名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

高山市社会福祉協議会「ひざ腰元気教室」へ行ってきた

2012年01月31日 | セカンドルーム

 

今朝も相変わらずの寒さで、散歩に出かける頃には小雪が舞っていた。


家に戻る頃には青空も広がり、今冬最強の寒波が南下中とは思えない穏やかさだ。

その後の天気は不安定で、黒雲が流れてきて突然雪が降りだしたり、また青空が広がるという変化の繰り返しだった。


寒波の前兆は明らかなので、部屋に薪や焚き付けを入れ、窓の外へも薪を運んでおいた。

乾燥薪のストックは減る一方だが、もう2ヶ所の軒下にもあるので、春までは何とかもちそうだ。

午後は久しぶりに公民館で行われている「ひざ腰元気教室」へ行ってきた。
この教室は、介護予防事業の一環として、高山市社会福祉協議会が講師を派遣し、各地域単位で行っている。
5ヶ月間20回の講座が去年修了し、その後は自主運営になって月2回開催されている。
世話役のご夫婦が会場の準備をしたり、メンバーや社会福祉協議会と連絡を取りながら進めている。
厳しい寒さと雪のため、参加者は5名とややさびしい感じだった。
筋力強化運動そのものは軽めで物足りないが、同世代の人たちとのふれ合いが楽しみで参加している。
出てくる人は比較的元気な人が多く、運動が必要と思われる人はなかなか顔を出さない。
ささやかな草の根運動が飛騨各地で行われているが、少しは社会保障費用の軽減につながることだろう。

夕方の散歩から戻ってきたら、激しい雪が降り始めた。 寒波が近づいてきたようだ。


 

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凍てつく朝

2012年01月30日 | セカンドルーム

 

ここ数日の冷え込みは強く、昼間でも気温がプラスになることは無い。
朝8時にようやく東の山の端から太陽が昇るが、2月半ばまで家に陽射しは入らない。


散歩から帰ると、手袋をしていても手が凍えて痛くなり、防寒長靴を履いていても指先の感覚がなくなる。


今朝も台所の温度計は-8℃を指していて、たわしもふきんも凍結してカチカチになり、水抜きをしておいた湯沸かし器も動かない。
居間は薪ストーブのおきが残っていていくらか暖かいのに、ガラス戸の結露が凍結していた。
窓際の温度を測ってみたら-2℃だった。


外は-10℃を越すので、夜間はユキを居間に入れて窓際のダンボールの中で寝かせている。

今朝目が覚めたら足元が重いので、さてはと思ったら、案の定掛け布団の上で丸くなって寝ていた。
箱の中と板の間は許しているが、じゅうたんが敷いてあるところへは入らないように教えてある。
たまに進入してくることもあるが、ハウス!と言えばおとなしく戻っていく。
窓や床から冷気が伝わるダンボールのベッドより、暖かい布団の上を選んだようだ。
この寒さで、元気な犬が猫のようになってしまった。

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飛騨千光寺霊場巡り

2012年01月29日 | セカンドルーム

 千光寺本堂

高山市丹生川町の飛騨千光寺へ行ってきた。

  千光寺への参道


1600年前、飛騨の豪族両面宿儺によって開山されたと言う伝説の寺であるが、戦国時代に武田信玄の飛騨攻めにより、一山19の院坊、伽藍がことごとく焼き払われた。
後に飛騨領主、金森長近が再建したのが現在の堂宇で、いまは高野山真言宗の密教寺院で、山岳仏教修行の古風を現代に伝えている。

 3月まで冬季休館中


江戸中期には、諸国行脚をしていた円空が逗留して、多くの円空仏を残し、「円空仏寺宝館」には、六十三体の円空仏と寺宝の一部が展示されている。

 愛宕堂

寺のある袈裟山一帯に、本堂や仁王門、大慈門、愛宕堂、弁天堂等が点在しているが、これらの建物だけではなく、この山全体が古くから信仰の対象とされていた。
そのため、この山のエネルギーや空気、森林の生命力自体を感じることが大切だと言われている。


本堂を取り囲むように、四国八十八ヶ所霊場巡りの代参コースがある。


今日は思うことがあって、八十八ヶ所のうち37ヶ所を巡ってきた。


全コース3時間ほどの行程であるが、深い雪に阻まれて半分も回れなかった。


白衣に金剛杖、脚絆ならぬ、輪かんじきとスパッツにトレッキングポールの巡礼はおかしいだろうが、この時期に山中で出会う人はいなかった。

 袈裟山頂の瞑想堂


凍える山中に身を置きながら、漂泊の仏師円空や山岳密教の修験僧に思いをはせながら、雪の袈裟山を歩いてきた。

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高山の古い町並みで「酒蔵めぐり」

2012年01月28日 | セカンドルーム

 

昨夜から降っていた雪は、朝には止んで薄日がさしていた。
通路だけを除雪して散歩に出かけたが、凍える寒さは相変わらずだ。

薪ストーブの煙突から滴り落ちる木酢液の氷柱が、一晩で大きく成長する。

渓谷も両岸からせり出した雪で、川幅がずいぶん狭く感じられる。

入り口の丸太看板が半ば埋まって役に立たないが、開店休業状態なので気にすることも無い。


お昼ごろ、高山の町へ買い物に出かけたが、町なかの雪は意外に少なく青空も広がっていた。
僅か10数キロの距離でも、ずいぶん様子が違う。

                                           市立図書館

図書館で本を借りて、古い町並みで開催中の「酒蔵めぐり」を見物してきた。

この時期に行われる恒例のイベントで、6軒の造り酒屋が1週間おきに酒蔵を公開している。

ガイドが酒蔵を案内し、酒造りの工程や道具などを説明してくれる。
飛騨地方は冷涼な気候ときれいな水、良い酒米に恵まれ、昔から良質で独特な味わいの地酒を生み出してきた。


見学や試飲は無料で、醤油を塗って炭火であぶった酒粕を振舞ってくれることもある。
2月29日まで公開中で、昭和の初めにタイムスリップしたような酒蔵は、一見の価値がある。

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雪に明け雪に暮れた一日

2012年01月27日 | セカンドルーム

 

朝から雪が降ったり止んだりの寒い一日だった。
冬型の気圧配置が緩むことなく、しばらく居座るようだ。

 

朝の散歩は身を切られるような冷たさで、ユキも久しぶりの雪上散歩に震えていた。
雪が好きなユキも、途中でしり込みしたり、座り込んだりして盛んに家に帰りたがる。


持ち前の環境順応性が少し鈍ってきたようだ。

家に戻ってきたら、再び雪が激しく降ってきた。
気温が低いため、さらさらの雪は体に付いても払えばすぐに落ちる。
ユキも盛んに体をぶるぶるして雪を払っている。
日本海側は湿気を含んだ重い雪が降るが、高い山を越して飛騨に届く雪はサラサラで軽い。
雪害が少ないのは、雪質によるのだろうか。


午後は雪が小止みになったので、家並みのあるほうを歩いてきた。
相変わらずの静けさで、人の気配も無く眠ったようだ。

 


夕方近くになって、静寂を破って除雪車が雪をかいていった。
今夜も雪が降るようで、しばらくはいたちごっこが続きそうだ。

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名古屋から高山へ

2012年01月26日 | セカンドルーム

 

1週間ほど名古屋に居たが、正月やお盆でもこんなに長居をしたことはない。
飛騨地方は連日の雪だるまだが、家の様子も気になるので思い切って戻ることにした。
早朝の名古屋は晴天で、肌を刺すような寒さだった。

 


東海北陸道の長良川サービスエリアで小休止をしていたら、郡上八幡ICの先で事故の情報が入ってきた。
凍結した道路のスリップ事故で、郡上八幡から先は通行止めになった。


インター付近は渋滞していたが、せせらぎ街道は通行車両は少なく気持ちよくドライブが出来た。


高山市街地の道路はシャーベット状で、思っていたほどの積雪はなかった。


途中で雪が舞うこともあったが、集落に付く頃は青空も広がっていた。


屋根の雪は少し増えた程度で、心配するほどのことはないが、家の中は予想通りの寒さで、冷凍庫に入ったような気分だ。


部屋を暖め、作動しない湯沸かし器に温風を吹きかけて復旧し、とりあえず落ち着ける状態にした。
雪かきを覚悟していたが、玄関先まできれいに除雪してあったので、難なく車を入れることが出来た。
近所のどなたかが、ブルかトラクターでかいていってくれたようだ。
留守中に、何かと面倒をかけて恐縮してしまうが、温かい親切にいつも感謝している。

 

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アウトレットパーク長島へ行って来た

2012年01月25日 | セカンドルーム

 

 

アウトレットパーク長島は、名古屋から車で1時間ほど走った三重県桑名市にある。


テーマパーク「ナガシマスパーランド」に隣接しているので、相乗効果もあってたくさんの客が訪れるようだ。
広場をとり囲むようにレイアウトされた建物に、アウトレットショップ、フードコート、レストラン等240店が展開されている。

店を回遊するように巡ることが出来るが、今日のように風が強くて寒い日は、吹きさらしの回廊を店から店へ移動するのが辛かった。
ショッピングセンターやデパートのように、同じ館内の売り場を回るのではなく、テーマパーク的にイベントを楽しみながら買い物をするのが狙いのようだ。
ウイークデーの昼間にもかかわらず、買い物を楽しむ人たちで賑わっていた。
個人消費が低迷しているといわれているが、テーマパークで遊び、アウトレットショップで買い物を楽しむ人たちが、意外に多いことに妙に心強さを感じる。
欲しいものは余りないので、数件の店を回っている内に飽きてしまった。
いつも山里ファッションで通しているので、好日山荘かユニクロあたりの方が買いたいものが多い。
おかあさんは30%offにつられてコートを買っていたが、お買い得かどうかは分からない。
高山へ戻るのを1日延ばしてお供をしてきたが、初体験のアウトレットはちょっと場違いだった。

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名古屋のギャラリーで目の保養

2012年01月24日 | セカンドルーム

 

名古屋納屋橋河畔の四季桜が開花していた。
風は冷たいが、青い空に淡いピンクの花が映えている。


見ている分には春を思わせる風情だが、全国的な寒波で列島は震え上がっているようだ。
夕方のニュースでは、首都圏の雪によるスリップ事故や転倒事故を盛んに伝えていた。
雪国では小雪が舞う程度でも、備えがないところではでは大混乱をきたす。


午後は友人の案内で、芸術鑑賞をしてきた。
三越のギャラリーを皮切りに丸栄に寄り、老舗の骨董店にも顔を出して、最後は日動画廊で絵を鑑賞してきた。

絵を見ていると、部屋に飾ってみたいという気持ちにもなるが、リトグラフでさえ数十万円もするようではとても手が出ない。
今日は目の保養だけであったが、ギャラリーのはしごで満足できるうちが花かもしれない。

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芥川賞田中慎弥氏のインタビュー

2012年01月23日 | セカンドルーム

 

 本文とは関係ありません

今回芥川賞を受賞した田中慎弥氏のインタビューが話題になっている。
人を食ったような不貞腐れた態度に度肝を抜かれてしまったが、ここまで本音を出したり、人に媚びないで平気で語れるのは、きっと正直な人なのだろう。
選考委員の都知事は、ばかみたいな作品ばかりで全然刺激にならないとうそぶき、片や、気の小さい都知事が倒れたりしないためにも賞を貰っておいてやると応酬した。
前回の受賞者西村賢太氏の「苦役列車」も同じように否定的な評価をしていたように記憶する。
確かに表現が汚く、情景描写も悲惨で暗くてなじめなかったが、私小説として否定するほどのことでもないと思っていた。
湘南のぼんぼんの遊びを是とし、その対極にある人生体験を否定するのは狭量すぎるし大人気ない。
都知事の捨て台詞が正しいか、田中慎弥氏の眉間に皺を寄せた反論が正しいのかは、「共喰い」を読んでから判断したい。
20年近くも引きこもっていた人にしては、都知事を巻き込んだ情報操作はすごく上手いと思う。
今回ほど受賞作品が掲載される文芸春秋の発売を待ち遠しく感じたことはない。
私以外にもそう感じる人はたくさんいることだろう。
ひょっとすると、田中慎弥氏は定職を持たない引き篭もりは仮の姿で、マスコミを操ることにすごく長けた人かもしれない。

  http://youtu.be/E6cSNDAqJvA

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タブレット端末を名古屋のショールームで体験してきた

2012年01月22日 | セカンドルーム

 

今日の名古屋は雨も上がって、風も無く日差しが柔らかかった。
前から興味を持っていたタブレット端末を見に、パソコンショップと携帯ショップを回ってきた。
アップル社のiPadが先行しているが、Androidタブレットも注目を集めているようだ。
タブレット端末の全体像はまだ理解できないが、スマートフォンとパソコンのイイトコどりをしているので、将来は情報端末の中心になるとも言われている。
スマートフォンは小さ過ぎて、誤操作や入力ミスが多く、画面も小さくて見難いので、ストレスばかりがたまりがちだ。
ショールームで説明を聞きながら、タッチパネルの操作をしてみたが、インターネットもアプリのダウンロードも簡単で、動画もきれいだし、動きも早くとても快適だった。
タブレットはWi-Fi環境で使うので、その範囲内なら通信費は掛からないが、それ以外の場所で使うときは携帯キャリアと契約が必要になる。
最近はかなり山奥でも携帯が繋がるようになったので、山頂からの景色をタブレット内臓のカメラで撮って、リアルタイムでブログの更新をしたら面白いと思ったりする。
そんなことを考えながら、エイデンからドコモ、auショップ、ソニーストアを回ってきた。
携帯キャリアの店は、2年契約を前提に本体も24回に分割して大幅に安くなるが、月額5.000円ほどの通信費は発生する。
一刻を争って情報収集や提供が必要なビジネスマンならともかく、たまに外で使う程度ならそこまでの必要はなさそうだ。


ソニーストアはタブレット本体の販売が目的なので、製品の説明や無料スポットの説明などを丁寧にしてくれた。
都会はホテルや飲食店、コーヒーショップなど、無料で使える場所は増えつつあるとのことだ。
タブレット端末に興味がますますわいてきたが、パソコンとスマホを使っていて、タブレットをどう使うかのイメージが未だわいてこない。
衝動買いでいつも失敗しているし、おもちゃとしては高すぎるので、今回はもう少し冷静に考えてみたい。

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広小路通りを夜のウォーキング

2012年01月21日 | セカンドルーム

 

名古屋で大寒の朝を迎えた。
小雨が降ったり止んだりのすっきりしない天気だが、外に出ても寒さはそれほど感じない。
飛騨地方の天気は今日も雪模様で、来週の後半まで続くようだ。
屋根の雪の状態が気になるが、ここに居てはどうすることも出来ない。

 昨年の写真

パソコンに保存してある写真で、去年と一昨年の屋根の雪を比べると、ほぼ今年と同じ量なので、さほど心配することはなさそうだ。

 一昨年の写真

北海道や東北の一部は例年の倍以上の積雪で、テレビで見るたびに除雪の苦労が伝わってくる。

 


5月に行われる中学の同窓会の準備を兼ねた夕食会があったので、久しぶりに夜の街へ出かけた。
帰りは栄から広小路通りを家まで歩いて帰ってきたが、雨のせいか繁華街は静かだった。
町に居ると歩くことが少なくなるので、ご馳走をたらふく食べたときぐらいは、余分なカロリーは消費するようにしている。
これも焼け石に水で、山里へ戻るとしばらくは体が重く感じる。

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山里から野鳥が消えた?

2012年01月20日 | セカンドルーム

  

飛騨の山里から、野鳥の姿がめっきり少なくなった。
野鳥の好物の柿や南天の実が、年を越してもたっぷり残っている。


同じ柿の木を以前撮った時は、食べ尽くされて1個も残っていなかった。
餌台にみかんを載せておいても、食べに来る気配がない。
パンくずを群がって食べていたすずめまでがどこかへ行ってしまった。
裏山で木の幹や戸袋を叩くキツツキの乾いた音も聞こえてこない。
目の前を掠めて飛んでいたツバメも、去年の夏はあまり見かけなかった。
森林が荒廃して野鳥の繁殖環境が悪くなったとか、農薬で鳥の餌になる昆虫や小魚が少なくなったことが原因とも言われている。
いずれにしろ、鳥類を含む小動物や昆虫の生態系に何か大きな変化が起こっているような気がしてならない。

 41号線宮峠


話は違うが、今日は久しぶりに高山から国道41号線で名古屋へ来た。
高速道路が開通するまでは、41号線が名古屋~高山~富山を結ぶ幹線道路で、行きかう車も多く沿線の町も賑わっていたが、現在は状況が大きく変わっている。
交通量の減少で、ドライブインや飲食店の廃業が目立ち、スキー場もクローズしたり、経営も厳しくなっているところもある。


下呂温泉をはじめ沿線の観光地も同じで、客の減少に悩んでいる。
そんな中で、道の駅は地域の特産品の開発や農産物の売り場の充実、地域の特性を生かしたアイディアで集客に頑張っている。


高山市久々野町の道の駅「飛騨街道なぎさ」は、特産のりんごや桃、トマトなどを使ったジャムやジュースなどの商品開発に熱心で、関連商品もたくさん並んでいる。 取れ立ての地の野菜も格安で販売されていることもあってファンも多い。


白川町の「美濃白川」は、特産の白川茶や椎茸のほか東濃ヒノキを使った木工品も数多く並んでいる。
たまたま今日(1月20日)が、道の駅の構内の日帰り温泉施設のオープンの日であった。
入浴料は450円と割安なので、道の駅の目玉になって、再び賑わうことを期待したい。

街道の盛衰を見ながら日暮れ前に着いた名古屋の町は、雨上がりで暖かかった。

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飛騨にも春の兆しが?

2012年01月19日 | セカンドルーム

 

3日続きの好天も今日で終わり、飛騨地方の天気は下り坂に向かっている。
朝のうちは薄日が差していたが、少しずつ雲が厚くなっていく。
昨日までは朝は冷え込みが強く、台所の温度計はマイナス5℃ほどだったので、外気温はマイナス10度を超えていただろう。


家の脇を流れる水路も凍結して、終日解けることはない。
毎年流水が凍るようになると、寒さがピークに達したことを実感する。


そんな中でも、渓谷沿いの猫柳が殻を破って僅かばかり綿毛を覗かせていた。
春には程遠い毎日であるが、温かそうな綿毛を見ると心が和む。

日当たりの良い場所の雪が固く締まって、部分的ではあるが雪面を歩けるようになった。
これから日照時間が長くなり、日差しも強くなると表面の雪が解け、夜間の冷え込みで再び凍結するので、歩ける範囲が広がっていく。
2月の半ばを過ぎると、雪面が固く締まって野山を自由に歩けるようになる。
飛騨の人たちはこれを「かってこ」と云って、薪の伐り出しや炭の運搬に精を出したという。
飛騨の春は遠いと知りながら、わずかな兆しを手繰り寄せながら歩いている。

 

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日影平のスノートレッキング

2012年01月18日 | セカンドルーム

 

乗鞍岳西麓の日影平は高山市岩井町と朝日町にまたがる高原で、起伏に富んだ地形は美しい森を作り、多くの野生動物も棲みついている。


ここは季節ごとに自然の景観が変わるので、飽きることなく何度も訪れている。
今の季節は、潅木や密生した笹薮が深い雪に覆われるので、かんじきを付ければ森の奥深く分け入ることが出来る。
コースによって「輪かんじき」と「スノーシュー」を使い分けているが、今回は輪かんじきを使った。
最近はスノーシューを利用して、ガイド付きのトレッキングツアーが盛んに行われるようになった。
冬に人に会うことが珍しかった上高地や、乗鞍高原の奥地で、自然体験を楽しむグループの姿をよく見かける。
輪かんじきは猟師や樵、炭焼きを生業とする人たちが使った道具で、藁靴やわらじの上に付けて、険しい雪山を自由に駆け回っていた。


地方によって形や材料は違うが、飛騨地方ではクロモジ(爪楊枝に使う)やイタヤカエデ、タモなどが使われる。
いずれの木も強靭で粘り強く、かなりの重量や衝撃にも耐えられる。
材料の木を蒸して皮をはぎ、U字形にして乾燥した後に組み立てる。
以前炭焼きをしていた人に作ってもらったクロモジの輪かんじきは、軽くて華奢な感じだが、意外に頑丈で深く潜ることもない。
昨日のコースは急斜面を登ったり、谷へ下る場所もあったので輪かんじきを選んで正解だった。


スノーシューは、比較的傾斜の少ないパウダースノーや、浮力が強いので重い荷物の時は威力を発揮する。
軽金属や雪の付き難いナイロン樹脂などを使い、締め具も使いやすくデザインも豊富なので、アウトドアーの人気商品になっている。
輪かんじきを作る人も、登山に使う人も少なくなってしまったが、先人の知恵が生かされた道具は機能的で見た目も味があって美しい。
蓑をまとい菅笠を被ったまたぎや樵りだけでなく、ファッショナブルな山ガールが輪かんじき姿で上高地あたりを歩いたりしたらカッコいいと思うのだが・・・。


 樹氷の森をスライドショーでご覧ください。

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樹氷の森のスノートレッキング

2012年01月17日 | セカンドルーム

飛騨地方は久し振りの快晴で、昨日までの灰色の空が信じられないような青い空が広がっていた。
天気に誘われて、日影平でスノートレッキングを楽しんできたが、樹氷の森は日差しを受けてキラキラと輝いていた。
笹や灌木は深い雪に覆われているので、カンジキを履いてウサギのように森を自由に歩いてきた。
今日は風も和み、木漏れ日がとても暖かで、紺碧の空にも感激した。
高台に登れば北アルプスの山々が抜けるような青空を背に純白の装いで聳えている。
名残り尽きない樹氷の森と青空をあとに、これから麓に下ります。
午後2時 携帯で投稿

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