大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

机上登山 ③ 荒川小屋から兎岳避難小屋

2011年02月15日 | 南アルプス
今年の夏山の最難関の歩きの日だ。
赤石岳はまあ良しとしてもその後に控えている脇役達が
それぞれに手強いんだから辛い。

大沢岳(2,819)中盛丸山(2,807)
小兎岳(2,738)兎岳(2,818)
の4つだが、その前に小赤石と赤石がある。

大きな登り返しが5つもあるんだから大変だ。
赤石からの百間洞への大下りで結構痛めつけられているから
その後のアップダウンがボディーブローのように効くわけだ。
ここを乗り切れば残るは「聖岳」を踏んでの茶臼小屋までと
畑薙第一ダムへの下山だ。

ピーク到着の度に甘い物と水の補給をする事。
適度な塩分も摂らなければ駄目だし、塩コンブと飴玉か
ブドウ糖を舐めながら歩こう。
それと極力日傘を活用してダメージを少なくする事。

これを守ればそんなに苦労しなくていいと思うし、
最大の問題の水場も兎岳近くにあるから何とか歩けそう。
この水場で3Lも汲めば翌日の前聖の先の水場までは充分だろう。

兎岳への最後の登りをこなしたら、すぐに兎岳避難小屋に到着だ。
荒れた小屋の中にシェルターを作ってくれたのでゆっくり寝られる。
夕方の赤石、悪沢方面の景色や夜の満天の星が楽しませてくれるだろう。

という感じだが、こんなに上手くいくかどうかは分らない。
天気もあるし、体力の問題もある。
疲れて駄目だったら百間洞の小屋に転がり込むしかないなあ。
しっかり鍛錬して兎の小屋まで辿り着こう。

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