ASTRでは、組織をフックするということが大切です。
「フック」という特別なことばをつくると、ナゼかそれがひとり歩きをして秘技だとか秘伝だとか、何やら大そうになることもよくある話ですが、そんなことはぜんぜんありません
ちょっとした工夫とか、アイデアといったところです
テキストにもあるとおり、フックとは「組織に対して、圧迫を加えたまま横方向(あるいは縦方向)へ牽引し、予備的な伸張刺激を与えた状態」です。
でも、この表現ではちょっとムズカシイという方もいらっしゃいます
そこで、下にイラストで表してみました
フックはこのように、圧迫+横すべり(点線矢印)から成り立っています。
まず、組織に対して圧迫を加え、制限に触れて抵抗を感じたところで横すべりして牽引するという感じです
その結果、合力は実線矢印の角度にかかっていることになります。
この角度が鋭角か鈍角かによって、フックの強さなり、刺激の深さが変わるというのが前回の記事の内容でしたね。
どうでしょうか?イラストにしたら、分かりやすくなったでしょうか
ところで、こんな話をすると「これは引っ掛ける(Fook)というよりは、押し伸ばしているんじゃないの?」なんてことをおっしゃる方がいるかもしれません。
それには、こんないきさつがあるんです
ASTRという名前もできる前のことでした。
共著者の松本先生と、この新しいテクニックについて大胸筋のセルフASTRをモデルにして、いろいろと話しをしていました。
大胸筋のセルフASTRでは、示~小指までの四指を曲げて起始側に向かって引っ掛けるようにして使います。
この状態が、Fookということばにピッタリなので、フックと呼ぶことにしました
フックを全身のあらゆるところに用いると、押すこともあれば引くこともあるのですが、ややこしくなるので統一しています。
そして、「フックポジション」の前後をそれぞれ「プレポジション」・「ストレッチポジション」として、3ステップに整理することでより伝えやすくなるのではないか、ということで現在のかたちになったわけです。
できてしまえば、ことばだけが表に現れますが、それが生み出されるまでにはいろいろなエピソードがあるものですね
ちょっとしたこぼれ話でした
「フック」という特別なことばをつくると、ナゼかそれがひとり歩きをして秘技だとか秘伝だとか、何やら大そうになることもよくある話ですが、そんなことはぜんぜんありません
ちょっとした工夫とか、アイデアといったところです
テキストにもあるとおり、フックとは「組織に対して、圧迫を加えたまま横方向(あるいは縦方向)へ牽引し、予備的な伸張刺激を与えた状態」です。
でも、この表現ではちょっとムズカシイという方もいらっしゃいます
そこで、下にイラストで表してみました
フックはこのように、圧迫+横すべり(点線矢印)から成り立っています。
まず、組織に対して圧迫を加え、制限に触れて抵抗を感じたところで横すべりして牽引するという感じです
その結果、合力は実線矢印の角度にかかっていることになります。
この角度が鋭角か鈍角かによって、フックの強さなり、刺激の深さが変わるというのが前回の記事の内容でしたね。
どうでしょうか?イラストにしたら、分かりやすくなったでしょうか
ところで、こんな話をすると「これは引っ掛ける(Fook)というよりは、押し伸ばしているんじゃないの?」なんてことをおっしゃる方がいるかもしれません。
それには、こんないきさつがあるんです
ASTRという名前もできる前のことでした。
共著者の松本先生と、この新しいテクニックについて大胸筋のセルフASTRをモデルにして、いろいろと話しをしていました。
大胸筋のセルフASTRでは、示~小指までの四指を曲げて起始側に向かって引っ掛けるようにして使います。
この状態が、Fookということばにピッタリなので、フックと呼ぶことにしました
フックを全身のあらゆるところに用いると、押すこともあれば引くこともあるのですが、ややこしくなるので統一しています。
そして、「フックポジション」の前後をそれぞれ「プレポジション」・「ストレッチポジション」として、3ステップに整理することでより伝えやすくなるのではないか、ということで現在のかたちになったわけです。
できてしまえば、ことばだけが表に現れますが、それが生み出されるまでにはいろいろなエピソードがあるものですね
ちょっとしたこぼれ話でした
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