名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

うぐいすの初鳴き

2012年04月10日 | セカンドルーム

 

今朝は、あたり一面が霧に覆われていた。
耳を澄ますと、裏山から鶯の鳴き声が聞こえてきた。
まだ鳴きはじめで、ホーホケキョのホーが抜けていて拙い鳴き方だ。
競い合って練習するので、間もなくあちこちで自慢の喉を聞かせてくれるだろう。


日が高くなると霧が消え、田んぼの氷が溶けて湯気が立ち上っていた。


柔らかい陽射しが暖かく、屋根や畑の雪が勢いよく溶け、朝に比べるとずいぶん少なくなっていた。

 
雪の消えた庭からは、真っ先に蕗のとうが顔を出す。


わさびも小さな芽をたくさん付けはじめたので、白い花が咲くのも間もなくだ。
ようやく我が家の庭にも遅い春がやってきた。

小屋の中に居ることが多かったユキも、暖かい陽射しに誘われて板の上で昼寝をしている。


体が温まると地面に下りて、冷たい土の感触も楽しんでいる。
どちらも、つい先日までは雪を被っていたので、ユキも驚いていることだろう。

久しぶりに気温が10度を越し、スギ花粉の飛散は「非常に多い」と顔クシャマークが出ていた。


試しに枝を揺すったら、花粉がパッと散った。
心待ちしていた春も、一つ二つは嫌な客が付いてくる。

コメント (4)
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