ジャカルタ・南極星オフィスで4月28日に開催されるハンドメイドバザーのお知らせです。
スタジオパチェは下記画像のようなサッカー柄の小携帯ポーチやペットボトル入れ、他にフツーの柄の手描きバティック小物を出品いたします。↓
是非、お誘い合わせてお出かけください。
ジャカルタ・南極星オフィスで4月28日に開催されるハンドメイドバザーのお知らせです。
スタジオパチェは下記画像のようなサッカー柄の小携帯ポーチやペットボトル入れ、他にフツーの柄の手描きバティック小物を出品いたします。↓
是非、お誘い合わせてお出かけください。
仕事の合間に作っている(え?)、ワールドカップグッズ、日本代表のユニフォームを着たペンギンさんも作ってみました。ユニフォームは青、日の丸は赤ということで2回のプロセスになります。
北岸地域で「bangbiru(バンビル)」と呼ばれている赤+青のバティックはまず赤を先に染めてから蝋落としをして再度蝋描きをしてから青に染めます。赤と青のポゼッション(←サッカー脳)も大体7:3くらいと決められているようです。
以下は、青系を先に染めて、挿し色が赤です。↓
染め上がった状態。↓
以下、工程を説明していきます。
鉛筆で下絵を描いて、細かい部分の蝋描きをします。旗とか、ボールとか、芝生は2度目のプロセスで染めるのでとりあえず白く抜くため蝋でカバーします。↓
まず薄い青に染めて、ユニフォームの線の部分を描いてもらいます。スリちゃん。↓
線が描けました。↓
薄い青→青→濃い目の青→紺と染め重ねてから、蝋落としをしました。↓
2度目のプロセスで白くしたい部分にチャコペンでマークを入れます。
超高速で伏せる。テンボックのスリちゃん。実はここから先は一部の縫製が仕上がるまで数時間しかかかっていないという地獄の段取り。↓
職人さん的には「ああ、またか。少しの間、日本にでも行ってくれるとラク出来るんだけどねぇ」みたいな。
ベテラン職人のアレシさん。↓
伏せる工程が終了しました。↓
インディゴソールという染料で芝の部分を薄い緑に染めます。丁稚・ヤント君。↓
まず、染液に漬ける。この段階ではオレンジ色。↓
フランキンおじさんは高みの見物。↓
何度か染液に漬けたのち日光に当てます。雨季は染められないことが多い↓
日光に当てた後、硫酸液にすばやく漬けます。酸によって緑に色が変わる。↓
フランキン、素手だよ、、、、、。
アップ画像。
ちなみに、フランキンさん達、硫酸液の濃度はなめて確認しています(驚愕)。薄まっているから「Tidak Apa-apa」だって。。。ワタシもナフトールとか素手でバシャバシャ染めちゃうけど、これだけは真似出来ない。
緑染め完了で水洗い。↓
扇風機動員して乾かす。↓
屋内の扇風機も動員ちゅう。↓
緑に残す部分を伏せますbyユリちゃん。↓
今度はナフトール染料で赤に染めます。下漬けが終わったところ。↓
顕色液に漬けると赤になります。↓
日の丸の赤、染まった。↓
さて、蝋落とし。↓
ぐつぐつ煮立てて蝋を落とす。バティックを製作していて一番楽しい瞬間ですね。↓
落ちてきた。↓
蝋落とし終了で水洗い。↓
染め上がった!↓
縫製スタッフの扇風機を奪い取って乾燥ちゅう。↓
縫製、開始。ヌールちゃん。↓
ピトゥリちゃん。↓
出来たよ。主にお土産用です。↓
さっき、ミラン-ローマの試合観てたら日本が初戦で対戦するコートジボワールのジルビーニョがゴールを決めてました。コートジボワールはヤヤ・トゥーレもいるし強い。日本のDF陣、がんばって欲しいですね。
うちの工房はワタシの妙な思いつきからこんな感じの集中作業をしていることが時々ある(職人さん、メーワク)のですが、普通のバティック工房のお仕事はもっとゆったりとした「悠久のジャワ」という感じだと思います。
染めの丁稚が病気で帰省中なので、なにやらバタバタしております。下絵職人に染料の計り方教えたりとかいろいろ忙しい。染め担当にはフランキン(あだ名)というおじさんもいるのですが、本業・自転車乗りなので、途中で自転車に乗ってフラッといなくなることも度々。そういえば、前に「さすらいのベチャ屋」という寅さんみたいな染め担当がいたなぁ。。。。。今でも時々道で会います。コイツは気が向いたときに働きに来ていたよ。
とにかく、人は頼りになりませんよねぇ。自分で何でもやらないと。。
愚痴はさておき、、、
インドネシア最大の手工芸品の見本市・InaCraftが23日から開催されます。
日時:4月23日~27日
開場時間:AM10:00~PM:9:00
場所:JCC(Jakarta Convention Center)
以下、あまり情報がないInaCraftの公式サイト↓
http://www.inacraft.co.id/inacraft2014.html
パチェの製品も販売いたします。
ブースはここ。↓
Cendrawasih Hall No.14
Gallery Batik Tissa
Contact Person : Theresia Handoko (Threes)
0878-83692310
0811-160314
Gallery Batik TissaのFaceBookか下記から ↓
https://www.facebook.com/pages/Gallery-Batik-Tissa/337692832949482?id=337692832949482&sk=info
ジャカルタ在住でお時間のあるかたは是非、覗いてみてください。
ワールドカップ開幕まであと50日余り!サッカー観戦大国(サッカー大国ではない)・インドネシアではワールドカップはもとよりユーロやチャンピオンリーグ、欧州のリーグ戦とほぼ通年盛り上がっていますが、ワールドカップはやはり別格。
期間中は様々なイベントが開催されます。CirebonにあるYogyaデパートでは南アフリカ大会のときは50000ルピアお買い上げごとに各国選手のマグネットをプレゼント。今回は何かな~。Yogyaデパートのスーパーは3階にあって普段は面倒なので買い物に行かないのですが、ワールドカップキャンペーンの時は買い物はここ、と決めてます。
サッカーバカ丸出しの冷蔵庫↓
前回のトーナメント表まだ貼ってあるよ。取り替えないと。
コンビニエンスストアのAlfaMartではブラジルワールドカップ公式グッズを売っています。
微妙な形状のお弁当箱↓
これまた微妙な長さのタオル。タオルマフラーみたいな長さにしてくれると使いやすいんだけどなぁ。↓
レジの横に置いてあるライター。
近所のAlfaMartの店員さんに「おばさん、(公式グッズの)ゴムゾーリまだ買っていないでしょう!?」って突っ込まれる始末。
グッズを外で買うだけで満足できず、職人さんを使いまわしてブラジルW杯柄の小物を作りました。
携帯ポーチ↓
携帯ポーチの後ろ側。サッカーに関連したパッチが縫い付けてある。縫製のスタッフ、間違えないように必死(笑)。↓
大きいiPadの入るバッグ。ブラジル柄です↓
色がたくさんで大変(職人さんが、、、)!
日本代表が描いてあるのも作りました。↓
スライディングヘッド!↓
職人さんに日本の国旗というのを覚えてもらった。↓
南米のチームが好きなので(特にアルゼンチンとウルグアイ)、いろいろ作っています。↓
これは、一回目のプロセス(青系)を染める前のもの。青に染まる部分を開けてあります。
染まった。
白に残す部分を伏せてまた蝋描き。手間かかるなぁ、、、、、
ブラジル。さらに色分けが複雑でもはや何色で染めたらよいのかサッパリ分からなくなっています。↓
出来上がったら可愛いと思うけどねぇ。。。そして自分でガメる。
ウルグアイ。ユニフォームは2014年のものではないですね。↓
出来上がりこんな感じです。↓
まだ、製作中のものがあるので(え?)、出来上がったらアップしたいと思います。