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「幻滅のたびに甦る期待はすべて、未来論の一章を示唆する。」(Novalis)

「ヴィデオを待ちながら」

2009年03月08日 | 美術
「ヴィデオを待ちながら 映像、60年代から今日へ」が、3/31-6/7にかけて国立近代美術館で行われます。5/23(14:00-15:30)には、「映されたパフォーマンスする身体 60-70年代のダンスと美術」というタイトル(仮題)で、90分のレクチャーをすることとなりました。まだ先の話ですが、どうぞよろしくお願いします。ぼくを除くレクチャラーのメンツがみなさんとても素晴らしいのです。乞うご期待。
この展覧会自体とても刺激的なものになる予感がします。ヴィト・アコンチやリチャード・セラ、ナウマン、スミッソン、、、というチョイスはもちろんのこと、日本の作家達のラインナップもいいです。とくに小林耕平、泉太郎は、いいですよ!泉さんのことは何度かここで紹介していますが、小林さんもきわめてユニークな作品を制作している作家で、二月のWE DANCEで、神村恵公演のアフター・トークのスピーカーになってくれていましたが、もっと注目されていい存在です。美術の界隈では十分メジャーな人気者なんですけれど。どちらの作品もぼくにとっては、ダンスという観点から十分味わえるものなのです。そして、とてもユーモラスでかわいいのです。

昨日(3/7)は、学内の何人かの有志の学生を呼んで研究会(KAT:K先生と楽しくArtについてTalkする会)を自宅で行った。パリへ旅行した話をする学生、チルチル座を紹介する学生、古谷実『ヒミズ』を紹介する学生、三村京子を紹介する学生、「オネエ★mans」が気になると分析をする学生。どの話も面白くてぼくはただ話を聞くばかりでとても勉強になった。つい、学生を「~先生」と呼んでしまう。その後、山海塾『金柑少年』へ(東京芸術劇場中ホール)。横浜の大橋可也&ダンサーズ公演は、見ることが出来なかった(残念、大橋さんごめん)。三月の公演ラッシュは尋常ではない。にっちもさっちも。

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