チレボンバティック工房日記

インドネシア・ジャワ島、チレボン市にある手描きバティック工房から。

チャップバティック

2009-05-19 00:04:09 | バティック


今日も夕方から大雨。そろそろ本格的な乾季にはいってもいい頃なんだけどなぁ。

日曜日、所用でトゥルスミに行った際、自分の服地用のバティックを買ってきました。このシリーズは最近のお気に入りで、なんだか型染めとか北欧のプリントを彷彿とさせます。バティックっぽくないんですね。

通常、チャップ(型押し)バティックもサブロン(スクリーンプリント)のバティック柄の生地も、細かいイセンのような手描きバティックの精密さをひたすら再現しようとするのが常なんですが、これは線と面ですっきり仕上がっています。色も和風な雰囲気で可愛いですね。何を作ろうかな、ワクワク。

今週からまたイセン育成週間が始まります。というのは中学の卒業試験も終わり新卒のお嬢ちゃんたちが入ってくるんですね。チレボンのイセン職人さんたち、プカロガンのイセン職人の影響なんだか、やたらSawutが長かったり、点を打ち込み過ぎたりで、「余白を埋めまくる」仕事をする人が多いのですが、こんな感じで白い部分を生かしたすっきりとした手描きバティックも作りたいなぁ、と思うこの頃です。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。