チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

Wijahさん入院騒ぎ

2011-02-20 07:31:59 | 日常あれこれ

CapGoMei(元宵節)も終わり、乾季に移行しつつあるのかな?夜中に暑く感じて冷房を付けることがあります。雨は少なくなってきました。Muludan(Sekaten)はTrusmi地区に移動しています。バティックお買い物ツアーに行かれる方、車が入れるエリアが限定されているので注意してください。

さて、先週は当工房の影のボス、ウィジャ嬢の入院騒ぎがあって1週間スッタモンダしておりました。

家庭医がRumah Sakit Ciremai(国軍病院)勤務のため、職人さんが大病するとその病院に入院させるケースがほとんどです。ウィジャさんの場合はマイナーな手術が必要、入院は約3日と言われました。まあ、2日で退院させてしまいましたが・・・・・。経過もよく、軽い仕事は出来るようになりました。

入院・・・当初は「家族同然だし、少しは良い部屋に」ということでVIP(A)/Rp.150.000を希望したところ、受付のお姉ちゃんに「Ci、それだと手術費用が3倍になります。それでもいいですか?」と意見され、KelasIII/Rp.50.000(大部屋)になってしまいました(汗)。ごめんねー、ウィジャ。

そんなこんなで1週間、工房のほうはワタシがカントクしていたのですが、イセン、テンボック、縫製などのプロの職人さんはともかく、染めのおじちゃんたち、至近距離で見てるとコワイコワイ。いろいろ「ドエーッ!」ってビックリするようなことをやってくれています。大部分は「見ていなかった」ということにして、一緒に染めをいたしました(笑)。ホラー映画みたいだわ・・・・・・。

ウィジャさま、「分身の術を使っているのではないか?」っていうくらいクルクルよく働くので、、、コマールをはじめみな依存していたんですな(今に始まったことではありませんが)。ま、来週は稼働率60%くらいで(原発かっ?)働いてもらおうと思います。


BuburManadoを作る!

2011-02-13 17:03:12 | ごはん&おやつ

昨日(土曜日)の雨と雷はすざましかった。ウィジャさんの家など、

電圧が急上昇急降下でポルターガイスト状態で「すっごく怖かった!」そうです。

ふーん、恐いもの、あるのね、アナタにも。

昨日の晩BebekGorengを食べたのですが、あまりにも油でギトギトだったのがトラウマになり、

朝登場した八百屋で思わず「BuburManado」の材料を買い込んでしまいました。

こちらが主材料です。「すっきり爽やかな香り(レモングラスなど)の芋粥」って感じ?↓

米にレモングラスとサラムの葉っぱを加えてお粥を作ります。途中で芋ととうもろこしを入れます。

いつもはカボチャを入れるんですが、今回は省略。

さすがに移動八百屋、かぼちゃは持っておらんかった。

葉っぱ類はこちらを使います。カンクン、バヤムは火を降ろす前に加えます。クマンギは食卓に。

お粥は塩気を加えずに作って、IkanAsinを揚げたものをトッピングします。

「Pangestu」で購入したもの。おいしい。

サンバルトマトの材料。トマト、にんにく、赤唐辛子を炒めるだけ。

こぶみかんの葉をくわえて香りを付けます。

出来上がり↓

こんな感じでいただきます。↓

先日、日本の知人グループがチレボンに滞在されたときに、

駅のそばのスンダのお粥とチレボン名物「BuburSopAyam(味噌風味)」を

食べていただいたのですが、このBuburManadoをご馳走するのを忘れてしまいました。

この次には是非!


ペンギンボタン

2011-02-08 10:04:12 | ペンギン捕獲大作戦

チレボンの「ユザワヤ」、Toko Intanでペンギンの形をしたボタンを発見しました。

コマールには「なんだ、こりゃー、Kura2(亀)か?」って言われましたが・・・・・

1ダース、100円くらい。

お局ウィジャ様に「可愛いでしょう~!」って自慢したら、「わーい、ウィジャもらっちゃおう。Minta Warna Pink!」って勝手に袋開けてヘアゴムにしやがった(爆)。そろそろハリセンで叩く時期かしらね。

まあ、何に使うかは全く不明ですが、とりあえずペンギン自慢ということで。


「南極星」第2号、発行

2011-02-05 12:18:11 | インドネシア情報

「南極星」、第二号が発行されました。

今月号のコンテンツ↓

http://www.nankyokusei.com/new/index.htm

ムルパティ航空に日本人パイロットが勤務されているとは!ビックリです。

いつものオトボケのバティックペンギン漫画のほかに、大事にKoleksiしてあったJJSの生徒さん(当時)の秘蔵作品・「ペンタ君」を掲載していただきました。ヤッホーと盛り上がって、がっくり落ちる・・・・・ペンギン漫画のソースとも言ってもよい名作です。

ジャカルタのJ Netトラベルや日本食スーパーでGet出来るとのことです。

日本在住の方はPDFファイルで↓

http://www.nankyokusei.com/magazine/index.htm

Selamat Membaca!

 

 

 

 


恭喜發財2011

2011-02-04 20:27:56 | ごあいさつ

春節2日目です。

ちょっと中国的な文様のバティックをご披露。

本来はBangbiruと呼ばれる赤紺配色なのですが、生地に穴が開いてしまい赤を染めて蝋落としした時点で製作を止めたもの。でも、染まっていない白い部分がなんだか面白くて間仕切りとして使用。Witの線がくっきりきれいに出ています。(←自画自賛)

これから、元宵節(春節から15日目)まで、お正月モードが続きます。

ジャカルタ、Grand IndonesiaのAlun-alunで中国モティーフをテーマにした展示がこの期間行われているとのことで、パチェ工房からも小物類を少しですが出展しています。本当はTokwiと呼ばれる祭壇布を展示したかったのですが、まだTembok中(笑)。出来上がったらブログでお見せします。

 


明日は春節

2011-02-02 14:10:41 | インドネシアの風物詩

明日はチャイニーズニューイヤー(Imlek)です。

今日までは虎年で明日からがうさぎ年。パチェ工房でもうさぎのオーナメントを買ってきて工房に飾ってあります。

春節を迎えるにあたって欠かせないのはKueKeranjang(Dodol)配り。職人さんやご近所などに配ります。今年は300個買いました。

毎年購入しているのは「Matahari」という商標のもの。中ジャワ・Tegal産です。

Dodolのパッケージにするミニバッグを製作中。↓

「こんなに大量に作っていったいIbuはなにをするつもりなんだろう?」と訝しげな縫製職人さんたち。ミニバッグは100個近く出来ました。

Dodol 2個が丁度入ります。座りもよくてなかなかバグース。裏地はおめでたい「赤」にしました。↓

 

今年は職人さんたちにもミニバッグに入れてあげました。「えー?もらえるんだ!!」ってお嬢ちゃんたち、大喜び(笑)。よし、受けたぞっ。

これはTrusmi村の同業者のお友達に上げるギフトにつける携帯ポーチ。↓

こういう商売と関係のないタダのものはノリノリで作っているのですが、2010-2011の「クリスマス」、「干支(うさぎ)」、「チャイニーズニューイヤー柄」すべて間に合いませんでした(汗)。まあ、いいよね、縁起物だし。Tahun Kelinci(兎年)が良い年でありますように。