今朝8時に名古屋を出て高山に向かった。
いつものように東海北陸道の郡上八幡ICで降りて、せせらぎ街道を走ってきた。
郡上市明宝の芝桜がちょうど見ごろで、山の斜面にピンクのじゅうたんを敷き詰めたように咲いていた。
桜は散り始めで、花吹雪が芝桜に降りかかっていた。
清見町大原のカタクリ群生地は咲き始めたばかりなのか、花の数はまだ少なかった。
沿道のカラマツも芽吹き始めて、わずかに緑がかっている。
シラカバやミズナラは、灰白色の中に少し淡い緑が顔を出している。
冬季休業中だった「そば処清見庵」は、4月14日から営業を再開していた。
コブシの咲く山を眺めながら、5ヶ月ぶりに手打ちそばを味わった。
街道の脇を流れる清流は春の日差しを受けて、淵や瀬は青や白に輝いている。
ユキはここで水分を補給して、最後の一走りに備えた。
高山市内の桜は今が満開で、江名子川沿いの桜を見物して家に向かった。
家の付近の桜はまだ蕾で、連休の後半あたりには開花するだろう。
庭の雑草も、数日見ぬ間に目立って伸び、沿道の風景もすっかり春模様になっていた。