ここのところ、国内市場で木綿バティックブームが続いています。芸能人などがバティック柄の洋服を着ているのもよくテレビで見るようになりました。
そのブームを受けてか、ここのところトゥルスミのショウルーム、工房は注文をさばくのにパニック状態のようです。ただし、売れているのは「安々」のもの。チャップやプリント、「オブロガン」と呼ばれる手の粗い格安の手描きバティックなどです。
友人の工房では本業は高級手描きバティックの製作なのですが、ジャカルタからのオーダーを受けて、安々バティックを探してきて渋い色を全体にかけるという作業で大忙しです。「バティック布より染料のほうが高いの~」と嘆いておりました。トゥルスミでは木綿バティックが品薄になっているそうで、チレボン市内にある華人経営の卸問屋まで探しにいくそうです。これはちょっと笑える・・・。
昨日、トゥルスミで格安のバティックを販売している人気店「Nova」に白生地を買いにいったところ、ジャカルタから遠征してきている奥様方がごちゃまんとおり、木綿バティック生地の物色中でした。つい、一緒になって洋服生地も購入(汗)。このブーム、いつまで続くのでしょうか???