勉強していて、ひらめいていますか。
学校での試験中にアッと思いだすこと、これがひらめきです。物理も数学も、どの教科にも言えます。何かを工夫するときこも、こうしたらどうだろうとやってみる、このようなことを繰り返して(試行錯誤という)、これだと思い当って出来るものです。
今まで生きてきて、ずいぶん多くの分野で仕事をしている人と付き合って、確かめた気がしたものです。いい仕事をした人は、アイディアが豊かで実にいい発想をします。創意工夫がいいのです。多くの子供にもうまくいっている大人にも、そしてかなり高齢の老人にも出会います。
理論を作り上げる、技術開発をする時はこの「ひらめき」が大切です。コツコツ勉強(研究)して、分からなくなると行き詰って、あれこれ考えたり調べたりして、時には苦しんで、あるとき、アそうか、もしかしてこうしたらと思いつくこと、これが「ひらめき」です。
「ひらめく」には下地があるのです。勉強した、作業をした、仕事をした、ディスカッションをした、そして熱心に努力した。これが下地になっています。
ひらめかないと、先へ進まないのです。
ひらめくとは、アイディアや発想の転換ををふと思いつくことです。
子供の頃から、遊びも勉強も濃密な経験をして育った人に身につく資質です。イメージしたり想像することが多い人は、閃くタイプです。
学術書を読むと、論文執筆の動機から始まり、実に理路整然と論理の組立の上に展開して、なるほどという結論と今後の課題や展望があります。私は、どうしてこのようなことを思いつくのだろうと感心すること多いです。きっと、幾つもひらめいているのでしょう。
先生や親は、ときに、「物事をしっかり考えられるようになりなさい。考えて行動しなさい。」と言います。子供は、考えるって何をどう考えるのか分からないものです。叱られた時などは、当面の不都合をクリアするためにあれこれ言います。親も先生も自分で覚えはないものでしょうか。きっと、子供のときのことを忘れてしまったのでしょう。どうか、認知力を、向上心を高めるひらめきを発揮しましょう。
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