工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

下鴨神社の「けまり初め」は優雅な雰囲気!見物客は長時間立ったままの苦行!

2011年01月06日 | Weblog
4日に、下鴨神社の 「けまり初め」 が行われた!

蹴鞠は、飛鳥時代に中国から伝わり、平安時代に貴族の間で流行した、1400年の

歴史が、あるとのこと!

私の方、混むので、人ごみで、写真は撮れないと思い、車で行き、

いつものように、高さ60cm位の軽いアルミの脚立を、持参して行きました。

本殿にお参りして、境内で、けまり初めを見る見学客に加わったのが、12時半です。

仮設の小屋がある、柱のところに脚立を立て、安全のために、柱に手を添えて

脚立に登りました。

新聞によると、1時半からと書いてありましたが、2時前に儀式が始まりました。

2時から、水干と袴姿の、平安貴族姿の八人の蹴鞠人が、輪になって、

「アリ、ヤア、オウ」の掛け声のもと、けまり初めが始まりました。

1時間半も待っていたので、くたびれて、写真を撮ったら、すぐに帰る予定でした。

周りの方達は、2時間立ちっぱの人もいて、人ごみでけまりが、見れないようでしたので

周辺の方に、「脚立に上がって見てみませんか?」 と声をかけてみました!

小学生の女の子が、「見てみたい!」というので、手を添えて、脚立に登るのを

手伝ったり、八〇代近くの女性が脚立に登る時、「その柱に掴まって!」などと、

アドバイス!

けまりの時間は、30分間の間でしたが、10数人は、脚立に上がって、

写真を写したり、「けまりが見えた!」 と満足されていました。 

新春そうそう、少しは、人のお役にたてて、良かった!

寒い日に、喜んでもらって、私の心も、ぽかぽかと心を温めさせてもらった、

「けまり初め」でした。


楼門前は、見学客でいっぱい!


8人の蹴鞠人が入場し、儀式が始まった。
舞殿は、2000円の有料の席になっている!
有料の席でも、前の席に座るには、2時間前に行かなくてはならない!


儀式が始まった。 松とけまりを捧げている!


蹴鞠は飛鳥時代に中国から伝わり、平安時代に貴族の間で、流行した、1400年の
歴史が、あるとのこと! 蹴鞠保存会が奉納! 


境内に四隅に青竹を立てた「鞠庭」が作られている!


水干と袴姿の、平安貴族姿の八人の蹴鞠人が、輪になって、「アリ、ヤア、オウ」の
掛け声のもと、けまりを蹴ります! 優雅な雰囲気ですが、見学する方は、
長時間立ったまま待つ、苦行です。 ベンチも何台かはあるのですが、3時間は
座って待つ覚悟でないと、ベンチの席は、確保できないようです。