チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

Cirebon Tempo Doeleo

2012-05-27 06:47:12 | チレボン情報

昔のチレボンの写真や資料の展覧会があったので、覗いてきました。↓

展覧会情報はTwitterで知りました。

高校の文化祭のような展示でしたが、結構面白い写真がたくさん。

今でも残っていそうな町並み。1920年代だそうです。

長距離バス

コマールさんが子供のとき住んでた家の写真も。

当時RexHotel(Hotel Kantong)という名前のホテルでKo一家(中国名:高)がオランダ植民地政府から借りていたそう。1942年、日本軍に「24時間以内に出て行け!」って追い出されちゃったそうです、、、すみませーん。

その後、独立したインドネシア政府に返還され、跡地は現在、GrandYogyaというモールになってます。

昔のオートバイやOntel(自転車)も展示されてました。

写真集、出ないかな。


Selamat Jalan Mimi Rasinah!

2010-08-07 17:01:12 | チレボン情報
Mini Rasinah亡くなったというSMSを友人から受け取りました。

びっくりしてネットを検索したところ、、、、、

http://www.tempointeraktif.com/hg/seni/2010/08/07/brk,20100807-269479,id.html

2010年8月5日付けのKompas紙1面に椅子に座ってお孫さんと踊る写真が掲載されているのを見て、
「病身とはいえ、踊る情熱はまだまだあるんだねぇ、お元気になられたようで良かった」と
丁度話していたところでした。

先日、インドラマユのバティック職人の結婚披露宴に行った際も、
職人の姪っ子ちゃんがMimiのお教室に通っているって可愛い踊りを見せてくれました。
これからもトペン・インドラマユの精神的支柱として活躍して欲しかったのに残念です。

Mimiの踊りは国際交流基金が招聘した日本公演をはじめ、いろいろなところで
観ていますが、素人のワタシでも背筋がゾクゾクッとするような迫力のある踊りでした。

ロサリの故サウィトゥリさん、スランギットの故スジャナさん、そして
ラシナさんは「Maestro」と呼ばれるトペンの踊り手の最後の一人でした。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。




Lembah Cilengkrang

2010-05-23 19:18:16 | チレボン情報
土曜日のRadar(JawaPosグループの地元紙)に掲載されていた記事を読んで、断然好奇心が沸いてしまったコマール氏に引きずられて、日曜日、Kuningan県にある「Lembah Cilengkrang」に行ってきました。

登山口のある村で車はストップ。車と運転手を残し、Ojekで登れるところまで行きます。そこからは徒歩。
標高1000mちかく、晴れた日は中ジャワのSlamet山まで見えるそうです。
ハイキング、だと思っていたけど、結構な山登り。

のぼり始めたところでまだまだ余裕のある人たち




ラフレシアを発見(?)7月に咲くとのことです。



やっと渓谷までたどり着きました。きれいな水です、奥入瀬みたい?ちゃうでぇ~(笑)。



歩き始めて約5kmの距離のところに目的の滝と温泉がありました。結構な水量です。



着の身着のままでどっぷり温泉に浸かる人たち。帰りはどうするんだろう?
足湯の設備とか作ればいいのになぁ、、、、、



しかし、こんな山の中まで携帯の電波が来ているものなんですね。下り途中、麓の村にいる運転手に「Ojek3台迎えにこさせて!」って携帯で指令だしたら、バイクが入れるところまで迎えに来てました。Ojekの3人乗り初体験(笑)。

帰りはRumah Makan Cipondokでアヤムゴレンを食べ、kuningan名物の揚げ豆腐をしこたま買いこんで帰路に。明日は筋肉痛間違いなし(汗)。

興味のある方は、コンパス誌を読んでみてください。

http://cetak.kompas.com/read/xml/2009/01/10/14050158/menelusuri.curug.dan.jejak.elang.jawa

11階からの眺め

2010-02-15 09:25:31 | チレボン情報


春節、各地で賑やかに祝われたようですね。午後、来客も一段落したのでGrageMallのBarongsaiを見物に出かけたところ、パーキングエリアに車が入れない状態。Lion(龍)が敷地内で演技しているのを横目で見つつ、ApitaHotelに新しく出来たCafeに行ってみました。11階にあるので街が見渡せます。

あいにくの雨空でCiremei山は見えませんでしたが、港に停泊している船やGunungjati廟、Munduに建設中の発電所などを確認。ジャワの町は赤茶色の瓦がいい感じですね。

料理が出てくるのがちと遅いものの(味はフツーです)、時間があるときにゆったりするにはいいスポットです。





Macan Ali

2009-11-02 09:55:41 | チレボン情報


週末、遊びにきた友人達と久しぶりにTrusmiのメインストリートを探訪してきました。Plered交差点に近い地域に最近新たなショールームがいくつか出来ています。日曜日、そしてBulan Muda(給料日直後)ということでバンドンやジャカルタからのお客さんで賑わっておりました。

多くのお店の主要商品はやはり「お洋服」とプリントバティック。これらのほとんどはプカロガンやソロなどからの仕入れ品です。肝心のチレボンで作られた手描きバティックはというと・・・・・、請負制で作られた手の荒い安価なものが主流のようでした。手描きバティックに係わるワタクシとしてはなにやら嘆かわしい現象ではあるのですが、こういうアウトレット的なショッピングは楽しいことも事実(汗)。ジレンマですなぁ。

画像は寅年のモチーフの参考にするため購入した「Macan Ali」文様のTシャツ。安々で有名なBatik Asofaで35000ルピアで購入しました。

アウトレット的なショウルーム乱立状態で手描きバティック工房にとっては非常に厳しい状況です。手描きの良いものをお探しの方はちょっと奥まっていますが、マシナ一族の工房などにも足を伸ばしてみてください。




Memayu

2009-10-04 09:22:28 | チレボン情報


西スマトラ州を襲った大地震、時間が経過するにつれて内陸部の状況が判明してきました。犠牲者の数がどんどん増えています。

KartuHalo経由でPMI(インドネシア赤十字)に寄付をちょこちょこ(1単位が5000ルピア)していますが、、、。銀行やATMなどから振り込むよりは簡単に出来るので良いシステムだと思います。

Trusmiでは明日が「Memayu」。イスラム聖人の廟「Ki Buyut Trusmi」の屋根の葺き替え儀式です。日曜日早朝にパレードがあり、明日がMemayuということで職人さんは2連休。明日はバンドンに遊びに行ってこようかなぁ。

画像はトゥルスミのKoperasiBatikの前、MemayuのためのKetupatを作っているところです。





Tasikmalayaで地震

2009-09-03 09:26:08 | チレボン情報


9月2日(昨日)西ジャワ州を震源とする比較的大きな地震がありました。

昨日は生地の買い付けなどの所要でバンドンに行っていました。ついでにレバラン用のお洋服も物色して、日本食なんかも探しちゃおうという目論見です。

丁度、Jl. Sukajadiというところにある低層のモールに車の屋内の駐車場に車を止め、地階にある日本食スーパーに向かう途中に入り口近くにあるダイソーでコマールさんが「鳥籠に付ける鳥の飲み水を入れる陶器を探す」というので陶器売り場をウロチョロしていたところ、地震に遭遇。

最初に軽い揺れがあって、その後やや大きめに揺れ始めました。体感的には「震度4と5の間」くらいかなぁ。上のほうに置いてるものが落ちているのが見えたので、「これはちょっとヤバイかも」と、とりあえず駐車場に非難しました。車を外に出したほうがいいかなぁと思い運転手を探したけれど見当たらない。しばらくしたらモールの入り口から出てきて「トイレに行ってた。火事か泥棒かと思った。」って、あの地震を認識していないということ???コマールさんに至っては「どこへ行くんだよう?これ、鳥籠用に2つ買うよぅ」と揺れるダイソーで騒いでいるし。あんたら、のんき過ぎやで、、、、、第一、従業員が真っ先に逃げてレジは無人状態。

揺れが収まってからチレボンのことが心配になり電話してみましたが、繋がりません。職人は「なんでチャンティンが自分の意図する方向と違う方に行ってしまうんだろう?」って最初騒いでいたらしいです。揺れが大きくなった際はどうしていいかわからずにその場に座りこんでいたそうで。染めのおっさん曰く、「5分たって揺れが収まらなかったらガスの火を消そうと思った」って・・・。5分も待っちゃダメっ!!!!うーん、これは避難訓練しないといけませんかねぇ。







Gebyar Batik

2009-08-16 13:38:13 | チレボン情報


明日はインドネシア64回目の独立記念日。各地でいろいろなイベントが模様されています。チレボンで一番大きいモール「Grage」では今年はバティックの展示会を開催。

展示会といってもメインはバザー。そのほかにバティック塗り絵大会、お絵かきコンテスト、バティックファッションショーなどの催しものがあるようです。

画像はGrageモールの2階からの様子。携帯で撮ったのでいまいちな画像です。正面のバティックはカトゥラ師匠の「世界で一番大きいワヤン文様の手描きバティック」です(MURI認定)。8月19日まで開催されています。






Ciayumajakuning

2009-08-09 15:36:37 | チレボン情報


独立記念日が近づいてきました。今年は町内会(RT)なんのイベントするのかな?去年は「トランプ大会」(汗)。あれだけ、寄付集めておいて「トランプ大会」とは?????ダンドゥット大会とまではいかなくても町内運動会くらいはやって欲しいものです。

8月15日からはGrageモールで「Gelar Batik Ciayumajakuning」というバティックの展示会が開催されるそうです。CiayumajakuningとはCirebon市、Cirebon県,Indramayu県、Majalangka県, Kuningan県の略。ん?Majalangka県ってバティックあるのかな?Kuningan県はCigugurで作っていますね。ソロのアーティストが指導しているので、なんとなく中部ジャワ風のバティックです。

チレボン市観光局に「出たい?」って聞かれましたが、「Pameran?あははっ」って誤魔化しておきました。巻き込まれないように気をつけよう。

展示会は15日から18日までだそうです。その時期、チレボンを訪問される方覗いてみてください。