さっぽろ物理塾です

ここは私の五感と第六勘の場所です。
過去現在未来の時空を行き来するでしょう。
希望を込めての日記・エッセイです。

宇宙線研究は地味ですノーベル賞

2015-10-08 08:52:08 | 学問
今年のノーベル物理学賞はニュートリノ質量に関してでした。
梶田隆章先生に代表される宇宙線研究が評価されての受賞と言えます。

埼玉大学卒というのが嬉しいですね。
私は北海道教育大札幌校卒だからそう思うのでしょう。
中野嘉弘門下です。あのころは国際地球観測年の真っ最中でした。
2件の家庭教師のアルバイトをしつつの宇宙線研究でした。
世の中が騒然としている中での勉強は、きついものでした。
それでも、もっと勉強する時間を作れたはずだ、と今にして思います。

昨日(7日):私は何人もの人から、ノーベル賞受賞すごいですねよ
かったですね、と言われました。ある集まりでは他用で中座するとき、
ノーベル賞のお祝いですか、と言われました。
それほど、日本人が医学・生理学省、物理学賞と二人も受賞するとは、
すごいことなのだと実感しました。まるで、私も関係者みたいです。

かつて、50年以上も前の時代の宇宙線研究といえば、原子核乾板を
顕微鏡でのぞく、GM管など電離装置を工夫して信号をとる方法で研究
したものです。なつかしい。

歯科用X線フィルムを購入して1年後に現像したものがあります。
これを顕微鏡で調べると、まれに宇宙線粒子が見つかることがあるだ
ろうと想定しています。5枚ありますが、まだ見つかってはいません。
久方ぶりで調べなおしてみようという気になりました。
調べてどうする、と野暮な人は言います。
何か見つかるかもしれない、という楽しみです。

「もういちど高校物理教科書を学ぼう」を提唱しています。
高校の物教科書は、今どきの物理学を勉強するには最適のテキストです。
1から高校物理教科書を勉強してみたい人、私がお手伝いしょう。

物理学とは、物事の仕組みを理(ことわり)を知ることです。
だから、身の回りの物事は何でも教材になります。
身の回りの物品で実験をしましょう。

自分の五感を働かせると、きっと物理が好きになります。          

さっぽろ物理塾 でした。


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