Blog: Sato Site on the Web Side

「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

I日記

2010年09月27日 | I日記
今日は大学、午後、自分の研究とは関係のない論文を読み続けている。午前中は、この1年くらいの「CanCam」の変遷について雑誌を分析していた。すごいです。今月のコーディネイトのページでは、主人公の女の子は、会社が外資にのっとられてしまいました!にもかかわらず、さすがCanCamガール、上司に気に入られ見事キャリアアップに成功してます。その後、ついでに「S Cawaii!」の最新号も読んだのだけれど、10周年の特集号、最初期のあの輝くような異質性はもうなくなっていて「ゆるエロ」がいまは「ゆるカジ」になって、いまのキーワードは「大人め」。なんだか、この10年の間にどんどん力を失っていった日本をそのまま映したみたいだ、なんて思ってしまった。CanCamが呈示するようなハッピー・パワーは、いまとても貴重だな。最近、こうしたこととかもまた、学生に不人気だということもあり、一層「CanCam」を応援したい気持ちになってしまう。

Iが大人になる20年後は、この国はどうなっているのだろう。

そうとうタフじゃないと。

Iは最近、夜泣きがはげしい。「夜泣き」といっても、涙を流して泣くというよりは、「遠吠え」にちょっと似ていて、ともかく大きな声を「あーあー」と出して際限がない。妻によれば、それは新しいことを覚えるときに出るらしく、脳が新しい段階に自分をアップデートする音なのかもしれない。赤ちゃんらしい「ばーぶー」みたいな声が出るようになってきた。とてもかわいい。寒くなり、暖かくするのに着ぐるみみたいなもこもこしたものを着るようになって、これまたかわいい。指でモノをはじくのがとても上手。離乳食にがっつくようになった。最近、新宿で託児所に預けたら、「もう少し、人前に出すようにして下さい」と保母さんに怒られてしまった。甘えん坊の内弁慶。人見知りもそろそろか。

最新の画像もっと見る