東京駅へ向かうバスから見えた〝名物 ソースカツ丼〟と書かれたタペストリーが気になって…
機会があったらお邪魔してみようとブックマークしておいたお店でランチをいただくことにいたします
八重洲通り、八丁堀二丁目交差点にある『ぽん太』って居酒屋でありまして、こんな時期だから臨時休業もあり得ると覚悟して伺ったのでありますが…
ありがたいことに元気に営業されているようで、店先に置かれたA看板にランチメニューが掲げられていたのであります
地下にあるお店でありながらも、客席から坪庭を臨むことができると言う和な設えに和むことができますし、ゆったりとしてレイアウトであることから落ち着いて食事を楽しむことができる居心地の良さを感じます
また、客数に合わせてパーテーションで仕切った個室を作ることもできるような工夫もされていますね
お昼に提供されるのは、名物ソースカツ丼を筆頭に、ステーキ丼や月見ネギトロ丼、鮭といくらの絶品親子丼などいった丼メニューのほか、鶏の唐揚げ定食やアジブライ定食など10品が用意されているのですが、いただくのはもちろん「ソースカツ丼」であります
小・中・大とサイズを選ぶことができ、それぞれに4枚・5枚・7枚のカツが乗せられるとのことから、5枚が乗る「中」をご飯少なめでお願いいたします
ソースカツ丼と言えば、ウスターソースベースのタレを潜らせた福井県福井市の『ヨーロッパ軒』や、中濃ソースをベースにしたタレを潜らせた長野県駒ケ根市の『明治軒』
そして、醤油ベースのタレを潜らせたタレカツ丼を提供する新潟年新潟市の『とんかつ太郎』が有名どころであるのですが…
こちらでいただいたものは、その全ての良いところ取りをしているかのように思えるものでありまして、細かいメッシュのドライパン粉を纏わせた薄切りにされたお肉がサクッと揚がっていますし、醤油ベースの甘辛ダレを潜らせていることでご飯も進みます
さらにシャキシャキなキャベツの千切りが箸休めとなって飽きること無くいただけたのであります
こちらにはもう一品いただいてみたいお料理がありまして…
夜に提供されている「蟹飯」をお昼にいただくことはできないのかと会計を担当してくれたスタッフに尋ねてみますと、言っていただければできる限りお作りしたいのですが、今はこんなときですので魚介の仕入れを極力控えているものでお応えできるかどうかわかりませんと残念そうに答えてくださいました
とても好感が持てる方でしたので、”こと” が治まったおりには「蟹飯」をいただきに伺うことにいたしましょう
【ごちそう家 ぽん太】
東京都中央区八丁堀1-5-2 はごろもビルB1F
03-6228-3225