BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

阪急電鉄 8400番台の車両

2021-05-26 | エトセトラ
このところ、軸足を「BCL」よりも「撮り鉄」の方に置いているようなことになっているので、今日も、電車の話になります。

これは、別ブログでも書いた話になりますが、阪急電鉄・正雀車庫で見た、8300系8400番台の車番についてです。

阪急電車の車番は、数字4ケタで、両側面中央下と1編成の前後車の前面に付けられています。また、最近は、駅ホーム柵があっても分かるようにと、車体上部にも付けられるようになりました。

さて、話を進めますと、車庫で見た8400番台の車両「8411」は、車番が前面中央の貫通扉に付けられていますが、「8414」は、運転席と反対の窓下に付けられています。同系で3つしか番号が違わないのに、この表示位置の違いはなぜ? と思いました。

それで、これまでに撮った、8300系8400番台 (京都線8両編成の京都寄り車両) の写真を見比べてみました。

まず、「8400」 (白線の飾り帯が入れられたクラシック・スタイルになっています)「8401」「8402」です。これらは、貫通扉に付けられています。



「8403」です。これは前面の右窓の下にあります。(表示幕が大型になりました)



「8404」です。これはまた違っていて、前面の右窓の内側にあります。理由は、左右の窓枠が大きくなったことによるためでしょう。 (8405-8409は欠番)



「8410」「8411」「8412」です。これらは、貫通扉にあります。



「8413」「8414」です。これらは、窓の下にあります。



「8415」です。これは右窓の内側にあります。(8416~欠番)



付けられた位置が違うのは、まず、どこかの時点で「貫通扉の位置だとヘッドマークを付けた時に車番が見えない」ので改められた、というのが理由だと思いますが、8400番台はこうした3タイプが混ざっているのが見られます。

それで、外観から判断すると、①「貫通扉」→ ②「前面右窓下」→ ③「前面右窓内側」になるので、それに従うと、①「8400」「8401」「8402」「8410」「8411」「8412」→ ②「8403」「8413」「8414」→ ③「8404」「8415」が、製造された順となります。

つまり、あらかじめ車番はある程度決められていて、完成する時期はバラバラと言うことになります。車番は車両の製造番号のようなもので、完成した順に通し番号が振られるもの、と思っていましたので、意外でした。

番号順が製造順でないことがわかり、それはそれで面白いと思いました。ただ、8400番台以外の車両については、どうなっているのかについては調べていません。





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