チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

曇り空

2007-01-29 13:13:31 | バティック


今日も朝から曇天。降るんだったらちゃんと降れ!と言いたくなります。うっとうしい~。

雨季は蝋の管理と染が大変!パチェ工房では天然染料、ナフトール染料、インディゴソール染料を使用していますが、そのうちインディゴソールは日光に当てないとうまく発色しません。曇りや雨の日が続くと、作業も滞ります。また、晴れた!と喜んで準備している間にあっという間に曇って雨が落ちてきたりで。タイミングがなかなか難しいです。一度、浸透液に漬けた布をあきらめて水洗いをし、乾かすこともしばしばです。今日は出来るかな?

写真はインディゴソールの液に漬けた後、日光にさらしているところ。このくらいスキッと晴れるといいのですが。


海老のサテ

2007-01-28 12:09:46 | ごはん&おやつ


雨季らしいどんよりした天気。でも、雨は少ない・・・今年の雨季はちょっと変です。

さて、チレボンはKotaUdang(海老の町)と呼ばれ、Jl. Siliwangiにある市庁舎の外壁にも金色の海老が二匹くっついています。しかし、おいしい海老を食べようとするとこれがなかなか難しい。周辺には海老の養殖場が多くあるらしいのですが、ジャカルタや海外に出荷されてしまうのか、地元では入手しにくいのが現状です。

普段はJl.Kalibaru Selatanにある「MoelSeafood(ムルシーフード)」という有名屋台でいただきます。ここは茹で海老、ソフトシェルの揚げたもの、カニをオイスターソースで炒めたものなどが美味。

本日は釣餌屋さんから生きた海老を30000ルピア分(400円くらい)買ってきて炭火焼にしました。海が荒れて釣をする人が少ないと餌も安くなるということです。



手作り餃子

2007-01-27 00:12:35 | ごはん&おやつ


ネット障害もやや改善されつつあるのか、一拍ずれていた国際電話が直りました。WEBも速い時が多くなり、うれしくなってついうっかり携帯ゲーム機などを購入してしまいました。危ない、危ない。

さて、本日は餃子の皮の手作りにまたまた挑戦。レシピを変えて、今回は強力粉と水だけで練るウー・ウェン先生の方法で作ってみました。半信半疑でしたが、写真の解説通り作っていくと、本当に滑らかな皮が。よく伸びるし、破れにくいとお手伝いさんいも大好評。左は焼き餃子、右が蒸し餃子です。具は豚肉と玉ねぎのみじん切りというシンプルなもの。たくさん作って冷凍しておくのもよさそうです。



ネット障害は続く

2007-01-22 23:05:17 | Weblog


昨年年末からのネット障害。当初は二つ契約しているうちのプロバイダーの一つ、
Indonetが順調に(って、いつも通り遅いんですけど)繋がっていたのであまり気にしていなかったのですが、ここに来て接続がいつにもましてすごーく遅くなり、現在はメール送受信がやっと、という状況です。大好きな「検索」が出来ずにストレス溜まりまくっております。

それよりも激怒したのは、当初から一度も繋がらないIndosatの対応。「ご迷惑おかけしていまーす。お詫びに12500ルピア(10%)割引しまーす」という脳天気なお手紙が来ただけで、もう1ヶ月。なんか努力はしているのかいな?あまりに腹がたつのでTelkomSpeedyとやらに乗り換えてやろうかと、検討中。でも、こちらも結構トホホなウワサを聞くので決断出来ずにいるのですが。

そんなわけでこのブログにたどり着くまで一苦労なため、更新、なまけております。まあ、ネットで遊んでいないで、バティック作れということでしょうか?



Empal Gentong

2007-01-15 18:53:36 | ごはん&おやつ


今日のお昼はチレボンの名物料理・Empal Gentong。牛肉のカレースープ。実は土日チレボンにいらしたお客様の奢りです。Empal(ウンパル)はチレボンでも一番有名な「MangDarma(現在はIbuDarma)」で買ってきました。水牛の皮のKrupukと粉引きにした唐辛子をたっぷり入れていただきます。

おやつはやはり奢りのEsCendolと、おいしいものをたくさん食べた一日でした。



おやつのニューフェイス

2007-01-14 00:40:04 | ごはん&おやつ


職人さんに三時に出すおやつ、チョコサンド、タペ・シンコン(キャッサバを発酵させたもの)、Krupuk Mlarat(貧乏人のクルプック)、蒸し芋、揚げ物などと・・・なにやらワンパターンに嵌っていたのですが、ここに来て新種が登場(写真)。シンコン芋(キャッサバ芋)をすりおろして、椰子砂糖を加え、ラップで包み蒸したお菓子です。モチモチしてなかなかいい食感。甘みも控えめで日本茶にも合います。

さて、このモチモチ感、インドネシアでも流行っているのか、ダンキンドーナツが「Mochi Ring」という新製品を出しました。ジャカルタにはKrispy KremsとかJ.COとかおいしいドーナツ屋さんがたくさんありますが、田舎町チレボンはダンキンのみ。「Mochi Ring」買ってみようかな?




だいぶ上手になりました

2007-01-12 00:14:58 | バティック


イセン職人の卵ちゃん達もそろそろ1ヶ月が経ちました。毎日sawutとtitikばかりのまあ言えば単調な文様を練習しているわけです。やはり修練すると違いますね。目に見えて上手になっています。

今週からはDlorongと呼ばれる斜め柄も始めました。巾着用の生地(プリミシマ)です。Dlorongには動物や幾何学文様をあしらったりいろいろアレンジが豊富なので、パチェ工房でもよく作っています。卵ちゃん達用には比較的簡単な大き目の花と葉のアレンジの柄を作りました。まあ、上達しても果たして「居着く」かどうかは未知数なんですが。とりあえず頑張って欲しいです。



Kancing

2007-01-09 18:53:01 | バティック


昨年、くるみボタン製造機を購入しました。もちろん中国製。ボタンをいろいろ作って遊んでいます。大きさもいろいろあって、洋服用の小さなものから、ボタン用にわざわざバティックを染めた飾りボタンまで。気に入っているのは花の文様を「Pelikan(プリカン)」という技法で染めた白い模様のものです。直径1.8cmくらいの小さな円なのですが、職人さん細いチャンティンを駆使して器用に描いていますね。エライ!


仕事はじめ

2007-01-04 20:00:36 | バティック


IdalAdhaと新年の休暇を満喫したらしい(お金を使い切った?)職人さんたち、約束より1日早く3日に出勤してきました。こちらは4日からだと思っていたのですが、ちょっと確認のため早朝電話してみたところ(最近は携帯持ってる職人さんもいるんですね~。便利になったというか。)3日から、とのことで大急ぎで出迎えの車を出した次第です。修行中の職人の卵ちゃん達もちゃんと出てきています。エライ、エライ。

2007年、インドネシア各地で悪天候のため航空機事故や船舶の事故が続発する年明けになってしまいました。アダムエアー(オーナーの一人はチレボンの華人だそうです)、まだ見つかっていませんね。ローカルのテレビなどでは交通機関の安全への認識の甘さが今更ながら討論されています。空港でスリップしてオーバーランをした後よく機材を調べないですぐに運行を続けたり、船の定員オーバーや過掲載はいつものことだし。島嶼国家のインドネシア、特に東インドネシアは船や小さな機体の飛行機での行き来を余儀なくされるので、安全面、気を使ってほしいと思います。








Selamat Tahun Baru!

2007-01-01 00:33:20 | インドネシアの風物詩


日本の皆様、
Selamat Tahun Baru 2007!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

西インドネシア時間ではまだ2006年。チレボンの目抜き通りはまだまだワカモノ、KakiLima(屋台)、トランペット売りなどで賑やかです。パチェ工房の影の実力者・ウィジャ嬢も今年ケッコン予定のカレと先ほど買い与えたトランペットを手に町に繰り出しております。オバサンは寝ようっと。物価(特に米)の急騰や天災など、まだまだ災難続きのインドネシア。今年は平穏な年になって欲しいと願いつつ・・・・。