BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

ピョンヤン放送 ベリカード(1)

2017-06-03 | 海外局ベリカード
新着のベリカードがなくなりましたので、昔にいただいたカードを紹介します。
前に、韓国・KBS国際放送を取り上げましたので、隣国、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国) の「ピョンヤン(平壌)放送」です。現在は、「チョソンの声 (Voice of Korea・朝鮮の声)」になっています。

まずは、ベリカード(その1) になります。

(1969年) 「金剛山(クムガンサン)を描いた絵」で、絵ハガキを利用したものです。



裏面は、タイプされた英文ベリで、「Radio Pyongyang」になっています。



(1970年)  ナムガン村で、「女性農民兵が闘いに参加している姿の絵」です。



革命歌劇に「ナムガン村の女たち」というのがあるようですので、何かのいわれがあるのかも。また、北朝鮮では、牛は農耕で大切にされているということで、一緒に描かれているようです。

次は、故・金日成主席が誕生した(14歳まで過ごしたと言われている)「万景台(マンギョンデ)の家の写真」です。



平壌の中心部から約12㎞のところにあって、外国人が平壌を訪れた際、必ず訪問する場所となっているようです。
このカードでちょっと気になる個所は、生家の周囲にある木々が枯れているのに、手前の桜の枝が、満開の花を咲かせていることです。

この頃の日本語放送は、短波の6540kcと中波の635kcを、聴いたものです。

(1972年)  「革命歌劇の舞台の写真」で、絵ハガキを利用したカードです。



場所は平壌大劇場なのでしょうか。どんな題名の劇かは知りませんが、背景には、近代的な建物風景が描かれています。

(1982年)  2人の少年の1人が、「サッカーボールを膨らましている姿の、石膏像」のようです。



風船なら子供の肺活量でも膨らむと思いますが、サッカーボールを膨らませるとなると、ポンプが必要なのでは、と思ってしまいました。



ベリカードは、日本語表記になり、「ラジオ・テレビ放送委員会」の名称が書かれています。

この頃の、日本語放送スケジュールです。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする