名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

大晦日

2014年12月31日 | 暮らし

↑ 今朝の納屋橋

朝からの青空は、午後遅くになって雲が厚くなり、
風も冷たくなった。

天気予報は低気圧の接近で、元旦は平地でも
雪が降ると言っていた。

日差しのある間に、洗車をしたり窓ガラス拭きや、
障子の張り替えをした。



一段落したところで、仕掛り中の薬師如来像を
少し彫り、ストラップ用の護法神も3体彫った。



2014年も平穏に過ぎていくが、今日で
終わると思うと、感慨もひとしおだ。

来年のことは分からないが、ありきたりでも、
幸せを感じられる日々を送りたいと思う。

それでは、皆さんも良い年をお迎えください。

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仏壇と神棚の掃除

2014年12月30日 | 暮らし

↑ 名鉄百貨店

朝一番で仏壇と神棚の掃除をした。



仏具や位牌などを出して、毛ばたきで埃を払い、
クロスで汚れを拭き取り、線香立てやおりんなどは、
金属磨きでぴかぴかにした。



御本尊や位牌を元の位置に納め、
神棚に取り掛かった。

神棚は仏壇ほど装飾がないし、
神具も簡素な造りなので掃除が楽だ。

古いお札や絵馬などは、年が改まってから
神社にお返しをする。

盆と正月を迎える定例行事が終わって、
気分も改まった。



突然ヘリの爆音がしたので、何事かと思って
空を見上げたら、何機も旋回をしていた。

名古屋駅方面で薄っすらと煙が上がり、
興奮したカワウの群れが、ヘリと一緒に旋回していた。



名鉄百貨店の屋上から出火し、エレベーターや
エスカレーターが止まり、店内は騒然としたようだ。
程なく鎮火し、人身事故に至らなかったのは何よりだ。
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年の瀬の風景

2014年12月29日 | 雑感


雨が上がるのを待って、お墓参りと墓石の掃除をしてきた。
住職一家も総出で、迎春準備の大掃除で大わらわだ。



年の瀬の行事を一つこなして栄に出たら、
雨上がりの街は人で溢れていた。



地下街やデパートは、人混みの熱気で暑いくらいだったが、
外の冷気が心地よく感じる。



街も店もクリスマスから、すっかり迎春モードに
変わっていた。



つい先日まで主役だったサンタや、モミの木が
姿を消し、羊や門松があちこちで目につくようになった。



時間と変わり身の早さに戸惑うが、多文化のお陰で、
多彩な年の瀬風景を楽しめる。
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お家忘年会

2014年12月28日 | 暮らし

↑ 白川公園

今日は娘三家族が全員集合し、我が家が14人にふくらんだ。
二人だけの静かな生活が一変して、久し振りに賑やかになった。

それぞれが、グループを作って外出するが、
昼と夜は食事に帰ってくる。

食事係りのおかあさんは、準備に大わらわだが、
外食で周りのお客に気を使うよりは、家の方が安気で良いという。

孫は幼稚園から高1まで、男女3人ずついるが、元気盛りの男の子は
所かまわず走り回るので、ご馳走を前にヒヤヒヤしていては食べた気がしない。

全員揃った時のメニューは、鍋や丼物が定番になっている。
今夜は、はリクエストの多い「しゃぶしゃぶ」にした。

二つの鍋に、大人はちょっと奮発して飛騨牛を、
食べ盛りの子供たちは飛騨豚で、共通の食材にブリを
用意したが、主の思惑通りにはいかず、箸先はあちこちに乱れ飛ぶ。

付き合い忘年会は、めっきり減ったが、
もうしばらくは孫たちが付き合ってくれそう。
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ミニ忘年会

2014年12月27日 | 暮らし


今日も朝から快晴で、先週の大雪以来、
好天が続いている。



日向で小刀や鑿を研いでいたが、
汗ばむほどだった。



切れ味の良くなった道具を使って、先輩から
教わった方法で、薬師如来の荒取りをした。

型紙を材料に当てて寸法を取り、鋸と鑿で
大まかに彫っていく。

たっぷり時間があるので、年明けの稽古日までに
仏様らしい姿が現れるといいのだが・・・



先週から滞在中の長女一家に、次女の家族が加わり
だんだん賑やかになってきた。

今朝早く、孫を連れて柳橋中央市場へ食材の仕入れに
行ってきたが、それほどの混雑はなかった。



大人用の酒の肴と、子供用のちらし寿司を作り、
夕食はミニ忘年会になったが、明日は全員集合の、
忘年会本番が待っている。
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年の瀬に思う

2014年12月26日 | 雑感

↑ 今朝散歩した猪高緑地

今年も余すところあと6日。
明日から休みになる人も多く、わが家も
年末年始モードが色濃くなってきた。

12月に身内に不幸があったので、正月の
お祝い事を、どうしようかと迷っている。

一般的には、正月飾りやお節料理、初詣など、
晴れがましいことは、慎むこととされている。
「お年玉」すら控えるという習わしもあるようだ。

出費が減ってありがたいことだが、わが家で
実行したら、大ブーイングが起こりそうだ。

年賀状も出さないで、喪中の通知が慣例になっている。
12月15日に年賀状の受付が始まるので、欠礼のハガキは
それ以前に届くように出さなければならない。

わが家はそれ以降だったので、年賀状は一部投函してしまったし、
欠礼ハガキも出せない。
郵便局に頼めば、手数料を払って配達を中止して貰えるが、
そのままにした。

「喪中」の習わしやしきたりは様々だが、時代とともに
変わっていくし、世の中には陋習にとらわれて、
窮屈を強いられることが結構多い。

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円空彫刻・稽古納め

2014年12月25日 | 趣味


今頃は夜明けが遅く、高層ビルが朝日に
染まる頃に、ようやく辺りが明るくなる。



「鳥久」の出火から一ヶ月以上経ち、
ようやく焼け跡の撤去が始まった。


↑ 11月22日撮影

ほぼ全焼なので、解体の手間も無く、
残骸が廃棄物運搬車で運ばれていく。

通るたびに気になっていた焼け跡が、
年内にはすっきりすることだろう。



荒子観音寺の円空彫刻教室は、
今日で年内の稽古が終わる。

休み中に取り掛かる、薬師如来坐像の彫り方を、
先輩の自宅に寄って教わってきた。

彫り方は色々あるが、今は先輩たちに聞きまくって、
その良いところを真似している。



今日は、アクリルシートに模写し、それを
材料に当てながら彫る方法を教わった。

直接材料に描いていたが、彫り進んで線が消えても、
型を当てればいいので、描きなおす必要がない。

いずれ自分の味を出したいが、当分は
文字通りの模刻で腕を上げたい。
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イワシの丸干し

2014年12月24日 | 暮らし


朝焼けの中を、柳橋中央市場へ行ってきた。



まだ一般の買い物客は少なく、業者がほとんどだった。
27日から31日まで、恒例の「歳末大売り出し」が
開催されるが、一般の買い物客で大混雑する。



今から正月用の仕入れは早すぎるので、
干物用のイワシを買ってきた。

塩水に1時間ほど漬けて、半日ほど寒風にさらせば、
旨い一夜干しができる。

最近は、丸干しと味噌汁ていどの食事 が、
ご馳走に思えるようになった。



冬休みをわが家で過ごす第一陣がやって来た。
飛騨の山里にいた頃は、孫たちと雪遊びや露天風呂を
楽しんだが、今はおかあさんが主役で、街へ連れ出して楽しんでいる。

近くに住む孫たちも、入れ替わり立ち替わりやってくるが、
一緒に遊ぶ時間が年々少なくなっていく。
体力の衰えもあるが、遊びの内容が変わったことも大きいようだ。
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牧野が池緑地の散策

2014年12月23日 | 歩く


久し振りに、牧野が池緑地を歩いてきたが、
寒波もいくらか緩み、陽射しが心地よかった。



池には鴨などの水鳥がたくさん集まり、
相変わらず賑やかだ。



森は秋と冬が同居し、すっかり葉を落とした木の脇で、
名残の紅葉や柿の実も残っている。





雑木林を分け入った奥に、羽白美衣龍神社がある。



この地の主の龍が、ゴルフ場開発で棲み家を
追われることになった。



祟りを恐れた御嶽教の行者が、龍神を祀る
社を建立したと言われている。

掃除をしたり花を供える人も見かけるが、
今日は新しい注連縄が飾られていた。



街はクリスマスと迎春モードになっているが、
小さな社もお正月を迎える準備が整っていた。

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どこでどんな死に方を?

2014年12月22日 | 雑感


昨今の日常会話で、「無駄な延命はして欲しくない」
「病院でなく家で死にたい」などはよく聞くし、
尊厳死に関する情報も多く飛び交っている。

終末期医療に関しても、管に繋がれた姿で命を
終えたくないと思う人も多い。



病人も家族も藁にもすがる思いで、苦痛を和らげ、
命を伸ばすための処置を求める。



兄の場合も、病は連続性を持って進んで行き、
その都度医師は治療法を提案し、承諾を得て進めていく。

先の望みが薄れていく中で、過酷な検査や処置は
避けたいと思うが、中断することは死につながる。

日夜看病をしてきた兄嫁の、生への思いは強く、
断片的に病状を知り、漠然と尊厳死を考える者とは、
大きな相違があった。



生から死への過程で、治療法を医師から問われれば、
死を早める選択はできないし、医師も一旦装着した
生命維持装置を外すことはしない。

その結果、回復の見込みの少ない体に、胃ろうや
気管に呼吸器が取り付けられ、意思の疎通が
出来ないままに息を引き取った。



尊厳死の定義が定まらない中で、法制化の動きも出てきた。
かつて、麻生さんが「さっさと死ねる社会・・・」で
物議を醸したが、一理ある言いぐさも、国の医療費削減策が
見え隠れするようでは、理解は得られない。

昔は、大部分が自宅で看取られていたが、今は
80%が病院で亡くなっている。
医療施設の充実もあるが、介護できる家族が
いないとか、仕事があって介護出来ない家庭事情が
最大の理由のようだ。

その一方で、かつて経験したことのないような
「多死時代」が、到来すると言われている。

介護型の病院が減らされ、大病院は緊急性の高い
患者を優先し、慢性的な高齢者の受け入れが難しくなる。

病院でも自宅でも、死ねない人たちが増えていくと
言うが、尊厳のある死を選ぶ難しさを痛感しながら、
寒い日々を過ごした。
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涙雨

2014年12月16日 | 雑感


朝から氷雨が降っている。
今夜から爆弾低気圧が、今シーズン最強の
寒気を連れてやってくるようだ。

台風並みの暴風に雪が加わり、
北日本や日本海側は大雪になりそうだ。

都合により、数日間ブログの投稿を休みます。
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中華料理店で忘年会

2014年12月15日 | 交友


寒気は少し緩んだようだが、
冷たい風が落ち葉を舞い上げている。



学生時代の仲間と、名駅の「涵梅舫」で、
昼の忘年会をした。



名鉄グランドホテル18階にある店は眺望も良く、
名物の北京宮廷料理もうまかった。



10品が次々とテーブルに運ばれるので、
日頃の悪い癖が出て、余さず食べ尽くした。

体を使わない身には、食べ過ぎとは思うのだが、
気のおけない仲間との歓談が、つい箸を進める。

病気療養中の仲間も、久しぶりに顔を見せてくれた。
思ったより元気そうで、逆に励まされるような
場面もあって、少しばかり安堵した。

この歳になれば、病んでいようがいまいが、
さほどの変わりはないと思ったりした。
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五色園・浅野祥雲コンクリート像その4

2014年12月14日 | 趣味


12月9日に訪れた、五色園コンクリート像の4回目は、
「鹿ケ谷鈴虫松虫の剃髪得度」のシーンから始まります。


↑ 二人を出迎える

後鳥羽上皇の寵愛を受けた鈴虫と松虫が、
法然の弟子の感化で、剃髪して尼になった。



それを怒った上皇は、法然と親鸞を流罪にし、
弟子の僧二人を六条河原で斬首となった。




↑ 上皇好みの美形

次は「川越の名号」のシーンへ移ります。



親鸞聖人は、流罪勅免の使いに会うため、草庵を出て国府に向かった。
途中雪に見舞われ、宿を借りた家の夫婦に、
仏の教えを説いたところ、熱心な念仏信者となった。





親鸞が発ったあと、名残惜しさに形見を求めたところ、
川向こうにいた聖人が空中に名号を書いた。

不思議なことに、対岸で女がかざした紙には、
南無阿弥陀仏と書かれていた。

「御田植え」のシーン



親鸞が念仏布教の道すがら、一心不乱に
田植えに励む村人に出会った。



一緒に田植えをしながら、念仏の楽しさを教えようと泥田に入った。



初めは戸惑っていた村人達も、声を揃えて南無阿弥陀佛を唱え始めた。

「日野左衛門・門前石枕」のシーン



布教途中の親鸞が、金貸しで悪人の日野左衛門に、
一夜の宿を求めたが無下に断られた。



やむなく雪を避けて、軒先で一夜を過ごした。





夜半、左衛門の夢枕に現れた観音菩薩に非を諌められ、
親鸞に詫び家に招き入れた。

親鸞から教えを受け、弟子となった左衛門は、念仏道場枕石寺を作った。

↑ 霊園前のコンクリ像はお化粧直しが施されていた

見落とした像や由縁が分からない像もあり、
後日調べるか再訪してアップします。
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荒子観音寺の円空仏

2014年12月13日 | 趣味


今日は荒子観音寺で、一日を過ごしたが、
週末寒波が接近中で、風が冷たく日陰に居ると底冷えがした。

第二土曜日は午後1時から4時まで、円空仏の
公開日になっていて、「円空彫刻木っ端の会」が、
参拝者の案内や体験教室の指導をしている


↑ 奥の本坊が拝観所

暮れの拝観日で、ツアー客や団体はなかったが、
個人やグループは切れ目なく訪れていた。



ベテラン会員が拝観者に、円空の人となりや
仏像の解説をし、希望者に円空彫りの手ほどきもする。

その手伝いをしているが、そばで話を聞いたり、
体験教室の指導を見ているだけで、何かと得ることが多い。



午前中は境内の教室を借りて、阿弥陀如来坐像の練習をした。
この日は自由練習日なので、ベテランの会員から
手取り足取り教わることが出来る。



何とか、手本に近い如来像を彫りたいのだが・・・




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納屋橋界隈

2014年12月12日 | 雑感


納屋橋東地区の再開発工事が始まり、古い建物が取り壊されていく。





古くは映画館やスケートリング、ボーリング場
などで賑わっていたが、急激な時代の変化に対応できず寂れていた。


↑ 再開発組合HPより転載

再開発の概要は、高層マンションと商業棟が建設され、
ユニーの出店も決まっている。

近くでは御園座が、劇場とマンションの一体型高層ビルを
建築中で、この地区でも都心回帰に拍車がかかりそうだ。



堀川を挟んで対岸にある、鳥久火災跡は
依然そのままで、歩道も堀川沿いの遊歩道も利用できない。



四季桜が満開を迎えたが、人影は見当たらない。



納屋橋の北東角に、国の登録有形文化財「旧加藤商会ビル」がある。
シャム領事館があった縁で、今はタイ料理店があり、
地下1階は「堀川ギャ ラリー」で、堀川の情報などを発信している。



来年の1月4日まで、「堀川歴史と文化の探索」原画・写真展が
開催中で、堀川の古い絵図や写真などが展示されていた。

納屋橋界隈100年の変化も大きいが、
2年後には、どんな姿を見せてくれるのだろうか。
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