工房八重の部屋

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「小泉淳作展」東大寺本坊の襖絵40面を5年の歳月で完成!圧倒される迫力!

2011年01月18日 | Weblog
24日まで、高島屋で「小泉淳作展」が開催されており、東大寺1260年の歴史で

初めての、襖絵が完成したとのことです。

現在、86歳の日本画家、小泉淳作氏が、5年がかり取り組んだ40面の襖絵です。

桜を描いた3作は、無数の花びらが、生き生きとして、華麗で、圧倒される

美しさに満ちていました。

「蓮池」 は清冽な美しさで、静寂にみちた襖絵でした。

外は冬なのに、会場は桜の襖絵で、春爛漫でした。

奈良の東大寺に行けば、この襖絵が公開されて、見れるのでしょうか?

小泉淳作氏は、80歳位から、この雄大な襖絵を40面を5年がかりで完成したの

ですから、スゴイ! ですね!

2000年以降、鎌倉建長寺法堂 「雲龍図」 京都建仁寺法堂 「双龍図」と

意欲的に、2つの天井画を、手がけたとのことです!

建仁寺法堂の「双龍図」は、拝見したことがありますが、小泉淳作氏が描いたとは、

知りませんでした! 迫力ある法堂の天井画を、また見に行きたいものです!

写真は、NHKエンタープライズ作成の、テレビの画面を、写したものです。


ポスター


圧倒される美しさの吉野の桜の襖絵


桜を描いた3作は、素晴らしい!


大広間の桜の襖絵


桜を描いている小泉淳作画伯  花びらは小さく、細かい作業!


蓮池の襖絵


16面からなる、「蓮池」の襖絵は清らかで、みずみずしく清冽な美しさ!


本坊


聖武天皇と光明皇后


聖武天皇  聖武天皇と光明皇后の肖像は、モデルに装束を着せて、描いていた!


完成法要
この偉大な襖絵が、後世に何百年と、残ることを考えると、感慨深い!





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