘教の実践、広宣流布への行動が含まれます。『学』は、教学です。

 したがって、御本尊を信じ、題目を唱え、教学を勉強しているだけでは本当の信心ではありません。広宣流布のための活動があってこそ、真の信心が完結するんです。

 “この人に立ち上がってもらいたい”と指導に足を運ぶ。“あの人に幸せになってほしい”と弘教に歩く。“地域の広宣流布をしよう”と対話を重ねる。その利他の実践に至ってこそ、真実の仏法なんです。

 私生活でも、さまざまな苦悩をかかえているうえに、広宣流布の行動を起こせば、さらに悩みを背負うことになる。辛いと感じることも、苦しいと感じることもあるでしょう。

 仏法では、娑婆世界とは堪忍の世界と教えている。耐え忍んで、強く生き抜かなくてはならない。その生命力の源泉が唱題です。悲しい時も、苦しい時も、嬉しい時も、楽しい時も題目です。題目こそが、煩悩を菩提へ、苦を楽へと、生命を回転させる力なんです」



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春の鴨/今日の俳句 ≪第.1695号≫

2015年02月26日 06時25分38秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)2月26日(木)>■



◆アラブ首長国連邦 ドバイで第4回詩人の集い◆



【聖教新聞:2015年2月25日(水)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/02/1216890_5056.html



【写真】詩心を尊ぶ池田SGI会長の思想に基づいて、3年前から毎年、ドバイで行われてきた「詩人の集い」。登壇者らが記念のカメラに納まった(8日)

 中東・アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで7、8の両日、湾岸SGI(創価学会インタナショナル)、ドバイ文化科学協会などが共催する第4回「詩人の集い」が行われた。これは、「詩心は人間性を結ぶ」とのテーマのもと、池田大作SGI会長の中東初訪問50周年となった2012年に始まったもの。

 今回は、中東、欧州、アジアなど14カ国の詩人、音楽家らが一堂に会した。

 また、同協会理事会のスルタン・サクール・アルスワイディ議長、オアシス財団のアリ・フメイド・アル・オアシス会長ら多くの識者らと共に、600人以上の学生が参加した。

 集いの冒頭、湾岸SGIのラケーシュ・タルール理事長が池田SGI会長の詩を紹介し、開会の辞を。

 続いて2日間にわたって20人超の詩人、学生の代表18人が登壇し、詩を詠唱した。

 「空腹で平和を感じるか?」「優しさの道」「中国人同級生との友情」「母、愛情の海」「地球の花束」「土は純粋」「簡単な祈り」「すぐそば」……。何気ない日常を拾ったものから、現代社会の問題を昇華したもの、平和の心を謳い上げたものまで、その題材は多彩。参加者は、詩の翻訳が映し出されたスクリーンを真剣に見つめ、美しい響きに耳を傾ける。

 詩人の精神が凝結した12言語89編の詩が次々と紹介されていくと、温かな拍手と共に、共感の心と友情が広がった。

 最後にあいさつしたUAEの著名な詩人シハブ・ガネム博士は、詩歌に触れることは、異なる国や時代の価値観に触れることであり、「心と心の対話」「魂と魂の触発」につながっていくと指摘。暴力と過激主義がはびこる現代にあって、異文化間に橋を架ける詩心の重要性は一段と高まっていくと語った。

 詩人のアイシャ・アル・ブスメイト氏は、「繊細な感性で謳われた詩に心が高揚しました。文化交流を通し、連帯を強められる貴重な機会です」と感慨を。

 集いでは、湾岸SGIのコーラスグループ「ナシーム(そよ風)」が「森ケ崎海岸」を歌い、花を添えた。




     ※今日の俳句※



  鴨のこる池が真中競馬場
       飯島晴子


  こちら向けわれもひとりぞ残り鴨
       清水基吉


  漂ひて湖心へ流れ春の鴨
       黒田杏子



※ 春の鴨・残る鴨
 春先から鴨は北辺の地にかえっていくが、春深くなってもまだ帰らずにいる鴨をいう。軽鴨は留鳥で、夏にも見受けられる。
→引鴨・初鴨(秋)・鴨(冬)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)2月26日(木)付】


  人知れぬ努力が

  揺るがぬ基盤を築く。

  「堅実」「忍耐」で

  水が流れるように

  たゆまず前へ!


       2015年2月26日



     ※名字の言※
【公明新聞:2015年(平成27年)2月26日(木)付】


昭和の大横綱、大鵬が、共に「柏鵬時代」を築いた横綱、柏戸に敬意を抱き続けていたことはよく知られている。スポーツの世界だけではなく、人や組織の成長に、ライバルの存在は重要だ。政党にとっても同様だろう



終戦後の激動の時代に首相を務め、日本の進路を確かなものにした吉田茂は、『回想十年』(第四巻)の中で、チャーチル英首相(保守党)と労働党のアトリー党首との関係に触れながら、「民主主義の根底をなす思想は寛容である。敵と味方の確執ではない」と指摘している



「民主政治は与党が良いだけでは完成したといえない。与野党ともに、良識に富み、愛国心に燃え、国家国民のために国政を行わんとするに非ざれば、民主政治とはいえない」との言葉は、現代日本の政治の指針としても違和感はない



民主党は、岡田代表が就任して1ヶ月以上が経過し、党勢回復に全力を挙げている。年金不安をあおって政権を奪取した「成功物語」が忘れられないのか、政府与党に厳しく対決姿勢を示している



失政と混乱を続けたとはいえ、3年半、政権の座にあった最大野党が、国政の前進を阻んでいるような印象を与えては、党再建にもプラスではないはずだ。連立政権の中で「良い野党」の役割まで、公明党が果たさなければならないのだろうか。     (山)
                                




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2月25日(水)のつぶやき

2015年02月26日 01時42分28秒 | 日本

ブログを更新しました。 『与那国島で住民投票 抑止力強化に追い風』
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ブログを更新しました。 『与那国島で住民投票 抑止力強化に追い風』
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ブログを更新しました。 『新・人間革命「大道13」 動画版 <池田大作著>』
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ブログを更新しました。 『【速報】川崎・中1殺害(上村遼太)事件の犯人と思われる子の画像がネットで拡散されている』
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大道13/小説「新・人間革命」

2015年02月25日 07時52分19秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 2月25日(水)より転載


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【大道13】


 万歳三唱のあと、山本伸一の導師で厳粛に勤行が行われた。彼は、小豆島の発展と広宣流布を願うとともに、〝わが同志に、幸よ、薫れ! 無量の功徳よ、降り注げ!〟と、懸命に祈った。

 皆の題目に唱和するかのように、外は〓時雨に包まれていた。

 勤行が終わると、伸一が小豆島に来る船のなかで詠んだ、「小豆島 天下の福運 今日よりは」等の句が、島の代表に贈られた。

 マイクに向かった伸一は、包み込むような微笑みを浮かべ、十一年ぶりに小豆島を訪問した喜びを語り、懇談的に話を進めた。

 「今日は、わかりやすくお話しさせていただきます。釈尊は、さまざまな修行を積み、そして、その結果として仏になられた。それを因行果徳といいますが、その功徳、福運は無量無辺です。日蓮大聖人は、〝この釈尊の因行果徳は、ことごとく題目に具わっており、題目を受持するならば、自然に、その功徳を譲り受けるのだ〟と仰せになっています」

 「観心本尊抄」の「釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す我等此の五字を受持すれば自然に彼の因果の功徳を譲り与え給う」(御書二四六㌻)の御文を、平易に彼は語ったのである。

 「それほど、御本尊、お題目の功徳というものは偉大なんです。そこには、人知をもってしては測ることのできない力がある。

 また、その功徳は、社会的な立場や学会の役職も、一切関係ありません。誰の唱えるお題目の功徳も、すべて平等です。

 たとえば、財布の中にお金が入っている。財布はさまざまに異なっていても、中に入っているお金の価値は一緒です。

 また、ロウソクに火をつける。どんな人が火をつけても、火に変わりはない。

 題目の場合も、これと同じで、万人が等しく、功徳を受けることができるんです」

 誰にでもわかるように仏法を語り説く。その努力があってこそ、真実の民衆仏法となり、そこに広宣流布の広がりがある。




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春の雁/今日の俳句 ≪第.1694号≫

2015年02月25日 07時03分27秒 | 今日の俳句

■<2015年(平成27年)2月25日(水)>■



◆世界の希望! 白蓮グループ ブラジル インドで集い◆



【聖教新聞:2015年2月24日(火)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/02/1216879_5056.html


 ブラジルでは1月18日に総会を開催。約400人が集った(写真=サンパウロのブラジル池田文化会館で)。

 1970年10月、「セレジェイラ(桜)グループ」として結成されて本年で45周年。

 総会では「立正安国論」を研鑽。ノダ女子部長、コウサカ理事長が励ました。

 ジゼレ・ロマン委員長は「地涌の菩薩の使命を胸に、自他共の幸福の連帯を築きます」と決意する。

 インドは各地で研修会を行い、400人を超える華陽姉妹が参加した。

 ニューデリー(同=1月31日、インド国際平和会館)では、池田SGI会長のスピーチなどを通して「白蓮精神」を学び合った。

 シン女子部長は「苦難に負けない『如蓮華在水』の女性に」と述べた。





     ※今日の俳句※



  貧交の誰彼とほし春の雁
       上田五千石


  天心にして脇見せり春の雁
       永田耕衣


  雁帰る黒服潮のしめり帯び
       金子兜太



※ 春の雁・残る雁
 北へ帰るためにだんだん数が減っていく三月ごろの雁のこと。「残る雁」は帰らずにそのまま留鳥として残っている雁のこと。

※ 帰る雁・帰雁・雁帰る・行く雁・去る雁・雁の別れ
 日本で越冬した雁が春になって北へ帰っていくこと。単に雁といえば秋の季語。三月ごろに各地の沼などを飛び立った真雁は北海道石狩平野の宮島沼に集結するといわれ、四月中ー下旬に日本を離れる。北へ向かう雁の鳴き声は悲哀の情を誘い、古来詩歌に数多く詠まれてきた。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)2月25日(水)付】


  「いよいよ強盛の

  御志あるべし」

  惰性を打ち破れ!

  燃え上がる情熱こそ

  飛躍へのエンジンだ。


       2015年2月25日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)2月25日(水)付】


 
「大漁旗を貸してほしい」。昨年の春、東北の漁師が頼まれた。「小学校の運動会で使いたい。大漁旗を子どもたちに見せてあげたい」という



漁師は、「栄光丸」と染め抜かれた旗を手渡した。栄光丸は、4年前の東日本大震災の津波で海に消えた。船だけではない。人生を懸けてきた海に、人生の土台を根こそぎ奪われた。震災後、多くの人の支えを力に立ち上がり、地域の復興をけん引している



後日、子どもたちが夏休みを利用して漁師を訪ね、手作りの大漁旗をプレゼントしてくれた。若緑の下地に、栄光丸の大漁旗と、「がんばれ」「ありがとうございます」などの文字が丁寧に書かれていた。震災に立ち向かう漁師の話を聞いて、一生懸命に作ったのだ。漁師は「気持ちがうれしかった。それが復興を加速する力になる。この旗を新しい船に掲げたい」と



相手を「助ける」ことは大変でも、相手に「関心を持つ」ことは誰にでもできるはず。関心は英語でinterestと言うが、同語はラテン語のinter(内に)―esse(存在する)に由来する。“自分の内に相手を入れる”ということだろう



関心を持つ、つまり、“あなたを、私の心の中に入れています”と伝えることが、励ましにつながる。震災から4年を迎える今、そう思う。(川)




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2月24日(火)のつぶやき

2015年02月25日 01時52分52秒 | 日本

ブログを更新しました。 『蝙蝠外交を続けた韓国に『日米が強烈な制裁を与え』大炎上中。顔面蒼白の韓国人が中国に必死に媚売り』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…


ブログを更新しました。 『新・人間革命「大道12」 動画版 <池田大作著>』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…



大道12/小説「新・人間革命」

2015年02月24日 11時18分29秒 | 今日の俳句
「聖教新聞」 2015年(平成27年) 2月24日(火)より転載


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【大道12】

 小豆島会館の開館十周年を記念する勤行会では、四国の方面幹部、婦人部の全国幹部、副会長らが次々とあいさつに立った。

 登壇する幹部の話のたびに、朗らかな笑いが弾けた。たとえば、婦人部の幹部が、「私は、初めての小豆島訪問です。『人よし、自然よし』で、永住したい気持ちです」と語ると、会場中が笑みの花と大喝采に包まれる。皆、嬉しくて嬉しくて仕方がないのである。

 部屋の壁には、この年の春に山本伸一が詠んだ、「忘れまじ 小豆の島の 友どちを 祈りに祈らむ 春の笑顔と」の歌が大書されていた。まさに〝笑顔〟の勤行会となった。

 このあと、小豆島本部の婦人部、男子部、女子部の合唱団総勢四十三人が登場。四国の歌「我等の天地」の合唱が披露された。歌は、前々日に、四国研修道場で行われた野外研修の折に発表され、勤行会当日の「聖教新聞」四国版に、歌詞と楽譜が掲載されたばかりであった。それを見て、〝この歌の合唱で、小豆島の心意気を示そう〟ということになった。しかし、満足に練習する時間はなかった。
   

  [歌記号] 地涌の我等が 乱舞せる……
  

 熱唱であったが、しばしばリズムが狂い、音程も外れた。でも、そんなことには頓着せず、堂々と胸を張り、高らかに歌い上げた。

 伸一は、大拍手を送りながら言った。

 「すごい! 『譜面なんか何するものぞ。わが道を征く』だね。いいぞ!

 少し音程が外れたっていいんです。発表されたばかりの歌なんだから。それを上手に歌えというのは、昨日、入会したばかりの人に、完璧な勤行を求めるようなものですよ」

 伸一の言葉に、笑いの大波が広がった。

 歓喜からほとばしる笑いは前進の活力だ。創価のスクラムには太陽の明るさがある。
[歌記号]
 続いて、伸一の提案で、小豆島の発展への誓いを込め、皆で万歳を三唱した。

 「万歳! 万歳! 万歳!」

 歓喜の大音声が轟き渡った。





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引鶴/今日の俳句 ≪第.1693号≫

2015年02月24日 07時40分14秒 | 今日の俳句
■<2015年(平成27年)2月24日(火)>■



◆皆が世界広布新時代の主役! SGIの友と交流交歓会◆



【聖教新聞:2015年2月23日(月)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2015/02/1216857_5056.html



 平和と幸福の世紀を築く連帯がここに! 2月度のSGI(創価学会インタナショナル)研修会で来日した友が交流交歓会に参加した。アルゼンチンの友は19日、神奈川・鎌倉市のSGI教学会館へ。欧州の友は22日、東京の東大和文化会館を訪れた。また、台湾の友は、首都圏未来部(21日)と学生部(22日)のメンバーと交流した。


           ◇


 東京・八王子平和講堂のロビーに、途切れなく、歓声と拍手が響きわたる。

 首都圏の男女学生部の友が三色旗を掲げて温かく出迎えると、台湾SGIのメンバーは、大きく手を振りながら友の輪の中へ飛び込んだ。

 「広布の大指導者となる学生との交流を心待ちにしていました」と台湾の友。日本のメンバーも「世界広布新時代を肌で感じる機会に」と待望していた。交歓会は、太鼓あり、沖縄舞踊あり、ダンスあり。特に、感動を広げたのは信仰体験だ。

 亡き妹の分まで努力を重ね、世界最大の投資銀行から内定を得た須藤英男さん。病魔を勝ち越え、司法関係の公務員試験に合格した林嘉信さん。2人の不屈のドラマに涙を浮かべる友の姿もあった。

 終了後、台湾の女子学生部長を歴任した林雅苓さんは語った。

 「どの場面にも情熱が漲っていました。学生部の使命――それは、平和の理想を胸に友情を広げることだと思います。世界一の師匠と共に、最高の青春を歩みましょう」

 一方、未来部との交流は、東京・信濃町の民音文化センターで。

 高等部の希望オーケストラ、正義合唱団が「母」「森ケ崎海岸」「21世紀のマーチ」、未来部歌「正義の走者」(英語版)の合唱・演奏などで熱烈歓迎。続いて質問会となり、「友人と対話する上で心掛けていることは?」「信心の体験を聞かせてください」等、後継の使命に燃える問いが相次いだ。

 最後に、「誓いの青年よ」を中国語で大合唱。世代を超えて広布の誓いを新たにする集いとなった。

 「未来部の皆さんの歓迎に、池田先生の心を感じました。私たちは共通の師匠と信心を持った同志なのです。この感動を伝えていきます!」(張詠晴さん)

 アルゼンチンSGIの友は、日蓮大聖人有縁の天地・鎌倉で、地元・鎌倉県の友との交歓会に参加した。

 山口幸雄県総合長、カルロス・ラジェーラさんのあいさつの後、小泉静恵さんが、祖父の代から続く「鎌倉彫」の店を守りながら宿命の嵐を乗り越え、一家和楽を勝ち取った体験を。ロミーナ・セオアネさんは、公立小学校の学習指導員として創価の人間教育を実践する喜びを報告した。

 アルゼンチンでは昨年、“法華経展”や中南米の教学研修会が開催。“一人一人が世界広布を担う主役”との誇りを胸に刻んできた。

 「大聖人が発迹顕本された地を訪れることができ感無量です。信心根本に自身の人間革命に挑戦し抜いていきます!」(セシリア・オカンポスさん)



     ※今日の俳句※



  相合傘の雫や春の鶴揺れて
       鳥居真里子


  鶴泣かせ鶴を引かせて俳諧師
       佐藤喜孝


  鶴帰りまだ濡れている村の空
       たまきみのる



※ 引鶴・鶴帰る・帰る鶴・去る鶴・残る鶴
 秋に飛来し、越冬した鶴が春になり、北に帰っていくこと。この帰っていく鶴を引鶴という。鹿児島県出水市や山口県熊毛氏では鍋鶴などが早春になると一群ずつしだいに北方に飛び立っていく。ただし、北海道釧路湿原に生息する丹頂は留鳥で、渡ることがない。
→鶴来る(秋)・鶴(冬)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2015年(平成27年)2月24日(火)付】


  寒暖差が激しい時期。

  体調管理を万全に!

  生き生きと若々しく

  広布の大道を歩む

  健康第一の日々を!


       2015年2月24日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2015年(平成27年)2月24日(火)付】

2人に1人がかかるというがん。発症をきっかけに生きる意味を掘り下げる「がん哲学」が今、注目を集めている



提唱者は順天堂大学教授の樋野興夫氏。10年前、アスベスト・中皮腫の専門外来を立ち上げた。待ち時間を使い、患者との対話に励む中で、患者の人間性や尊厳にふれることの大事さに気付いた



教授の言葉を借りれば、「人生に期待ばかりしている」のではなく「人生から期待されている」使命を見いだし、人に尽くす。そこから人間的成長が生まれ、病気であっても“病人”ではない、病にとらわれない、その人らしさが発動するという(『いい覚悟で生きる』小学館)。自分に与えられた「人生の時間」を受け入れつつ、その生を自分らしく完全燃焼するということだろう



中皮腫で余命3カ月と宣告された壮年部員がいた。唱題に励み、限りある生を自覚した時、病気に苦しむ友への励ましこそわが使命と確信する。寿命を2年5カ月延ばし、その間、多くの友に勇気を送り、再起のドラマをつくった。「こんな充実した人生を送れるなんて」。壮年はその言葉を残して旅立った



壮年は、死の苦しみを乗り越え、人生に勝った。彼が身をもって示したこと。それは、この信仰こそ、がん哲学の基となるということである。(江)




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2月23日(月)のつぶやき

2015年02月24日 01時53分08秒 | 日本

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