工房八重の部屋

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京の冬の旅、公開中の麟祥院は家光の乳母「春日局」追福のため建立

2011年01月20日 | Weblog
麟祥院は徳川第三代将軍家光の乳母「春日局」の、追福のため碧翁(へきおう)和尚を

開山として建立された寺院です。  創建は寛永11年(1634)

寺院内にある御霊屋(おたまや)は、仙洞女御所にあった釣殿を後水尾天皇より

下賜されたものです。 御霊屋の中には、「春日局」の像が安置されていました。

実際の墓は、東京湯島に、同じ名の麟祥院が建立されて、墓はそちらにあり、

妙心寺内の塔頭の麟祥院は、墓が無く、祭っているので、御霊屋(おたまや)と

言われるとのことです。

方丈内にある友雪の描いた、方丈襖絵「雲龍図」は江戸時代初期の名作と言われます。

庭は、120坪位の広さで、築山がある枯山水の庭で、まだ雪が残っていました。

京の冬の旅で、特別公開中の寺院は、シニアのベテランのガイドが、説明してくださる

ので、寺の歴史などが、わかりやすいのが、魅力ですね。

公開されたのは、4年ぶりとのことでした。


看板


麟祥院の門


門からの前庭


玄関


玄関から見た前庭


友雪の描いた、方丈襖絵「雲龍図」は、江戸時代初期の名作と言われている。
(看板にあった写真)


玄関の窓から見た庭





御霊屋(おたまや)は、仙洞女御所にあった釣殿を後水尾天皇より
下賜されたものです。御霊屋の中には、「春日局」の像が安置されていました。


御霊屋(おたまや)から見た庭


庭の説明を、シニアのガイドさんから、受けている。


本堂横の庭には、井戸があった!


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
親切な解説でした。 (室野義隆)
2011-01-28 09:45:36
京都麟祥院の紹介記事として、
大変参考になる内容でした。
当寺の墓参りに定期的に来ています。

親族の墓が10基程度もあるのです。
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