はじめまして。
今年から研究会に参加させていただいている 1年 佐藤 と申します。
皆様よろしくお願いいたします。
17日に行われた例会は、
森鴎外「高瀬舟」の二週目の発表でした。
発表者は木佐貫先輩、穴井君
司会者は藤野先輩です。
一週目の発表では、視点が庄兵衛に集中して研究が進められているという指摘がありましたので、今回の発表では庄兵衛だけでなく、語り手や喜助にも視点を当てた客観的な視点から見た研究が進められていました。
庄兵衛は喜助に対して興味を持ち、質問しながら自分自身の生活と比べていくのに対して
喜助は一貫して罪人と同心の関係を保ち続けている
そしてその態度は今までに役人たちに自分の罪を話続けた中で作られた態度であるという考察をされていました。
また作者は庄兵衛というキャラクターに偽装して近代に対する批判をしているのではないかという考察もされていました。
その考察については、岡崎先生から
どんな作品を読んだとしても作者と語り手を同一視するのは危険だ
というご意見をいただきました。
そして、庄兵衛、喜助、語り手といった様々な視点から見
今年から研究会に参加させていただいている 1年 佐藤 と申します。
皆様よろしくお願いいたします。
17日に行われた例会は、
森鴎外「高瀬舟」の二週目の発表でした。
発表者は木佐貫先輩、穴井君
司会者は藤野先輩です。
一週目の発表では、視点が庄兵衛に集中して研究が進められているという指摘がありましたので、今回の発表では庄兵衛だけでなく、語り手や喜助にも視点を当てた客観的な視点から見た研究が進められていました。
庄兵衛は喜助に対して興味を持ち、質問しながら自分自身の生活と比べていくのに対して
喜助は一貫して罪人と同心の関係を保ち続けている
そしてその態度は今までに役人たちに自分の罪を話続けた中で作られた態度であるという考察をされていました。
また作者は庄兵衛というキャラクターに偽装して近代に対する批判をしているのではないかという考察もされていました。
その考察については、岡崎先生から
どんな作品を読んだとしても作者と語り手を同一視するのは危険だ
というご意見をいただきました。
そして、庄兵衛、喜助、語り手といった様々な視点から見