対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第37期天元戦第2局

2011-11-08 21:15:15 | 雑談
第37期天元戦第2局は挑戦者の井山プロの勝ち

これで井山プロの2連勝で結城プロは早くもカド番。
結城プロは結婚して落ち着いてきたものの、
やはりポッキリ折れちゃうようなところが残っているから、
ここからの逆転防衛は至難だろうか?
画伯のために踏ん張って欲しいけれど…。



第1局目の結城プロは大模様のド真ん中から動き出され、
あっさりシノがれての敗戦。
まぁこれは素人考えで、結城プロには
ある程度折込済みの展開だったのかもしれないが、
私だったら「やってられっけぇ」という気持ちになりますな。



その反動ではないと思うけれど本局では、
結城プロが左上の大ケイマにしまっているところに黒のカカリ。
そして三々にフリかわった石をアッサリ生かして、
しかも後手を引くという、およそらしくない展開。



さらに局面進んで黒△と双方の模様の接点に
黒が着手してきたところに、白△とは…。
下辺をうければむしろ黒の模様が固まるし、
ここの憂いを断っておけば黒模様に思い切って入っていける
…という理屈はわかる。

確かにこれで勝てば
「結城プロも落ち着いて打てるようになったなぁ」
と感じたのだろうけれど、実際は地味なヨセ合いになり、
ピッタリ半目負け。

うーん…。
あの「わかっていても戦いに引きずり込まれてしまう」という、
暴力的な碁はどこにいってしまったのだろう?

無茶苦茶やってストレート負けというのも見たくはないが、
もう少し(私が勝手に思い込んでいる?)結城プロらしい碁がみたいと思う。