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「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

藤田博史『人形愛の精神分析』

2007年11月27日 | Weblog
11/26
多摩美講義。ロバート・スミッソン。

講義後、新宿方面へ。時間があるので、念願だった神田巡りをする。かげろう文庫に以前行った時、その品揃えに感動したので、再訪するタイミングを心待ちにしていたのだった。今回は、写真に関する資料を集める。あとは、名前を忘れてしまったが、いつも行く明大脇の古書店で、藤田博史『人形愛の精神分析』とルイス・キャロルの子どもたちに書いたラブレター集(『少女たちへの手紙』)、などを買う。藤田の本は、鈴木晶との対談が所収してあり、そこでダンスの話をしている。知らなかった。こういう不意の出来事があるから、古書店巡りは大事なのだ。その後、四谷で研究会。スタインバーグ『他の批評基準』を読む。帰りは、早稲田の油そばの店で夕食。

「畳delicacy」のこと、wonderlandに書きました。ご一読下さい。

あと、五反田団+演劇計画2007「生きてるものはいないのか」クロスレビューをいま、ちゃんと読んでみたんですが、面白い(笑)ですねー。自分が書いてて手前味噌ですが、これは素晴らしい発明ですよ!こんなに書き手によって感想が違う。見てない人でも、充分に読んで楽しいはず。今後、思いも掛けない書き手の乱入も楽しみ(だって、どんなひとの400字も基本受け付けているのですよ)!

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