チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

ミミ・ラシナ

2006-05-20 01:31:28 | Weblog

19日付けの「Mitra Dialog」(チレボンの地方紙)にトペンの踊り手、インドラマユのラシナさんの消息が載っていました。2ヶ月ほど前に同じくインドラマユのトペンの踊り手ワンギさんから聞いていたのですが、脳梗塞で倒れられたとのこと、心配しておりました。記事によると左半身が麻痺してしまっていて、起き上がることもままならない。土日に自宅兼スタジオで子供たちの踊りの教室があるので、不自由な体で立ち会ってはいるものの体が動かせず本当に辛い思いをされているとのことでした。

展示会情報

2006-05-15 00:42:58 | Weblog

5月下旬に奈良で展示会をする予定です。
で、本日ホームページのほうにアップいたしました。

http://www.geocities.jp/studio_pace/news/news.htm

出展予定のもので未だイセン中のものとかあり慌てております。
このあたり夏休みに宿題をためていた8月31日のガキンチョのごとくです。
頑張れ!職人さん!




職人さん、出産

2006-05-07 01:23:47 | Weblog

パチェ工房のベテラン職人の一人、Kasiri(通称カス)が木曜日に女の子を無事出産したとのことで、土曜日の仕事の後皆でお見舞いに行ってきました。最初の夫とは子宝に恵まれず、再婚してやっと生まれた第一子。それなのにダンナはどこかに出奔中と、ホント、ダンドゥット人生そのもの。ま、当の本人は「お父さんそっくり」と冷静なコメントで全くどうなっているんでしょうねーという感じです。娘をひとりで育てるためにも早く仕事しなくっちゃと思ったのか、「PR(請負仕事)をちょうだい」などと言う始末。産後無理をしては後が大変なので、「落ち着いたらね」ということになりました。3000gの元気な赤ちゃん。「色白の子供になって欲しいなー」ということです。とりあえず、良かった、良かった!


プラムディア

2006-05-03 01:35:09 | Weblog

5月に入りました。が、今日も夕方から雷混じりの大雨、どうも季節がずれているような気がしてなりません。
4月30日にインドネシアの偉大な文学者、プラムディア・アナンタ・トゥール氏が81歳で亡くなりました。文学とはほとんど縁がないのですが、インドネシア語を習い始めた頃、何故か「インドネシア文学を訳す」コースというのに通っていたことがあり(今から考えるとちょっと冷や汗)、講師の先生がプラムディア氏の翻訳をされていた関係もあって、一応、日本語やインドネシア語で作品も読んでいました。スハルト政権崩壊後、発禁だった作品や新作も本屋に並ぶようになり、近いうちにインドネシア初のノーベル文学賞なども取れる可能性も大きかったと思います。ご高齢とはいえ残念です。合掌。