名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

日陰の家

2010年11月30日 | セカンドルーム

 

太陽が低くなり、夜の時間がだんだん長くなってきた。
朝は7時になっても薄暗いし、午後5時を回ると暗くなり、外の仕事は出来なくなる。
家は四方を山に囲まれ、特に南側は山が迫っているので、11月から来年の2月まで、庭や家に太陽が入らない。
家の中は暗くて寒いし、洗濯物も乾かない。
どうしてこんなに日当たりの悪い場所に家を建てたのか、不思議でならないが、思い当たる理由はいろいろとある。
・山国は冬の晴天が少ないので、日照を当てにしない。
・雪囲いをするので、冬の陽射しや明るさは関係ない。
・平地が少ないので、山際に家を建て、日照時間が長い場所は田畑にした。
・家は寝に帰る場所で、昼間の快適性は無視された。
などなど勝手に推理しているが、古い民家は多かれ少なかれこの傾向が見られる。


鉛色の雲に閉ざされた、暗くて寒い日はともかく、今日のような晴れた日に、太陽が燦々とそそぐ田んぼを、日陰の家から眺めるのは切ない。

ユキ(柴犬)も同じ条件なので、晴天の日は一緒に外で遊ぶ時間が多くなる。

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薪割りと運搬

2010年11月29日 | セカンドルーム

 

今朝は氷点下の冷え込みで、あたりは霜で真っ白になっていた。
路面も凍結して滑り易く、歩くのが怖かった。
夏から履き続けていた長靴は、底が減ってツルツル滑るし、防寒仕様でないので冷たさが直に伝わってきた。
例年通り、冬用のスパイク付きに履き変える時期がやって来た。
凍結した道は、靴に頼り過ぎたり油断すると転倒するので、小股でゆっくり歩くのが、一番の安全策だと思う。


田んぼの氷や霜柱は、日差しが無いので、お昼ごろまで残っていた。
根雪になるまでは、こんな寒々とした風景がしばらく続く。


今日は、小雪の舞う中で薪割りをはじめた。
丸太の3分の一程を割って、軒下に積み上げたところで、今日の作業を終えた。


久しぶりの寒さと力仕事で、鈍った体が少しずつ元に戻っていくような感触を得た。

 

 

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久しぶりの薪作り

2010年11月28日 | セカンドルーム

 

今日の飛騨は、灰色の雲に覆われ、時おり氷雨の降る寒い一日だった。
紅葉が終わった裏山では、葉を落とした枝が寒空に震えている。


今シーズンは終わったと思っていたなめこが、たくさん出ていた。


大きく開いてしまったのもあったが、宝石のように艶やかな食べごろも多く取れた。
大きいなめこは、甘辛に煮て瓶詰めにしておけば、しばらくは保存が出来る。
食べごろは、洗って小分けにし、冷凍しておけば、味噌汁やうどんなどの具に使える。
今年のなめこは、どういう訳か息が長い。

名古屋にいる間に、体重が1キロ近く増えていた。
美食三昧?で、体を使うことが無かったので、てき面に付けが回ってきた。
筋肉が落ちて、皮下脂肪が付いてしまったので、僅かなアップダウンの散歩にも息が上がってしまった。


この状態ではとても山へ登ることは出来ないので、朝夕の散歩コースを延長し、薪作りを再開した。
先日伐採して下まで運んだ丸太と枝が、そのまま残っていたので、さっそく切り分けて、枝は座敷の軒下の薪置き場へ運んだ。


丸太を35センチの長さに切り終えて、今日の作業は終わった。
薪割りと運搬は明日以降の仕事になるが、久しぶりに気持ちの良い汗をかくことが出来た。

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名古屋から高山へ

2010年11月27日 | セカンドルーム

  高速道から白山を望む

今朝快晴の名古屋を出て、午後高山へ戻ってきた。
はからずも、名古屋に10泊もしてしまったが、今までこれ程長く家を空けたことは、盆も正月もなかった。
ポストに11日分の新聞と郵便物が溜まり、数件の留守電が入っていたが、急を要するものは何もなかった。
近所の人も、犬と車が無ければ、名古屋へ行っていると思うので、不審に感じる人はいない。
夕方散歩をしていたら、煙突から煙が出ていたので、帰ってきたことが分かったと、近所の人が言っていた。
集落では薪を焚く家が多いので、煙突の煙が在宅のサインになっている。

名古屋では、小春日和が続き、暖房も要らなかったが、お昼過ぎに着いた家は冷え切って、室温が5℃しかなかった。
冬はここの最高気温が、名古屋の最低気温より低い日が多くなる。


行く前は、いくらか紅葉が残っていた周囲の山は、すっから葉を落として冬の装いに変わっていた。
家の内外はこの程度の変化で、暮らしに支障を来たすほどのことはない。
休養も充電もたっぷり出来たので、多少の変化には付いていけそうだ。

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ユキ(柴犬)の散歩コース

2010年11月26日 | セカンドルーム

 

名古屋の街路樹や公園の木々の紅葉が進んでいる。
今日は風があったので、風に飛ばされた赤や黄色の落ち葉が、空中や路上を舞っていた。


 堀川の錦橋から上流を見る

堀川べりの木々も色づき、川面を落ち葉が流れていく。


春は名古屋城の桜が散り始めると、ピンクの「花いかだ」が下っていくが、秋の落ち葉は「もみじいかだ」とでも言うのだろうか。
ユキの散歩は、もっぱら近所の公園を歩いている。

今日は観光ホテル前の「下園公園」へ行ってきた。


この公園には、せせらぎや水辺を模した場所があるので、ユキは飛騨を思い出すのか、さっそく入って遊んだり、水をおいしそうに飲んでいる。


名古屋に長居をしたので、こんな環境景にも少し馴染んできたようだ。

 

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風邪をうつしたら治ってしまった

2010年11月25日 | セカンドルーム

 

今日もユキと一緒に、日向ぼっこをしながらのんびりと過ごした。

 

リクライニングチェアで寛いでいると、部屋に入ってきたユキは周りをうろつき、しばらくすると爆睡してしまう。
こんな姿は、山里で見せることはめったにない。
飼い主と同じように寛いでいるのか、退屈しているのかは分からないが、窮屈な思いをしているのだろう。

毎年1度くらいは風邪を引いて、同じような症状が続くが、4~5日も我慢していれば治っていた。
最初は喉に違和感を感じて咳が出るようになり、だんだん咳も激しくなって声がかすれてくる。
今回も同じような症状で、コンビニで買ったのど飴をなめて家で休んでいた。
ようやく今日になって、熱も下がり目覚めもすっきりしたが、咳だけは続いている。
幸い名古屋にいて、3食付の完全看護のおかげで、酷くならなくて助かったが、濡れ落ち葉みたいに、お抱え看護婦さんにへばり付いていたので、風邪をうつしてしまった。 まだ朝から晩まで一緒というスタイルに慣れていないので、免疫が出来ていなかったようだ。
二人でコンコンしていてはさまにならないので、医者に診てもらうと言うことになり、栄の診療所へ一緒に行ってきた。
胸と背中を聴診器で診てもらい、熱もないのでもう大丈夫だが、薬を出しますかと言われたので、お願いすることにした。
二人とも同じ所見で、薬も総合感冒薬と咳止めの5日分だった。
ぼつぼつユキと山里へ帰る準備をしなければならないが、風邪をうつした手前、少し様子を見なければならない。

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動画サイト

2010年11月24日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は風は冷たかったが、日が差している間は暖かかった。


ユキ(柴犬)は、相変わらずうたた寝の飼い主の横で寝そべっている。お互いに、ここに居るとやることがないので、身も心も弛んでしまう。

 

我が家のリビングの片隅で、光回線のモデムと無線ルーターのLEDライトがいつも点滅している。
ライトを見ていると、遠い宇宙で瞬く星を連想する。
光回線のモデムは、光電話やパソコンのインターネット、光テレビなどを繋いでいる。
無線ルーターは、LANコードなしでパソコンにインターネットが繋げるので、複数のパソコンを使ったり、部屋を移動するときには便利である。
特にスマートフォンでインターネットを使うと、接続料がかかるが、無線ルーター経由に設定しておけば料金は発生しない。
容量の多いYou Tubeなど動画サイトは、すぐに上限料金まで行ってしまうので、公衆無線の設置されている場所以外で、手軽に使える環境にはなっていない。
それでもスマートフォンは、使ってみて結構面白かった。
インターネットもパソコン同様簡単につながるし、スピードも速い。
ただ外出先で寸暇を惜しんで得たい情報や、発信したいことが果たしてあるのかと自問をすると、これはちょっと考えてしまう。
現役のビジネスマンなら1分の差で商機を逸することもあるが、リタイアした人間が1日を争うことは何もない。
せいぜい北アルプスの山頂から、リアルタイムで映像を流して楽しむ程度になりそうだ。
最近は動画サイトの発展が著しく、政治・経済・社会への影響力も大きく、既存のマスメディアを脅かしている。
尖閣のビデオ流出先のYou Tubeは、あらゆるジャンルの動画を流し、視聴回数は優に10億回を超えているといわれている。
衝撃的な映像を見て、ことの重大性と深刻さを再認識したが、公開されたことが国益にどう影響するかは分からない。
事業仕分けの動画中継もやっていたが、寸切りのテレビに比べると全く視聴者の印象は変わってくる。
役人の既得権益を守る凄まじい執念と、将来の安楽椅子を残しておこうとする浅ましい姿からは、税金を使う意識はかけらも感じない。
「はやぶさ」の宇宙からの帰還も、印象的な動画中継であったが、これを見て感動した仕分け人が仕分けから外したのかも知れない。
地方議会の中継も増えているようだが、市議会リコール署名が1万人ほど足りなかった名古屋市議会の今後の動画中継も興味深い。
市長一人の力は知れているが、数十万人の支持者をバックに揺さぶられては、議員が党や会派に関係なく、束になって掛かっても勝ち目はないだろう。
都心はおろか飛騨の外れまで、日本に限らず宇宙の出来事まで、リアルタイムで繋がる世界には馴染めないが、否応なしに情報は奔流のように流れてくる。

 

 

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テレビのお守り

2010年11月23日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は、雨も上がって快晴の空は飛騨のように澄んでいた。
喉の調子もいくらか良くなったが、今日も家でのんびり過ごすことにした。
 

ユキ(柴犬)は外で飼っているが、1部屋だけは出入りを許している。

いつも遠慮がちに入って来て、孫のおもちゃで遊んでいるが、飽きると傍らで昼寝を始める。

テレビのワイドショーを見ていると、どの局も柳田法相の辞任問題を取り上げている。
発言が無責任で見識がないと、どのコメンテーターも同じトーンで批判していた。
よく考えてみると、これは失言ではなく、本音を軽い気持ちで漏らした程度のことである。
国会の大臣答弁の実態がつまびらかになったことで、国会軽視とか資質に欠けるなど、目くじら立てて怒る気にもなれない。
「ユーモアセンスのない人が、つまらぬギャグで外してしまった。 お灸を据えるのはいいが、辞める必要があるのか。」と、江川紹子さんは的を外さないコメントをしていた。
二つの台詞は、国会答弁でたびたび聞いている慣用句で、騒いでいる野党の常套手段でもあった筈だ。
若手?の女性議員が、入れ替わり口汚くののしりながら責任を追及している姿も、聞いているこちらの方が気恥ずかしい。
目くそが鼻くそを笑う程度の議論を、与野党が真剣にやり合う姿は、まさに国会軽視そのものだ。
国民は上げ足を取ったり、言葉尻をとらえたりの不毛の議論は望んでいない。 ぼつぼつ、まともな予算審議をしてもらいたい。

話は変わるが、午後はラグビーの早慶戦を見た。
緊迫するゲームは、最後まで勝敗が分からなかったが、慶応が10対8で接戦をものにした。
これで早・慶・明の上位3校の優勝争いが面白くなってきた。
全力でぶつかり合うラグビーは、時にはエキサイトしてルールを破ることがあっても、審判によって正されペナルティが課せられる。
ルールを作る国会が、その機能を果たさなければ、国民は厳しいジャッジを下さなければならない。
そんなこんなで、今日はテレビのお守りで日が暮れた。

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手打ち蕎麦

2010年11月22日 | セカンドルーム

 

名古屋は、朝から雨が降り続いていたが、それ程寒くはない。
今日、高山へ戻るつもりでいたが、天気も体調も良くないので、日延べをすることにした。
数日来、声がしわがれて、喉にも違和感がある。
熱も倦怠感もないが、高山へ行ってから熱でも出たら辛いので、少し様子を見ることにした。
雨に濡れたり、昼間のうたた寝や、夜中に掛け布団を落としたり、遅くまでカラオケで騒いだり、思い当たることはいくつもある。
不摂生の付けが回ってきて、インフルエンザにでも罹ったら大変だ。
お昼は知人と一緒に食事をして、世相談義に花が咲いた。


帰りに手打ちそばを頂き、夕食は湯がいてざる蕎麦で食べた。
趣味で始めたアマチュアの蕎麦名人は、10年以上のキャリアを積み、今はボランティアで老人施設などへ出向いて、蕎麦を打ち提供している。
彼のブログを見ていると、食の細い高齢者も、汁一滴も残さず食べている様子がよく出てくる。
新そばの挽きたての粉を使って、目の前で蕎麦を打ち、茹でたての蕎麦がまずい訳がないだろう。
今日頂いたそばは、やや細めに切り揃えられ、見た目も繊細で、長さも程よく喉越しも滑らかで、とてもおいしかった。
素材にこだわり、全国の名店を食べ歩き、技を磨く執念は、真似が出来ない。
いつも思うことだが、金?と時間に糸目をつけない研究熱心な蕎麦打ちに、生半可なプロは太刀打ちできない。

 

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名古屋の休日

2010年11月21日 | セカンドルーム

 

 白川公園

名古屋は小春日和の穏やかな天気が続いている。
それも今日までで、明日からは崩れるようだ。

   
ユキも一緒に名古屋へ来ているが、暖かい名古屋の方が居心地が良いのか、食欲も旺盛でいつもよりたくさん食べている。
相手をしてくれる人も多いので、犬も退屈しないで喜んでいるようだ。
ただ、ほかの犬とうまくコミュニケーションが取れないので、公園へ行った時は、品の良いワンちゃんからは遠ざけている。
今日も白川公園を一回りしてきたが、着飾ったトイプードルを見つけて唸り始めたので、リードを引いて離れた。
山家育ちで、周りの動物はすべて敵だと思っているので、都会暮らしは難しいようだ。


公園の木々はまだ緑が多く、噴水のしぶきが涼しげに感じるくらい日差しが暖かかった。


帰りに堀川の遊歩道を歩いたら、屋形船の歴史探訪が終わって、ゴンドラに乗って川遊びをしている人たちがいた。


今日は予定が何もなく、のんびりと過ごすことが出来て、良い休養日となった。

 

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小春日和の名古屋

2010年11月20日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は快晴で、風もなく暖かかった。
用があって地下鉄伏見駅まで歩いたが、冬の服装では汗ばむほどだ。
広小路通りは人出が多く、花壇や街路樹の周りに囲いが作られ、警備の人たちが動き回っていた。
上空ではヘリコプターが飛び回り、何事かと思っていたら、中日ドラゴンズの優勝パレードが行われるとのことだ。


早くも道路沿いには、新聞紙やビニールシートを敷いて、場所を確保する人たちが連なっていた。
見物したかったが、待ち合わせの時間に遅れてしまうので、残念ながら選手の晴れ姿を見ることは出来なかった。

帰りに久屋大通り公園をとおったら、街路樹のケヤキがわずかに色づいていた。
この陽気では、名古屋の紅葉は遅れることだろう。

夕方には子供や孫たちが集まり、11人で賑やかな夕食会になった。
飛騨から持ち帰ったお米で炊いたご飯が主役で、お土産にお米を持って帰っていった。
今日は、小春日和の名古屋で、ゆっくり寛ぐことが出来た。

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日帰りミステリーツアー

2010年11月19日 | セカンドルーム

 

昨日は、もと会社OB会のハイキングサークルで、奈良方面の観光地を回ってきた。
参加メンバー15人の平均年齢は、おおよそ60代後半である。
体力の個人差もあるし、好みもまちまちで、行く先を決めるのに悩むところであるが、アウトドアに付きものの事故や怪我がないように、軽めで安全なコースを優先して決めてきた。
ガイドブックなどを参考に、コースの歩行時間や難易度などを調べ、交通や食事の手配などもして、今まではオリジナルコースを設定してきた。
日ごろウォーキングで鍛えている人からは、ハイキングらしいコースを選んでほしいとか、寺社仏閣は好みに合わないので自然を満喫したいなど、要望もまちまちだ。
その一方で、むかしの仲間と会って食事や温泉を楽しみ、のんびり寛ぎたいという希望もある。
いろいろな意見を斟酌しながら、コースの設定や会費など、最大公約数的な内容で実施するようにしているが、すべての参加者が満足してくれるとは限らない。
最近のバスツアーは、テーマごとに沢山のメニューが用意されているので、その中から手ごろなコースを選んで利用することが増えてきた。
ツアー会社に趣旨や目的、参加者の年齢などを伝えて相談したところ、ぴったりのコースとして紹介されたのが、JTBの「日帰り紅葉ミステリーツアー」である。
適当な距離を歩いて、ハイキング気分を味わいながら、紅葉を楽しみ名所旧跡を訪ねるコースは、お値打ちだと勧められた。
行く先が分からないのがミソで、西へ向かったバスの車中では、赤目四十八滝か京都だろうとか、次は室生寺だ、今度こそは吉野だとかの推理で盛り上がったが、ことごとく外れてしまった。
結局、行った先は伊賀市の木津川渓谷「岩倉峡」と、奈良県曽爾村にあるすすきが原で有名な「曽爾(そに)高原」、西の日光と呼ばれる「談山神社」であった。
いずれも奈良と三重の県境の山中にあり、交通の便も悪く、一般的には馴染みの薄い観光地であり、全員が初めて訪れた場所であった。
行く先を明かしたら、有名観光地のように集客は難しい場所であったが、ミステリーツアーのおかげで、めったに行けない場所へ行くことが出来た。

デジブック 『紅葉狩り』

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奈良へ紅葉見物

2010年11月18日 | セカンドルーム

昨夜は名古屋の家に泊まり、むかしの仕事仲間と奈良方面へ紅葉見物に行って来た。
岩倉峡、曽祢高原、談山神社をまわり、東名阪を走って名古屋へ向かっている。いずれも初めて訪れるところで、見所の多い奈良にしてはなじみの薄いところであった。
岩倉峡では揺れる吊り橋でスリルを味わい、高原のススキが原ではにわか雨にあったが、談山神社では雨も上がり、見事な紅葉を満喫できた。
談山神社は大化の改新の藤原鎌足を祀る神社で、日光東照宮造営の際に手本となったと言われている。関西の日光とも言われ、紅葉や桜の名所として人気があるようだ。
東海地方では余り知られていないところであったが、歴史も古く紅葉も見ごろで、遠路行った甲斐があった。
17時40分携帯で投稿

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霜と氷と霧の朝

2010年11月17日 | セカンドルーム

 

今朝は雪こそなかったが、霜と氷と霧の冬の主役たちが出揃った。
初冬の朝霧は、盆地の多い飛騨地方ではよく見かける風景で、特に天気の良い寒い朝に現れる。
霧のスクリーンの向こうに、淡い陽光がさし始めると、霧も消えて青い空が広がっていく。

氷も霜も、まだ朝のひと時の風景であるが、終日残る日が続くと本格的な冬になる。

 
ユキ(柴犬)の水も、今は薄氷であるが、やがて固く凍結するようになるので、何度も割ってやらないと脱水症になりかねない。
飛騨地方の冬を迎える風物詩として、白川郷の雪囲いや高山線のラッセル車の試運転、陣屋の雪吊りなどが報じられるが、ここでも冬の兆しを目にするようになってきた。

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寒い日の仕事

2010年11月16日 | セカンドルーム

 

今朝は久しぶりの冷え込みで、昨夜の雪で山の稜線がうっすらと白くなり、地面は霜が降りていた。


わずかに残っていた雪も、日が差せば瞬く間に消えていく。
このあたりで根雪になるのは、12月に入ってからであるが、日陰の道路に雪が残っていたり、朝晩は凍結するので、人も車もスリップに気を付けなければならない。


前の山の紅葉も終わって、赤茶けた枯れ葉や、葉を落とした灰色の枝が目立つようになった。
雪をかぶるまでの間は、荒涼とした冬枯れの風景に変わっていく。


先日、近所のおじいさんの山で切らせてもらった楢の木を、今日は家まで運搬した。
手ごろな太さの丸太は、きのこ栽培のほだ木に使い、残りは薪ストーブ用の燃料にする。
薪はチェンソーで35センチの長さに切り、斧で割って薪置き場に積んでおく。
1年以上乾燥させるので、これから作る分は來シーズン用である。
薪割りや運搬は、かなりの力仕事なので、今日のような寒い日にはもってこいである。

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