夜は消える

昼夜逆転生活をしているときは、夜のお散歩が楽しみでもあります。
静かで車も人も少なく、ときには公園でタヌキの兄弟に出くわしたりして、
もうひとつ先のコンビニまで歩こうかなとか、ほんとに好きなんです。

最近、家の周りの街灯がLEDに交換されました。
防犯や省エネなどわかりますが、夜の散歩好きにはギラギラと眩しすぎます。
車のライトの眩しさも閉口ですが、どうにかならないものですかね、あの白い光。
ひとつの街灯は小さなLEDがいくつも連なっているので（うちの周りの街灯だけ？）、木々の落とす影がゲジゲジのようなムカデのような気持ち悪いものになっています。
光源を視界に入れないように下を向いて歩いていると、このゲジゲジムカデが風に揺られてうごめいて背筋が「ぞぞっ」とします。

紫外線が少ないからか、虫が寄ってこないのも何となく違和感を覚えます。
光に集まる蛾を狙うコウモリという画が当り前に刷り込まれているからでしょうか。
これこそ風情だと……とくに美しい画だと思うのですがねぇ。

近い将来、「○×県▽□市の辺鄙村に残された日本唯一の白熱電球を使った街灯が人気を博しています」なんてニュースが流れて蛾以上に集まる人だかりの映像を見ることになるかもね～！

ps:気が向いたときにしか更新されないブログですが最近アクセスが多いです。顔は見えませんが、足しげく通っていただき嬉し恥ずかし感謝です～。