チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

南極星1月号発行+マンガプロセス

2012-01-07 07:36:55 | バティック

南極星13号(2012年1月号)が発行されています。

今日はちょっと世界初(?)バティックマンガのプロセスを紹介します。いやー、こんなものをバティックで作ってしまうとは・・・考えたこともありませんでした。

まず最初に鉛筆で下絵を描きます。イイカゲンなインドネシア語のセリフも書き込んでおきます。「×」印は2回目に染めるのでとりあえず蝋でブロックしろという指示。↓

Eerちゃん、苦労しながらイセン完了。文字は裏からも蝋を置きます。私が側を通るたびに「イブー、この部分は背景?それとも椅子の一部?」などと質問攻め。ごめんね、妙な絵を担当させて・・・・・↓

テンボックしているところの写真撮り忘れました。青系の濃淡で染め→伏せを4回終了したところ。↓

1回目の蝋落しがおわりましたー(汗)↓

もう一度イセンを施して、白く残す部分と青の部分を伏せます。↓

部分のアップ。チャンティンで輪郭をとっていきます。↓

大きな部分は筆のようなもので伏せます。↓

インディゴソールで染めたり、、、、↓

とにかく青の補色イロイロ(赤とか)で染めた後、蝋落とし。↓

やっと、完成しました。

毎回、付き合ってくれる職人さんに感謝!

マンガは南極星で見てくださいね。↓

http://www.nankyokusei.com/

 


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