大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

巻機山 1997年9月

2010年05月29日 | 関東周辺
記録が何も残っていない1997年の山。
秋山で登ったが山はあまり憶えてないが小屋で
同宿した連中が面白かった。

1997年9月27日-28日(1泊2日、避難小屋)(単独)

桜坂の駐車場に車を停めて井戸尾根を歩いた。
入り口に米子沢は入渓禁止の看板があった。良さそうな沢だが一箇所ちょっと
難しい滝があるらしい。
展望はすこぶるいい。左手に天狗岩、右手には米子沢が見えている。
ズミ、ナナカマドの実が赤く熟れていて、持ち帰って焼酎に漬けてみた。
5-6年経ったのを見たら結構いい色になっていた。
歩きの面白さはこの井戸尾根よりはヌクビ沢か割引沢の方が良さそうだ。
この時寝た小屋は古い平屋の建物でトイレは別棟だった。2-3年前に建て替えられた
新築の小屋にもう一度寝てみたいのだが、やるとしたら六日町から五十沢渓谷で
登ってみたい。ちょっと長いのが難点だがいざとなったら野宿できる水場が
途中に二箇所ある。秋の紅葉時は素晴らしいらしい。
巻機山の頂上は湿っぽくてピークのはっきりしない、まああまり締まらない代物だった。
案外とこんなのが多い。槍なんかは特別だ。
さてこのときの同宿は星の観察の若者、30代の山慣れした男、関西からの中年オヤジ
の3人だった。
若者と30代の2人とも越後三山駈けをやったらしくて、どんなもんなんだと聞いたら
2人とも二度と嫌だと言った。
とにかくアップダウンが半端でないらしい。
しかしその後、南会津の三つ岩岳で一緒になった中年女性は大好きで二度もやったとか
言っていた。まあ二度と嫌というのが普通の感想らしい。
この30男は山男ならクソは自由自在にできなければ一人前じゃないとほざいた。
しかしまあそうできれば非常に便利というか、時間の節約にはなる。
人間生理現象は似通っているので小屋の朝が大混雑には皆閉口だろう。
前夜か夜中に済ましておけばすんなりと出発できるわけだ。
山の二日前くらいからやっていればすんなりできるだろう。
この男は普通の米を持参してコッヘルの蓋に重しを乗せて上手に炊いていたし、小屋を
臭いで充満させたがキムチを振舞ってくれたりした。
デカザックを担ぎ、北アルプスの五色ケ原で1週間くらいのんびり遊んでみたいと言っていた。
紅葉の記憶が全く無いので多分あまり良くなかったのだろう。
翌朝4人でにわかパーティーを組んで井戸尾根を降りた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の夏山は大変です | トップ | 権現岳から三つ頭 2009... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

関東周辺」カテゴリの最新記事