(つづき)
自分の判断力に一抹の不安を覚えながら休憩。
今思い返すと、もしかして当日の私は、
二日酔いだったのかもしれないです。
元々、二日酔いになるほどお酒に強くないので、
二日酔いがどういうものなのかよくわからず、
よって判断が出来ないのですが、
とにかくいつも通り緊張しながらも、
胃の辺りと首の付け根の辺りに重さを感じ、
ボーっとした感じ…。
大体2日連続で夜まで飲むということが、
私には滅多なく、学生以来。
やはり最悪のコンディションだったのでしょうか(自覚なし)。
しかし大会が待ってくれるはずもなく、2局目。
握って、今度は私の白番。
相手の方は私と同年輩かちょっと若い感じの人。
この方はやたらめったらノゾくのが好き…って書くと
語弊がありそうですが、そういう印象の打ち手。
あ、ご本人は普通の人です(念のため)。

この局面だけみるとどうしてこうなったのか、
皆目見当がつかないでしょうが、
左上は小目に私がケイマにかかったところを
一間バサミで応じてお互いに定石はずれを打った結果。
ただ黒の形が厚みと呼ぶには軟弱な感じで、
一子を制して結構な地もある白がやれる感じがしていました。
またこの局面は白△とアテたところですが、
これで中央もそんなに大きくはならない…と判断。

実際、こうメリメリやっていて大きくはならないのですが、
黒7が私のヨミになく、一瞬「しめた」と思って
白Aに石を置いたのがケチのつきはじめ。
指を話す前にここにダメヅマリでとられると気づいたので、
そのまま白8に石を移したのですが、
ちょっとニクツキ気味で後ろめたかった…。

そして今、黒▲と切った後、黒が白の眼を奪いにきている局面。
ここで…事件は起きた!

「行きがけの駄賃」というつもりで
白2からアテテいったのが運の尽き。
白10と打って指を離した瞬間に
「アー!」
ちょっと何をやっているのかわからないかもしれないですが、
ここもアタリだと文字通り錯覚していたのです。
「やっちまったぁ!」
相手の方も一瞬「フエッ?」という顔をして、
一瞬見直した後、当然、黒11。
その瞬間、勝勢だった碁は手から零れ落ちたのでした…(号泣)。
ちなみにここまでの目算だと10目以上リードして、
攻められている石も白AとBが見合いで楽々いき…と思います。
目算し直し、何とか逆転の余地がないか考えましたが
時期が悪くとてもリカバリーできないことを確認。
そのまま投了となりました…。
まぁ、ここまで大ポカだともう笑うしかなく、
終局後の感想戦でも「やり直したいですね」なんて
半ば本気の冗談を苦笑で飛ばせるぐらいの余裕はありましたが…。
それにしても世界最大級の大ポカですね…。
これはもうコンディションではなくて、
やっぱりアタマのネジが15本ぐらい足りないのでしょう。
自分の判断力に一抹の不安を覚えながら休憩。
今思い返すと、もしかして当日の私は、
二日酔いだったのかもしれないです。
元々、二日酔いになるほどお酒に強くないので、
二日酔いがどういうものなのかよくわからず、
よって判断が出来ないのですが、
とにかくいつも通り緊張しながらも、
胃の辺りと首の付け根の辺りに重さを感じ、
ボーっとした感じ…。
大体2日連続で夜まで飲むということが、
私には滅多なく、学生以来。
やはり最悪のコンディションだったのでしょうか(自覚なし)。
しかし大会が待ってくれるはずもなく、2局目。
握って、今度は私の白番。
相手の方は私と同年輩かちょっと若い感じの人。
この方はやたらめったらノゾくのが好き…って書くと
語弊がありそうですが、そういう印象の打ち手。
あ、ご本人は普通の人です(念のため)。

この局面だけみるとどうしてこうなったのか、
皆目見当がつかないでしょうが、
左上は小目に私がケイマにかかったところを
一間バサミで応じてお互いに定石はずれを打った結果。
ただ黒の形が厚みと呼ぶには軟弱な感じで、
一子を制して結構な地もある白がやれる感じがしていました。
またこの局面は白△とアテたところですが、
これで中央もそんなに大きくはならない…と判断。

実際、こうメリメリやっていて大きくはならないのですが、
黒7が私のヨミになく、一瞬「しめた」と思って
白Aに石を置いたのがケチのつきはじめ。
指を話す前にここにダメヅマリでとられると気づいたので、
そのまま白8に石を移したのですが、
ちょっとニクツキ気味で後ろめたかった…。

そして今、黒▲と切った後、黒が白の眼を奪いにきている局面。
ここで…事件は起きた!

「行きがけの駄賃」というつもりで
白2からアテテいったのが運の尽き。
白10と打って指を離した瞬間に
「アー!」
ちょっと何をやっているのかわからないかもしれないですが、
ここもアタリだと文字通り錯覚していたのです。
「やっちまったぁ!」
相手の方も一瞬「フエッ?」という顔をして、
一瞬見直した後、当然、黒11。
その瞬間、勝勢だった碁は手から零れ落ちたのでした…(号泣)。
ちなみにここまでの目算だと10目以上リードして、
攻められている石も白AとBが見合いで楽々いき…と思います。
目算し直し、何とか逆転の余地がないか考えましたが
時期が悪くとてもリカバリーできないことを確認。
そのまま投了となりました…。
まぁ、ここまで大ポカだともう笑うしかなく、
終局後の感想戦でも「やり直したいですね」なんて
半ば本気の冗談を苦笑で飛ばせるぐらいの余裕はありましたが…。
それにしても世界最大級の大ポカですね…。
これはもうコンディションではなくて、
やっぱりアタマのネジが15本ぐらい足りないのでしょう。