チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

Astro TV

2006-04-29 00:14:11 | Weblog

最近、某掲示板でも話題(物議もかもしだしているようですが)のAstroTV、NHKが基本料金で観れるとのことで加入してみました。月額15万ルピア(日本円で約2000円)と高いんだか安いんだかの視聴料です。設置に来たおじさんはチレボンでAstroをつけるのは初めてとのこと。やはりIndovisionをつけているところが多いようです。もともとテレビの前でじっとしているのはいまいち好きではないのですが、久しぶりの日本の番組が珍しくにわかテレビっ子になっています。サッカーワールドカップとかも見れるのかなー?スポーツは追加のPaketに入らないといけないようです。マレーシアではトリノオリンピックが見れたとの話ですが。最近バッタものDVDの取締りが厳しくなかなか新作が手に入らないので、しばし衛星放送でゴラクを楽しもうかと思っています。


トゥルスミのお祭り終了

2006-04-25 21:54:09 | Weblog

24日の月曜日はトゥルスミのムルダン(?)の最終日。なにやらいろいろ行事があるらしく、職人さんはお休み。今日は、お祭りで遊びつかれたか、テンボックの大部分がお休み。展示会が近いし注文も溜まっているというのに、あくまでマイペースな職人さんたちです。さて、2週間近く続いたトゥルスミ地区のお祭り、屋台の撤去が始まり、車も入れるようになりました。ムルダンの時期はPleredから100mくらいのところまでしかは入れないし、Panembahan側からも入れないので殆どのショールームは徒歩で行かなければいけません。おまけに店の前が屋台で占拠されているので入り口を探すのも大変と、この時期バティックを探しにトゥルスミを訪れた人は思わぬ苦行を強いられます。職人さんたちは毎日屋台を冷やかしながら通勤していたらしく楽しかったようですが・・・・。       

熱冷まシート

2006-04-20 20:19:40 | Weblog

昨日は中ジャワ、プカロガンまで素材の買出しに行ってきました。目的はBelacuと呼ばれている厚地の未晒し木綿です。チレボンから東へ約130km。北岸海岸沿いに位置するプカロガンはやはり暑さが厳しい地域です。いつも早朝出発するのですが、毎回昼頃にはもうヘロヘロ。今回も昼過ぎには暑さが体に溜まって、頭がガンガンしだす始末。あまりの暑さに氷の入った飲み物を飲んでしまう(でも、飲まずにはいられない!)のもへばる原因です。判断力の鈍った頭で無理やり素材や生地を選ぶのはもう大変。今回は織物屋さんにも寄って、パイナップル繊維やバナナ繊維が混じった織物、木綿のざっくりした織物も購入しました。バティック工房にとって素材は貯金のようなもの。在庫がたっぷりあるとなんだか安心です。これであと3ヶ月くらいはプカロガン行かなくて済むかな~?

暑さにより熱射病(オーバー?)予防ですが、最近愛用の熱冷まシート(?)、ヒサミツ製薬の「Bye-Bye Fever」をおでこに貼り、お手洗いを借りるついでにマンディー(水浴)してしまうというのはなかなか有効でした。今度からお風呂セットもっていこうっと。

インドネシアの祝祭日

2006-04-09 17:41:38 | Weblog


あああ~、また、間違えてしまいました。Maulid(マホメッド生誕祭)は14日ではなく明日の9日。14日はキリスト昇天祭でした。しかし、Panjangjimatの儀式は火曜日の晩になるという話もあります。よって今週、来週の週末は3連休。連休はチレボンエクスプレスをはじめ列車が混むので切符は早めの手配が必要です。

Gong Sukati

2006-04-08 10:20:10 | Weblog

14日のMaulud(イスラムの祭日・Sekatenとも呼ばれる)が近づき、カスプハン、カノマン、王宮の周辺は日に日に賑やかになっています。7日の金曜日は「GongSukati」と呼ばれ、カノマン王宮のガムランが演奏される日。といっても、楽器は調律されておらず楽士も普段からガムランを演奏しているわけではないので音はめちゃくちゃなのですが、チレボンの(一部の)人たちは、この日に自宅から歩いてカノマン王宮まで行き、このガムラン演奏を聴くという慣習があります。バティック村・トゥルスミの人たちもそう。7Km近くの道をそぞろ歩いて王宮に向かい、帰りは屋台を冷やかしたり縁日を楽しみます。ということで、パチェ工房も金曜日は半日。一度村に戻って夕方3時ごろ出発・・・・・なのですが、あいにくの雷雨。それでも市内ではめげずにびしょ濡れで歩いているグループを見かけました。Mauludの前夜にはPanjangJimatという儀式もあり、王宮は見物客で賑わいます。


黒米ごはん

2006-04-01 12:04:57 | Weblog
とうとう4月に突入しました。まだ夜には雨季の終わり特色の雷を伴う雨が良く降ります。これから暑くなるのかなー、ちょっとビクビク。血液サラサラ作戦続行中で、最近黒米混ぜごはんにしています。ま、これも単なる偶然の産物なのですが(やっぱり原料は鳥のエサ)、おいしいし、体の調子もいいので続けて食べています。 炊き方は米の1割くらいの量の黒米をあらかじめ水に浸けておき、浸けた汁も捨てずに加えて普通に炊飯します。インドネシア産の米だけだとパサパサで箸では食べにくいのですが黒米はもち米に近いので程よく粘りが出て日本のお米のよう。インドネシア料理にも乾物を使った日本食にもぴったりです。