Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

フェルメール

2007年10月21日 | Weblog
10/20
近所の女子大学の学園祭に行く。なぜかはいまは言えない。昼頃に行って、二時くらいに出たのだが、次第に男子たちの群れが増えていく。みんなキメキメで、いまどきの鋭角の逆三角形の中に顔がある系の髪型の子たちばかり。ナンパというか、女子学生に会いに来たのだろうけれど(知り合いのあるなしに個人差はあろう)、ぼくはこんなべたな事出来なかったナー、すごいなーと。男子、みんな頬が紅潮してるし。その後、六本木にフェルメールを見に行く。やっばりフェルメールは、他の同時代の風俗画と質が違う気がした。展示の仕方に踊らされている面は多少あるだろうけれど。ささやかな物語を描く、のはどの絵でもやっているわけだけれど、その物語が展開する空間を描こうとしているのはフェルメールだけだ。光を劇的な効果としてのみならず「光」そのものとして描いているというか。

10/21
テレビ到着。音がなかなかに悪い。高音しか出ないスピーカーなのか。画像もぶれてたりして。リモコンの電池があまりみかけたことないデザインだったので、あれっと見ると「Made in Indonesia」。インドネシアに電池会社があったとは、、、と、あらためてテレビのブランドを見るとこれも全然知らない名前、で、マレーシアが原産国と。こ、これは。アジアの低所得者と連帯している気分になる。