対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

碁敵にあと一歩

2005-12-06 22:03:06 | 棋譜
victorさんとの一戦。

先番、逆コミ3目半。

白16までは前回のvictorさんとの対局と全く同じ。
続けて同じように打てば、victorさんも追随してきたと思いますが、何となく普通に打ちたくなくて黒17と足を伸ばしてみました。
ちなみに本局は
「長い碁だと、疲れているので寝てしまうかも知れません」
とvictorさんに釘を刺されて(?)いたので、25手12分にも関わらず、結構ポンポン打ってしまいました。
昨日掲載の対局の直後なので、頭に血がのぼっていた影響もあるでしょう。
黒45までのワカれは黒悪くないと思っていたのですが…。

白46にはすぐ受けずに、66にツゲば、これが左上隅に利いていたように思います。
それならば白62からの惨状もかったでしょう。
もっとも実戦ではここに全く目がいかなかったので、何をかいわんやですが。
まずこれが反省の第一。

黒49は梶原武雄先生の本によれば、
「ユルみ」なのだそうです。
一応48の石を包囲はできるのですが、包囲しても策動の余地があるので包囲の喜びがないということでした。

黒53は54の側からアテて傷を作るべきですか。
実戦でも迷ったのですが、
「棒にツガせてまとめて面倒みます」
という感じで、黒53と打ったのですがやはり無理気味でした。

白70はvictorさん得意の手。
ただ本譜はまだ左右に随分余裕があるのだがら、普通にかかっても良いと私は思うのですが…。

形勢芳しからずとみて、黒83と頑張る。
対して白90は上手の余裕と言う感じですが、そこからポンポン逃げた形はどうなんですかね。
少なくとも左辺にちょっとした地が出来て、投げるタイミングは随分遅れたと私は感じていました。

白112に黒113からの反発も成功。
この辺り、victorさんは相当楽観していたと思われます。

白130には受けなくてはいけませんでした。
上辺、左側の石の眼形を失念していました。

黒151も152にツグのを怠ってはいけません。
考えたのですが、変なところで手を抜いているのが目立ちます。

白170となっては、
「ダメかな」
と思いましたが、詳細な形勢判断をしている間もないので打ち続けました。

白226からのコウの折衷が気になるところです。
最後、白288と289のフリカワリは白が得したように思えないのですが、どうなんでしょうか?
黒は石を取られた以外にも、上辺中央へのヨセを打てなかったこともあるので、コウを解消されたのは小さいとは言えないのですが。
またこのフリカワリなら、黒287のコウ立て以前に、上辺中央への利きを行使すべきでした。
遡って、黒267では268の方をツグべきだったかもしれません。

作ってみれば4目半負け。
victorさんは
「もっと良いかと思っていた」
と仰っていましたが、私も同感。
ただ作って比較的僅差までもっていけたので、「次こそは」という気持ちも出てきました。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
;B[pd];W[dd];B[pq];W[dq];B[do];W[fq];B[cq];W[cp];B[dp];W[bq]
;B[cr];W[dr];B[co];W[bp];B[bo];W[br];B[cf];W[ch];B[ef];W[fd]
;B[di];W[dh];B[eh];W[ci];B[dj];W[cj];B[dk];W[cl];B[dl];W[ce]
;B[cc];W[bf];B[ec];W[dc];B[db];W[eb];B[fb];W[cb];B[ea];W[bc]
;B[ed];W[ee];B[fe];W[de];B[gd];W[qo];B[pl];W[nq];B[op];W[qq]
;B[qr];W[pr];B[rq];W[qp];B[or];W[oq];B[pp];W[rr];B[ps];W[rp]
;B[np];W[ff];B[ge];W[eg];B[fg];W[df];B[gf];W[fh];B[mq];W[pc]
;B[qc];W[oc];B[qd];W[lc];B[jc];W[le];B[md];W[mc];B[of];W[pj]
;B[ph];W[ql];B[iq];W[gg];B[ei];W[qh];B[qg];W[qi];B[rg];W[kq]
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;B[om];W[ol];B[nl];W[pk];B[ik];W[ki];B[ii];W[kg];B[eq];W[er]
;B[ep];W[hp];B[jq];W[ip];B[go];W[jp];B[kr];W[lr];B[lq];W[jr]
;B[kp];W[hq];B[ir];W[lp];B[kq];W[jo];B[ho];W[qb];B[rb];W[kb]
;B[gi];W[ib];B[cm];W[gc];B[fc];W[gb];B[hg];W[hh];B[gh];W[fg]
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;B[jh];W[ii];B[jg];W[je];B[hd];W[if];B[jf];W[he];B[hf];W[ie]
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;B[js];W[eb];B[cs];W[bs];B[db];W[sg];B[rh];W[eb];B[kh];W[fa]
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;B[aj];W[gq];B[gs];W[lk];B[qj];W[qi];B[es];W[ds];B[po];W[fs]
;B[is];W[sr];B[oa];W[es];B[pa];W[ss];B[qs])

石取りが碁じゃない

2005-12-06 00:04:20 | 棋譜
(表題を変更しました)

二子局、コミ1目半。

左上の黒の打ち方に問題がないはずもないが、黒54となっては楽勝、とは言わないが大分楽観していたのは事実。
それが終局後作ってみれば、2目半負け。
大分、細かくされたとは思ったが、盤面一目負けとはショックが大きい。
どうしても細かいところを振り返ってしまう。

思えば白53には強く遮っても良かったかも知れない。
黒10、50、52の石が心細かったのだけど。
また黒58は安全運転しすぎ?

それよりも何よりも黒98-100が最悪。
こんな二線の石は上から押しつぶすべき(つまり黒は中央にドンドントブべき)だった。

黒108は必要と思ったのだが、よく見れば一手ヨセコウで、まだ遠い話だったか。

黒112は厚みに近寄り過ぎ。
しかし黒122で127にアテ忘れなければ、実戦の順なら問題なかったはず。

黒132と打ち抜かせて貰えたので、また楽になったのではと。
だから黒158-160などという勘違いも生じたし、白165を見てもそんなに慌てなかった。
一利一害?
しかしこういうところの一手一手が敗戦への道を歩んでいたわけですな。

「がんばらなきゃ、いけない」
と思えば黒176では207にツケて、しっかり境界線を引きそうなもの。

本当に後悔、後悔の一戦。
思えば、最近、石を置いたら勝てなくなっているような気もする。

(;GM[1]FF[1]SZ[19]
AB[dp][pd]
;W[dd];B[pp];W[nc];B[kd];W[ne];B[pf];W[pb];B[qc];W[kb];B[ng]
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;W[fb];B[fc];W[fa];B[cs];W[ap])