チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

断食月の過ごし方

2006-09-30 18:20:00 | Weblog


暑い!昼間の暑さがどんどん厳しくなりつつあります。庭に植えた香菜と紫蘇、暑さでヘロヘロで育ちません。ショック!



断食月に入ってそろそろ1週間、当初は静かだった街もレバランを控え活気を増しています。パチェ工房の職人さんたちもみんなプアサ。お昼休みを30分で繰り上げ3時半にはお仕事を終え、村に帰ります。毎年、断食月は意外に職人さんの出勤率は良好。レバラン前のTHR(ボーナス)目当てにがんばるというのと、皆でおしゃべりしながら仕事していたほうが、断食の辛さを忘れられるようです。

断食月の風物詩は「ガブブリット」(←綴り不明。またはCariSore)。Magribの合図まで、家族や友達とそぞろ歩いたり、オートバイに乗って街を流したり、断食明けに食べるKolak(ココナッツのお汁粉のようなもの)やEsを買ったりして過ごします。

チレボン市内のAlun-alunにはこの時期、おかずや甘い飲み物、Kolakなどを売る売店が多数出て、賑わっています。Magribが近づくと皆家路を急ぎ始め、街中は閑散。日が暮れるとモールなどがお買い物客で賑わいます。



ペンギンアート展

2006-09-28 09:53:35 | Weblog
毎年夏に開催されていたペンギンアート展、今年は11月に長崎ペンギン水族館 2Fペンギングッズ・ギャラリーにて開催されることになりました。スタジオパチェもペンギングッズ・クリスマスバージョンで参加予定。レバランで郵便局が長期でお休みになるのでちょっとターボをかけて作っているところです。

クリスマスカラーは赤と緑ですが、これを職人さんに理解してもらうのは至難のワザ。ツリーは緑、帽子やサンタさんの洋服は赤と何度言っても、イスラム教の彼らはいろいろな色に分けてしまいます。



ちょうど一時帰国中だったら覗きに行きたいけれど、時期的に無理かな?ちゃんぽんや皿うどんなども賞味したのですが。

以下、展示会情報

■「第9回 ペンギンアート展長崎 2006」
平成18年11月4日(土)~11月26日(日)
午前9時から午後5時まで
会場
長崎ペンギン水族館 2Fペンギングッズ・ギャラリー
〒851-0120 長崎県長崎市宿町3番16
料金
長崎ペンギン水族館の入館料が必要です。
一般500円、幼児・小中学生…300円、3歳未満は無料
※長崎ペンギン水族館公式サイトでご確認ください
主催
ペンギンアート展実行委員会
長崎ペンギン水族館


ペンギンアート展のサイトはこちらから


■■■ http://penguin-art.com






手作り餃子

2006-09-21 07:20:51 | Weblog

納豆、豆腐を制覇した後、最近凝っているのは「粉モノ」。強力粉、中力粉、薄力粉をそろえ、粉モノレシピの試作に励む毎日です。懐かしの上置きオーブンでスコーンなども作ってみました。ミルクティーと一緒にアフタヌーンティー・・・なんて優雅にいきたいところですが、外ではダンドゥットがガンガン。はあー。

さて、本日は餃子の皮に再挑戦。いままでは市販のワンタンの皮の角を落として使っていたのですが、買っても使うのを忘れたり、いざ使おうとすると酸っぱい匂いがしたりでいろいろ不便でした。「今日の料理」に載っていたレシピを参考に強力粉と薄力粉を半々、ラードはごま油に代えて粉をこねて寝かし・・・・・結果は大成功でした。ワンタンの皮を違って包みやすいし。これは定番になりそうです。

餃子の具の豚肉はカノマン市場の豚肉屋さんでゲットしてきます。次は海老を入れた水餃子とか試してみようかな?

買い置きの小麦粉、時々、職人さんのおやつのGorengan(ゴレガン。揚げ物)用にも活躍します。こちらはキャベツ、もやしを具に小麦粉と塩、香辛料の衣でカラリと揚げたものです。職人さんの大好物。




Mesjid Jagabayan

2006-09-17 21:03:04 | Weblog

チレボン市内のKaranggetas通りにあるイスラム寺院、Mesjid Jagabayang。路地の奥にある小さなモスクです。昨日朝、上からCicakが落ちてきて首に当たりました。チレボンではよくないことが起こる前兆とされており、お祓い(?)に行かなきゃーということで、油(サラダ油)と7色の花を買ってお祈りしてもらってきました。戻ってきてから、お祈りしてもらった聖水と花を混ぜて体に掛けて終わり。たんなる迷信かもしれませんが、なんだかすっきりしました。

Mesjid JagabayanはJl. PasuketanとJl. Karanggetasが交わる交差点の近所にあります。その交差点の真ん中に花びらや素焼きのつぼの混ざったようなゴミのようなものを時々見かけます。これもチレボンの人々の信仰の一つで、何か願い事が成就したときなど、小さなツボに7種の色の花びら、コインを入れて交差点の真ん中で割るそうです。

断食月を控えて、この週末から市内2箇所でいろいろな催しが開かれています。あー、そろそろ職人さんのレバラン用のお洋服を買っておかなくては・・・・・。これからグラゲモールに下見に行ってこようと思います。


マンゴー

2006-09-03 10:06:26 | Weblog


9月に入って、毎日強い風の日が続いています。乾燥しているので埃が舞い上がり、外を歩いていると目に入って痛いし、床はザラザラになっています。そろそろマンゴーがおいしい時期になりつつあり、あちこちから頂き物をします。

私が一番好きなのはHalumanisという種類ですが、その他にも、Indramayu、Gedong、Manalagi、Larijiwo(一部綴り不明)など、それぞれ個性の強いマンゴーがあり、路上や市場を賑わしています。たくさんいただいた時は果肉を冷凍しておいて、ジュースにすると美味。ヨーグルト作って(無糖のものは売っていないので)マンゴーラッシーとかにしてもいいかもしれませんね。

そういえば、チレボンのお土産物屋さんには干しマンゴーがたくさん売られているのですが、先日、カレーを作った際に丁度リンゴを切らしていたのでふと思いついて干しマンゴーを煮てピューレー状にしたものを加えてみました。旨い!マンゴージャムも作れるかな。


ジョグジャカルタ

2006-09-02 00:04:25 | Weblog

2泊3日でジョグジャに行ってきました。行きは黒豆を購入しながら南回り(Banyumas~Kebumen~Jogjakarta)。戻りはボロブドゥール近郊の友人の家に立ち寄ってから、山道を走ってプカロガンに出て、Belacuという白生地を買い付けし北岸経由でチレボンに戻ってきました。しかし、MagelangからBatangに抜ける山道、かなりのアップダウンと振動(道がボコボコ)で首がちょっとムチ打ち気味です。

ジョグジャでは、昼間はいろいろ用事があったのですが、久しぶりに「観光地」に行った私とオーナー氏、夜はホテルからマリオボロ通りまで、ベチャに乗ったり、早朝、お決まりのNasiGudeg(激甘!)を食べたり、お土産物の卸問屋にはまったりしておりました。

しかし、ジョグジャで困るのは食事。たぶん知らないだけだと思いますが、おいしいお食事処が見つからない!1日に1食はAyam Goreng。もちろん、あのNyonya Suhartiも行きました。全体的に甘い味付けなので、家に戻ってきてから「しょっぱいもの」が食べたくなり、昆布茶などを飲んでおります。明日は豆腐作って、野菜料理にしよう・・・・・。

ジョグジャ地震支援チャリティーの報告などは追ってWEBのサイトのほうにまとめたいと思います。もう少々お待ちください。