ちょっと前の話になるけれど、
コンピューター囲碁ソフトが武宮プロに5子と4子で連勝したそうで。
4子で勝ったというのが微妙なところで、
安定して勝てる(4子なら負けない)ならば
県代表クラスと同等ぐらいと思うが、
4子で「勝てるかも知れない」ならばまだまだ。
ただ5子で名人に勝てれば江戸時代では、
プロアマ区別なしの初段だったと思うので、
思った以上に進歩していていると感じる。
普通の碁会所の高段者クラスは十分にあるのでしょうな。
丁度10年ぐらい前に将棋ソフトがその辺りの棋力だった記憶があるので、
これから10年の間に「bonanza」の登場のようなパラダイムシフトが起これば、
あるいは現在の将棋と同じような立場に立たされるかもしれない。
その時にプロはただ敗れ去るのか、
あるいはそれを囲碁界の起爆剤に転化するのか。
棋界は今から少し考えておいた方がいいのかもしれない。
「まだまだ大丈夫」
なんていっていると、また現在のような「失われた時」の二の舞になるかも。
いっそのことそういうソフトを開発に強力して中韓の棋士にぶつける…
…というのは、あまりにも「イヤな目」すぎる邪悪な思考でしょうね。
し、失礼しました!
コンピューター囲碁ソフトが武宮プロに5子と4子で連勝したそうで。
4子で勝ったというのが微妙なところで、
安定して勝てる(4子なら負けない)ならば
県代表クラスと同等ぐらいと思うが、
4子で「勝てるかも知れない」ならばまだまだ。
ただ5子で名人に勝てれば江戸時代では、
プロアマ区別なしの初段だったと思うので、
思った以上に進歩していていると感じる。
普通の碁会所の高段者クラスは十分にあるのでしょうな。
丁度10年ぐらい前に将棋ソフトがその辺りの棋力だった記憶があるので、
これから10年の間に「bonanza」の登場のようなパラダイムシフトが起これば、
あるいは現在の将棋と同じような立場に立たされるかもしれない。
その時にプロはただ敗れ去るのか、
あるいはそれを囲碁界の起爆剤に転化するのか。
棋界は今から少し考えておいた方がいいのかもしれない。
「まだまだ大丈夫」
なんていっていると、また現在のような「失われた時」の二の舞になるかも。
いっそのことそういうソフトを開発に強力して中韓の棋士にぶつける…
…というのは、あまりにも「イヤな目」すぎる邪悪な思考でしょうね。
し、失礼しました!
タイトルにぜんぜん関係ないんですが。
棋書に大変お詳しそうなので質問させてください。
梶原先生の本が大変よいと高段の方に先日聞きました。
その中で、「石の方向」が良いと聞いたのですが、、、「石の方向」ってどんな本ですか?
よかったらおしえてください。また、「石の方向に強くなる」とはまた別の本なのでしょうか?
私が棋書沼にハマってしまった原因でもあります。
(将棋で懲りていたので、そうならないつもりだったのですが…)
当然、「石の方向」も持っていますが、
この本はいうなれば「梶原流布石論」ですね。
序盤の一手一手をどう打つべきか、
「星が泣いている」「2の手が敗着だった」などの章題に象徴されるように、
独特の理論が展開されます。
現在ではあまりみられない外回りの布石や、
一手一手を厳しく打つのが特徴。
一方「石の方向に強くなる」は「石の方向」と別物でして、
こちらは比較的普通の布石問題集(次の一手)です。
「石の方向」が名著の誉れが高いのは、
いかにも梶原先生しか書けない布石論が展開されているからで、
確かに読んでいて面白いのですが、
万人に「大変良い」「役に立つ」かどうかは微妙なところ。
地取り一辺倒の人や布石が適当な人が、
「こういう世界があるのか」
と開眼させられる効果は抜群ですが、
あまり金科玉条の如くとらえると、かえって逆効果の可能性もあります。
尤もこれはどの棋書に関してもそうですが。
例えば「加藤(正夫)vs梶原」戦の解説が収録されていますが、
その序盤の評価が後に発売された「怒涛の譜」と180度違っていたりします。
どちらが「正しい」とは誰も断言はできないでしょうが。
尤も優れた棋書であるのは間違いないので、
碁に対する視野を広げてみたいならば、是非読んでみてください。
GOさんのブログは面白いのでいつも楽しみにしております。ネット碁初段目指して頑張ります。
ありがとうございました。
自分の知識を伝えるくらいしか取り柄がありませんから(笑)。
何か参考になれば幸いです。