チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

職人探し騒動その2

2010-12-31 07:53:19 | バティック

師走の様相などほとんど見られない緩々なインドネシア。日本は雪が降っているところも多いみたいですねぇ。

工房のお休みは1月1日だけですが、翌日が日曜日なので2連休になります。よって金曜日の今日がGajian(給料日)。トランペットももちろん配布します(笑)。

テンボック職人探し騒動、とりあえず一人お試し中です。まず最初にWit(白地部分を細く残す技法)がどの程度出来るのか見たかったので、ISENの施されていない下絵のみの布を渡してみました。↓

なかなか、キレイ。でも4日近くかかっちゃった(汗)。途中でイヤになっちゃうんじゃないかと心配しましたが、なんとかクリア。

葉っぱのギザギザもキリっと描けてます。↓

でも、この葉っぱ、ギザギザ多すぎ。カトゥラ師匠にもよく指摘されています。これじゃー職人さん、かわいそうって。うちの下絵師のおじさん、次の工程のことほとんど考えずに自分の好きなように描いている様子(汗)。

やっと2枚目。こんな感じで進めていきます。

ちなみにお試し中の職人さんのお母さん、うちの元職人さんで、しかも下絵のおじさんの「元カノジョ」。「Laaa, anak tirinya Bapo Sap!(アラー、サプおじさんの継子)」って、皆で大騒ぎ。こちらもユルユル~。

まあ、続くかどうかは分かりませんが、とりあえず第一歩。もう2人くらいは欲しいので継続して探します~。

 

 


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