スポーツ観戦は結構好きだが、特にサッカー観戦だと応援しながら、
「何故、そこで集中力を切らすんだ！」
とか口についてしまうことが良くある。
プロ競技の場合、観客に色々言われるのは致し方ないこと。
けれど、この暑い中、囲碁を打っていると
「スポーツ選手が集中を切らさないというのは実は大変なのかもしれない」
とふと考えてしまった。
体を動かしている方が、こうしてジッと思考を重ねていく作業よりは集中が楽な気がするが、ことサッカーの場合、一瞬一瞬で状況が大きく変化するという意味では、囲碁並みに集中を持続させなければならない。
90分走りまわっていれば、フッと大事な場面で集中力が途切れることもあろう。
私は選手に辛い事を要求していたのだな。
私もこのブログで反省を書くのすらちょっと億劫。
反省。
今回紹介するのは結構楽しめた一局。
2子局、白番、コミ3目半。
序中盤は面倒だから特に触れない。
まぁ、白21で左下の小ケイマに裾からかかっていくような感じが良かったのかなとは思うが。
白55も同様。
この辺の技が足りないので、新しく習得しなければ。
それでも白87まで中央に白地が少なからず出来て、
「上辺は大きいけど、意外に勝負になっているのでは？」
という手ごたえは感じていた。
しかし厳しいヨセ合いに身が慣れていない哀しさ、白205が逸機。
ここは左上208（A）に食い込む方が大きく、それならば白が盤面でジゴ以上に持ち込めていたようである。
しかし対局中は手拍子で受けて、対局後に調べ直すまで気づかなかった。
甘い。
白211も212に押さえれば得。
こんな手はありませんな。
そして白227。
「怖い方からハネツごう」
ということで打ったのに。
白231は何たることぞ。
というのは、この対局が1目半負けに終わったから。
黒も260という不要な手入れをしているので微妙だが、黒250も逆ヨセだし、ここが無かったらあるいは勝っていたかも知れない。
まぁ、2子置かせて1目半なら白としてはそれなりに満足感が対局後はあったのだけど、やはりいろいろ検討しているうちにヨセでひっくり返せたとわかって後悔の念が強くなってきた。
またしても10級はおあずけ。
(;GM[1]FF[1]SZ[19]
AB[dp][pd]
;W[qp];B[dc];W[de];B[ce];W[cf];B[cd];W[dg];B[fc];W[ck];B[cn]
;W[qf];B[nc];W[pj];B[oq];W[lp];B[oo];W[pn];B[qr];W[on];B[no]
;W[iq];B[fq];W[mq];B[qq];W[pp];B[nq];W[rq];B[po];W[qo];B[rr]
;W[ro];B[sq];W[sp];B[mr];W[sr];B[lq];W[mp];B[kq];W[kp];B[jp]
;W[jq];B[lr];W[jo];B[dj];W[ip];B[cj];W[dl];B[fj];W[gf];B[hd]
;W[lc];B[ch];W[bf];B[jd];W[qc];B[qd];W[rd];B[re];W[rc];B[qe]
;W[ob];B[nb];W[oc];B[od];W[pc];B[md];W[bi];B[bj];W[bh];B[dh]
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プロ競技の場合、観客に色々言われるのは致し方ないこと。
けれど、この暑い中、囲碁を打っていると
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