名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の田起こしと苗代つくり

2012年04月29日 | セカンドルーム

 

早起きの鶯の鳴き声で目覚め、6時頃に散歩に出かけている。
ホトトギスも加わり、森も賑やかになってきた。

 


大型連休は農家の人たちにとって貴重な時間なので、田起こしをするトラクターのエンジン音があちこちから響いてくる。


この辺りは5月中旬に田植えをするが、これから堆肥や肥料を入れて田を耕し、代掻きなどをして田植えに備える。


稲苗は農協などで購入しているが、昔ながらに苗代を作って苗を育てる農家も数軒ほどある。
田んぼの一角を保温シートで覆い、その中で苗箱に蒔いた籾は適温と十分な水分を吸って発芽する。


昼間の気温が上がる時はシートの裾を上げて風を通し、夜間は閉じて保温をするなど、1ヶ月ほどは気を抜くことが出来ない。


わが菜園も畝立てが終わり、14面に区画してトンボでならして完成した。
おそ霜の心配もなくなったので、夏野菜の苗や種を蒔く準備は終わった。

落ち葉に隠れて気が付かなかったが、山ウドが芽を出していた。


行者にんにくも食べごろに育っていたので、摘み取って夕食のおかずにすることにした。


ウドの茎は皮をむいて短冊にして、味噌をつけて食べると甘味もあり、野の香りがしてとても美味しい。
行者にんにくはウドの葉と一緒に炒めるつもり。
今日も野良仕事で大汗をかいたので、山菜の精気から元気を貰いたい。

コメント (4)
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