名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

「飛騨農園街道」を走って美女峠へ

2012年04月06日 | セカンドルーム

 

 

昨夜は降るような星が煌めいていたが、今朝は天気が一変して厚い雲に覆われていた。


凍えた北風と一緒に雪雲が流れ込み、激しく雪を降らせる。


相変わらず気温は低く、田んぼに張った氷は昼ごろまで解けなかった。
その一方で時おり覗く陽光は、春そのものの力強さで、南斜面の雪を溶かしていく。

春と冬が同居する中で、福寿草は度々の雪や霜にも負けずに健気に咲いている。

 

一面に出ていた蕗のとうは、既に開いているのも多いが、雪の薄いところからは新しい芽が次々と出てくる。


水仙も開花寸前であったが、陽射しが少ないのか未だ咲いてくれない。

せめて春を味わおうと、今夜の味噌汁の具に蕗のとうを2個摘み取ってきた。


午後には雪も止んだので、美女峠までドライブをしてきた。


丹生川町を起点に、岩井町を経由して朝日町に至る16キロの山岳道路は、「飛騨農園街道」と呼ばれる農道である。
尾根伝いに2車線の舗装路が走っていて、白山や乗鞍岳、御岳などが眺望が出来るちょっとしたドライブウエイだが、通行車両は少なくカモシカやイノシシなどにもよく出遭う。


日陰に残る雪も間もなく溶けると思うが、現状では冬用タイヤが必要である。
茶店も冬季休業中で、池の畔の桜の蕾も固かった。


帰り道で白山方面から黒い雲が流れてきたかと思う間もなく、ふたたび雪が降り始めた。
本格的な天気の回復も春の訪れも、もう暫くはお預けのようだ。

 

コメント (2)
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